2015年09月22日
物販ではパンフレットのとチケットファイル、先行販売のラスカルの缶バッジを買ったり引いたりしました。
ラスカルは星のスカイハイと、折紙サイクロンです。
THE SOUND OF TIGER & BUNNY
2015年9月19日(土)
パシフィコ横浜国立大ホール
指揮:池頼広さん
演奏:シュテルンビルトオーケストラ&バンド
ゲスト:寿美菜子さん
プログラム
HEROES N.C.1978
The Amusement Groumds
Never Fight! Kotetsu
Drive for Tomorrow
The Red Moon
Famili Union
Twilight~Fellowship(19日)
March of Uroboros
Fiat Lux ~聖書「光あれ」より~
My Song
GO NEXT!!
The Bonding
Office Hours~Welcome Bar II(19日)
Small Mission Clear
the Gravity Prince
Terzetto
Trauma in the Nightmare I
Flight from Nightmare
Knot of Family
Broken Watch
The Rising
Power for the Future
The Voice of Thanatos
The Future
Heroes Mission
TIGER&BUNNNY
アンコール
オリオンをなぞる 他
2015年9月19日(土)
パシフィコ横浜国立大ホール
指揮:池頼広さん
演奏:シュテルンビルトオーケストラ&バンド
ゲスト:寿美菜子さん
プログラム
HEROES N.C.1978
The Amusement Groumds
Never Fight! Kotetsu
Drive for Tomorrow
The Red Moon
Famili Union
Twilight~Fellowship(19日)
March of Uroboros
Fiat Lux ~聖書「光あれ」より~
My Song
GO NEXT!!
The Bonding
Office Hours~Welcome Bar II(19日)
Small Mission Clear
the Gravity Prince
Terzetto
Trauma in the Nightmare I
Flight from Nightmare
Knot of Family
Broken Watch
The Rising
Power for the Future
The Voice of Thanatos
The Future
Heroes Mission
TIGER&BUNNNY
アンコール
オリオンをなぞる 他
念願であった、タイバニのコンサートが開かれることになりました。ずっと望んでいたので、これはどうしても本会場で聴きたいと思いながらチケット争奪戦に参加したのですが、無事に予約が取れて大喜びしたのも少し前の話です。
今回はタイバニの楽曲に携わっておられる池さんが、サントラを収録したメンバー(今回初参加の方も)をほぼ集め、なおかつご自身が指揮をされるというまさに極上の時間。そこから紡ぎだされる音楽の数々は、「素晴らしい、実に素晴らしい」という一言以外ないです。
今年は拝聴する演奏会のどれもこれもが大当たりなのですが、ずば抜けておりました。
池さんも「すごい人たちの集まりですよ」と、仰っておりましたが聴けばすぐに納得できるものかと。
池さんの指揮の元、完全にそこから音楽の力でタイバニの世界へと連れて行ってくださいます。ソロを担当される方の実力はもちろんですが、それぞれの楽器が重なった時に生み出される新たな音、それらの見事さは特にでした。
最近はそれほど演奏会に足を運んでいないというのもありますが、自分が足を運んだコンサートの中では近年の中で最もレベルも高い演奏会だったと思います。
ですが、今回は全体でマイクを使用している、打楽器がほとんど省かれている、一部楽器は一人で担当という風変わりなものでもあり、それらは色々と思うところもある方も多いかもしれません。
しかしながらそれらを補えるほど、幅広いファンが楽しめるコンサートであったと思います。
キャラクタの声のMCを使いながら、ショートアニメを見せながら、寿美菜子さんの歌あり、手拍子を打ちながら楽しむ場所。普段コンサート等にあまり馴染みがないという方でも楽しいものだったと思います。
よくよく考えますと、その場その場で打楽器部分を担当された音響さんの仕事も凄いです。
タイバニのこうしたイベントは毎度凄いですし、チケット料金以上のものをファンに魅せてくれるという素晴らしい今までがありましたが、まさに今回も同じでした。改めてタイバニの持つ力の凄さ、公演内容へのこだわり、音楽の素晴らしさを再確認できるものでした。
以下、簡単な感想です。
本公演の前に、パンフレットのおはなしを少し。
このパンフレットがまさに、「こういうのが欲しかった!」というものになっております。コンサートなので、音楽に完全に特化しているものなのです! 一曲一曲の解説や、制作秘話も絡めた丁寧な作り、更には池さんのインタビューもしっかり掲載されているというファン垂涎モノ仕様です。
中々コンサートでこういったパンフレットが販売されるのはないので、是非こういうものが増えて欲しいと心から思います。
というわけで、パンフレットが非常に詳しいため、感想書くこと殆どないな、とも思いつつ、思い出になるので書こうと思います。
