街を歩けばあっちでもこっちでも自撮り!自撮り!こちらはアイドル級の1枚。
ポイントは…?かわいく見せたい!盛りに盛った自撮りを披露する女子たち。
ですが…。
今日は自撮りを徹底解剖!え?どういうこと?自撮りを武器にOLからデザイナーに転身!?そして10代カップルの過激な自撮りが大ブーム!思わぬトラブルが発生しています。
楽しい自撮り。
その裏には危険もあるかも!?あなたは大丈夫ですか?本日のテーマは「自撮り」ということなんですが小沢さんといえば自分大好きのイメージがすごく強いんですが。
まあ嫌いって言ったらうそになる。
(篠田)好きでいいじゃないですか。
(小沢)あのね自分のこと好きとかは考えたことないの。
(ヒャダイン)そうなんですか?ただ嫌いではない。
嫌いではない。
だからまあ好きだろうね。
嫌いな所が見当たらないんですね。
ごめんねちょっと道草くっちゃって。
いいんですいいんです。
そして本日のゲストもう一方。
(篠田)自撮りの神として10代に大人気池田エライザさんです。
よろしくお願いします。
(エライザ)よろしくお願い致します。
自撮りのセンスが神レベルと話題のモデル池田エライザさんです。
口元を強調して撮るこのエライザポーズで大ブレイクしています。
いろんな人がやってるよね。
ちょっと出てこないけど…。
出ないならのみ込みましょうよ。
(ヒャたろう)街とか歩いててもほんと自撮りしてる人多いですよね。
多いですね。
自撮り棒持ってね。
危ないですねあれね。
だって俺この間渋谷の街でねカップルが自撮り棒持ってずっと撮っててケンカになって…俺これはダメだろうと思って。
凶器じゃん。
かわいそすぎるだろうと思って。
何はともあれかわいい一枚を撮るために頑張っているわけです。
一体どんな工夫をしているのか取材してきました。
こちら「自撮りBeauty4」。
みんなメチャクチャかわいいでしょう。
どうもこんにちは〜!
(一同)イエ〜イ!まずは大きなお目々がチャームポイントメイちゃん。
続いて癒やし系美女のマリエちゃん。
こちら色白美肌がまぶしいカホちゃん。
最後はシャープなフェースラインがすてきなアケノちゃん。
Beauty4のみんなが自撮りにはまった理由は…?他者にSNSで出会って友達になることもあるしやっぱりかわいい写真が必要なんだよね。
ということでここからは…
(アケノ)ね!
(笑い声)まずは最近ニキビが気になるマリエちゃんから。
アプリを使えばなかったことにしてくれま〜す。
(マリエ)この「ニキビ消し」っていうのでニキビの上にタッチしていくと…。
ほ〜らあっという間に!はい。
(メイ)続いては…次はメイちゃんが大胆すぎるテクを披露!
(メイ)「デカ目」っていうところを押してこれでタップしていきます。
自分がしたいサイズまで押すことができます。
はいBeforeAfterがこちら!なんということでしょう!ぱっちりお目々を一瞬でゲットです。
自慢のコーディネートをSNSにアップするのがおしゃれ女子の常識。
そんな時上級者は体も盛っちゃいま〜す!これを…そうここから脚をすらっと長く変えてみせましょう。
脚の範囲を選択したらカーソルを動かすだけ。
なんということでしょう!見事なモデル体型へと変わりました。
でもBeauty4のみんな…
(篠田)深い。
(エライザ)しっかりしてる。
びっくりな内容でしたね。
小沢さん。
ほんとですね。
今オンエア見てる人には分からないかもしれないんですけど今回僕も…この時間はちょくちょく訪れますかね?実際ね会ったりとかして全然実物と違ったりするわけじゃないですか。
あそこら辺とか大丈夫なのかなとか思うんですけどね。
そうですよね。
すっぴんが化粧の具合とは違うというのは何となく理解できるけど写真と実物が違うのにはすごい戸惑う気がするんですけど私。
そんなこともないですか?お手軽にできてしまうのでちょっと感覚が鈍ってきてるっていうのはあると思います。
そっちか。
俺それねちょっと思ってることあるんだけど。
きのうねホットコーヒーを頼んだらアイスコーヒー出てきたの。
はい。
それで文句言う人と「あラッキー」。
ホットのテンションだったけどアイス飲んでみると意外性みたいなのあるじゃん。
だから写真見て…超ポジティブ!さあさあ自撮り女子たちは大きな目や長い脚を手に入れようと頑張っているんですが実は本当に欲しいものは他にあるんです。
