報道ステーション 2015.09.17


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫皆さん、こんばんは。
≫現在の国会の状況をまずは簡単にお伝えします。
参議院の本会議が夜の8時10分から始まりまして冒頭、中川議運委員長への解任決議案が野党側から出されましてそれは、否決されました。
そして現在、野党側はすでに中谷防衛大臣への問責決議案これを夜の9時5分に提出しまして現在、本会議は文書の印刷等々で時間もかかるということで現在、休憩に入っております。
そして、夜の10時半からこの本会議は再開の予定。
ここで牛タン戦術といわれますが野党側はどれだけ長くしゃべりぬいて時間をかけていくかどうか。
この辺りのことはまた後ほどです。
そして、一方国会前のデモの様子は富川悠太アナウンサーです。
≫国会前には今日も多くの人が集まって反対の声を上げています。
ただ、昨日のような混乱は今日はありません。
午後9時前までは年配の方が多かったんですが現在は若者たちが中心となって反対の声を上げています。
声を聞いてみますと委員会では採決を強行されてしまった。
でも、まだ参議院がある。
自分たちの声は必ず届くんだとそう信じて声を上げているようです。
≫富川悠太アナウンサーでした。
そして、スタジオコメンテーターは今日、お二方おいでです。
まずは、経営コンサルタントショーン・マクアードル川上さんです。
よろしくお願いします。
そして、そのお隣火曜日のコメンテーターでおなじみの朝日新聞論説副主幹の立野純二さんにもお越しいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
後ろの映像、ご覧ください。
思えば戦後70年間平和の一本道をこの国は貫いてまいりましたが今日の夕暮れ時のたった8分間のこの騒乱で大きくその流れが変わりました。
≫午後4時28分。
与野党の議員が委員長席に殺到した。
これが、戦後70年の日本の歩みを変える歴史的瞬間だ。
それは、8分間の出来事だった。
残るは参議院本会議での採決。
≫いろいろ見方があるようですが私はやっぱり今日のこのことは強行採決だと思います。
8分間です。
まず、初めて見る方一体、委員会で採決が行われているといっても何がどう行われているのかさっぱりわからないと思うのですがとりあえず、テロップも最低限に抑えまして8分間、ほぼ丸ごと見ていただいてわかりづらい点はまた後ほど丁寧な解説を入れられればというふうに思っております。
まずは、この8分間ご覧ください。
≫ショーンさん、この模様はもうアメリカはじめいろんなところにパーッと映像込みで当然いっているわけですよね。
≫先ほど放送前に見てみたんですけどもやっぱり世界に名だたる成熟した民主主義国家日本という中でこうした議会の運営、民主主義…。
デモの様子も伝わっていますが大丈夫なのだろうかという声は、いくつか見られました。
≫後ほど、またいろいろ伺いますけれども。
それでは、今度は今から23時間ぐらいさかのぼりまして一連、今に至るまでどんな流れが国会中心に国会の外も含めて、あったのかご覧いただきます。
≫今日未明の国会前。
降りしきる雨の中反対集会は明け方近くまで続いた。
≫反対デモに励まされるかのように野党は強硬姿勢を続けた。
鴻池委員長が待機する理事会室前に押しかけ委員長が委員会室に移動できないようにし続けた。
委員会室では、安倍総理ら閣僚がひたすら待ち続けることに。
そして…。
≫委員会は開かれることなく終わったが与党側にはある策があった。
そして迎えた朝。
委員会までまだ1時間以上あるというのになぜか早朝から委員会室に姿を見せた鴻池委員長。
落ち着かない様子で新聞に目を通す。
≫今、福山理事が電話をしています。
昨日民主党議員によって封鎖された第1理事会室は現在、誰もいません。
すでに与党の理事たちは委員会室に入っておりましてそして、理事会の場所が委員会室に変更されました。
