サタデースポーツ 2015.09.19


ソフトバンクホークス、2年連続、17回目のリーグ制覇。
ソフトバンクが史上最速で優勝を決めたパ・リーグ。
一方、セ・リーグは残り10試合余りで、史上まれに見る混戦が続く。
首位ヤクルトと、3位巨人の直接対決。
きのうは巨人が勝っている。
ヤクルトは1点を追う2回、5番バレンティン。
左足を手術し、きのう5か月ぶりに戻ってきた。
けがの影響を感じさせない走りを見せて、2ベースでチャンスを作る。
続くバッターの当たり。
バレンティンは迷わずホームへ。
ヤクルトが追いつく。
直後の3回、巨人は好調のアンダーソン。
2ボールから積極的に振っていった。
勝ち越しの2点タイムリー。
連勝を狙う巨人が、流れをつかみかける。
その裏、巨人の先発の大竹がピンチを招く。
打席のバレンティン。
ランナーをかえすことだけ考えていた。
タイムリーで1点差。
これでムードが変わった。
続く雄平。
その初球。
7号3ランで、ヤクルトが逆転する。
接戦のまま、終盤7回。
再びチャンスでバレンティン。
きょう3本目のヒットは、試合を決定づけるタイムリー2ベース。
頼れる男が戻ってきたヤクルト。
威力を増した強力打線で、巨人を突き放した。
ただいま。
2位阪神はDeNAとの対戦。
和田監督は、落としていいゲームは一つもないと、必勝を誓った。
同点の3回、ゴメス。
1点を勝ち越し、チャンスの場面。
今月の打率が1割台と、不調の5番がタイムリー。
きのう、13残塁の打線が、きょうはつながる。
しかし、先発の能見が直後にピンチを招く。
4番筒香は、今シーズン、苦手にしているバッターだ。
ホームランを打たれた能見。
4回5失点と、試合を作れない。
それでも阪神は2点を追う7回、ゴメス。
27試合ぶりの15号ホームラン。
復調の兆しを見せるゴメスの一振りで追い上げる。
8回は、ランナー1人を出して関本。
きのう、タイムリーを打っている代打の切り札だ。
あと1点が遠かった阪神。
きのうに続いて、下位チームに競り負けた。
こんばんは。
サタデースポーツです。
上位の3チームの中で勝ったの、ヤクルトだけ。
これで、2位以下のチームとのゲーム差、2に広がりましたね。
そうですね。
バレンティン選手が帰ってきて、また勢いが増した感じがしますよね。
本当ですよね。
さあ、その離された阪神ですが、あすから本拠地に戻って、ヤクルトと2連戦です。
和田監督は、もう一回、甲子園に戻って、ここから頑張るしかないと話していました。
一方、ヤクルトの真中監督は、阪神はずっと上位を争っているチーム。
また一つずつ頑張りたいと話していました。
そうですよね。
さあ、セ・リーグのもう1試合、4位広島は、6位中日との対戦です。
上位に追いつくために、正念場となる12連戦の2戦目です。
広島は1回、5番鈴木誠也。
思い切って打ったと、中日の八木からタイムリー。
広島はきのうに続いて、1回に先制します。
先発は前田。
4回、2アウトから、ヒットと2つのフォアボールで満塁のピンチ。
7番藤井に打たれ、逆転の2点タイムリー。
この回、さらに1点を奪われ、リードを広げられます。
続く5回も攻められます。
ノーアウト1塁から送りバント。
みずからの悪送球で、ピンチを広げます。
続くルナ。
13勝を挙げている頼みのエースが打ち込まれました。
前田は5回途中7失点で負け投手。
広島は手痛い2連敗です。
広島の緒方監督は、前田で負けたのは痛い。
とにかく勝っていくしかない。
開き直ってやると、ことば少なでした。
改めてセ・リーグの順位です。
首位はヤクルト。
阪神と巨人の2チームが、2ゲーム差で追います。
広島は首位との差が4.5に広がりました。
パ・リーグです。
4位ロッテは、3位を1ゲーム差で追います。
今夜は優勝を決めたソフトバンクを相手に、チームトップの12勝を挙げている涌井投手が先発しました。
涌井は今シーズン、ソフトバンクから4勝。
5回まで1点に抑えていましたが、6回、コントロールが乱れます。
3つのフォアボールを出して、満塁のピンチ。
9番高谷の当たり。
タイムリー内野安打となって、涌井は2点目を失います。
打線は中田の変化球に苦しみます。
相手の守りにも阻まれました。
ロッテはヒット1本に抑えられ、完封負けです。
ロッテの伊東監督は、もったいない失点もあったが、この負けを涌井のせいにはできない。
もっと打線が盛り上がらないといけないと、打線の奮起を促しました。
日本ハムの大谷は、ここ2試合、序盤に打たれて連敗しています。
きょうはコントロールが抜群でした。
変化球を決め球に、立ち上がりを無失点で乗り切ります。
その裏、4番の中田。
タイムリー2ベースで、5試合ぶりの打点を挙げました。
