(清水)今流れております。
今流れてます。
じゃあ我々はね当日は分かりませんけど。
(ナレーション)「住人十色」。
今日の家は…。
(三船)うわ〜緑がいっぱいでまるで森の別荘ですね。
(松尾)ねえこの家ねちょっと変わったカタチしてるんですよ。
ふ〜ん。
あっ確かに言われたらそう。
カクカクしてますね。
真上から見たらこれね八角形なんですよ。
えっ?八角形?はい。
これは模型ですけどね。
それは分かりますよ。
分かるなら聞くなよ。
ふふふっ。
だって…。
八角形に囲まれた空間。
こんなカタチになったのにはある理由がありました。
(田)なんか子どもたちいっぱい泳いでんな。
あれ?何?これ。
めっちゃ気持ち良さそうやん。
ええなぁ俺も入りたいな。
「住人十色」。
今日の舞台は…。
東京との境に流れる多摩川の河川敷で待ち合わせです。
(田)こんにちは。
(伊藤)こんにちは。
(田)今日は一日よろしくお願いいたします。
(伊藤・敦子)お願いします。
(田)えっご夫婦お二人でお住まいなんですか?いやあの…子どもは2人います。
(田)2人いらっしゃるんですか。
上の子は今あの…就職が京都で新しく始まって。
(田)はい。
長女野々子さんが就職で家を離れ今は大学生の慧二さんと3人暮らしです。
(田)お仕事は何をされてるんですか?
(伊藤)僕は建築家で…。
(田)建築家!?
(伊藤)はい建築家。
(田)ということはじゃあもしかして今住んでらっしゃるおうちもご自分で設計されたんですか?そうです。
伊藤さん家族は11年前郊外の急な坂道を上った高台にご主人が設計した家を建てました。
(田)この坂すごい急じゃないですか。
いつもしんどくないんすか?
(敦子)最初はすごく大変だったんですけども最近は慣れました。
(田)慣れるもんなんですか?
(敦子)ははっ慣れますね毎日歩いていると。
(伊藤)これ我が家です。
(田)あっこちらが?うわ〜!めっちゃ緑に囲まれてますよね。
(伊藤)斜面地なんですね。
で周りがこれだけ緑がありますのでそこにニョキっと生えたような。
30度もある山の急斜面に建つ家。
木々の緑に溶け込んだ黒い外壁は丈夫で湿度にも強いインセンスシダーという鉛筆などにも使われるヒノキ材を用いました。
(伊藤)玄関こちらです。
1階はご主人の設計事務所。
家の玄関は2階にあります。
(田)あっそこから入るんですね。
(伊藤)ええ。
(田)こちらに。
(伊藤)ここが玄関です。
(田)あっいいですか?じゃあおじゃまして。
(伊藤)どうぞ。
(田)おじゃまします!おお〜!えっこれすべて…これすべて木ですか?
(伊藤)全部木で出来てますね。
(田)壁も?
(伊藤)はい。
木だとすごい柔らかい感じに印象受けますよね。
自然の中にいるようなそういう気持ちの良さを家の中でも作ろうかなと…。
生活のメインスペースは3階に。
うわ〜すごいな。
すべてほんとに木で出来てるんですね。
木で覆われた明るいダイニングスペース。
南に面した窓からは…。
(田)おおっ!眺めがまたきれいこっからの。
(伊藤)山の上にありますんでね。
(田)はい。
結構高い所にあったんすねやっぱ坂上ってきただけあって。
(伊藤)ええそうですね。
町並みを一望できる空間ですがちょっと気になるのが…。
(田)これなんか家のこう…壁とか天井とかに…すごいなんかカクカクしてて不思議なカタチをしてるんですけども。
(伊藤)いやこの建築実は八角形なんですよ。
(田)八角形?カタチが?
