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≫午後4時半ごろ。
言論の府で見られた事態。
≫国会周辺では法案成立反対派の市民が前夜から夜を徹して抗議行動を続けていた。
多くの人の懸念に耳を塞いでなお余りある恩恵があるとするならそれはなんなのか。
≫こういう暴力的な採決は絶対に認められないし本当に国民の声を無視するひどい状態だと。
民主主義の終わりだと。
≫自民党が国民を見ないで安倍さんしか見ていないということがよくわかりました。
憲法は国民のためのものです。
今日の自民党の議員の強行採決。
採決も無効だと思いますけど見ている限りでは安倍さんのためになんでもやるという独裁国家の様相だと思います。
≫憲法クーデターでこのような形で政府・与党が強行採決することはあり得ないです。
総理がパッと入ってパッといなくなって一体何をやっているんだと思います。
≫到底許されない暴挙であるというふうに考えております。
最大限、これに抗議をし戦っていくという方向での動き、着手をしているところでありますし衆参超えて党を超えて成立阻止に向けて更に努力を重ねていくつもりです。
≫いきなりの採決は言語道断だと思います。
本当に議会のルールを全く無視して今までの約束を守っていない状況ですから。
当然、これからどういう形になるかわかりませんがしっかり政府・与党に対してものを言っていきたいと思っております。
≫やはり我々としてはこの法案というのは日本の国民の暮らしや命を守るための必要な備えのための法案だと思っています。
本会議はまだですが成立を受けてしっかりと自衛隊の方々には法に基づいて備えをやっていただきたい。
≫ああいう形で、委員会可決というのは不本意だったんですけど。
しかし、審議はほぼ尽くされたというふうに感じましたし私は強行ではないと思います。
≫こちらには民主党の福山哲郎さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
特別委員会の理事長を務めていらっしゃいましたけど渡辺さんから質問はありますか。
≫福山さんこんばんは、渡辺です。
福山さんたちはこの委員会採決は無効だということを主張していらっしゃるようですね。
≫あれ、実はわーっと寄ってきたのは野党議員じゃないですね。
私は、議事も設定されていなかったので委員長が着席されて、これからどういう議事ですかということをご相談をしに歩いていったら突如、与党の議員がどっと来てあとは見てのとおりの暴力沙汰の強行採決とは認められない形になりました。
あれは本当にどこで動議が出されたのかどこで何が採決されたのか。
議事録も残っておりませんのであんなことを許したら議会政治は死にます。
もう、とんでもないです。
≫この法案をとにかく連休入る前に通したいと与党の側は考えているようですが野党としてはこれからどういう形でこれに対抗していくというふうに考えていらっしゃるんでしょう。
≫ああいう形になって終わったところなのでこれから参議院や党と協議をしていきたいと思いますがあらゆる手段を尽くしていかなければ、雨の中本当に国会の周りと全国でおかしい廃案だと言っていただいている国民の皆さんに本当に申し訳が立たないのでできる限りの戦いをしていきたいと思いますがまず、この法案のひどさ、違憲そして答弁のひどさそのことについてはもう、全く審議に値しないと我々は思っているのでもっととにかく地方公聴会も中央公聴会も多くの人が皆さんが、もっと慎重に審議をしてくれと。
強行採決はしないでくれという声に本当に国民の声を無視した安倍政権のやり方に本当に厳重に抗議をしたいと思います。
≫しかし、現実的には与党で過半数、そして衆議院では3分の2という現実があるわけですね。
この現実を今どう捉えていらっしゃいますか?≫現実は厳しいかもしれません。
しかしながら、参議院の審議ももともとは11日に採決だということを幹部は皆さん言われていました。
今日17日の夕方です。
やはり、審議の内容がひどくてやっぱり国民の声がこれだけ高まればですね数が少なくても戦えると。
最後、どうなるかよくわかりません。
しかし、我々は最後までおかしいということは主張し続けなければいけないのでこんなことを許しちゃ私は日本の政治がおかしくなると思います。
≫ありがとうございました。
≫竹内さん、今、院内はどういう状況になっていますか。
≫今、こちらには多くの与野党の議員が行き交って、各局の取材に答えているんですが。
渡辺さん、こちらには佐藤正久議員にもお越しいただいております。
≫声は聞こえますか?渡辺と申します。
≫はい、聞こえます。
佐藤です。