野党の理事たちが混乱しています。
≫鴻池委員長は理事会室に二度と閉じ込められないよう今日は先手を打って委員会室入り。
理事会自体を昨日までの理事会室ではなく委員会室で開くようにひそかに変えていたのだ。
これは、理事会をやって即委員会に切り替え採決するための奇策だ。
騙し討ちだ。
野党側は猛烈に与党や委員長に抗議。
≫だが、午前9時45分鴻池委員長がついに、委員会自体の開会を宣言した。
≫これに対し、野党は鴻池委員長の不信任動議を提出。
≫鴻池委員長はこれを想定していたのか代わりの委員長に、同じ自民党の佐藤正久氏を、すぐさま指名。
そして、採決に向け委員会を始めたため野党の抗議は更に強まった。
≫午後1時です。
まさに今、特別委員会が再開しました。
始まるや否や怒号が飛び交っていますね。
かなり大きな声が廊下まで聞こえてきています。
≫委員長への不信任動議を提出した理由を説明するはずの福山議員は法案の不備を説明し始めた。
≫採決を少しでも遅らせようと長々と指摘し続けた。
≫結局、鴻池委員長に対する不信任動議は与党の反対多数で否決。
≫委員会室を出て閉じ込められるのを恐れたのかすぐそばの小部屋で待機していた鴻池委員長。
信任されたことを受けて再び委員長席に座った。
このあと総理出席の質疑が予定されていたが与党はそれを省略して採決を強行しようとし…。
民主党など野党議員が採決を阻止しようと委員長席へと一気になだれ込んだ。
鴻池委員長のガードに走る与党議員。
その周りを採決に抵抗する野党議員が取り囲んだ。
≫憲法違反の法律いらない!≫今、特別委員会で採決が強行されたという知らせが国会前に集まった人たちに伝えられました。
ため息が漏れました。
そして、改めてシュプレヒコール先ほどよりもひときわ大きな声で始まりました。
≫徹底抗戦する民主党は午後9時過ぎ法案を担当した中谷大臣への問責決議案を提出した。
このあと岸田大臣や安倍総理などへの問責も出して成立阻止を狙いたい考えだ。
今なお続く国会。
そのすぐそばでは…。
≫昨日の夜から降り続く雨の中国会正門前には午前中から安保法案に反対する人たちが集まっていた。
夕方になると雨は小降りとなり仕事を終えた人なども加わってデモに参加する人の数が増えてきた。
≫安保法案が特別委員会で可決したことを受けまして、今日も続々と学校帰り、仕事帰りの人が国会前に集まってきています。
≫広い道路の両側の歩道は国会正門に近いほうから埋まってきている。
≫デモ隊の中には与党・公明党の支持母体の創価学会の会員もいた。
≫海外メディアもこの動きに関心を示している。
≫中東のニュース専門局アルジャジーラは連日、このデモの動きを取材しているという。
≫海外メディアの多くはこの法案で自衛隊の海外での活動が拡大すると伝えている。
午後9時半過ぎの国会正門前。
夜になっても採決強行に抗議する声が響いていた。
≫10時半が近づいてまいりましたが現在の参議院の本会議場のがらんとした様子です。
国会の混乱に我々が引きずられては絶対にいけないんですけれども1つ謝らなくてはいけません皆様に。
冒頭、この番組の始まりに参議院の本会議場として今、休憩に入っているとお伝えした映像は実は衆議院の本会議場のがらんとした様子が映し出されていました。
申し訳ありませんでした。
そして現在はこの舞台は参議院ということでその本会議場です。
このあと10時半になりまして議題は、中谷防衛大臣の問責決議案についてなんですが。
野党が時間をかけたいわゆる長時間の演説に入るかどのくらいかかるのかというのが焦点になるんですが実は、この10時半から冒頭で与党から発言時間を制限する動議が出る予定になっているそうです。
動議が、可決するとなりますと発言者に許される時間は10分ということになりますのでいわゆる牛タン。
その長時間演説ができなくなる可能性も出てきているといういろんな見方が出てきても不思議じゃない状態に今現在はなっています。