(伊藤)ええ。
なぜ八角形なんですか?いやこの斜面地にこの八角形じゃなきゃいけなかったんです。
八角形じゃなきゃいけない?あははっ。
(田)えっ?どういうこと?まるで山の急斜面から生えるように伸びた八角形の家。
自然の中でこう暮らせる暮らしっていうのがあると良いなぁっていうふうに思いましてね。
自然と寄り添うために計算された八角形。
しかし角が多い一方で
(田)バ〜ン空いてますよ。
(敦子・田)あはははっ。
迷惑…。
はははっはははっ。
都内の賃貸マンションで暮らしていた伊藤さん家族は11年前子どもの成長で手狭になったことから家を建てることを決意。
(三船・スタジオ)寝ちゃってるのかな。
(松尾・スタジオ)鍵盤で寝てるよ。
建築家のご主人が念願のマイホームを建てるのにあえて選んだのが30度もある山の斜面地でした。
(松尾・スタジオ)すごいな。
(三船・スタジオ)結構急なんですね。
(伊藤)きれいにこう人間が作って区画されて住むために用意された場所にどうぞって住むのはどうしても嫌だったっていうか抵抗があったのかもしれませんね。
斜面地のため土地代は相場のおよそ半分。
しかし家を建てるために土地を平らに造成すると…。
そこでご主人はその傾斜を生かした家を計画しました。
(伊藤)八角形は構造的にも非常に安定してるし正方形よりは安定度が良いということは言えるわけで。
四角形よりも六角形よりも角が多い八角形。
構造上安定性と強度が増し急斜面でも建てることが可能に。
更に壁や柱の数を減らすことができひとつながりの広い空間を作ることができたのです。
(伊藤)ひとつながりのこう…空間の中で家族がそこで暮らすことの良さ。
全部を完全に区切らないで見え隠れしながら暮らすということをしようと思いました。
八角形のひとつながりの空間。
ダイニングとリビングの間には76センチの段差が。
(伊藤)こう壁があってこのドア開けてとかね壁の向こうにっていうんじゃなくてこういうくらいのルーズなつなげ方も良いかなという…。
(田)ああ〜なるほど。
(松尾・スタジオ)良いと思います。
空間を緩やかに仕切るだけではなく段差はダイニングの椅子や寝転んでくつろげるスペースに。
(田)この段差を越えて行くと…あれ?ご主人この三角の空間はなんですか?
(伊藤)ここはねあの〜八角形の輪郭からバルコニーを横にニョキっと出るようなことにするとあんまりかっこ良くないから。
(田)はい。
八角形の内側に設けた三角形のミニテラス。
内側に設けたことで見た目がすっきりしただけでなく部屋の隅々まで光が行き渡ります。
(田)こっちに行くとこっちにも…あれ?こっちにもなんか部屋がありますよ。
これはどういう部屋なんですか?
(敦子)私のアトリエなんです。
(田)アトリエ?
(敦子)はい。
(田)えっ?ここで仕事なさってるんすか。
はい。
実は奥さんシルバーなどの金属を使ったジュエリー作家として活動中。
自らのブランドを立ち上げ全国の百貨店や企画展に出店するほどの腕前なんです。
これブローチなんですけど。
はい。
すげぇ。
金属をたたいたりのばしたりして…。
(敦子)作ってる。
(田)へえ〜。
建築家とジュエリー作家。
そんな二人のなれ初めは?
(敦子)彫金の勉強をしに行ってるときにあの〜夫が建築の勉強にイタリアに行ってましてでそこで…イタリアで。
(田)えっ奥さんもじゃあイタリアでご主人もイタリアで。
(伊藤)はい。
(田)たまたまそのイタリアで出会ったってことですか?
