報道ステーション 2015.09.18


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫現在の参議院の本会議場の様子が出ています。
夜の8時に、衆議院のほうで内閣不信任案がやはり否決されました。
そして夜の8時半から参議院の本会議。
参議院に舞台が戻ったわけです。
そして、現在は鴻池委員長の問責決議案を審議しているところであります。
先ほど、民主党の小西洋之議員が問責を出した理由説明の演説をやって、1時間近くフィリバスターといわれる牛タン演説をしました。
小西洋之議員は若手で昨日の強行採決の場面でうわーっとダイブした人ですね。
ヒゲの隊長に軽く殴られたかなという方ですけどね。
現在は、自民党の女性議員が鴻池委員長への問責決議案に反対する演説を行っているところです。
そして、このあと10時半ごろになりまして与党などの反対多数でやはり問責は否決される見通し。
そして、そのあと法案の採決へとなだれ込んでいくと思われるんですが日付をまたいで本会議でということになりそうな気配であります。
一転しまして国会の外をのぞきましょう。
富川アナウンサーお願いします。
≫国会前、つい先ほどから雨が降ってきました。
そんな中、今日は金曜日でしかも、SEALDsが定期的に反対の声を上げている日ということもありましてかなり多くの方が、この国会前に集まってきているんですね。
主催者によりますと4万人以上。
警察関係者によると1万1000人が午後8時現在でここに集まっていると見込んでいるんですね。
中には、先ほどお聞きしましたら北海道や東北関西から来ているという方もいらっしゃいましてまさに全国からここに集まってきているんです。
これだけ多くの人が集まってきていますから警備態勢も強化されているんですね。
昨日、おとといのように警察車両が国会の前には40台壁のように止まっていまして今日は昨日までなかった国会と皆さんの間まさに国会を塞ぐように警察車両も止まっているんですね。
ただ、院内にいますと皆さんの声届いているんですね。
私、おとといから国会内で取材していますが昨日おとといよりも更に大きな声が国会の中から聞こえました。
つまり、国会議員の皆さんにもこの皆さんのシュプレヒコールの声が届いているということがいえます。
参議院、何時まで行われるかわかりませんが皆さんは、何時まででも最後まで反対の声を上げ続けるんだと話していました。
≫富川アナウンサーでした。
改めまして、こんばんは。
本日のゲストコメンテーターをご紹介いたします。
政治史学者の御厨貴さんです。
よろしくお願いいたします。
御厨さんちょうど出ていましたが御厨さんというと歴代の総理などに政治家、官僚などを含めまして会って、聞き書きをして常にそれをまとめていくという作業をやられてこられました。
ということは例えばあのデモの声を、安倍総理はどう聞いているのかという想像も含めまして今日はいろいろと伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、このあと国会、参議院の本会議の様子など動きがありましたらもちろん番組の中で随時お伝えしようと思っておりますがまず皆様方に今日お伝えしたいのは明日になりまして日付をまたいで明日の未明にはいよいよ通ってしまうと。
安保法案がと。
ついにといいますか。
通ってしまうということも踏まえましてですね今日は、政治家であるとか文化人であるとか学者であるとか芸能人であるとかもちろん一般の方々街角でいろんな各地で皆さん方にこの安保法案に対するご意見を伺っております。
今まで、出てくださった方今日、お出になる方≫安保法案に関してどのようなご意見をお持ちですか?≫昨日の参議院での採決の様子を海外メディアは詳しく紹介していた。
≫安倍総理はアメリカ議会で夏までの法案成立を約束していたが…。
≫この問題ではタレントが積極的に発言している。
≫1人も兵士が戦死しないで70年を過ごしてきたこの国どんな経緯でできた憲法であれ僕は世界に誇れると思う。
戦争はしないんだと。
≫山崎さんはかつて自民党防衛族の主要メンバーの1人だった。
≫金田さんはかつて海上自衛隊で護衛艦隊の司令官を務めたミサイル防衛の専門家だ。
≫憲法学者の小林さんは法案が成立したらしっかりとした裏づけのある違憲訴訟を考えているという。