よろしくお願いします。
≫今、福山さんがあの委員会採決は無効だということをおっしゃっていてこれは暴挙だという話をしていらっしゃったんですが佐藤さんはそういう声に対してはどう受け止められますか?≫先ほど事務局のほうにも確認しましたがしっかりと採決がなされていて全部で5回、採決が行われたんですが有効だという形で認められて。
また、委員長が採決後、議長のところに報告にいきまして議長のほうもしっかりと報告を受けましたので恐らくこれから本会議のほうに緊急上程される運びになると思います。
≫ということは今日中、もしくは明日中に本会議で採決をあくまで目指すという方向に変わりはないということですね。
≫はい、ただ恐らく不信任とかあるいは問責というものが予想されますからその具合によっては明日、どの段階で成立するかわかりませんけど明日中にはなんとかというスケジュールに持っていければと思っています。
≫佐藤さん、国民の多くがですね十分な審議が尽くされていないという思いをずっと持っていらっしゃる。
安倍総理は確かに今はそうかもしれないけど時間の経過とともに、この法案は理解されていくんだということを強く思っていらっしゃるようですがこの今の反対している声そして審議はまだまだ不十分だ、理解が進んでいないんだという声を佐藤さんは率直にどう受け止められますか。
≫厳しいことがあるということはしっかり受け止めなくてはいけないと思います。
ただ一方で厳しい周辺安全保障の環境を捉えて、なんらかの法案が必要だという認識は広まっているんです。
我々はまさに今回の国民の命や暮らしを守るための備えの法案だということをまさにこれから丁寧に説明していかなくてはいけない。
例えば、私が派遣されたイラク当初は反対のほうが多かったんです。
我々、派遣されて実際の活動の現場の在りようが日本国民に伝わることで逆に賛成が増えた。
PKOもそうでした。
これからしっかり丁寧な説明を進めていきたいと思います。
≫最後に1点、伺いたいですが委員会の採決が終わって今、安倍総理それから中谷防衛大臣あるいは岸田外務大臣どんな表情でいらっしゃいましたかね。
≫非常に外務大臣防衛大臣と会ったんですが安堵されていた表情でした。
と同時に責任が重くのしかかりますから私の子どもも自衛官です。
非常に自衛官のリスク安全というのは十分私も考えている人間の1人です。
親ですから。
しっかりそういうことも踏まえながら隊員がしっかり動けるような法整備あるいはその具体的な政策を作っていき結果として国民のリスクを下げるという形に持っていきたいと思っています。
≫あくまで会期内、具体的には今日、明日の間で本会議採決というところへいこうということですね?≫来週いっぱいしかありませんから。
平日は明日入れるとたった3日しかないんです。
そういう全体のスケジュールの中で今回、判断させていただいていると。
審議も十分100時間を超えましたので論点も明確になったと。
そろそろ、決める時期だと思っていました。
≫わかりました。
ありがとうございました。
布施さん、このあとですが国会内どういう動きになっていきますかね。
≫やはり、今後の焦点となるのは野党側の出方になると思います。
野党側は参議院議長に対して採決の無効を訴えていくということですがこの先、問責決議案がどのタイミングで出てくるのかというところが目下の最大のポイントになると思います。
≫では、国会周辺の現在の動きです。
勝田さん、お願いします。
≫国会前のデモが行われているメインステージの真横にいますがこちら、先ほどまでやんでいた雨がまた降り始めました。
更に風も吹き始めまして体感温度としては非常に冷たく感じます。
ただ、この辺り参加者の数は増えまして熱気を帯びています。
そして、5時45分ごろから急激に暗くなり始めまして関係者の方がペンライトを配り始めました。
ペンライト、私の手元にも1本あるんですが。
このようなペンライトを参加者の方が1本1本もらって今、デモに参加している状況が続いています。
私が確認する限りでは昨日の夜のようなデモの参加者と警察官が衝突するような姿は確認することはできません。
ただ、やはり先ほどから1分1分、人が本当に増えてきてるんです。
ですから、このあとますます皆さんの思いを伝えるような熱気を帯びたデモは続いていきそうです。
≫ありがとうございました。
萩谷さん今日、こういう日に私、国会の中にいて戦後70年の年に、日本がこれまであるけれども使わなかった使えなかったという集団的自衛権の行使容認というのをこれが認められる法律が委員会で通る。
さっきの話しで言えば数のうえからいえば当然、本会議で採決になれば通っていくわけですね。