(伊藤)そうです。
(田)それで結婚した?ええ運命のイタズラ。
(一同)はははっ。
(田)イタズラじゃないでしょ。
はははっ。
運命の出会いでしょ。
運命のイタズラって…。
(一同)はははっ。
30度の山の急斜面に建つ八角形の家。
続いてはアトリエの隣へ。
(田)こっちの部屋は…あっここはキッチンなんですね。
(敦子)はい。
八角形の角に沿うくの字に曲がったキッチン。
カウンターも部屋の雰囲気に合わせ杉板に頑丈なステンレスを組み合わせました。
(敦子)ちょっとこう緩く角度がついてるので…。
はいはいはいはい。
(敦子)割とこう動線が良いというか…はい。
(田)なるほど。
コンパクトな動線と目の前に広がる緑。
8面の壁に窓を設けることであらゆる方向から光がさし込み異なる風景を楽しむこともできます。
(松尾・スタジオ)いやすばらしいなぁ。
(田)気持ち良いですもんだってここで洗い物しててもね。
僕男の子ですがここやったら僕も洗い物したくなります。
洗い物とか絶対しないんすよ。
(伊藤)環境が良いことは大事だね。
(田)大事です。
やっぱ大事っすよ。
更にキッチンの奥には裏山につながる勝手口が。
そこにはなぜかあるモノが。
(田)これあそこに椅子あるじゃないっすかこれ。
(敦子)はい。
(田)なんであんなとこに椅子置いてるんですか?
(敦子)あそこはえっと…リラックスのためのポイントなんです。
(田)リラックス?えっ?家事や仕事の合間森林浴でリフレッシュするのが奥さんの至福のひととき。
ということでちゃんも…。
(敦子)ふふっ。
よし。
そして…。
(敦子)ふふっ。
う〜わ〜ははははっ。
これは気持ち良い。
これだって家の勝手口出て…ねえ?椅子座ったら森の中にいるわけでしょ。
(2人)ふふふっ。
すっごいやっぱ癒やされますねこの木漏れ日が。
まさに自然に溶け込んだ暮らし。
ただしこの季節はこれにご用心。
(田)これめっちゃ気持ち良いですけどちょっとこれ蚊多くないですか?そこが弱点やね。
(敦子)弱点ですね。
(田)そこだけ。
う〜ん。
蚊ぐらいいいじゃないですかあんな素敵だったら。
ねえ。
でもほんと快適というか…なんですかねやっぱりこう言葉で言い表せない…なんちゅうんですかリラクゼーションの効果がありそうですね。
ほんとですね〜。
そうですね。
だっておうちから一歩外に出たらこの空間だし。
でもおうちに入っても木のぬくもりがほんとに温かくって…。
はい。
良い感じでしたね。
ず〜っとこう触って歩きたいよね。
あはははっ!ほんとほんと。
うん。
いやほんと良い風合いですね。
(高井)そうなんです。
だからもうこのおうちだけ見てたらものすごくこう山奥の山荘のような感じなんですが実はでも最寄りの駅から歩いて…まあちょっと上りはきついですけれども10分ぐらいなんですって。
へえ〜!良い場所にあるんですね便利な。
毎日癒やされて…。
良いな〜。
(高井)そうなんです。
でもこれだけの木々に囲まれたおうちを建てたのもやっぱり建ってる場所がなんといってもかなり急な斜面だったんですね。
ああ〜。
30度言うてたよね。
(高井)そうなんです。
で30度といいますとまあどれくらい急かというとスキーのジャンプ台ありますよね。
あれが実は35度なんですね。
でたまにジャンプする人の肩越しにカメラでこう下が映ってるときにもうなんか真下に落ちてくような感じするじゃないですか。
あれより5度緩いだけなんです。
そこでまあより安定性であるとか耐震性を求めた結果…。
はい。
八角形のおうちになったということなんですね。
だからいちばん強いのは円柱なんですよ。
(高井)そうなんです。
で円柱に近いほど強いのでだから六角形よりも八角形っていうことなんですよ。
だからほんまはもっとね強くしたいと思ったらもう完全に円柱にすればいいんですけど。
だから八角形は円に近いのでだから強いんですね。
なるほど〜。
(高井)そうですねまさに。
八角形の家。
続いては2階へ。
うわ〜。
おお〜!ここは?
(伊藤)これ夫婦の寝室です。
八角形の一角には夫婦の寝室。
そしてその隣は?
(田)これご主人ここ…ここ空いてますよ。
空いてしまってこれい…いいんですか?