≫元外交官の岡本さんは安保関連法案の必要性を主張してきた。
≫法案が成立すれば自衛隊の活動範囲が拡大する。
自衛官の家族はどう思っているのか。
≫南スーダンPKOで次に派遣されるのが陸上自衛隊中部方面隊だ。
≫ノーベル物理学賞を受賞した益川さんは安保法案に反対する学者の会の呼びかけ人の1人でこれまでに1万4120人の署名が集まった。
益川さんは「報道ステーション」の取材にコメントを寄せてくれた。
≫海洋安全保障が専門の山田さんは安保法案に賛成だ。
≫10歳のときに長崎で被爆した歌手の美輪明宏さん。
≫御厨さんには2点、ここで伺いたいんですけど1つは安倍総理のこと2つ目は国民の一部である国会に詰め掛けているあのデモをしている方々について。
まず、安倍総理に関しては今、どんな思いでいるんでしょうかね。
もう通ろうとしています安保法案。
≫多分達成感はあると思います。
ただ、その達成感が本当に裏打ちされたというか本当によくやったねという感じであるかはわかりません。
それは、1つは、安倍さんはやっぱり、おじいさんのことをすぐ引き合いに出します。
おじいさんができなかったことを実は2つやった。
1つは彼は、岸のおじいさんの悲願であったカムバック。
これ、できましたよね。
やっちゃったと。
これは大きいんです。
普通はあり得ない。
それをやっちゃった。
それから岸さんはやっぱり、安保改定の実現とそれから、岸政権の政権寿命を引き換えにしました。
ただ、辞めなきゃならなかった。
安倍さんはこの安保法制をいまや実現して、そしてなおかつ総裁に無投票再選しましたからこれによって、政権の維持というものが約束されている。
この点も、つまり岸さんは辞めた。
自分は辞めないで今後またやっていけるという。
この2点で、恐らくおじいさんを超えたかなという感じはあると思うんですね。
≫使命として肩の荷が一瞬は下りたと?≫一瞬は下りたんじゃないかと思います。
ただ、問題は今後、安倍さんが何をやりたいかという点がいまだに全く見えていないんです。
1つはアベノミクスだよもういっぺんという話がありますが私は、この成長戦略が今に至るまで出てこない状況で成長戦略が出ないところでアベノミクスもう一度というのはなかなか困難だと思いますね。
構造改革もできていません。
それからもう1つは、いやいや政治課題はまだありますよ。
つまり、憲法改正がまだあると。
しかし、今回の問題は全部、憲法改正を棚上げにして解釈改憲できちゃいましたからここで憲法改正となるとえ?という話になってしかもまたそれをやるだけの体力が今の自民党にあるかというと恐らくない気がするんですね。
≫憲法改正、結果国民投票になりますからね。
≫また全然違う話の展開になる。
ですから、今言ったようなことから言うとなかなか、達成はしたけど次、どうするかというところここはかなり何もないという感じがしますからね。
≫来年は参院選もありますけどあと、やるとしたら消費税を上げると約束したけれども10%にはしないとかそういうことがあるんですかね。
≫それはかなり姑息な話になりますからね。
だから、今の時点で次がないという状況は安倍さんが、やっぱりこれまで次の世代の人たちを育ててこなかったこととも関連しちゃいますよね。
自分では自己完結するんだけどそのあと、ないよねっていう感じが、やっぱりありますね。
≫御厨さんおじいさんとの関係でいうとなんびとも入れないその中の思いっていうのはあるんだろうけどもいろんな世界に世襲があってあながち否定するものでもないと思うんですがこと国民、国家全体を巻き込む形でおじいさん超えをやられてもいい迷惑だという方も多いと思うんですけどね。
≫ただ、やっぱり彼はこれまでにない強い総理を目指したわけでその強い総理というのはやっぱり、おじいさんがモデルなんですよね。
彼はそこに頼らざるを得ない。
だから多くのほかの人たちを信用しているわけでなくてやっぱり、その自分の一番肉親にあたるものを信用してるというこれは彼の真実だと思います。
≫担いでいる人たちがいますからね。
そして、デモの方々を含めてこの法案に本当に反対だとされている方々にはどんなことがいえますか?≫よくいわれるのは次の選挙で今回投票した人たちを監視するというふうな話はよく聞かれますがただ、私は、この安保法制十分に議論が尽くされていないというのが80%という世論がもちろんあると同時に内閣支持率が50%程度を行き来していてそんなに大きくは下がらない。
