安全保障関連法案の参議院本会議での採決が今夜、行われる見通しです。
後ほど国会からお伝えしますが、まずは津波についてお伝えします。
今日未明、北海道根室市。
寝静まる港町で消防などの緊急車両が騒がしく行き交った。
日本時間の昨日、南米チリ沖で発生したマグニチュード8.3の巨大地震。
この地震に伴い、日本の太平洋沿岸を中心に午前3時に津波注意報が発表された。
沿岸部では夜明け前に住民の避難や防潮扉を閉める作業に追われた。
東京でも港区のお台場海浜公園限定で避難指示が出された。
津波は午前6時過ぎに岩手県の沿岸や東京の小笠原諸島などで観測され、その後、太平洋沿岸を中心に北海道から沖縄までの広い範囲で観測。
4年前の震災で被害を受けた地域も対応に追われ、自主的に避難した住民もいた。
福島県いわき市の小名浜では午前8時51分に20cmの津波が観測された。
到達した津波が最も高かったのは岩手県の久慈港で午前9時38分に80cm。
そのほか、北海道えりも町で50cm、茨城県大洗や鹿島港で40cmの津波を観測した。
そして午後4時40分、気象庁はすべての地域で津波注意報を解除した。
しかし、今後も海面変動が続く可能性があるため気象庁は、釣りなどをする際には注意してほしいと呼びかけている。
遠く離れた場所で起きた大地震。
津波の影響は長い間続き、第1波よりむしろ時間がたつにつれて津波が大きくなることを再確認させる一日となった。
一方、こちらは4.5mの津波が観測されたチリ中部コキンボ州の海沿い。
地震から一夜明けた17日、上空から撮影された映像には津波によって陸地に押し流された船や壊れた建物などが映し出されている。
AP通信によると、地震による死者はこれまでに12人に上っていて沿岸部を中心に100万人以上が避難しているとのこと。
チリのバチェレ大統領は17日、被災地を視察し、被害状況を確認した上で非常事態宣言を発令した。
チリの日本大使館によると、これまでに日本人がケガをしたとの情報は入っていないとのこと。
昨日、混乱の中、委員会で可決された安保関連法案は参議院の本会議で採決が今夜行われる見通しです。
国会から竹内キャスターがお伝えします。
与野党激突の舞台は参議院から、今現在は私の後ろ、衆議院の本会議場に移っているんです。
野党5党が内閣不信任案を提出して徹底抗戦をしています。
現在、民主党の枝野幹事長が内閣不信任案の提案理由についてかれこれ1時間20分も演説を続けているんです。
もはや野党には時間稼ぎしか手段は残されていないわけですがそんな中で、参議院での問責決議案の採決では謎のパフォーマンスに打って出る議員まで出てしまいました。
喪服を着てたった1人での牛歩戦術。
果たして意味はあったんでしょうか。
2日にわたり、夜を徹して行われた安保法案の採決をめぐる与野党の攻防。
委員会採決の混乱を身振り手振りを交えて同僚に説明する議員。
興奮冷めやらぬ様子だが、皆さんさすがに眠そう。
そして今日…山崎参議院議長への不信任決議案の採決で幕を開けた与野党の最終攻防。
少しでも早く安全保障関連法案の採決にこぎつけたい与党側は討論時間を1人10分に制限する動議を出して対抗するが…民主党議員が制限時間を無視して討論を続けるなど、法案の成立阻止に向けて抵抗を続ける。
今、安倍総理が参議院の本会議場に到着しました。
これから安倍総理自身に対する問責決議案の採決が行われます。
さらに、民主党は安倍総理に対する問責決議案を参議院に提出。
粛々と否決されるはずだったが…山本太郎議員がまさかの、ひとり牛歩を始める。
今、民主党の岡田代表がやってきました。
衆議院の事務総長室にこれから内閣不信任案を提出します。
一方、衆議院側でも民主党など野党5党が内閣不信任決議案を提出。
少しでも採決を遅らせようと最後の抵抗を試みている。
長丁場となった国会に安保法案反対で1つにまとまっていたデモ参加者の間でも…何やら小競り合いを起こしているような状況ですね。
デモ隊同士なんでしょうか。
一部のデモ参加者がバリケードを外すとそれに反発した人たちとの間で小競り合いが起きた。
それでも広がりを見せる安保反対の声。
この人も姿を見せた。
安保反対のうねりは今日も…国会議事堂前では採決を強行させないとする声がここに集まっている多くの人から上がっています。
国会前を取り巻く反対の叫び。