この日は尾崎エグゼクティブプロデューサーをはじめ、さとう監督や井上剛さん、バハムート関連で清水理沙さんなどもいらっしゃっておりました。
スカイハイファンなのですが、井上剛さんがいらっしゃるイベントには一度も本会場が当選したことがなく…。しかしながらまさかいらっしゃっているとは! 翌日黒バスのイベントを控えているのですが、凄いですね!! 登場された時は、一気に付近の座席で声が湧いたのですが、みなさん大人の対応で拍手に切り替えておりました。
更に幸運か、座席が近く、こんなに間近で…! というこの体験はなかなか凄いものですね。他では体験できないものです。
関係者の皆さんは公演の最後の方は先に退室されるのですが、さとう監督が笑顔で手を振りながら扉の方へと向かっていたり、井上剛さんは扉の所で一礼されてから退室されるなど、関係者の方々の対応も素晴らしいものでした。
舞台上の配置ですが、ほぼ大体のオケと同じような形でしょうか。一番後ろにバンドの方々がいるという配置です。
開演前の注意事項は二度流れましたが、かなり厳重なものになっており、そこまで言わねばな世の中か、とも思いつつ。しかしマリオのMCが流れてからは一気にイベントムードへと切り替わりました。
HEROES N.C.1978
第1話でもお馴染みのこちらの曲。
音楽と共に1話の映像も流れるという方も多いかと思います。
そんな曲を聴いた第一声の感想が「これはサントラを流しているのか…?」でした。まさにあのままのような素晴らしさです。一気に引きずり込まれて聴き入っておりました。
マイクが入っているため、それぞれの楽器のひとつひとつの音がかなり聴きやすくなっておりますが、それがまた凄いの一言で。木管のひっかけも美しいですし、コンバスの低音が凄いのなんの。マイクの影響もあるとは思いますが、体の底から響く低音ですね。
Never Fight! Kotetsu
明るくなっていく所の架け橋になるのがフルートですが、その柔らかさと明るさがとてもよく。
その後オーボエがソロで繋いでいくわけですが、この包み込むような優しい音色と途中からフルートも一緒になりその2つが合わさった音色はとても素敵でした。
ホルンもメインになるところがございますが、そこもまたよく! 木管と、ホルンは金管ですが五重奏になると加わりますしそういう意味でもふんわりと優しい音に包まれる曲がまた救いにもなり、とても印象的でした。
The Red Moon
MCからすぐに音楽が入る演出もまたよく。
基本的にはタイバニの歴史通りに進むので、beginningももちろん演奏されています。ロビン逮捕のあとはルナティック登場です。
池さんがルナティックが好きというのもあり、こちらの曲はとても楽しみだったようですね。
曲調ごとにガラリと変化があるのはもちろんですが、皆さん池さんの指揮や楽曲にとても慣れていらっしゃるのだな、というのを音楽から感じました。気のせいかもしれませんが、池さんの持つ音楽の雰囲気や力を最大限理解して音に変えるというのを凄く感じ、それがまた今回の公演が最高だったと思えることの一つです。
池さんのMC
ところどころで池さんのMCが入るのですが、自分、池さんがこれほどまでにフリーダムで独特な方とはつゆ知らず!! まさに池ワールド全開でございましたね!!
なんというかお話もそうですし、会話一つとっても世界観が凄いというか、LVを見た友人と感想を言い合っていた時にも、まさに”POND Symfony Orchestra”だよね、と。
誰にもこの池さんワールドを抑えることはできないと思いますし、後半で寿美菜子さんとのMCの時もかなり不思議におもしろいことに。リハーサルの時はどうでしたっけ? やら、「あ、戻るってありますね。じゃあ戻ります」と本当に戻っていったりと(笑)つかみどころのない方でもあるのだなと思うのと同時に、これだけご自分の世界を持っている方の指揮だからこそこの雰囲気が出せるのかな、とも。
今回は本会場、LV会場共にポストカード(プログラム付き)が配布されたのですがそこには池さんの二次元版が。
「これ、ヒゲ繋がっていないので皆さん家に帰ったらボールペンでつなげて下さい」と仰っておりました。すみません、繋げぬままです(笑)
Twilight~Fellowship
大好きな曲たちでしたが、日によって変わる部分でして、無事に聴けてありがたかった! という感じでもありました。
ここからはアコギとピアノのソロというわけで、お二人がピックアップされるのですが、これがまた素晴らしいの一言で。
先程から素晴らしいしか書いてませんが、語彙力が乏しく、そうとしか表現できないのですよね…! とにかく聴いて下さいとしか。
ソロなのでスタンドプレイで、尚且つピアノもCDよりも更にノリノリになっていたと思います。ジャジーな部分のアレンジがまた違っており、メリハリの付け方、何よりもお二人の息ぴったり加減にも感嘆です。それぞれ邪魔はしあわないですし、やはりプロは凄いなぁと心底惚れ惚れとしておりました。
Fellowshipの方も後半はサントラよりもアレンジ更にでしたね。おかずも沢山はいっている感じで、知っている曲だけどもまた美味しいという、一粒で二度美味しい状態でした。
March of Uroboros、Fiat Lux ~聖書「光あれ」より~
ウロボロスと、その後の明るいお話の部分です。
マーチの方は何と言ってもあの最初の部分かと思います。弦ならではのあの音色、不安をなぞるような音色と、不気味さと、でも確かな力を感じるかというようなあの部分、生の迫力はこれまた凄まじいものでした。
そこから更に吼えるように音をかき鳴らす金管たちの迫力がまた段違いです。テューバもこれまた美味しかったですね!
