これまで「団塊スタイル」では「健康寿命を延ばす」をテーマに食生活や歩く事に注目してきました。
今回は筋力アップで健康寿命を延ばすのがテーマです。
筋肉には体を支えたり動かしたりするなどの機能があります。
筋力を向上させる事で寝たきりや要介護の予防にもつながるのです。
しかし今回番組でアンケートを行ったところ「筋肉が衰えた」と感じている人が9割近くもいました。
そしてこんな声もありました。
こうした筋肉の衰えを放置していると加齢とともに骨格筋の量や筋力が低下する「サルコペニア」と呼ばれる現象を招く可能性があります。
そこでシニア世代に合わせた筋力アップの方法をさまざまな角度からお伝えします。
こちら74歳の女性は9か月の運動トレーニングによって筋肉に変化が現れました。
太ももの筋肉の厚さが10.2%も増えたのです。
更に番組では家にいても簡単にできるトレーニング方法を紹介します。
スマートで若々しい体を手に入れてみませんか。
こちらはしなやかにフラダンスをしている82歳の女性。
この独特の動きが筋力アップにつながると言います。
そして筋肉を作るのに大切なのが食事。
どんな栄養素をどんなタイミングでとるのが効果的か解説します。
今からでも遅くありません。
健康的で自立した生活を送るために筋力アップを目指しましょう。
風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今日は「筋力アップで延ばそう健康寿命」。
ねえ。
健康寿命本当延ばしたいですね。
元気でいたいですけど。
風吹さんは筋肉の衰えを感じます?衰えてますよ。
上半身は弱いかもしれないです。
でも足はすごく比較的強いと思います。
国井さんは?私の方は最近ね例えばバッグに昔は本をたくさん入れても大丈夫だったんですけどもう最近はなるべく減らして軽くしようとか。
ちょっと遅くなりましたね動作が。
立ったり座ったりが。
じゃあゲストの方をご紹介します。
安藤和津さんです。
よろしくお願いします。
何度もありがとうございます。
「団塊スタイル」もおなじみです。
もう私本当に今ね自分でねまずいなと思って聞いてました2人の話。
筋力低下をすごい感じてます。
でもすごく姿勢もいいし筋肉ありそうですよ。
もうね何するにも「よっこいしょ」と「どっこいしょ」のかけ声ないとできなくなっちゃった。
そうですか?気が付くと言ってるんですよ。
とてもそう見えないんですけどね。
すごくためになりそう。
うれしいです。
ではまずどんな時に皆さん筋力が落ちたと感じるのか。
次のVTRをご覧下さい。
今回番組で筋肉の衰えについてアンケートを行ったところこんな声がありました。
アンケートに声を寄せて下さった1人です。
「歩くスピードが遅くなった」と訴えています。
藤井さんはショッピングなどに出かける時近くの駅を利用しています。
その時以前はなかった筋肉の衰えを感じています。
他にも駅の階段を上ったり下りたりすると以前より脚が重たく感じるようになったと言います。
また日頃あまり運動を行っていないため脚の筋肉がたるんできているとも感じています。
一見そんなに衰えているように見えませんが専門家はどう見るのでしょうか?スポーツ健康科学を専門にしている町田修一さんに見てもらいました。
注目したのは歩くスピードが遅くなった事と脚の筋肉が落ちた事です。
こちらの男性も筋肉の衰えに悩んでいます。
家具のデザインをしている…仕事柄一日中机に向かって座り続ける毎日を送っている大澤さん。
運動不足になりがちだと言います。
大澤さんは3年前ウォーキングの途中である体の異変に気が付きました。
その時感じたという歩き方です。
敷石を見ながら歩いていると足元が左右に蛇行していたと言います。
筋肉の衰えを感じ始めた年齢だったので大きなショックを受けました。
その後大澤さんは自宅でトレーニングを始めました。
主に下半身を鍛える運動を行っています。
そんな不安を持つ大澤さんの筋肉量を町田さんに見てもらいました。
左右の腕と脚を調べたところおよそ24キログラムありました。
町田さんによると年相応の筋肉量だそうです。
しかし気になるのはこれからだと言います。