さて、映像を切り替えます。
今度は国会の外の様子。
今一度、富川アナウンサーです。
現在の様子はどうでしょうか。
≫私は、国会正門前の集まった皆さんの真ん中辺りまで来ました。
ご覧のように周りを見渡してみても今日も多くの方が訪れているのがわかります。
そして、あちこちでこのようにマイクや拡声器を持った皆さんがいてあちこちでシュプレヒコールを上げているという状況なんですね。
今日は昨日よりもどんどん前へ、前へと集まっている密集しているという印象を受けます。
そして昨日と同じように歩道から、2車線車道まで広がっていましてそして、こちらには鉄柵があります。
昨日と違うところはこちらに1本パイプが通っているんです。
この鉄柵を突破されないように破られないようにとしっかりととめてあるんです。
その脇には警察官が一重、二重と立っていましてその更に奥に警察車両がほとんど隙間もなく止まっている、壁となっているという状況なんです。
ちょっと前のほうに歩いてみましょうか。
こうやって周りを見渡してみてもやっぱり若い方が多いんですね。
そして、こちら今、通り過ぎたところ三色旗を掲げている方もいるんです。
つい先ほどまでこちらに10人ほどの方がいたんですが創価学会の皆さんです。
先ほどは、女性の方がいっぱい中心にいらっしゃったんですが夜遅いということで帰った方もいらっしゃいます。
先ほど話を聞きましたらやはりこの法案が成立した際には公明党に次の選挙で投票はしないとかなり厳しい態度でおっしゃっていました。
こちら、更に奥がメインステージとなっていくわけですが先ほど来た方、何人もに話を伺いました。
そうしましたらやはり、委員会で採決が強行されてしまったことは悔しいけれど仕方がないと。
ただ、まだ参議院は途中だから止められるんじゃないか。
自分たちの声は届くんじゃないかとおっしゃっている方もいました。
そしてもし法案が成立したとしても私たちはここに来て声を上げ続けるんだそう話している方も大勢いらっしゃいました。
≫わかりました。
富川アナウンサーでした。
野党側は徹底抗戦を図っているというそれを後押ししているのは国会の外の風ではないかそして声ではないかということもいえるわけです。
国会の今度は院内の中継です。
政治部の藤川みな代記者です。
藤川さん、このあとどこまで続くのか。
どういう流れになるのか。
説明していただけますか。
≫国会では、まもなく参議院の本会議が再開される見通しです。
こちらにありますように先ほどすでに議院運営委員長の解任決議案が否決されました。
そして、中谷防衛大臣の問責決議案なんですけれども先ほど古舘さんからもお話がありましたようにフィリバスターができなくなるように発言の時間を制限しようという動きが出ています。
議論の時間を制限するかどうかということを今度は野党側はそれを記名採決で決めるようにというふうに求める方針です。
そうすると記名採決にまた一定の時間がかかりますので少しでも時間を延ばすことができるということです。
そして、ここにはありませんけれど野党が参議院本会議を開かないようにと求めていたにもかかわらず参議院本会議を開いたということで参議院の議長に対する不信任決議も提出する見通しです。
そして、更に安倍総理大臣に対する問責決議案も提出する方針です。
こうした一連の決議案の採決が全て終わってから参議院の本会議で与党側は、安全保障関連法案の採決を行いたい考えなんですがそのときに、それをなんとしても阻止するために野党側は衆議院に内閣不信任決議案を提出する方針です。
内閣不信任決議案が提出されましたらそれが全ての議題に優先することになるので舞台はいったん衆議院に移ります。
そして、衆議院で内閣不信任案が否決されてから、また参議院に戻ってくるということになります。
≫衆議院の内閣不信任案、これが出てそれもこのフィリバスターを制限できるのかどうなのかこれも微妙ですか?≫そうですね。