日本ハムはこの回、3点を先制します。
大谷は、援護をもらって安定した投球を続けました。
9回、139球の力投で、両リーグトップの14勝目です。
大谷は11個の三振を奪い、勝ち数、防御率に加えて、奪った三振の数でもリーグトップに立ちました。
チームもクライマックスシリーズ進出が決まりました。
オリックスの小谷野は、きのう、3安打3打点の活躍でした。
最初の打席は1回。
ラッキーだったと、相手の守りが乱れ、2点タイムリー。
この回、3点を先制します。
リードをもらった先発の西。
100%の力を出すと、腕を振ります。
楽天を6回まで1点に抑えます。
7回は連打でピンチを招き、代打、フェルナンドとの勝負。
ここはバックに助けられました。
西は7回1失点で8勝目を挙げました。
オリックスの西は、防御率を2.48に上げ、日本ハムの大谷に続くリーグ2位。
タイトルは意識しないで、一試合一試合頑張りたいと話していました。
パ・リーグの順位です。
クライマックスシリーズ進出を争う、3位西武と4位ロッテはともに敗れ、ゲーム差は1のままです。
プロ野球は連日、現役引退のニュースも入っています。
きょうは中日の和田一浩選手が、別れを告げる現役生活への思いを語りました。
和田選手は、西武と中日で、19年間プレー。
史上最年長、42歳11か月で、通算2000本安打を打ち、史上3人目となる両リーグでの1000本安打も達成しました。
西武の西口文也投手も、現役引退を決断しました。
西武一筋、プロ21年目の42歳は、最多勝を2回、沢村賞を1回獲得するなど、先発投手の柱として活躍し、パ・リーグで現役最多の通算182勝を挙げています。
ここ3年、勝利から遠ざかっていた西口投手は、引退は2年前から考えていた。
今はすっきりした気持ちと話しています。
さあ、大相撲秋場所は7日目です。
今場所は横綱の日馬富士が休場でしょ、さらに初日から2連敗した、横綱の白鵬も、左ひざの痛みで休場ということで、異例の展開ですよね。
本当ですよね。
そんな中、ただ1人、勝ちっ放しなのが大関・照ノ富士。
きょうは自分よりも大きい、佐田の富士の挑戦を受けました。
照ノ富士。
平幕の佐田の富士とは1年半ぶりの対戦です。
相手の突き放しに、考えていたより力があったと、得意の右四つになれません。
それでも慌てずに動きを見極め、下手を取ります。
体重208キロの相手を揺さぶります。
上手を切り、落ち着いて前へ。
ただ1人、7連勝にも、意識はないと、最後まで冷静でした。
強い。
ねぇ。
で、1敗で追う大関の稀勢の里。
こちらも体重208キロという逸ノ城と対戦です。
稀勢の里は、このところ不安定な相撲が続いています。
逸ノ城とは、これまでの対戦成績が五分です。
差し手争い。
押っつけて稀勢の里、右四つになる。
巻き替える、稀勢の里。
…にいく逸ノ城。
あっと、足が出ました。
稀勢の里の勝ち。
6勝1敗。
立ち合い。
左を差せなかった稀勢の里。
すかさず巻き替えます。
相手が腕を取りにきましたが、かまわず前に出ました。
攻める相撲が取れたと稀勢の里。
1敗を守り、やることをしっかりやるだけと、気合いを入れていました。
中入り後の勝敗です。
勢は3日目から5連勝と好調です。
返り入幕の蒼国来も、1敗を守りました。
遠藤は、体重200キロ近い臥牙丸に敗れました。
関取最年長の安美錦が5勝目と元気です。
2横綱、2大関を破っている嘉風が、好調の関脇・栃煌山にも勝ちました。
西の筆頭、嘉風と、栃煌山との好取組です。
突き放して、中へ入った嘉風。
寄り切り!嘉風の勝ち。
きょうもすばらしい相撲を取りました、嘉風です。
大関・豪栄道は、黒星が先行。
横綱・鶴竜は、1敗を守りました。
さあ、そして、あしたは7連勝の照ノ富士に、先週のトゥモローソングでご紹介しました関脇の妙義龍が挑むんですよね。
妙義龍もここまで2敗と好調なんですよね。
なので、この取組も本当に楽しみです。
大相撲でした。
次はサッカーJ1。
第2ステージは残り7試合です。
優勝争いも激しさ増してきましたね。
首位はサンフレッチェ。
勝ち点の差2で、アントラーズが追いかけます。
サンフレッチェのエース、佐藤はJ1通算最多得点にあと1も、チームが勝つためのプレーをすると臨みました。
佐藤は前半、体を張ったプレー。
攻撃に絡みますが得点できず、0対0で折り返します。
後半12分は、難しい体勢から狙います。
浮かせたボールで、キーパーの背後を狙いましたが、決められません。
佐藤はこのあと退き、記録達成はなりませんでした。
このあとも、4連勝を狙うサンフレッチェは攻め続けます。
それでもゴールをこじあけられず、ホームで痛い引き分けです。
連敗は避けたいアントラーズ。