お?そうなんですよ。
どうですかおじさんたち分かります?私何となく分かっちゃいました。
何で分かったの?どの流れなの?SNSの流れかなと思って。
そうです。
分かった!天才少年みたいになってる。
言っていいの?お願いします。
当てるよ。
フォロワーだ。
小沢さん惜しい!正解は…。
じゃん。
「いいね!」。
ツイッターで言うお気に入りとか。
あ〜なるほどね。
評価ですね。
そうなんです。
ところが今この「いいね!」を巡ってある問題が起きているんです。
ひときわ目を引くファッションでさっそうと現れたのは…。
この女性知る人ぞ知る自撮り界のスター!なんと自撮りをきっかけにデザイナーデビューを果たしたすご腕なんです!エッジの利いたデザインが自撮り女子の間で話題となっています。
(せななん)肩からデザインが始まってて…24歳にして2つのブランドを立ち上げたせななん。
しかしそんな彼女にはもらってうれしいはずの「いいね!」に苦しめられた過去があったのです。
せななんが自撮りにはまったのは地元三重県の高校に通っていた頃。
きっかけはSNSでの友達作りでした。
自分の顔に自信がなく普通の写真では友達ができないという思いからでした。
照明や角度を工夫しかわいく撮れるコツを徹底的に研究。
そのかいあってSNSでの友達は日に日に増えていきました。
もっともっと注目されたい。
やがてパソコンで加工するようにもなりました。
その自撮りはアイドルのようにもてはやされました。
しかし「いいね!」の数に心躍らせる一方実生活では…。
現実を突きつけられ傷つきました。
その傷を癒やすかのようにせななんはさらに自撮りに没頭。
「いいね!」の数の増減に一喜一憂するようになったのです。
毎日毎日下がったら下がったらというか…気付いた時には一日に100枚以上も撮るように。
自撮りが生活の中心となってしまったのです。
えっ!?納得がいかなくて…
(一同)え〜っ!だからすごく気持ちが分かるんです。
SNSにあげれば素直な感想というものが数字で見えてくるし。
だから…分かりやすくて。
数字を心の支えにしちゃうとさ数字が下がった時に心折れちゃうじゃん。
私もそうだったんですけどイベントとかに出るようになってやっぱり一人一人人間なんだなと認識してからはあまり数字に執着しなくなったというか1つの「いいね!」に1人の人間が私の写真を見て押してくれてるんだなと思うと自分の支えに…。
1人でもいいっていう。
(エライザ)そう。
顔とかだけで「いいね!」をもらおうとしてる人って何にも武器がなくて特技もない。
特技もなければ人に誇れるものもなくて。
だけど評価されたいってすごく理不尽なことを言っていて。
すげえ不安定な状態になるんじゃないかなと思うんですよね。
でもしょうがなくて10代ってちょうど自分の芯になる部分を建設する時期だから参考になるものが足りなくて知識が足りないから自分をじゃあこれが私だって言い切れる材料。
言うと武器ですよね。
そう。
武器を今はそれだと思っている。
探してる段階…。
探してる段階でやっぱり依存しちゃうのはしかたがないなって…。
そっか。
結構心の問題にも…。
でもさ見た目なんてさ例えば10代の時と今全然違うでしょ。
違います。
一日一日変わっていくじゃん。
毎日の経験でも変わっていくわけじゃん。
そんなところをさ。
大人だから言えるんだと思う。
それを経験してきた今だからこそ言えるんだと思う。
やっぱり当事者だと分からない。
だから焦っちゃうんだと思うし。
小沢さんどうですか?まあせやねんちゃんの…。
誰やねん。
うまいことなってたな。
「誰やねん」って。
せやねんちゃんじゃなかったっけ?せななんちゃん。
せななんちゃんが「いいね!」って言ってほしいって言うなら「いいね!」って言ってほしい人の悩み解消する方法を知ってるの。
どうするんですか?え何で?またこの時間来ましたよ。
俺はずっと「いいね!」って言ってあげるからだよ。
どうもう俺怖いからヒャダさんしか見ないよ。
カメラ見ないよ。
撮らないでね!こっち狙ってます。
バチコーン狙ってますよ。
こっちに回ってくるんだ!?今10代の間で大きなブームとなっているのが…デートの様子を公開するサイトです。