議事進行の方法についても1つ1つ国会内で動議を出したり採決をしたりして決めていこうということになれば1つ1つの作業に手間がかかることになります。
野党側はそういった手続きを丁寧に踏むことを要求するとみられます。
≫藤川さん、そうしますと今の藤川さんの見立てだと明日、18日中には参議院の本会議でこれが通るとこの法案がという見込みがあるわけですが一方で、野党がこれまた、想像以上に徹底的に引き延ばしに出ていったと仮にしますと、土曜日の19日にずれ込む可能性はあるのか、ないのか。
もし、ずれ込んだとすれば連休にかかっていってデモが激化していく。
その声を今以上に無視することなどできないから会期に間に合うか。
そんな見立てまであるわけですがその辺り、藤川さんどう見ます?≫与党側は発言の時間を制限する動議のこともありまして明日の午前中には法案の採決に踏み切れるのではないかという見方も出ています。
一方、野党側なんですけれどもそれになんとしても抵抗するために参議院の本会議の採決の前に鴻池特別委員長の問責決議案を出して抵抗するという案も検討されています。
ただ、政府・与党側はやはり連休に入る前に決着をつけたいという方針は揺らいでいません。
≫藤川さんありがとうございました。
≫まずショーンさんから伺いたいんですが先ほど海外にもいろんな情報が一瀉千里にいくんだというお話を聞くんですがどう思われているかと気になります。
≫特にアメリカと同盟関係にある国、あるいはアメリカの存在感を快しとしない国々安全保障上の具体的な危機感を持っている国々特にASEAN諸国ですが。
そういう国々でもちろん意見は違うんですが海外のメディアを見てみると7割賛成というような意見を聞きますね。
ただ、その賛成という言葉の行間を読まないといけないと思います。
やっぱり、非常にジャパンウォッチャーの中で彼らが言うのは、日本の国際社会への貢献というのはやっぱり広島、長崎を経験しそのあとに敗戦から立ち上がってきた日本らしい平和の貢献の形というものを期待するということが行間にあるということを捉えなければならないしあるいは安倍総理もおっしゃっていたとおり国際社会も我が国の国力にふさわしい形での国際社会への平和と安定そこへの役割を果たすことを期待されているとおっしゃってるとおりで。
今回の法案の審議の中でこういう根本的な議論ですね。
国際社会の中において日本が、どういう在り方で貢献していくのかという形であったりというものが議論されないまま一方で各論ということに関しても10の改正案と1つの新法とのどの条文、どの文言も矛盾をはらんでいて対案という各論もないまま結局は巻き込まれてしまうあるいは国際社会から取り残されてしまうという二元論に結果、なってしまって最後まできてしまったというのが非常に残念であるし最終的には野党もこうしたフィリバスターという形でここまでいってしまうというのも見ていて非常に残念ですしそういう見解を持っているジャパンウォッチャーは非常に多いと思います。
≫例えば存立危機事態ということを1つとってもこういうことはしないこういうことはできるっていうことが全くふらついていてわからない。
最後は、そのときそのときの政府の裁量に任されるのか、これはたまったもんじゃないと考える方も多くいらっしゃるわけですね。
≫裁量と線引きですよね。
あるいはそれを決めるときの民主的統制という議会のグリップがどの程度利くのかということに対してもやはり議論がなされなかったといってもいいんじゃないかと思うんですね。
≫特定秘密保護法との兼ね合いも含めてどれだけ議会がかかわれるかこれがクエスチョンだということも大きな問題だと思います。
≫議会の力ということですね。
≫今度は立野さんに伺いますけれども今日の流れ1つ見てもいかがでしょうか。
≫与党の国会議員といいますのは衆参合わせて460人近くいます。
そこからこの安保法案に対する異論というのはほとんど聞こえてきませんでした。
賛成一色といっていいでしょう。
一方、国民の側。