そして採決の強行に対する怒り。
突如、インタビュー中に現れたのは…安保法案に賛成するデモ隊。
反対派と衝突し、現場は騒然となった。
賛成のデモ隊が連行され、その場は収束。
しかし午後になると…警官が動いています。
再び現れた安保賛成のデモ隊が、またまた連行された。
日本中に広がる安保反対の声。
安保法案をめぐるうねりは、海外にも波及している。
韓国ソウルの日本大使館前では市民団体が、法案は朝鮮半島の再侵略を可能にすると主張。
中国共産党の機関紙は、日本の騒ぎに対して中国ができるのは軍事力をさらに強化し、日本の無茶な行為を我々の発展が超えていくことだと伝えている。
再び国会から中継です。
こちらに政治部の岩田夏弥キャップに来てもらいました。
野党は時間稼ぎで徹底抗戦しているわけですが、彼らの戦略というのは何なんでしょうか?野党側が意識しているのは各地で行われている反対集会とか世論ですね。
今日は金曜日の夕方ですけれども、国会が続いていれば仕事が終わった人もデモにこれから参加しやすいですし、そうなれば、より大規模な集会になります。
その様子は報道もされるわけで、少しでも世論に訴えようという戦略ですね。
それにしましても昨日の採決の強行なんですけれども、良識の府が醜態をさらしたとも言われているわけなんですが、安倍自民党はある意味、リスクの高い勝負に出たと言えると思うんですね。
この影響なんですが、どのように見ていますか?安保法案の審議が5月に始まってから確かに内閣支持率は下がったですけれども、政党の支持率を見ますと、野党側、特に民主党の支持率というのが上がらないままだったんですね。
ですので多少強引なことをやっても批判の受け皿になるライバルがいないと高をくくっているようなところがありまして、採決を強行した影響もそれほど大きくは広がらないと見ているようです。
ただ、1つ指摘をしておかないといけないことがありまして実は昨日、参議院の歴史上初めてのことがあったんです。
通常、国会の委員会は地方に行って意見を聞く公聴会を開きますと、国会に戻ってその内容を委員会に報告する活動報告を行うんですね。
それが今回、おととい横浜で開催した地方公聴会の派遣報告をしないままこの採決に踏み切ったんです。
今回賛成が広がらなかった原因は大きく2つで1つは憲法違反ではないかといった根本的な疑問を解消し切れなかった。
そしてもう1つは国民の声を政府・与党がどれだけ真剣に聞いてきたのか、そこに対する不安や疑念に十分応えていなかった。
今回の問題はこのことを象徴しているのかなと思います。
枝野幹事長の内閣不信任案の提案理由の説明なんですけれども、1時間半たった今もまだ続いています。
続いては連日、法案への反対デモが続いている国会の前からお伝えします、皆川さん。
こちら国会前、今日もこのように多くののぼりが立てられ、安保法案に反対する団体が演説を行っています。
何としても成立を阻止したいというデモを続ける人でこの歩道はあふれかえっています。
そして先ほど午後1時半頃法案に賛成する人たちがこの場所に入り込んできまして一時騒然となる一幕もあったんですが、警察官がそれを阻止して混乱は間もなく収まりました。
昨日、特別委員会で採決が強行されたのを見て、憤慨している、許せないと、いても立ってもいられないので今日の朝やってきましたと話している人もいました。
またこの声が届いているかどうか実感はあまりないけれども、もし法律が成立しても、今後もこうして諦めずに声を上げ続けることが大事だと話している人も多くいました。
このように時間がたつにつれデモの参加者が増えてきているんですがこの声が国会に届いているのか注目されます。
埼玉県熊谷市で6人が殺害された事件で警察が包丁を2本押収していたことがわかりました。
ペルー人の男は、警察署から逃げた後、住居侵入を繰り返していたと見られ侵入先で包丁を入手した可能性も出てきました。
今月14日に田崎稔さんと妻の美佐枝さんが、16日には白石和代さん、さらには加藤美和子さんと娘の美咲さん、春花さんの親子が殺害されているのが見つかった事件。
身柄を確保されたペルー人、ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者の事件前の足取りが徐々に明らかになってきた。
熊谷市内の住宅。