一方で町田さんが気になったのは左右の脚の筋肉量の違いです。
右脚は8.62キログラム左脚は8.73キログラムでした。
この筋肉量の差が蛇行していた要因の一つと考えています。
トレーニングを変える事によって左右のバランスがとれるようになるとアドバイスをしました。
今回取材に協力してくれた大澤さんと藤井さん。
加齢とともに筋肉の衰えを感じていました。
皆さんも同じような悩みを抱えていませんか?同じような悩みを抱えてませんか?私も本当に足腰が衰えてきてるのを感じてるんですけど。
私ね娘にね歩幅が狭いって怒られたんです。
それで一緒にスピード上げたら足の裏の親指にマメができちゃった。
チョコチョコチョコっとこう。
あれ歩幅も関係するんでしょうかね?やっぱり老化と。
今のね藤井さん大澤さんにしても普通の人よりもウォーキングしたり。
お若いですよね。
でも町田さんの話ではいろいろこれから先注意しなきゃいけないというような。
その町田修一さんにここからはちょっと加わって頂いて話を進めていこうと思います。
大澤さん藤井さん筋肉もまあまああるんじゃないかと思えたんですけど歩き方見ても。
そうですね。
筋肉自体というか外見的にはですね本当同世代の方と同じじゃないかな。
もしくはそれよりもいいんじゃないかなと思うんですけれどご自身が感じていらっしゃる自覚症状の中で例えば歩くスピードが遅くなったとか階段を上った時にちょっと衰えを感じたとかですね。
あっもしかしたらもうそろそろサルコペニアを気にしなくちゃいけないんじゃないかなというのは私は思ったんですけれど。
え〜サルコペニア。
欧米ではですね20数年前から言われてるんですけど最近日本でも認知度が高まってきました。
筋肉が衰えると生活の中でどのような現れ方がするんでしょう?やっぱり一番分かりやすいのは階段を上がったりとかですね。
あとは立ったりとかそれこそ安藤さんが先ほどおっしゃってたんですけどやはり歩幅が少し狭くなったと。
実はその歩幅を広くするという事は力が要るんですよね。
だから無意識のうちにだんだんと力が弱ってきた事によって歩幅が広くできなくなってきてる事もあるんですね。
それではその筋肉というものがどうやって衰えていくのかをちょっとまとめて頂いたデータをちょっと見せて下さい。
これはですね太ももの筋肉量を表してるんですね。
横軸がこれ年齢です。
これ縦軸が筋の断面積と書いてありますが筋肉量だと思って頂きたいんですけど。
我々というのは20代の時ですねもしくは30代の時に筋肉量太ももの筋肉が一番大きいんですけれどだんだん年齢とともに筋肉量が落ちてくるんですね。
最初はですねもちろん緩やかな落ち方で大体10年間で4%ぐらいなんですけど大体50歳を過ぎて60歳還暦を過ぎたぐらいからもう12%ぐらいというふうに急激に来ます。
急激に。
はい。
急激に来てますか?来てる世代ですよね私たち。
60代から感じますよね。
例えば80代ぐらいになりますと若かった頃と比べて約半分ぐらいの筋肉量になってしまう。
もう少し筋肉そのものがどのようにして衰えていくのか具体的にちょっと筋肉を構造から見て…。
これがですね筋肉の模型です。
きれいですね。
はいきれいです。
これ皆さんどういうふうに見えます?これは太ももです。
これ膝でして。
こういうふうに筋状に見えてくるのが分かりますか?はい見えてます。
見えてますよね。
実はこの筋状に見えてるのがですね実はこのようないわゆるですね今ストローで模型を出しましたけれど。
実はこの筋肉というのはこういうようなですね細い繊維でできてます。
一本一本今このように肉眼ではっきり分かるんですけど髪の毛ぐらいの太さです。
それを拡大したものですね。
髪の毛ぐらいの太さがここに何十万本とこういうふうにあるんですね。
今見て頂くとこれ赤く見えますよね。
ずっとよく見ると赤と白の筋肉が実は混じってるんですね。
(安藤)白は筋肉なんですか?はい。
この赤い筋肉が持久力のある筋肉です。
こちらの白い方は何かと言うと瞬発的な階段の上り下りとかする時にはこの白い方を使う。
ウォーキングとかする時にはこちらの赤い方。
で年齢とともにどちらの筋肉が衰えてくるかというと…。