今日というのは私は日本の政治日本のありようというものの中でものすごい大きな転換点だとずっと思っているし今、その実感を強く持っているんですが萩谷さんはどうですか?≫第2次世界大戦後に大変悲惨な戦争を受けて平和な世界を作ろうとできたのが国連ですよね。
国連憲章というのはその秩序の根幹にある。
日本は、敗戦国としてその国連に一生懸命入ろうと思い戦後およそ10年あまり経って入ったわけです。
そのときに国連憲章を認めたから入った。
ただ、国連憲章ができたときには世界が平和になると思ったけど冷戦が出てきたので国連安保理が、平和を維持する活動が十分にできない危険が出てきた。
国連決議が出るまでの間は集団的自衛権を認めるというそれから、集団安全保障も認めるというそういうのが国連の枠なんです。
ただ、日本を取り巻く国際環境がまだ平穏だったためにそれを行使しないというほうが日本の経済発展には有利である。
あるいは日本は危険な存在だという意識が周辺国にありますから。
それは行使しないというほうが有利だという判断が集団的自衛権あるいは個別的自衛権も含めて行使しないという前提だったんですね。
ただ、憲法はあれを素直に読めばこれは自衛隊も存在してはいけないと書いてあると私も思うんです。
ただ、現実には国会がそれをどう判断するのか。
そして、その国会にその力を付与された内閣がどう判断するかということで安全保障政策は変わってきたわけです。
特にこの10年非常に大きく日本を取り巻く国際環境が変わった中で日本も転換点ですけど戦後の国連秩序も実はものすごい大きな転換点にあると私は考えたほうがいいと思います。
≫もう1点、9条の問題ですが憲法9条を変えずしていわゆる解釈で集団的自衛権の行使容認を認めるという閣議決定をしたこと。
ここで憲法学者の皆さんも意見が分かれると思うんです。
つまり、本来なら憲法を変えて、そしてそれをやるなら許せるけどもこのやり方はやっぱり明らかに憲法違反だという声のほうが多いわけですね。
私は、これはもっともっと議論していかないといけないし本当に、それはどういうことなのかということをもっとシビアに考える必要が私はあると思います。
≫その前提として、やはり日本国憲法は世界の憲法の中で最も改正の難しい憲法だということがあります。
ですから例えば憲法学者はあれを意見だというと思います。
ただ、国際政治学者の体勢は公聴会で明らかになりましたけどこの法制は賛成と。
ですから、ダイナミックな世界を見ているか法律の世界を見ているかで違います。
最終的に判断する権力権限を持っているのは国民です。
権力が分有されていますのでやはり我々一生懸命渡辺さんの言うとおりまじめにきちっと考えなきゃいけないと思います。
≫ここまでは今日の国会の動きをお伝えしてきましたが今日はたくさんいろいろなニュースが起きています。
ここからは平石さん、お願いします。
≫ここからはスタジオからお伝えします。
まずアメリカ大統領選挙に向けて舌戦が繰り広げられました。
≫トランプ氏が登場しました。
今回も過激なトランプ節が炸裂するのかこちらでは世界のメディアが注目しています。
≫討論会ではブッシュ氏がフロリダ州知事時代にトランプ氏からの献金を断ったことを明らかにするなどし低迷する支持の回復を図りました。
≫皇太子ご夫妻が水資源に関連する施設2か所を視察されました。
ご夫妻は午後2時ごろから東京大学の生産技術研究所を訪問され観測された気象をデータベース化し災害予測に役立てる研究などについて説明を受けられました。
その後、東京・港区の下水処理施設を訪問されました。
この施設の上に建つオフィスビルでは下水処理の際に出る熱を空調管理に利用しています。
≫長谷川泰三容疑者ら3人は神奈川県の女性にあなたの名前で老人ホームの会員権が購入されている。
トラブルを回避するため弁護士費用が必要だと嘘の電話をかけおよそ140万円を騙し取ろうとした疑いです。
警視庁によりますと別の詐欺事件の捜査から東京・調布市のアジトが判明し捜索したところ長谷川容疑者が女性に詐欺の電話をかけていました。
番組の一部に字幕のついていない部分があります。
ご了承ください2015/09/17(木) 17:53〜18:15
ABCテレビ1
ANNスーパーJチャンネル[字]
視聴者が知りたいニュース・情報をズバリお伝えします!テレビ朝日の系列局26局(ANN)が総力取材!いち早く正確な情報を届けます。
詳細情報
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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