例の70年談話でもこれは下がらないで増えたという状況がありますのでここをよく見ないと。
つまり、次、本当にそれでまたもういっぺん自民党からあるべき次の与党を担う勢力と政権交代ができるかということはそう簡単に進むものではないと思いますね。
同時に、私が思うのはやっぱり国民はこれから成立してしまったよく十分な説明がされなかった安保法案をやっぱり、じっくりと検討する。
これは、地味な作業ですけどね。
何かが起きたときに本当に政府は今度は踏み切るでしょうから踏み切ったときに、やはりそれに対してノーが言えるのかどうか。
これ、ちゃんとやってなかったらまたいっちゃいます。
そこのところにもう一度立ち返って。
これは、地味ですから大変なんですけどね。
でも、院内外であれだけ盛り上がった人たちが今度戻ったときにそういう作業についてくれるなら僕はすごくそれはいいことだと思いますね。
≫大変な作業ではあるけれども。
それでいうと、あらかじめいわゆる予習というのでいうと一体、海外派兵の道が開けたとするならばどこに行くんだろうと考えるといろんなもの、ありますが例えば、南シナ海は置いておきまして初めに出てきたホルムズ海峡っていってもイランが、ああいうことになり現実的じゃない。
もう、発言もぶれてきた。
総理の。
そうすると、どこへ行くかというと例えば、今、南スーダンに行っていますよね。
一方でとどのつまり戦争はよく言いますがどういうときにやるんだといったら最後はエネルギーを奪う、とる。
自分たちの手中にする。
そのために戦争をやるんだというあられもないところに戻ってしまうとアメリカの戦争にもし一緒にということであるならばアフリカに行く可能性はありますか?≫そういう点で言えばアフリカもあるだろうしいろいろ、今まで出ていないところにとにかく行けるようにしちゃったわけですから僕は可能性はあると思いますね。
議論は出ると思います。
≫あとはちゃんと見ておかないと地道な作業ですがやっぱり、国会の事前承認ですよね。
≫こちら、今日未明の参議院です。
中谷防衛大臣の問責決議案の採決が行われまして否決されました。
そして午後2時半過ぎなんですが今度は安倍総理の問責決議案の採決が行われました。
ここでは、山本太郎議員が1人で牛歩を行うという場面もありました。
そして、午後8時になるんですけれども衆議院で採決が行われた内閣不信任案。
安倍総理のですね。
こちらでは民主党の枝野幹事長が2時間近く演説を行うというシーンもありました。
これが今日の流れなんですけどもこうして中谷大臣、そして安倍総理と次々と責任を問う決議が出されたこの4か月間の安保審議を改めて、ご覧ください。
≫やじに始まり…。
怒号に終わった法案審議。
未解決に終わった最たる問題は憲法だ。
≫6月、自民党が呼んだ憲法学者も含め3人の参考人全員が憲法違反と断定した。
すると…。
≫ならばと番組で憲法学者にアンケートをとったところ合憲としたのは149人中わずかに3人。
しかし…。
≫だが、その法の番人最高裁の元判事までも法案は憲法違反と公の場で断言。
今月には、トップを務めた山口繁元最高裁長官までもがインタビューに応じ違憲だと言わざるを得ないと突きつけたが…。
≫総理は一体なんのためにこの法案を成立させたかったのか。
憲法解釈を変えて集団的自衛権を認める閣議決定を行い国民に初めてその理由を説明する場で総理は、こう語っていた。
≫しかし、審議が進むと…。
≫総理は国会でたびたび一般には他国での武力行使をしないと明言。
ただ、唯一の例外として挙げていたのが中東・ホルムズ海峡での戦闘中の機雷掃海だった。
≫だが、これも…。
≫例外的な他国での武力行使はほかにあったのか。
≫政府が説明し続けた歯止めのある自衛隊の海外派遣。
しかし審議が進めば進むほどそこへの懸念は広がったともいえる。
例えば、中東で台頭する過激派組織イスラム国について。
空爆などを行う有志連合への後方支援を行うのか問われ…。
≫更に、安倍政権は想定していないとしつつも法律上できるものが多いこともわかった。
≫更に自衛隊が平時でもできるようになることが何かもわかった。
≫審議の舞台が参議院にまさに移ろうとするとき総理側近の補佐官から飛び出したのは…。
≫そして、参議院の審議が佳境に入る中問題となったのは共産党が入手した自衛隊中枢作成の内部文書だった。