(伊藤)家族のつながりをできるだけこう密にしたいなっていう思いがありまして。
(田)はい。
2階も家族の気配を感じられるひとつながりの空間に。
寝室のすぐ隣は?えっまさかこんにちは!こんにちは〜。
(田)丸見えやん。
(敦子)ふふふっ。
(田)息子さん…あっどうも。
あっこんにちはどうも。
(田)はじめまして。
全部会話聞こえてました?
(敦子・田)ははははっ。
あっおじゃまします。
これ!ほら!えっ近っ!
(敦子・伊藤)はははっ。
(田)めちゃめちゃ近いじゃないですか。
だって友だちとか呼んだりしたらここでしゃべった会話はすべて聞こえるわけでしょ?はいそうですね。
(敦子)呼んでこないね。
あんまり呼べないです。
(田)あんまり呼ばないんだ。
(慧二)はい呼ばないですね。
(田)あらっ!
(伊藤)ははっ。
(一同)ははははっ。
更に慧二さんの部屋は夫婦の寝室だけではなくなんと隣の部屋ともひとつながりに。
(田)ええ〜!じゃあお姉ちゃんずっと今までここで生活してたんや!隣弟で。
その隣はお父さんとお母さんで。
はい。
ドアもなく収納棚だけで仕切られたオープンすぎる姉弟の部屋。
今は就職で家を離れた姉の野々子さんも思春期の頃は…。
(敦子・伊藤)ふふふっ。
普通の家に…。
(伊藤)壁があって個室がある家に住みたいっていう。
この家に引っ越してきたのは11年前。
多感な時期を過ごした姉弟とあって…。
いやケンカばっかしてたんで…。
うん。
ずっと?はい。
この壁越しにケンカできるん?
(慧二)はい。
横の隙間から本投げたりとか。
えっ!こっから本飛んでくんの?これ。
はい。
(田)ふふっまじか。
そうかそういうケンカにもつながるわけや。
(慧二)できますね。
できます?はい。
更にこのあと慧二さんにはまだまだ不満が!迷惑…。
はははっはははっ。
山の急斜面に建つ八角形の家。
続いて2階。
子ども部屋の隣は?
(田)ここはなんの部屋ですか?ああ〜!水回りか!洗濯機に洗面台そして浴室をまとめた水回りスペース。
しかしここにも長男慧二さんの不満が。
はい。
洗濯機あるから…。
持って行って。
(慧二)でここで干すん!?いやこれ慧二くんの部屋やん。
はい。
(敦子)ふふっ。
えっ?そう。
洗濯物を取り出し慧二さんの部屋を通ってそのままテラスへ一直線!奥さんにとっては便利な洗濯動線なんです。
(田)上の…ほらテラスで干せばいいじゃないですか。
(敦子)でも通りがかりにちょっと掃除したりとかしてあげてます。
日曜の朝はもうそれで起こされちゃうから。
(敦子)はははっ。
扉がないから入りやすいんです。
ふふふっ。
はははっ。
(田)ははははっ。
「迷惑」っつって…。
ねえ。
ははっなんか分かる〜!なんかお二人ともの気持ちが分かる〜!洗濯カゴを持ってドア開け閉めしたらめんどくさいもんね。
そらなんにもないからスッと行けてね。
そうそう。
これは良いじゃないですか。
我が息子のね顔を見ながら。
洗うてくれてんねやから文句言わんと協力しなさい!ははははっ。
何を言うとるんそんな…。
「迷惑」ってどういうことや。
誰のために洗うてんのあんた。
あんたがいちばん汚れ物多いんやないの。
あほなこと言ぃなもう!っていうことですよね。
(高井)そうですそうです。
急に伊藤家のおかんみたいになってましたけど。
お母様の声を代弁してということでしょうか。
「普通のおうちが良いって言ったこともあった」ってねお姉ちゃまが。
そしたらお父さんが「普通って何や?」って。
(高井・三船)ははははっ。
そうやね。
お父さんは哲学を持ってるからね。
「普通とは何か」ってことをまた考えはじめるわけですから。
そうそうそうそう。
(高井)そんな伊藤さんのお宅建築価格はいくらかかったでしょうか?ふ〜ん。
(高井)3000万円でした。
ええ〜延床39坪で…。
(高井)ええええ。
やや高ぐらいな感じですかね。
(高井)まあ3階建てですので。
そっかそっか。
(高井)であとやはりまあ斜面に建っているということでかなり基礎はしっかりと。
ただ…普通に平らな土地を造成して建てたりあるいはまあご主人が建築家でいらっしゃらなければやっぱりもう1000万ぐらいは…。
ああ〜。
(高井)更にかかってしまっていたのではないかと。
ねえ〜。
う〜ん。
さあでは伊藤さんのお宅からの問題です。
まずはこちらをご覧いただきましょう。
はい。
1階にご主人の仕事場でもある設計事務所があるんですが…この部分ですね。
うんうん。
(高井)実は長男の慧二さんが「親父だけずるい!」と不満に思っていることがあります。
一体それはどんなことでしょうか?えっ?「ずるい」?