実は多くの方はですねこの瞬発系の白い方が萎縮して小さくなってきたりもしくはなくなってきてしまうという事が言えます。
年を重ねると筋肉の衰えは自然現象だと思ってたんですけども放っておくのは良くない事ですよねきっと。
はい。
放っておくとですねだんだんと本当に自分のお体を支える事がきつくなってしまったりとかしますので。
でも自然だと思って皆さん諦めるんじゃなくてですね本当にですね筋力を鍛えるというのはすごく重要でして自分の体の代謝というのも変わってくるんですね。
またそれがですね生活習慣病例えば糖尿病とかあと動脈硬化とかっていうのありますけどあれにもですね実は筋肉を維持する事によってそういうのを防げると。
わあ〜。
病気にならないために筋肉がそんな働きをしてたなんて。
やはり自分がやりたい事をいつまでもできると。
そして要介護とかですね寝たきりにならないためにも…。
さてそれではシニア世代でも無理なくできる筋力トレーニングをご覧頂きたいと思います。
町田さんおすすめ若々しくて健康的な体を保つための筋力アップのトレーニングを紹介します。
先ほどの筋肉の衰えを感じていた大澤さんもトレーニングに参加しました。
1つ目はスクワット。
主に太ももとお尻の筋肉を鍛えます。
脚を肩幅ぐらいに開き太ももとお尻の筋肉を意識しながら腰を曲げ伸ばしします。
ポイントは膝がつま先から前に出ない事。
呼吸をしながらゆっくりと行って下さい。
最初は…大澤さんも10回を目指しますが…。
1234。
2234。
はい結構です。
いかがでしたか?続いてはプッシュアップ。
腕立て伏せです。
主に腕と胸の筋肉が鍛えられます。
まず肩幅程度に腕を開きます。
そして足先をそろえます。
あとは呼吸をしながら腕を曲げ体が地面に着く前に腕を伸ばします。
これを繰り返します。
腕の力に自信がない方はこちら。
膝をつけて行って下さい。
楽に腕立て伏せができます。
最初は…途中で肘や膝の痛みを感じたら無理をしないようにして下さい。
1234。
3つ目はかかとを上げ下げするヒールレイズ。
主にふくらはぎの筋肉が鍛えられます。
まず壁に手を添えて背筋を伸ばします。
そこからゆっくりとかかとを上げゆっくりと下げます。
これを10回繰り返します。
呼吸をしながら行って下さい。
最後はクランチ。
おなかの筋肉腹筋を鍛えます。
あお向けに寝て膝をこのように曲げます。
両手を膝に添えておなかの筋肉を使いながら上半身を起こします。
この時肩甲骨が離れるぐらいまで起き上がります。
下ろす時も腹筋を意識しながら行って下さい。
大澤さんもクランチに挑戦です。
きついと感じたら3秒間隔で上げる下げるを行ってみて下さい。
123。
はい結構です。
大澤さん4種目にチャレンジしていかがでしたか?地味にきつそうでしたけど。
ちょっと私間違って自分でやってた運動もあるかもしれないと思いました。
今拝見してて。
大澤さん確かに足のそろえ方でとか負荷がちょっと変わるような事おっしゃってましたもんね。
でもあれで鍛えられるんですね?はい。
もう少し改めて紹介してもらいましょうか。
どういう運動か。
はい。
今日ご紹介した運動は4種類ありまして主にこちらがですね下半身の筋肉を鍛えるトレーニングです。
こちらが上半身のトレーニングです。
このトレーニングをですね大体10回を連続でやって頂いてそれを1セットとしますと同じ種目をですね最初はですね下半身をやられて上半身をやられてまた下半身をやられて上半身をやられてと10回ずつやっていきましてそれを1日に2セットもしくは3セットできるといいと思います。
それぞれ2回から3回という事ですね。
はい。
ここで安藤さんが自己流で行っていたというスクワットに挑戦です。
じゃあ安藤さんですねまず肩幅ぐらいもしくは肩幅より少し広めでも結構ですね。
それでつま先を少し開きましょうか。
できればつま先よりも出ない位置でですね。
お尻をそうです。
そうですそうです。
全然違う。
全然違う。
ここにも効いてます。
そうですか。
あっうれしい。
あのですね一番この運動で効くのはこの太もものところとあとお尻なんですね。
やっぱりお尻ここなんですね今感じているのが。
1234。
はい結構です。
いかがでした?今までと全然違います。