5月に作られたもので法案の成立時期を8月と明記。
成立後、新たに可能となる駆けつけ警護を来年2月から南スーダンで実際、活動するPKO部隊に適用させるとされていた。
当初、中谷大臣は…。
≫としたが、その後…。
≫200時間を超えた安保法案の審議。
決めるときは決めるとして採決が強行され打ち切られた。
≫御厨さんは、ずっと長く政治をご覧になっているのでぜひ伺いたいのは審議時間が200時間とかいろいろ、言ってますけど内容的には全く与党も野党もかみ合わないできちゃった感があるんですがどうしてでしょう?≫基本的に最初から安倍さんとそれから安倍自民党に対する不信感というものが野党側にありますから与党がどういうふうに言おうとも結局、野党の側は不信感を募らせるしどうせ、説明したって野党にわからないだろうということでまた、与党も対応しますから。
相互不信がどんどん更新していっているという状況ですよね。
≫歩み寄るどころか…。
≫ますます相手はやっぱりという確信を持っていくという状況なんです。
こういう場合はやっぱり、圧倒的に今回の場合は衆参ともにとっているわけですから自民党のほうがむしろ、本来ならばもう少し幅があるといいますか議論を出してもいいんですけども結局、この場合も自民党自身が実は自民党の普通の議員自身がこの安保法案どこまでわかっているのかというのがわからないわけです。
そうすると安倍さんとしてはそれも一緒に連れて行かなければいけないわけですから安倍さんのほうに全く余裕がない。
余裕がないとどうなるかというとよく言われますが横綱相撲が取れない。
だから野党の言うこともちょっとは聞いて野党といろいろ議論をしながら生産的に議論をしていくこともできませんから≫だからやじも出ちゃうんですね。
≫要するに早く進めたいんです。
本人は。
ある種のそういう気分が僕は出ているんだと思いますから、なかなか…。
しかも、やっぱり安倍さんにあるのは敵は殲滅しないと広がってくるとまずいというのでとにかく1点集中で攻撃していくというこれも余裕もない証拠なんです。
だから、全てが何十時間やろうとも徒労という感じになっちゃうんですね。
≫御厨さんは時折おっしゃいますけれどもやっぱりかつての自民党は多様性があった。
野中さんにしてもいろんなタカがいてハトがいていろいろ、あったと。
今、本当にない感じがしますよね。
≫もう、出てこれなくなった。
これ、やっぱりある種、毎回新人が出るということやそれから小選挙区によってという面がやっぱり出てきている感じがします。
≫派閥が一概にいいとは言えないのでこの派閥、この派閥と1つの選挙区から2人自民党から受かるということが全くなくなったわけですからね。
≫そこに昔は多様性があった。
今は1つですから。
そうすると、やっぱり今の総理の言うことにとりあえずはついていこうと。
今の総理がとにかく政権を奪還してくれたんだからそれに異論を立てるのはしばらく待とうという感じでここまできたということです。
≫まだ、総理、そして中谷大臣以外に、外務大臣以外に本当に中身を熟知していてとにかくきちんと理論武装して言える人がいたらいいけど全然いなかったしそもそも、これを通そうということであれば中身が追いついていないとしたらそんなまともなことをちゃんと返せる人がいないわけですね。
≫それが全部わからないまま進んできて野党が時々、質問すると答弁が非常にあいまい。
前に言ったことを覆すということも平気で出ちゃう。
そういうのを見ているとますます大丈夫かなとみんなが思うと。
それで、やり方が非常に拙劣だったと思いますね。
≫自民党の多様性が失われたことの1つに例えば、小泉政権下で抵抗勢力をぶっ潰す。
これが、ある種、自民党をぶっ壊すということにもつながっていたと思うんですけどある意味のですね。
そういうところで抵抗勢力が抑えられるみたいなものができちゃったんですかね。
≫それは、あのときにとにかく小選挙区でしかも、幹事長のところに全部お金がきてという流れでさっきも出ましたけど派閥がなくなっちゃいますと直になりますからね。
そうすると、直になるとお前たち、黙れといわれたときにそれに抵抗すると、次のときどうするとなりますから。
そうすると黙ってしばらくはという話になる。
小泉さんから始まったことがずっと10年経ってこういう形で現れてきているとはいえるんです。