5割以上の方々が安保法案に反対して7割近くがこの国会で成立させなくてもいいと考えていらっしゃると。
この落差をどう考えたらいいのかということだと思うんです。
国会というものは誰を代表しているんだろうかそういう疑問が湧いて当然だろうと思うんですよね。
政治家の人たちが個々の世界観なり倫理観に基づいて思考し行動するそういう存在ではなくて党の号令で右にも左にも動き得るそういう集団でしかない。
私はそれが今の政治の劣化の最大の原因ではないかと思いました。
その政権を率いる安倍さんですが国会審議が最終盤を迎えた今週こう発言しました。
国民の支持が広がっていないのは事実であると。
法案が成立した暁には理解が広がっていくと。
これは、つまり国民はわからなくていいんだと。
何が正しいかは政府が決めるんだと言っているに等しいと私は思うんですね。
その意味で、安倍政権が否定してしまったのは平和主義ということにとどまらず主権在民という大きな原則もないがしろにされたのではないかとさえ私は感じています。
今、国会の外、そして全国で多くの方々が街頭に出ておられます。
その最大のアピールは主権者は一体誰なんだというアピールだと思います。
上から決める政治なのか。
それとも国民本位の政治なのか。
私は国会の外と中でぶつかり合っているのはその2つの価値観ではないかというふうに思っています。
≫初めのほうに立野さんがおっしゃった5割以上、それから7割という話ですが。
それに関してそうかと思ったのは今日、朝日新聞に載ってましたけれどもこういうことだと。
総理は国民にまだ理解が浸透していないというニュアンスはおっしゃったけれどもある一定割合には、国民は理解したんじゃないかと。
だからこそ、デモも巻き起こりそれ以外でもいろんな意見が出てきているのではないかと。
むしろ国会議員が国民の声をもっと理解すべきだと。
逆なんだというニュアンスのコラムがありましたがなるほどなと思ったんですね。
だから、とかく参議院の本会議に至るまでのいつ通ってしまうんだ引き延ばすのかということでどうしても先ほど進行しましたが通ろうが通るまいがなんであろうとも深く考えなきゃいけない肝心なことがあるような気がしますね。
≫政治家というものは6割の票を得た人は自分に票を投じなかった4割の人をどう納得させるか。
そこに心を砕いてこその政治家だと思うんですね。
私はその節度と抑制というものが今の安倍政権に見られないというのが非常に残念だと思います。
私は最近までアメリカの政治をずっと取材していたんですが今、懸念していますのが日本の政治がなんだかアメリカの政治に似てきたなという感じがするんです。
それはどういう意味かといいますと勝った者、勝者が全てを取る。
勝者総取りの政治になっているような気がしてなりません。
選挙で負けたら次の選挙まではその声は届かないんだよと。
そういった政治でいいのか。
日本には長らくそういった西部劇みたいなむしろ長屋の寄り合い政治的な勝った者も負けた者もお互いを理解し合おうという歩み合うという調整型の政治が長らく文化としてあったと思うんです。
今それが崩れようとしているんじゃないか。
そんな心配がしてなりません。
≫よくジャンルが違いますがショーンさんがご専門の経営コンサルの立場でこの日本の経営も随分変わってきたいい、悪いはいろんな面であるけれども日本の昔からのよき株主だけのものでは企業はない。
従業員のものでありそのほかいろいろの立場の人のものであるというそういう考え方が失われつつあることを嘆かれたことがあるんだけれども何か勝ち負けだけの政治というのも通じるような。
≫日本の政治も会社の経営も、やはり対応性を収斂していくというところに日本のよさがあった。
これは木村草太さんの受け売りですが社長が海外に出てきて企業の買収合併のために握手をしてくる。
役員会にかかったときに役員会の意見も通して従業員の意見も聞かないで会社が成り立つだろうかという話で。