見ている人に気に入られればファンが増えるという仕組み。
その数を競ってかなり過激な自撮りを投稿する人が少なくありません。
カップルの自撮り動画について街で聞いてみました。
多くの10代が「かわいくてうらやましい」と楽しんで見ていました。
しかしその警戒心のなさがトラブルを招きかねないと専門家は言います。
(高橋)それからですね…さらに怖いのは将来に及ぼす影響だと言います。
こうした動画のほとんどで顔やプロフィールが公開されているからです。
不思議なのが10代に受け入れられてるっていう。
今のインタビュー。
確かに。
びっくりだね。
そうですね。
エライザちゃんは抵抗はないですか?私はちょっと恥ずかしくてできないけれど。
でもプリクラとかももともとあったし。
確かに。
プリクラでもキスしてるやつ多いよね。
そう。
意外ともともとあまり抵抗がなかったのかもしれないですね。
あれ?さあなぜこんな動画を公開しちゃうのかVTRにご出演頂いた高橋暁子さんに取材してきました。
こちらです。
「みんなから『リア充』だと思われる」ことで…あのね俺もう言うよ。
お願いします!お願いします。
そのとおり!男の場合の彼女に対する考え方と似てると思うんだけど。
彼女ができて彼女を友達に見せたい人いるじゃん。
いますね。
連れてくる人いますね。
それって結局彼女が欲しいんじゃなくてこの彼女とつきあってる俺がすげえっていうのを言いたい人なわけじゃん。
そのとおり。
結局アクセサリーが欲しいだけなのよ。
彼女じゃなくて。
俺プラダのバッグ買ったぜみたいなことですよね。
さあ続いて理由その2。
「多くの人に承認される」と…。
これはすごくあるんじゃないですか?確かに昔の歌であったじゃん。
シブがき隊の歌でさ。
・「街中を逆立ちしたまま」・「LoveLoveILoveyou叫んでもいいぜ」って言って…。
責任もってくださいよ。
「君とつきあえたら街中に自慢してもいいぜ」みたいな歌があったなと思って昔からそういうとこあるのかな…。
そうですね。
おつきあいするって2人だけの出来事とか2人しか知らない秘密だったりそういった宝物が増えるから楽しいんだなと思うんですけど。
それを2人だけのものじゃなくてみんなに分けた時点で…
(小沢)なるほど。
なるほど。
どうでしょう小沢さん。
いいね!ありがとうございます。
しっかり親指立ててるな。
より多分2人の幸せ度をみんなにも見てもらいたいっていう気持ちもすごくあるんじゃないかなって。
10代はそうですよ。
それが今のニーズになりつつあるっていうことですよね。
人がやればやるほどみんなもやるし。
てことですよね。
てことは今普通にね過激なキスの動画でしたけどもっとプライベートを切り売りしなきゃいけない。
ケンカの様子だったりとかもしくはもうちょっと激しい愛の様子とか。
までも公開しなきゃみんなが振り向いてもらえないってなったらエグくないっすか。
(エライザ)別れちゃったらどうするのって思っちゃう。
そうですよね。
それこそ見るもんね。
誰々と別れたっていう悲しみのツイートとかね。
僕夜な夜な「別れました」っていうのをツイートで検索してカップル共同アカウントの悲劇のてんまつ見るの好きです。
何言ってるんですか。
やだ〜!面白いっすよあれ。
やめて怖いよ!怖い。
とにかく「いいね!」欲しさのはまりすぎには注意ですね。
さて次はあのど派手自撮り女子せななんのその後です。
一日に100枚以上撮影するほど自撮りにはまっていたせななん。
ある事をきっかけに「いいね!」の呪縛から抜け出します。
それは昔から大好きだった洋服作りでした。
高校を卒業し地元三重でOLをしていた時の事。
何気ない気持ちから自分で作った洋服をブログにアップしたところ…。
思いがけない反響があったのです。
認められたのは自分とかけ離れた顔の自撮りではなく地道に取り組んできた自作の洋服。
この出来事をきっかけにせななんは大きく変わっていきます。
「いいね!」のためではなく自分の洋服を知ってもらうために自撮りをするようになったのです。
それから2年後自撮りファッションブログは地元三重県でアクセス数1位を獲得!自信をつけたせななんは決断します。
20歳の時OLを辞め上京。
デザイナーとしての一歩を踏み出しました。
アルバイトで生計を立てながらブログや雑誌のスナップで自身の洋服を紹介。