≫本当に安保のこともいろんなお考えをお持ちでご覧になっている方多いと思いますけどここで1分間のみ生中継なんですけどちょっとお耳を拝借してできれば和んでいただけたらなと勝手ながら、思っております。
ちょっとスタジオの照明を若干暗くしていただいて夜に少し近づけていただく感じで秋の虫の音をちょっと順番に聞いていただきたい。
まずスズムシ。
マツムシを聞いていただけますか。
次、カンタン。
というような、いろんな虫の種類虫の音がありますがこれから1分間ご覧いただくというか聞いていただく場所は埼玉県にある荒川の押切河原の虫たちの合唱。
さっきの3種類にプラスしてトータル11種類の虫の音の合唱です。
≫雨による被害が出ています。
先週の金曜日に豪雨の被害が出た宮城県で、また今朝にかけて雨が降りまして土砂崩れも発生しました。
そして、鬼怒川が決壊した茨城県の常総市ではこの雨が作業を阻んでいます。
≫石巻市雄勝町です。
大雨の影響で土砂崩れが発生しています。
こちらは完全に道路が塞がれてます。
水がたまっているのも確認できます。
≫秋雨前線や低気圧の影響で昨夜から今朝にかけて東北の沿岸部では大雨となった。
宮城県石巻市では県道で土砂崩れが複数発生し一時、332世帯が孤立。
山からの水が集落にも流れ込んだ。
≫一方、今日の茨城県常総市。
水に浸った家具などを満載した車が列を作るが…。
≫こちらのごみの仮置き場は昨日からの雨の影響で車がスリップするほど地面がぬかるんでおり今日の午後3時でごみの受け入れを中止しました。
≫市ではいまだおよそ1600人が避難所に身を寄せている。
断水は市の4割にあたる7000世帯で続いていて復旧には今月いっぱいかかる見込みだ。
≫本当に皆さんお疲れだと思います。
大変ですよね。
画面が今急に切り替わりました。
小笠原諸島です。
先ほど、夜10時34分に大雨警報が出ました。
小笠原諸島に台風が接近しているわけです。
小笠原村には暴風・波浪警報も出ています。
≫南米のチリ沖で発生した巨大地震による津波が丸1日かけて日本の太平洋沿岸に到達しました。
≫沖合に現れた、ひと筋の波。
チリ沖の巨大地震で発生した津波とみられる。
午前3時に太平洋沿岸に津波注意報が出され津波は順次北海道から沖縄まで到達した。
津波が最も高かったのは岩手県久慈市の80cm次いで北海道のえりも町の50cm茨城県大洗などで40cmになった。
消防庁によると15都県の沿岸部で避難指示や避難勧告が出されたという。
≫津波注意報は午後4時40分に全て解除されたが気象庁はこのあと1日程度は海面変動がある可能性があり海岸に近づく際は注意するよう呼びかけている。
≫9年ぶりの利上げに踏み切るのか否か。
FRB・連邦準備制度理事会のイエレン議長が出した答えはノーだった。
≫午後2時を過ぎたところです。
利上げをしないという一報が飛び込んできた瞬間一気に場内は騒がしくなりました。
叫ぶ人、そして頭を抱える人。
さまざまな反応を見せています。
≫トレーダーの中で安堵と落胆が交錯したのだろうか。
17日のニューヨーク市場は大きく乱高下する結果となった。
一方、為替市場では利上げの先送りで1ドル=119円台に円高が進んだ。
≫窓ガラスは吹き飛び建物には、ひびが入っている。
今日午後3時ごろ青森県黒石市の六郷小学校で爆発音が聞こえたと消防に通報があった。
爆発したのは校舎1階にある調理室。
無残に吹き飛んだこれは取っ手があるところを見るとドアだろうか。
この爆発で55歳の調理員の女性が死亡。
男子児童2人を含む5人が怪我をした。
≫当時、調理室では害虫駆除の作業中だった。
業者が煙式の殺虫剤に火を放ったところ爆発が起きたという。
警察が爆発の原因を調べている。
≫つらいことが起きてしまいましたね。
≫埼玉県熊谷市で6人が殺害された事件で。
現場には、血で書かれたアルファベットのような文字が残されていました。
ナカダ・ルデナ容疑者とはどういう人物だったのか。
ペルーに住む家族を取材しました。
≫家族3人が殺された現場には血の付いた包丁が2本残されていた。
小学校から帰ってきたあと事件に巻き込まれた幼い姉妹。
10歳の加藤美咲ちゃんと春花ちゃん、7歳。
2人は、2階のクローゼットから見つかった。
母親の美和子さんは1階で倒れていた。
次々と6人もの人が殺害された事件。
関わったとみられるナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者。
