サッカー：トッテナム孫興民、プレミア初ゴール

　孫興民（ソン・フンミン、23）＝トッテナム・ホットスパーFC＝が夢のイングランド・プレミアリーグの試合で初ゴールを決め、ホームのファンたちを熱狂させた。

　孫興民は20日、英ロンドンのホワイト・ハート・レーンで行われたイングランド・プレミアリーグ第6節クリスタル・パレスFCとのホームゲームで決勝ゴールを決め、チームを1－0の勝利に導いた。リーグ2試合目の初ゴールは、歴代韓国人プレミアリーガーの中で最少試合数によるものだ。これまでの記録はチ・ドンウォンが2011年にサンダーランドで3試合目に挙げた得点だった。

　孫興民の活躍でリーグ2連勝を挙げたトッテナムは勝ち点9（2勝1敗3分）になった。トッテナムは孫興民が出場した3試合（プレミアリーグ2試合、欧州サッカー連盟〈UEFA〉ヨーロッパリーグ1試合）ですべて勝っている。

　マンチェスター・ユナイテッドの伝説的DFだったガリー・ネヴィルは簡易投稿サイト「ツイッター」に「Super Son-Day（孫興民のソンと日曜日のSundayをかけた表現）」と書き込み、その活躍を称賛した。サッカー関連統計サイト「whoscored.com」は孫興民に対し、両チームの選手で最も高い評価の8.3点を付けた。孫興民は試合後、「プレミアリーグは素晴らしいリーグだ。毎週ゴールを決めたい」と語った。