聖書の方はトランペットのソロが印象に残りました。今回ソロは真ん中の方が担当されておりましたね。ビブラードが凄く美しいなぁと思いながら、マーチとこの曲の弦の表現方法のガラリと変わる様子もまた凄くよかったです。激しく鳴っていた一つ前の曲と、光てらすような優しい旋律。色々楽しめるのがいいですね。
20分の休憩を挟んだあとは、タイガーとバーナビーのコンビのMCでした。
久々のキレッキレのバニングリッシュが聴けて嬉しかったです。会場も盛り上がってましたね!
さて、後半は寿美菜子さんと一緒に始まります。
GO NEXT!!
ブルーローズな髪飾りがとてもかわいかったですね! 久々に寿さんでしたが、やはり美しく愛らしいですね! 池さんの独特加減に若干「??」となられていたような気がしないでもないですが、優しい寿さんのフォローというかうまく一緒にノリながらのMC楽しかったです。
ここで、パンフレットの池さんの写真が凄く素敵ですというお話になったのですが、「あの日僕、スイッチ入ってたみたいで、普段やらないようなポーズやってるんですよね」と! あの手を上げていらっしゃる写真なようですが、疲れていてスイッチ入ったとか(笑)
まだまだお話できそうな感じでしたが、オケメンがチューニングに入り、強制終了です(笑)
寿美菜子さんの歌と一緒にだったのですが、こちらのGO NEXT!! は一緒に楽しんで欲しいと手拍子や掛け声ありで、会場も一緒に楽しむ曲目でした。
オケメンも演奏しないメンバーはかなりノリノリの手拍子で。凄く盛り上がりましたね!! 自分もTHE LIVEの時に迷い込んだかのような感じでしたし、とにかく楽しかったです。
この曲からエレキギターも参戦でした。
The Bonding
エレキギター本格参戦のこちらの曲。
最初からギターはもうバリバリでしたね!! ビブラードもこれでもか! という感じでしたし、その後のトランペットのソロもこれまた美しく。
そこから徐々に曲全体が盛り上がるにつれてのエレキの高まりっぷりがまた痺れました。かなり大げさにやっていらしたと思うのですが、それがしつこいとも思わず、むしろ爽快なくらいなのです。凄いですね!
途中のソロはアドリブでしょうか? 全通の方は毎回違ったのかどうだか分かりそうですが、CDとはまた違うものでしたね。これまた凄いのですよ…。言葉になりません。
Office Hours~Welcome Bar II
またまたアコギとピアノの出番でございます!!
こちらもまた好きな曲なので、流れた瞬間舞い上がりました。
Officeの方は何と言っても愛らしいですよね!! スタッカートで跳ねる音たちが可愛いのですが、途中から加わるピアノのかなり高音部分での演奏がまたたまらないのですよね。
タイバニはこういう雰囲気の曲もぴったりですし、アニメが大人気になった理由の一つは絶対に池さんの楽曲のお陰というのがあると思っております。
そして曲の〆方の溜め方がまた凄かったのですよね!! これぞ醍醐味と言いますか、奏者の方のノリやセンスと技術どれが欠けてもこうはならないだろうと思います。
Welcomeの方も、池さんは指揮しておりません。
完全に奏者の方々だけで作り上げられているおですが、この曲作りが言葉になりません。センスに溢れているのがよくよく分かりますし、間の溜め方含め、聴けてよかったと心から思います。
Small Mission Clear
待望のサックスご登場です!!