もう既に体が熱くなってます。
分かりますか?何か中からじわ〜っと燃えてる感じ。
効いてる感じですか。
効いてる感じします。
これをですね例えば今のを10回続けられたらすごくいいんですね。
やってみます。
ここで先ほどのトレーニングを椅子や机を使って無理なくできる方法を紹介します。
筋力に自信のない方などにおすすめです。
まずはスクワット。
安定した椅子や机に手を掛けて行います。
膝がつま先より出ないよう腰をゆっくりと曲げ伸ばしします。
それでもきついと感じたら椅子に重心を掛けて下さい。
ふくらはぎを鍛えるヒールレイズです。
安定した椅子に座りつま先をつけたままゆっくりとかかとを上げ下ろしします。
立って行うより楽にできます。
これだけでも十分なトレーニングです。
(安藤)これは楽ですね。
これだと膝にちょっと膝の痛みとかおありになる方とかすごくいいかもしれないですね。
そしてクランチです。
手をおなかの上に置き無理に上体を起こさずおへそをのぞき込むようにします。
こうしたトレーニングは負荷を感じる程度行うのが効果的です。
先ほど紹介した膝を床につけて行うプッシュアップも含め自分に合ったやり方で行ってみて下さい。
では実際にそういうトレーニングをして筋肉が付いたという方の例をご覧頂きたいと思います。
順天堂大学では町田さんたちが筋力アップを通じて地域の人たちの寝たきり予防などに取り組んでいます。
こちらは週に1回開かれている公開講座の運動教室です。
参加者の多くはシニア世代です。
こちらの人たちは自宅や大学の施設で9か月間のトレーニングを重ねてきました。
66歳の女性です。
大好きだった山登りがつらくなってきたのがトレーニングに参加したきっかけでした。
74歳のこちらの男性。
見て下さい見事な力こぶです。
9か月前にこの公開講座に参加しました。
その結果筋肉の厚さが10.2%も増えました。
そんな山さんにふだんの生活を見せてもらいました。
朝食後は30分のウォーキング。
週4日を目標に家の近くの公園などを歩いています。
広めの歩幅でしっかりと腕を振り速く歩く事を心がけています。
始めた頃は息切れがしましたが今では楽にこなせるようになったと言います。
ウォーキングを終えると山さんはその日の内容を記録します。
開始時間行った運動の時間脈拍数そして感じた運動の強度を記します。
他に階段の上り下りなどの運動も記録。
これを基に大学は山さんに改善すべき点などアドバイスを行っています。
山さんが体を鍛えようと思ったのは亡くなった母親の介護がきっかけでした。
山さんには子供たちに介護で迷惑をかけたくないという思いがありました。
ウォーキングや週1回の大学でのトレーニングに加え自宅で1日おきに筋力トレーニングを行っています。
最初はうまくこなす事ができませんでしたが今ではプッシュアップやクランチなど6種目2セットを行っています。
きついと言いながらも充実感にあふれている山さん。
運動の他に食生活にも気を配っています。
この日のお昼は鶏のささみにチーズを挟んで揚げたもの。
鶏のささみの他に豆サラダ豆腐牛乳の寒天などたんぱく質が豊富な献立です。
こうしたトレーニングや食生活を積み重ねる事によって山さんの筋肉に変化が現れました。
山さんの太ももの画像です。
左がトレーニング前右がトレーニング9か月後です。
同じ場所を測定するとトレーニング前は26.5ミリだった筋肉の厚さが9か月後29.2ミリになりました。
10.2%も増えたのです。
筋肉が付いてますます自信を深めたという山さん。
目標があります。
今の見ててものすごく身につまされちゃった。
ちょっとでも理想ですね。
これから間に合うという。
ねえ。
ちょっと勇気を頂いた。
だってすごい筋肉の増え方ですよねあの地道なトレーニングで。
こちらをちょっと見て頂きたいんですけれどこれ太ももの皮下脂肪でこれが筋肉の部分なんですね。
これが大腿骨という骨ですけどこの厚みがですね山さん9か月トレーニングをされますとこのように増えたという事なんですね。
そうするとこれが大体ですね10.2%アップしたという事でお年から考えると皆さんもしかしてもう筋肉は増えないんじゃないかなと思われるかもしれませんけれどそんな事はなくてですねしっかり地道なトレーニングをするとこのように増えてきたと。