立野さんもおっしゃったようにサイレントマジョリティーに対してどのくらいの配慮ができるかというのが日本にかかるはずですけどリーダーシップだと思うんです。
アメリカの話出ましたがイラク、アフガンへの踏み込みというものは振り返れば失敗であったし間違いであったのはアメリカの民意なんですがあのアメリカさえそれに関して多くの国民がイエスを言っていたんです。
それがなければ行ったのか行かなかったのかこれはわかりませんが少なくともアメリカはそこに正当性を≫埼玉県の熊谷市で小学生の姉妹2人を含む6人が次々と殺害された事件です。
警察に身柄を確保されたナカダ・ルデナ容疑者は日曜日に不審な行動をとっているという通報をされて警察に事情を聞かれていたんですがそのときにそこから逃走していました。
そのときの詳しい様子がわかってきました。
≫埼玉県熊谷市で殺害された人たち。
3日前に50代の夫婦が。
そして昨日、新たに4人。
10歳と7歳、幼い小学生の姉妹も含まれていた。
その姉妹がいる家に立てこもった男を包囲する警察官たち。
その後、男は2階の窓から落ち身柄を確保された。
ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者。
6人を殺害した事件にも関与したとみられている。
一体どういう男なのか。
事件の前すでに通報されていた。
≫13日の昼過ぎ熊谷市内にあるこちらのお宅のこの辺りの玄関先にナカダ容疑者が立っているのを住民の方が発見しました。
不審に思った住民の方はすぐ隣にあるあちらの消防に駆け込んで相談しました。
≫このときナカダ容疑者は刃物などを持ってなく黄色の財布を見せてこう言ったという。
≫まもなく警察が到着。
ナカダ容疑者は4kmほど離れた熊谷警察署に連れて行かれた。
この時点ではなんの容疑もかけられていない。
ナカダ容疑者は片言でペルーに帰りたいなどと言っていたが不意にたばこを要求。
警察署前で警察官立ち会いのもとたばこを吸っていたが隙を見て逃げ出した。
警察は追跡を断念。
その後、警察犬を出し行方を追っていたが見つからない。
ただ、目撃者は何人もいた。
≫踏切じゃなくて線路を直接横断する人がいて外人の方が斜め後ろを振り返りながら走っていくっていうのを見かけました。
線路の反対側をすごく気にしている感じで何かからは離れようとしているのかなっていう。
≫そして、次々と事件が起きていく。
まず、逃げ出してからわずか1時間半後。
敷地に外国人風の男が侵入したという通報が続々と寄せられた。
≫このときナカダ容疑者は何も持っていなかった。
警察署に現金3417円が入った財布携帯電話や身分証など全て置いて逃げていたからだ。
そして、逃走翌日殺人事件が発生する。
警察署から2km離れた住宅で夫婦2人が殺され更に警察署側に戻ったこちらの家出昨日、84歳の女性。
そのすぐ近くで家族3人が次々と殺害された。
昨日、遺体で見つかった白石和代さん。
1人暮らしだったので地域の人がたびたび自宅を訪れていた。
≫ナカダ容疑者は10年前に来日。
派遣会社を通じて神奈川や埼玉の食品工場などで働いていた。
≫勤務先の話によりますとナカダ容疑者は関東の食品工場などを転々としたあとつい1週間ほど前にこちらの部屋に引っ越してきたということです。
しかし、今月の12日つまり、最初の通報があった前日にあたりますがこの日から連絡が取れなくなり以降、無断欠勤が続いていたということです。
≫ナカダ容疑者はカットサラダを作る工場でキャベツを切る作業をしていたという。
≫日本時間の今日午前8時前に南米チリ沖でマグニチュード8.3の巨大な地震と津波が発生しました。
これまでにチリの国内で8人が死亡するなどの被害が出ています。
この津波が丸1日かけて日本に到達する可能性があります。
≫この地震で津波が発生。
チリ沿岸では最大で4.8mの高さの津波が到達した。
≫地元メディアによると屋根が崩れるなどしてこれまでに8人が死亡。
避難者は100万人以上になるとしている。