ナカダ・ルデナ容疑者が訪ねてきたのは田崎さん夫婦の殺害発覚前日、13日の午後1時20分頃だった。
住民の男性は、すぐそばの消防分署に相談。
警察官が来て、ナカダ・ルデナ容疑者を熊谷警察署へ連れていった。
しかし、ナカダ・ルデナ容疑者は聴取の最中に、タバコを吸いたいと言い出し、玄関脇の喫煙スペースから隙を見て逃走した。
ナカダ・ルデナ容疑者が次に姿を見せたのは、およそ1時間後。
13日午後4時半頃、帰宅した男性がこちらの倉庫の鍵を開けたところ中にナカダ・ルデナ容疑者が立っているのを見つけました。
その後、男性がこちらで話を聞いていた際、突然こちらのフェンスを乗り越え走って逃げたということです。
その後、この物置以外にも周辺の住宅に侵入を繰り返していたと見られるナカダ・ルデナ容疑者。
翌日から6人が相次いで殺害されているのが見つかった。
警察への取材で、今月16日に身柄を確保した際、血の付いた包丁2本を押収していたことがわかった。
最初に警察署に来た時点では包丁を持っていなかったことから、侵入した先で包丁を入手した可能性もある。
警察は14日の田崎さん夫婦の事件発覚の当日も翌日も周辺の住民にナカダ・ルデナ容疑者について注意を呼びかけなかったとのこと。
一度は警察署に呼びながら防げなかった事件。
埼玉県警は、事件発生の過程を含めハンガリー政府が国境を閉鎖したため、行く手を阻まれた難民が隣国のクロアチアに殺到していましたが、クロアチアも国境を閉鎖することを決めました。
クロアチアには16日からの2日間で1万1000人の難民が押しかけており、クロアチア政府は警察の機動隊を出動させ、軍に警戒態勢を命じるなど対応に当たっていた。
クロアチア政府が閉鎖したのはセルビアとの国境との検問所8つのうち7つで難民は検問所を通過できない状況になっている。
ところが…クロアチアが国境を閉鎖したため難民らは行く手を阻まれ、こうして畑を通って何とか国境を越えようとしています。
国境を警備している当局者は検問所の閉鎖後に国境を越えた難民は難民の収容所に連行するとしている。
既にクロアチア領内に入っていた難民は用意されたバスに相次いで乗り込み、最終目的地のドイツなどを目指しているがバスが足りず、いら立つ難民がいるなど、国境付近での混乱は続いている。
新国立競技場の新しい事業者の公募が今日、夕方締め切られたが、原案をデザインしたザハ・ハディド氏は参加を断念したことがわかった。
ハディド氏は新たな公募に向け設計チームを組み、コストに見合った計画をつくれるとしていたが設計と施工を一体的に発注するという公募の条件のうち、施工業者が見つからなかったとのこと。
発表されたコメントの中でザハ・ハディド事務所は、2年にわたった新国立競技場の仕事を続けられないのは残念だとしている。
ここで再び国会の最新の動きをお伝えします。
今も衆議院本会議では民主党の枝野幹事長による内閣不信任案の提出理由の趣旨説明が今も続いているようです。
枝野幹事長の趣旨説明なんですけど、もう1時間40分も続いているんです。
与党側は野党側の抵抗に手こずりながらも、着々と法案の成立に向けた駒を進めているという状況です。
安倍総理は法案審議中、時間がたてば理解が広がっていくと言ったんですけれども、昨日から今日にかけての政府・与党の動き、もう国民の理解をあきらめたようにも見えてしまいます。
国民というのは政治に無関心で国際情勢には疎い。
冷酷な駆け引きが繰り広げられている外航や防衛の現場を知っているのは選ばれた自分たちだけなんだ、だから自分たちが決める。
こんな意識すら透けて見えるわけです。
この永田町には市民たちのデモの声が一日中が響き渡っています。
これは法案の内容そのものだけではなくて主権者である国民の負託を受けて自分たちが仕事をしているんだと、そんな事実を忘れてしまった議員たちに向けられているものなのかもしれません。
まさに国会の中と外の意識の大きなギャップを見た光景という気がします。
国会内の多数は確かに国民が選びましたけれども、今国会の外にはその中での出来事に2015/09/18(金) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
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