9か月ですもんね参加されて。
そうですね。
また運動だけじゃなく食生活もですね。
そうですねすごい食事。
そうなんです。
あれはやっぱりすごく重要でして。
実はですね山さんの食事なんですがこれ。
たんぱく質が。
はいそうなんです。
風吹さんのおっしゃるとおりですね。
実はこれ見て頂くとたんぱく質をですね積極的にとられてるという事でこれ実は筋肉作りにはものすごく重要なんですね。
この筋肉作りの時にはですね運動だけしててもダメでして運動と食事を組み合わせないと効果は我々出ないと思っています。
どういうタイミングでとればいいんですか?はい。
まずすごく重要なのはおなかがすいた状態では運動して頂きたくないんですね。
実は筋肉を壊してしまう事にもなるんですね。
おなかがある程度満たされた状態で運動して頂きたいと思います。
ある程度ね。
はいそうですね。
実は大切なのはおなかがすいた状態ではないという事と運動終わったあとにできるだけ早めにこういう先ほど山さんにあったようなたんぱく質多めの食事もしくは何かしらたんぱく質をとって頂きたいんですね。
ははあそうかそうか。
はい。
基本はなるべく運動が終わったらすぐにたんぱく質の豊富なものをとると。
はいそれが理想です。
体作るのは食べ物もすごい大事だというのを感じますね。
あと今運動しました栄養注意して下さいとお伝えしましたけどこのあとですねやはり休むという事もすごく重要です。
寝てる時とか体を要するにじっとしてる時に筋肉を作っていくんですね体というのは。
例えばですけど読書をしたりとかあまりそこで活動的にならない方のが筋肉作りには非常にいいです。
トレーニングの他に趣味やスポーツで体を動かすという事は効果があるんでしょうか?はい。
十分期待できます。
そこで次は趣味を楽しみながら筋力アップにつなげているという一例をご覧頂きたいと思います。
東京・江戸川区にある区の施設です。
そこで行われていたのはシニア世代にも人気のフラダンス。
50代から80代の10名ほどが参加しています。
指導しているのがこちら…フラダンスで使う筋肉について伺いました。
中腰の姿勢を保つなど下半身のいろいろな筋肉を使うフラダンス。
皆さんどのように実感しているのでしょう?このグループで最高齢の矢口笙子さん82歳です。
フラダンスを始めて16年になります。
脚に注目するとつま先立ちを繰り返しながらもしっかりと姿勢を保っているのが分かります。
矢口さんがフラダンスを始めたのは66歳の頃。
病気で体調を崩したのがきっかけでした。
以来健康の事も考えて続けていると言います。
踊りで鍛えた脚を見せて頂きました。
皆さんの目標は矢口さんのようにいつまでも元気に踊り続けること。
100歳のフラガールを目指しています。
はいフィニッシュで。
いいですね生き生きしてらっしゃいますね表情が。
皆さんタフ。
ねえ。
いろんなところ使ってるって話ありましたけど。
中腰ってフラダンスもそうですけどもしかしたら日本舞踊なんかも意外といいのかもしれないですね。
そうですね踊りはそうですね。
本当に私たちもですねそうすごく思ってまして中腰で作業するってきついですよね。
きついという事は筋肉をかなり鍛えてるというかトレーニングしてるんですね。
非常に我々からすると理想的な運動じゃないかなというふうに思うんですけど。
しかも楽しみながら「えいっ」とか。
ねえ最高ですよねああいうの。
その他何かおすすめの趣味とか運動とか何かありますか?はい速歩。
やはり速歩きという事で。
その他にですね登山はすごくいいですね。
風吹さんも結構山に登ったり…。
そうです。
夏は立山登りましたけど。
下りてくると全然地上の運動量が楽になってくるというか。
そうですねだからちょっとつらいですけど登ってみると下りたあとが楽。
脳にもいいかもね。
注意力を集中させて山登りってやっぱりしたりするし。
空気も良かったりね精神的にも。
今日いろいろ健康寿命を延ばすための筋肉のアップよく重要性が分かったんですがまとめて頂くと一番大事なのはどの点なんでしょうか?はい。
これ先ほどお見せしたグラフなんですけど。