サントラを聞いていた時から、このサックスを生で聴きたい!! と思っていたので、それも叶うことになり本当に嬉しかったです。
確かこちらの曲はスタンドプレイだったと思うのですが、とにかくソロが凄く、一気に曲がサックスに持っていかれるというか持って行かれたい気持ちが大きいというか(笑)やっぱり素敵な楽器ですよねぇ。
Trauma in the Nightmare I
Risingの思い出深くもあり、作って頂けてよかったと思ったネイサンの過去話。
心細げで寂しげで…という感情をピアノが表現してから始まるこの曲も最初から心奪われました。この曲は聴いていて少し泣いてしまいましたね…。それだけ想像力も掻き立てられるのですが、こういうしっとりとした部分の全体の音の質感がこれまた好きでして、ずっと聴いていたかったです。
Knot of Family
消え入りそうなくらいの音も美しいというのは、聴いていてとても贅沢ですね。
上質な時間を過ごさせて頂いているのですが、こちらの曲はクラリネットのソロもまた印象的です。クラリネットの素朴でもあり、あたたかみあるあの音色。筒全体から優しい音が出ているかのように聞こえますが、とてもやわらかい音楽が心地よかったです。
次の曲ではファゴットもソロでしたし、木管のソロもまた目立つ曲が多かったですね。
Power for the Future
エレキが唸る曲ですね!!
更にはトランペットも美味しいのですが、このエレキとトランペットの掛け合いが熱いのなんの! 痺れまくりでございました。
あとは後半でしょうか? エレキはあれはアドリブですよね…? 今までも何度もアドリブを聴いておりますが、その度に「凄い!」と。
そのエレキに負けない弦楽器たちもまた凄く。マイクのバランスチェックも念入りでしょうし、音響さんさまさまでございますね。
途中で池さんが、「生ツイートしてもいいですか?」という感じで、iPadでこちらを。
コンサートナウ pic.twitter.com/QAmO7a0eRR
— Yoshihiro Ike (@IkeYoshihiro) 2015, 9月 19
こちら2階席の頭部分までしか見えませんが、3階席までがっつり埋まっております。
TIGER&BUNNNY
タイバニの楽曲で最も好きな曲がこの曲です。
そしてこの曲を聴くために…! と言っても過言ではないです。念願のことが叶い、とても幸せでした。
とにかく最高な曲ですし、まさに作品をイメージすることができる名曲で! 格好いいですし、分かりやすいですし、ノリやすいですし、大人に受けがいい曲な気もします。
ほぼオールスターで演奏されておりまして、オケメンはもちろん、バンドメンの方々もそれぞれ演奏されております。
この曲はサックスのソロがやはりあるのですが、アレンジソロ素敵でしたねぇ。とにかく格好良く!! サントラとはまた全然違うので、こういう風になってもまた格好いいと、どのパターンがお気に入りかというのをお話するのも楽しいですね。
オリオンをなぞる
アンコールは、タイバニといえばなこちらの曲でした。
「なぞっちゃいます?」「何をなぞりましょうか」という寿さんと池さんのお話がまた楽しいです。またこの曲は手拍子だけでなく、みんなで歌いましょう! ということで、会場中で思い思いに声を出しながらの演奏になりました。
タイバニのイベントは大体最後はみんなでオリオンをなぞるで〆ですが、今回は手話オリオンをされてらっしゃる方が周囲ではあまりおりませんでしたね。自分も手拍子だったのですが、サビの部分どうするのだろうと気にしつつでした。
アンコールはまだまだ続きますが、電車の関係上自分はそこで退室ということでどうなったのかは分かりません。
ですが最後の最後の一瞬まで素晴らしい時間であったことは容易に想像できます。
そういえばアンコールになってからはピアノの方と、エレキの方ですかね? ロックということで派手な長髪カツラを被られての演奏で、面白すぎる!! と、なりました。
本当に素敵なコンサートでした!!
次にまたこういうコンサート形式があるかは分かりませんが、あることも願いたいです。個人的には完全に普通の演奏会のように振り切ったものも拝んでみたいですね。今回はない楽器もありましたし。
まぁタイバニでそういうのはないかもしれませんが、新しい形、そしてどの層にもきっと楽しめたであろうというその雰囲気や、公式側の姿勢、どれをとっても思い出深いものになりました。
やっぱり池さんの音楽は素敵ですね!!
皆様 タイバニコンサート ありがとうございました。みんなと一緒に記念撮影。僕は疲れてませんよ^_^ pic.twitter.com/GTLuP2oJQL
— Yoshihiro Ike (@IkeYoshihiro) 2015, 9月 19
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