(高井)ずるい。
だって仕事場でしょ?
(高井)そうなんです。
うん。
仕事場…。
あんたのために働いてんねや何がずるいねん。
伊藤家のお父さんになっちゃった。
(高井)今度お父さんになっちゃった。
ええ〜?ちょっと待ってよ。
どういうことですか?ずるいっていうのはつまりお父さんだけが何かの楽しみを…。
持ってる?
(高井)はっ…。
なんかテレビがあるとか?
(高井・三船)ああ〜。
(高井)テレビは大丈夫です。
パソコンインターネット。
Wi−Fi。
プロジェクター。
エアコン。
(高井)何か…そうですね環境が違うわけですよね。
なんやろなぁ。
え〜っと地下トンネルが…そこからしか入れない。
(高井)おお〜。
秘密基地みたいな。
あっおもしろいね。
お父さんの部屋だけごっつい静かとかね。
(高井・三船)ああ〜。
(高井)でもそっち方面ですね。
慧二さんが「親父だけずるい!」と不満に思っていることそれは?うわ〜広いっすね!めちゃめちゃ広いじゃないっすか。
1階に設けたご主人の設計事務所。
階段を下りると答えが分かるということで…。
(田)ちょっと…えっ?めちゃめちゃ涼しいんですけど。
ここだけめちゃめちゃ涼しいんですけど。
なんでなんすか?
(伊藤)ここはあれなんですよ
(伊藤)斜面のラインなんですけどここから下はもう土の中で。
で土の中の冷たい温度とコンクリートが土の中で冷やされてて冷たいんですよ。
(田)あっほんまや冷たい!斜面地に建ち1階の半分以上は土の中。
そのおかげで夏はエアコンがなくてもひんやりとしていて快適に過ごすことができるんです。
(慧二)上エアコンないんですけどこの部屋だけ唯一涼しいんです。
えっ上エアコンなかったんや?はい。
あっだから暑かったんすね。
はい。
エアコンがない伊藤家。
3階は32度オーバー。
それに対し1階の事務所は?
(田)ここ…見てくださいこれ。
28度。
(伊藤)うん。
(田)だいたい冷房家でつけるときこのぐらいの温度なんすよ。
十分涼しいんで今ここめっちゃ涼しいんですけど冬は寒いですよね?
(伊藤)冬は比較的あったかいです。
(田)なんでなんすか?床暖房がこの下に入ってる。
(田)えっ!ここ床暖房あるんすか!?分かった言いたいことが。
ずるすぎます。
(伊藤)ははっ。
(田)それはずるすぎる。
(三船・スタジオ)あはははっはははっ。
夕食の準備が始まりました。
(三船・スタジオ)ああ〜おいしそう。
奥さんが本場で学んだイタリアの家庭料理です。
(三船・スタジオ)イタリアにいたんだ。
(松尾・スタジオ)イタリアにいたらこんなことを当たり前にできるようになるの?