岩手県宮古市の漁港では津波に備え漁船をいつもより高い位置に引き揚げる作業が行われていた。
気象庁はこの地震で発生した津波が明日の朝午前5時以降に太平洋側の沿岸に到達する可能性があるという。
≫このあと、津波が到達するハワイのデータを解析したうえで明日の午前2時半から午前3時ごろに太平洋沿岸を中心に津波注意報を発表する可能性があるという。
遠くで起きた地震による津波は≫ここから天気予報まいりますけれども常総市の雨も気になりますね。
林さん、お願いします。
≫まずは、その常総市の様子からご覧いただきます。
鬼怒川の堤防が決壊してから今日で1週間です。
今日は朝から降り続いていましたがこの時間、雲の切れ間に入っていましてほとんど降っていないようです。
ただ、今日の雨でまた水がたまり始めているところもあります。
そして、このあとも朝まで降りやすい状態が続いて、日中にいったんやんでも午後に天気が急変する可能性もあります。
更に同じ大雨被害のあった大崎市でも明日は1日雨が降り続きそうです。
こちら、東京でもだんだん雨が弱まってきまして今はほとんど降っていません。
ただ、雨で気温が下がっているんですね。
今は18度台。
秋の空気に入れ替わったのはうれしいんですが今日は風が吹くと寒いくらいになっています。
このあと雨の中心は北日本へと移ります。
そして気になる台風20号。
だいぶ進路が定まってきました。
非常に強い台風20号は明日の夜からあさってにかけて小笠原諸島に最も接近します。
暴風や高波に警戒が必要です。
そのあとの進路は東寄りとなり本州に大きな影響はなさそうです。
≫気になりますね、父島。
さて、ここから青山さんソフトバンク情報いきましょうか。
≫お伝えします。
こちら、工藤監督宙を舞っています。
ソフトバンク、優勝です。
今日は2位の日本ハムの試合が雨のため中止となったため優勝の条件は勝利のみでした。
≫リーグ連覇に王手をかけ地元へ戻ってきたソフトバンク。
満員のファンの大声援を受け1回4番、キャプテンの内川。
先制のタイムリー。
大一番で4番が勝負強さを見せる。
4回には、6番の松田。
≫打球伸びていく。
入った!入りました、ホームラン!≫2試合連続となる34号。
続く長谷川。
≫入った、ホームラン!2者連続のアーチ!≫ソフトバンク3対0とリードを広げる。
先発、武田は直後の5回1点を失うとなおも満塁のピンチ。
しかし、追加点は与えない。
4点リードの8回。
2番手の森が秋山に今シーズン202本目のヒットを許すとその後、3塁1塁とピンチが広がり対するは4番、中村。
フェンス直撃の2点タイムリーツーベースを浴び2点差に迫られる。
なおもランナー3塁でマウンドには3番手、五十嵐。
森を打ち取りこのピンチを切り抜ける。
そして、9回。
今シーズン圧倒的な強さを見せたソフトバンク。
リーグ連覇まであとアウト1つ。
≫とった、アウト!試合終了!福岡ソフトバンクホークス優勝!工藤監督、就任1年目圧巻の強さを発揮した今シーズン。
パ・リーグ史上最速で2年連続リーグ制覇達成。
≫胴上げが始まります。
工藤監督、胴上げ。
9回、宙に舞いました工藤監督。
≫まだまだこれからキャプテンクライマックスも日本シリーズもあるんだから、頑張るぞ。
≫現在の参議院の本会議場ですが先ほど、日付をまたぐということで会を延ばす手続きを終えてそして、中谷大臣の問責決議案をめぐる本会議は、このあと午前0時10分ぐらいから2015/09/17(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

“安保法案”採決か…与野党攻防▽そのとき国会周辺は?全国各地の反応は?▽埼玉熊谷市で連続殺人事件…子供も犠牲に。容疑者の男を現場で確保

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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