10年前、二十歳のころまでペルーで暮らしていた。
≫ナカダ容疑者の実家は首都リマの中心街から車でおよそ1時間ほど走ったこの辺りの地域です。
周辺には工場などもありますが貧困層が多く暮らす地域だということです。
≫ナカダ容疑者は10人兄弟の末っ子で3年前に一度、戻ってきたという。
≫カット野菜を作る工場でキャベツを切っていたというナカダ容疑者。
家族に日本で働く理由を話していた。
≫捜査関係者によると50代の夫婦が倒れていた部屋の壁には血で書かれた文字が残されていた。
ただ、ぬぐったような跡もあり判読はできなかった。
事件の前、ナカダ容疑者は熊谷市の住宅街で空っぽの財布を見せ金、金と住民に要求。
何度も通報されていた。
いったんは警察署に連れていかれたが逃走。
次々と殺人事件が発生した。
今日、埼玉県警のトップが事件現場を視察。
捜査は適切だったのかと聞かれこう答えた。
≫次なんですがちょっと雨が心配な場所いろいろありますが例えば宮城、福島そして茨城も今後雨が心配なんですよね。
林さん、お願いします。
≫先ほどもありましたが今朝は関東や東北で雷雨となりました。
まずは現在の雨の状況から見ていきます。
北海道にはまとまった雨。
東北や関東の一部には細かい雨雲がかかっています。
このあと、明日の朝まで強い雨に注意が必要です。
一方でこちらは台風20号が近づいている現在の父島の様子です。
音を聞いていただきますと風のゴーッという音がしているんですね。
道路にたまった水が風で流されています。
小笠原諸島には大雨警報などご覧の警報が出ています。
台風20号は非常に強い勢力のまままもなく小笠原諸島に最も接近します。
明日の朝にかけて大荒れとなりそうです。
暴風雨が吹き荒れまとまった雨も予想されています。
そのあとは東へと進み列島からは離れていきそうです。
さて、明日からは5連休という方も多いと思うんですが、今日はこんなものを作っていただきました。
この先の天気の傾向を色別で表したものです。
赤は晴れ、グレーは曇り青は雨を示しています。
ひと目で見てわかるんですが、この連休中ほとんどの日で晴れそうなんです。
雨が降るのは北日本のあさって日曜日までと鹿児島の最終日だけなんです。
各地の天気のポイントをまとめてみました。
まずは北日本。
明日は、局地的に激しくなるところもありますので注意が必要なんですが月曜日以降は天気が回復しそうです。
ただ、朝晩は冷え込みますのでひと足早く北海道の紅葉を見に行かれる方厚手の上着があったほうがよさそうです。
続いて、東日本。
こちらも晴れ続きでこれだけ晴れの日が続くのは8月上旬以来で久しぶりのことなんです。
寒暖差が大きくなりますので服装でうまく調節してください。
最後に西日本。
こちらもほとんどの日で晴れが続きます。
ただ、日中は30度近くまで上がって残暑が厳しくなる日がありそうです。
沖縄ではまだまだ海で泳げる日が続きそうです。
皆さん、素敵な秋の空を楽しんでください。
≫今度はスポーツいきましょうか。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
昨日、ソフトバンクがパ・リーグ史上最速でのリーグ優勝を成し遂げましたがそのパ・リーグとは対照的にセ・リーグは大混戦となっています。
首位から4位までの差がわずか3.5ゲームなんですね。
そんな中、今日から首位ヤクルトは、3位巨人との直接対決なんですがそのヤクルトに頼れる男が帰ってきました。
≫4月に左太もも肉離れで戦線離脱して以来5か月ぶりに帰ってきたバレンティン。
シーズン60ホーマーの日本記録を持つ男の復帰が優勝への追い風となるか。
≫そのヤクルトを2ゲーム差で追う3位、巨人。
逆転優勝へ向けその差を縮められるか。
優勝の行方を占う一戦。
果たして…。
≫リーグ優勝へ譲れない両者。
4連覇か?14年ぶりの悲願か?ヤクルト先発は巨人戦連勝中の小川。
2回。
5番、アンダーソンに7号ソロを浴び1対0と先制を許す。
ヤクルトは4回。
左太もも肉離れから5か月ぶりに復帰のバレンティン。
センター前へ今シーズン初ヒット。
2塁1塁としチャンスを広げると…。
続く6番、雄平。
チームトップ10勝を誇る巨人先発マイコラスから同点タイムリー。
直後の5回、先発、小川がピンチを招き2番、立岡。
≫ジャイアンツ、2番、立岡タイムリーツーベース。