そのデザインが話題となり徐々にデザイナーとしての仕事がもらえるようになっていきました。
上京から3年。
せななんはとうとう自らのブランドを立ち上げお店をオープンさせました。
ここが自撮りがきっかけで私がプロデューサーを務めることになった「少女顕示欲革命」のショップです!このお店のコンセプトなんと「自撮り」です。
こちらのTシャツにはいろんな女の子の自撮りをプリントしました。
自己顕示欲が満たされず悩む自撮り女子たちへのメッセージが込められています。
最後に…そこでもう…いい話ですね。
はい。
やったじゃんせななん。
夢叶ったじゃん。
はい。
(笑い声)でもねせななんさんみたいにうまく活用できればいいけどずっと顔っていう自撮りっていう武器にばっかりすがっていったら闇に落ちていく一方ですよね。
だからもっとナチュラルに自分から湧いてくるものに敏感になってあげる。
SNSの評価だけじゃなくてもっと自分と一瞬向き合ってみて私ってこういうことが好きだ。
こういうこともやってみようっていうふうにつなげていったら簡単に依存しなくなったりとか…。
(篠田)さりげなく「いいね!」が来ましたね。
いいね!すごくすごく聡明な方!ほんと。
ふざけてるだろ?俺も思ったことがあったのは何か自撮りやってる人って「自分大好き」って思われがちじゃん。
でも何か俺思ったのは…そうですね。
コンプレックスある人は自撮り一生懸命頑張るってことはその分自分をきれいに見せたいっていう向上心があるってこと。
そうそう!すごく!それを他に向けたりしたほうがいいんじゃないかなって。
向上心があるってことはいいことですよね。
やっぱり自撮りって今日これを見たもしかしたらマイナスのイメージついてきちゃうかもしれないけれど…そうだね。
だから私は自撮りを続けるというか…。
うまく活用してるってことですよね。
うまく活用してますね。
すごい。
(篠田)すごい。
じゃあ最後に小沢さんから。
(篠田)お願いします。
地鶏はやっぱり宮崎に限る。
(笑い声)どげんかせんといかん。
どげんかせんといかんね。
そうですね。
全く思いつかなかったんです!ハードルあげちゃったからごめんなさい。
番組ホームページでは10代を主人公にしたオリジナル小説を連載しています。
最新作は「家庭教師コウの事件簿」です。
イケメン家庭教師コウ先生が家庭内で巻き起こるさまざまなトラブルを解決していくという物語です。
最初の事件簿は「マザコン」。
何かね彼女の誕生日デートにママを呼んじゃうようなすっごいマザコン君が登場するんだよね。
コウ先生がとっておきの方法でマザコン君の目を覚まさせます。
まあかなりの荒技なんですけど。
ぜひホームページでお読みください。
さらにコウ先生の事件簿はドラマとしてもお楽しみ頂けます。
10月1日8日と2週連続で放送します。
コウ先生役には俳優の石黒英雄さん。
悩める生徒役はモーニング娘。
OGの新垣里沙さん。
そして元AKB48の松井咲子さんが演じます。
「小説」「ドラマ」併せてお楽しみください。
2015/09/17(木) 19:25〜19:55
NHKEテレ1大阪
オトナヘノベル「その自撮り キケンかも!?」[字]
自撮りを武器にOLからデザイナーに転身!?10代カップルの過激な自撮りでトラブルが発生!?自撮りの神、池田エライザが熱く語る。スピードワゴン、小沢一敬が参戦!
詳細情報
番組内容
自分の写真をSNSで公開するのは当たり前。特にお気に入りの一枚が撮れる“自撮り”は、『いいね!』『かわいい!』というお褒めの言葉が集まりやすく、その快感にハマっちゃう10代が少なくありません。でも没頭しすぎると…自撮り依存になるかも!?『いいね』の数に振り回されて苦しんだ経験をもつ24歳のデザイナーが登場。OLからデザイナーに転身した驚きの方法とは!?自撮りの神、池田エライザが熱く語ります!
出演者
【出演】池田エライザ,小沢一敬,ITジャーナリスト…高橋暁子,デザイナー…せななん,【司会】ヒャダイン,篠田麻里子,【語り】松田大輔,片山千恵子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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