尿素SCR仕様でもNOxが溢れ出ているというVWディーゼル
、当初は急ごしらえの北米仕様における問題なのかと思っていましたが、そうではないようです。
この問題、シンプルにいうとEPAの測定モードにおいてのみクリーンな排ガスを実現するエンジン制御プログラムとなっていて、通常走行では意図的にプログラムを切り替え、基準値に対して10~40倍のNOxを垂れ流しているというもの。すなわち、排ガス規制を満たしていない状態にあるということなのであります。
対象は2009年モデルから現行型まで、ということだったので、最初はNOx吸着触媒を使っているディーゼルに限った話かと思いきや、第二世代となる尿素SCRを使ったエンジンでも同様の結果は出ているそうで。
●参考リンク:CARBからVW USAへのコンプライアンスレター(画像・英文)
そのあたりの経緯については、CARB(カリフォルニア大気資源局)からのコンプライアンスレターに詳しいのですが、 CARB独自の走行モードで計測したところ、判明したといいます。
そして、かなり厳しい指摘といえるのは次の一文では?
事実関係を淡々と書いているようにも見えますが、ようはAdBlueを使うSCRを適切に働かせていないという指摘。これ、本当だとしたら、かなり悪質な違反行為に思えるのでありました。
そもそもSCRを使っているのであれば、そこまで焦らなくてもよかったように思うのですが、仮に排ガス規制ごとにドライバビリティを煮詰める手間(コスト)を惜しんで、仕向地ごとの排ガス規制クリアマップと、グローバルに共通なドライバビリティ方向のマップを用意しているのだとすると、そもそものECUの仕様ともいえますが、さて?
もちろん、ルールとしても全域で排ガス規制をクリアしている必要はないはずで。たとえば触媒が適性温度になるまでの間までクリーンにせい、というほど厳しくないでしょうから。
つまり、この問題は、故意にプログラムでエミッションよりドライバビリティを優先する細工がしてあると「判明してしまった」ことがNGという話でありましょう。
精進します。
この問題、シンプルにいうとEPAの測定モードにおいてのみクリーンな排ガスを実現するエンジン制御プログラムとなっていて、通常走行では意図的にプログラムを切り替え、基準値に対して10~40倍のNOxを垂れ流しているというもの。すなわち、排ガス規制を満たしていない状態にあるということなのであります。
対象は2009年モデルから現行型まで、ということだったので、最初はNOx吸着触媒を使っているディーゼルに限った話かと思いきや、第二世代となる尿素SCRを使ったエンジンでも同様の結果は出ているそうで。
●参考リンク:CARBからVW USAへのコンプライアンスレター(画像・英文)
そのあたりの経緯については、CARB(カリフォルニア大気資源局)からのコンプライアンスレターに詳しいのですが、 CARB独自の走行モードで計測したところ、判明したといいます。
そして、かなり厳しい指摘といえるのは次の一文では?
“This resulted in uncontrolled NOx emissions despite the SCR reaching sufficient operating temperatures.
事実関係を淡々と書いているようにも見えますが、ようはAdBlueを使うSCRを適切に働かせていないという指摘。これ、本当だとしたら、かなり悪質な違反行為に思えるのでありました。
そもそもSCRを使っているのであれば、そこまで焦らなくてもよかったように思うのですが、仮に排ガス規制ごとにドライバビリティを煮詰める手間(コスト)を惜しんで、仕向地ごとの排ガス規制クリアマップと、グローバルに共通なドライバビリティ方向のマップを用意しているのだとすると、そもそものECUの仕様ともいえますが、さて?
もちろん、ルールとしても全域で排ガス規制をクリアしている必要はないはずで。たとえば触媒が適性温度になるまでの間までクリーンにせい、というほど厳しくないでしょうから。
つまり、この問題は、故意にプログラムでエミッションよりドライバビリティを優先する細工がしてあると「判明してしまった」ことがNGという話でありましょう。
精進します。