(伊藤)いただきます。
(一同)いただきます。
(伊藤)うん。
うまい。
これもうイタリアの思い出の味ということで…。
(敦子)あははっそんなわけじゃないです。
(田)じゃない?じゃないですね。
(田)じゃないんですよね。
はい。
(田)今となってはまあお姉さんがいなくなってしまってるけどもお姉さん今どう思われてるんでしょうね?ああ〜。
(田)そう。
今家を出て。
(伊藤)うん…清々してるとは言ってるかもしんない。
(田)えっ?あっその感想は聞いてないんすか?
(伊藤)聞いてないよ。
就職で家を離れ1人暮らしを始めた長女野々子さんは…。
(田)もしも〜し。
(野々子)もしも〜し。
(田)あっ。
お姉さんねやっぱ離れて…。
(野々子)はい。
感じたこの家のことっていうのはありますか?
(野々子)そうですねやっぱりあの〜
(田)うんうんうん。
(田)あっそうなんですか。
(野々子)はい。
(田)おお〜。
(野々子)ふふふっ。
これ恥ずかしいので…。
(田)大丈夫です。
(野々子)家族にはないしょでお願いしたいです。
(田)はいもうあの〜静かに伝えるので。
ただあの〜本だけは上から投げないようにお願いいたします。
(敦子)あはははっ。
危ないので。
今家が恋しいと。
まあうれしいことだよな。
(敦子)うん。
付かず離れずちょうどいい距離感。
八角形の中で家族の絆が深まっていきます。
うん。
お父さんもお母さんもジ〜ンとしてましたね。
やっぱり離れるとありがたさが分かるんですね。
(高井)そうなんですね〜。
ほんとにね。
距離は良いもんです。
良い顔して喜んで。
ほらもう〜。
涙腺もちょっと熱くなって。
ねえ〜。
素敵な…。
(高井)そうですね。
お顔で。
(高井)また野々子さんはご両親が聞いてないと思ってしゃべってらっしゃるのでより本音がね初めて聞けたっていう感じで。
でも帰って来ると野々子さんもやっぱり「お父さんだけずるい!」って思うんやろうねきっとね。
(高井)はははっそうですよ。
だってねぇ?床暖付きで自然に涼しいってね。
うん。
なるほどね。
でもたぶん慧二さんもね今19ですけどそのうちおうち出られたらやっぱり…ねえ?お姉ちゃんみたいに恋しくなるんでしょうかね。
きっとそうでしょうね。
うん。
ありがたみが分かりますよ。
(高井・三船)うん。
(高井)ほんとですね。
来週の「住人十色」はらせん状でひとつながりの家。
この複雑な構造には実はあるものから家を守る大切な役割があったんです。
また建築家であるご主人は家の至る所に工夫を施したのですが…。
畳の目地と扉が合ってるとか。
うわっそこ!?はい。
ご主人さすがにそれはマニアックすぎません?番組では素敵な家を募集中。
自薦他薦は問いません。
お待ちしてま〜す!うわ〜増えた。
体重も増えたらええねん。
どすこい。
ドスンドスン。
2015/09/19(土) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
住人十色[字]【緑豊かな急斜面に建つ ひとつながりの八角形の家】
ジャニーズWESTの濱田崇裕が急斜面に建つ緑に囲まれた家を訪問▼「ここやったらボクも洗い物したい」という素敵なキッチン▼個室がない!?家に息子はちょっと不満顔
詳細情報
番組内容
ジャニーズWESTの濱田崇裕が「かくかくして不思議な感じ」という家は急斜面でも安定性が高く壁や柱を減らすことができる八角形。いろんな方向に窓があり、キッチンからは目の前の森が見えて濱田も「ここやったらボクも洗い物したい」というほど。部屋の上部が開いていて完全な個室がない家では子ども部屋が丸見え、会話も丸聞こえ!濱田も苦笑いする○○動線など、面白い箇所も多い八角形の家での暮らしをお届けする。
出演者
【MC】
松尾貴史
三船美佳
【訪問者(リポーター)】
濱田崇裕(ジャニーズWEST)
【ナビゲーター】
高井美紀(MBSアナウンサー)
関連URL
☆番組HP
http://www.mbs.jp/toiro/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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