2点を勝ち越しました3対1!≫更に巨人は6回ツーアウト満塁とし打席にはピッチャー、マイコラス。
レフトへの2点タイムリー。
この一打でヤクルト先発小川をノックアウト。
自らのバットでリードを広げたマイコラスは、その裏ランナー1人を置き5番、バレンティンを迎える。
≫入りました!ホームラン!≫ファンが待ちわびた主砲の一発。
ツーランホームランで3点差に詰め寄る。
試合はその後巨人リードのまま9回。
澤村が3人をしっかりと抑え首位ヤクルトを下した巨人。
リーグ4連覇へ貴重な1勝を挙げた。
≫首位を1ゲーム差で追う2位、阪神。
今日から怒涛の12連戦。
逆転優勝へ好スタートを切れるか。
≫DeNA戦5連勝中の阪神は1回ランナーを2塁に置き4番、福留。
センターへのタイムリーツーベースでいきなり1点を先制する。
5回まで無失点の先発、メッセンジャーは6回ピンチで迎えるは4番、筒香。
ストレートをはじき返され同点に追いつかれると更にこの回2対1と勝ち越しを許す。
直後の7回ワンアウト満塁のチャンスここで打席には代打の切り札、関本。
ストレートに詰まりながらも2対2の同点に。
8回、マウンドには3番手の福原。
ランナー2塁のピンチを背負うと迎えるは5番、ロペス。
大きくボールがそれる間に2塁ランナーの梶谷は一気にホームへ。
痛恨のバッテリーミスで敗れた阪神。
12連戦は黒星スタートとなった。
≫首位まで3.5ゲーム差と迫る4位広島。
ここ7試合負けなしと好調。
今夜は15イニング連続で得点を許していない黒田が先発。
≫広島先発、黒田は序盤からコースに投げ分け打たせてとるピッチング。
今シーズン0勝2敗と相性の悪い中日に得点を与えない。
1点リードの4回ランナーを1塁に置き7番、藤井の当たりは左中間へ。
19イニングぶりに得点を許した黒田。
リードを守れない。
6回ランナー1塁2塁のピンチ。
エルナンデスにツーシームをレフトに運ばれタイムリー。
勝ち越しを許すと…。
続く藤井にもタイムリーを打たれ3対1。
相性の悪い中日の前に踏ん張れなかった黒田。
チームも連勝ストップとなった。
≫リーグ連覇から一夜明けたソフトバンクは1点リードの6回先発の攝津がピンチを招く。
ロッテ、田村にスクイズを決められ3対3の同点に。
なおもツーアウト3塁。
荻野にバントヒットを許し3位浮上を狙うロッテに逆転負けを喫した。
≫3点を追う楽天は6回、1塁2塁のチャンスで3番、ペーニャ。
弾丸ライナーはレフトスタンドへ。
17号スリーランで同点に追いつく。
そのあと、5対5となり迎えた9回。
サヨナラのチャンスで打席には藤田。
しかし、内野ゴロに倒れ、試合は延長戦に突入した。
≫そして試合は延長10回表。
オリックスがチャンスの場面で打席に駿太選手。
センターオーバーのツーベースを放ち勝ち越し。
その後も追加点を加えたオリックスが勝利しました。
では、順位です。
≫国会の動きをお伝えします。
つい先ほど11時2分になりますけれども鴻池委員長への問責について採決が行われ与党などの反対多数で否決されました。
残すところは何かといいますとこのあと本会議を日をまたいで開くのに必要な手続きがとられて午前0時過ぎから安保法案の採決が行われて少なくとも12時をまたいで明日の未明までには正式に安保法案が通るということが見込まれるわけです。
国会の外を見てみましょうか。
最新の情報によりますと国会前のデモの方々更に夜も深まってまいりましたが金曜日ということもあるんでしょうか。
人の数が増えているということであります。
ヘリコプターが飛べませんでしたので空撮で、そのスケールなどはお伝えすることがちょっとできかねるんですが。
かなりの人が集まって雨もやみました。
そこでずっとシュプレヒコールが続いている状況になっています。
先ほど、御厨さんともお話をしましたが2015/09/18(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

“安保関連法案”参院本会議で採決へ▽国会囲む反対の声は今日も…▽今回の“国会審議”政治史研究の第一人者・御厨貴氏はどう見た?▽利上げは…

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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