私たちというのはどうしても年齢を取ってきますと筋肉量が落ちてきてしまうと。
これはもう事実なんですね。
ただお一人お一人がどういう例えば生活習慣運動や栄養や休養を取り入れるかによって例えば20代30代の頃の筋肉量を維持するという事は難しいんですけれどいつまでも自分の体を支えたりとか自分で好きな事ができる筋肉量を維持する事はこれは可能です。
そうする事によって介護や寝たきりというものを防ぐ事ができますと。
その辺をですね皆さんご理解頂ければなというふうに思います。
やっぱり自分の足で自分の人生をきちっと生きていくという事は自分の事だけじゃなくて介護されない体を作る訳だから家族みんなのためにもなるんですよね。
だから筋肉は家族の幸せに必要なんだと思いました。
という事でございます。
今日は本当にお二人ともありがとうございました。
ありがとうございました。
風吹さん今日は?はい。
今日のお茶は紫娟茶。
中国の雲南省のプーアル茶なんですが紫色なんですね。
器に入れるとよく分かりますね。
この紫はアントシアニン多く含まれているんですね。
茎と葉と芽が紫の生プーアルですね。
あら。
おいしいですね。
頂けますよね。
ちょっと酸味が少しあるような。
実は私雲南省でこのお茶に出会った事があったんですけど。
ちょっと色に感動しすぎて今こんな味だったんだってまた改めて…おいしいですよ。
やっぱりこの色には最初は…そうかもしれない。
びっくりしました。
さて視聴者の皆さんの輝いている姿をお伝えする「私の団塊スタイル」ですが今回は京都市にお住まいの甲谷正美さん67歳の方から頂きました。
「退職後娘に『このままではボケてしまうよ』と言われ16年前水泳教室に入りました。
水泳は初めてで水に浮く事さえできず仲間やコーチの励ましで25メートル泳いだ時は大感激でした。
憧れのバタフライは大苦戦。
『プールの水が私の涙で海水のように辛くなるよ』と言っていましたが今では楽に泳げるようになりました」。
涙を流しながらこのバタフライを覚えて。
すばらしいですよねバタフライまでいくというのが。
「温かいコーチや多くの水泳仲間と共に泳いでいる時が至福のひと時です」。
10年前で若いですね。
お若いです。
きれいなお体されてます。
「私の団塊スタイル」では皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事に打ち込んでいる輝いてる姿を是非お寄せ下さい。
皆様からのご投稿お待ちしています。
風吹さん今日は「筋肉を付ける」。
筋肉を付ける。
でもこんなに詳しく筋肉のお勉強させて頂いたの初めてで面白かったです。
あっそうですか。
やっぱり日常生きてると筋力が落ちてるとやっぱりつらくなりますよね生活そのものが。
楽しく生きようと思うとやっぱり筋力かなって思います。
安藤さんは「筋肉を付けるのは家族のためだ」って言ってましたけど。
ねえ。
紫娟茶。
おいしいですね。
2015/09/18(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「筋力アップで延ばす!健康寿命」[解][字]
加齢とともに筋肉量は減少し、筋力も衰え、高齢になるとそれが顕著になっていく。今回は、シニアでも手軽に始められる筋力アップの運動や筋力を向上させる食生活など紹介。
詳細情報
番組内容
加齢とともに筋肉量は減少し、筋力も衰え、高齢になるとそれが顕著になっていく。さらに、運動もせずに放置しておくと、要介護や寝たきりなどの危険性が高まる。番組では、70歳を過ぎて筋肉量が増え、若々しく健康的に暮らしている人たちを取材。そこには、筋肉を増やすための驚きのヒントがあった。他にも、初めての人でも自宅で手軽に始められる筋力アップの運動や筋肉を効率よく増やすための食生活などを伝える。
出演者
【ゲスト】エッセイスト…安藤和津,【解説】順天堂大学大学院先任准教授…町田修一,【司会】国井雅比古,風吹ジュン,【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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