前半から猛攻を仕掛けます。
山本のクロスに遠藤。
さらにカイオ。
ゴールポストに嫌われ、前半は0対0で折り返します。
後半、フリーキックのチャンスに、柴崎。
相手の守りに阻まれ、得点できません。
その直後の後半16分。
クロスに金崎。
アントラーズ、地元、茨城の豪雨の被災地に、勝利を届けました。
ここ6試合負けなしのFC東京。
相手のF・マリノスは、堅守を誇ります。
前半8分の東。
これも含め、FC東京はシュート僅か3本で、試合は終盤に。
終了間際。
チャンス、東京!笛は鳴らず。
エース、前田も決められません。
その直後でした。
F・マリノス、中村のクロスに、初出場の富樫。
完璧な形だったと、富樫の初ゴールが決勝点に。
FC東京、およそ2か月ぶりの黒星です。
きょう行われたJリーグのすべての試合の前に、黙とうがささげられました。
日本サッカーの父と呼ばれた、デットマール・クラマーさんが、17日、90歳で亡くなったのです。
クラマーさんは、初の外国人コーチとして来日。
指導した選手たちが、メキシコオリンピックで銅メダルを獲得するなど、日本サッカーのれい明期に、大きな足跡を残しましたよね。
川淵三郎さんですとか、あるいは釜本さん、かもしゅうじさんとか、三浦さんとか、皆さん、クラマーさんの思い出話をよくしてくださって、その中で特に僕、印象に残ったことばがあって、指導するとはどういうことかということを、クラマーさん、みんなに言っていて、その答えというのが、指導とは悪い習慣を取り除いて、よい習慣を身につけさせることなんだと、お答えしたそうなんですよね。
そのことばをみんな胸に、今の日本サッカー界をこうやって築いていったんだなっていう気がしますよね。
本当に日本サッカーの基盤を作り上げた人なんですね。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
きょうのJ1、残りは4試合。
3年連続得点王を狙う、この選手が全開です。
フロンターレの大久保は、ここまで16ゴール。
得点ランキングの1位のガンバ、宇佐美を2点差で追います。
前半45分。
このミドルシュートで、2試合連続のゴール。
さらに後半22分、鮮やかなパス交換から、最後は再び大久保。
そして終了間際。
1試合3得点のハットトリックで、得点ランキングトップに浮上。
J1通算得点も152に伸ばした大久保の活躍で、フロンターレは快勝です。
J2降格圏内のエスパルス。
先制を許すも、前半38分、コーナーキックにチョン・テセ。
2試合ぶりのゴールで、同点に追いつきます。
しかし、後半10分、レッズに完璧に崩されました。
勝ち越されます。
エスパルスはこのあとも立て続けに追加点を許し、ホームで惨敗です。
11位のヴィッセルは、勝ち点差が1の12位アルビレックスとの対戦。
0対0の後半15分、森岡が持ち込んで、そのままシュート。
2試合ぶりのゴールで先制します。
しかし、このあと同点に追いつかれ、さらに40分。
最後は山本に決められました。
ヴィッセルはリードを守りきれず、2連敗です。
ベガルタは、前半25分のペナルティーキック。
ハモンロペスが決め、先制します。
しかし、後半開始直後。
藤田祥史に決められ、追いつかれます。
終盤、ベガルタにチャンス。
決められず、引き分けに終わりました。
第2ステージの暫定順位です。
アントラーズが勝ち点でサンフレッチェに並びました。
レッズが3位に浮上です。
エスパルス、年間順位では17位のまま。
同じく降格圏にいる、松本山雅とモンテディオの試合は、あす行われます。
続いては女子のなでしこリーグ。
レギュラーシリーズも残り3試合です。
首位のINAC神戸レオネッサを追う、2位の日テレ・ベレーザは、5位浦和レッズとの対戦です。
きのう、首位レオネッサが勝ち、2位のベレーザは、勝ち続けるしかないと、逆転優勝を誓います。
レッズの厳しい守りの中、前半終了間際、阪口。
決めないといけなかったと、チャンスを生かせません。
後半も、ベレーザは有吉の個人技。
さらにレッズの運動量が落ちた終盤は、攻め立てました。
ゴールが遠かったベレーザ。
首位レオネッサとの勝ち点差が、3に開きました。
もう1試合は、ジェフがエース、菅澤の2ゴールで勝ちました。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
サッカー、マインツの武藤。
1トップで先発です。
1点を追う前半、この体を張ったプレーで、チャンスを作ります。
同点ゴールにつなげました。
さらに後半、スピードを生かして抜け出し、クロス。
追加点を演出し、2得点に絡みました。
開幕から1か月、存在感を増しています。
逆転での地区優勝を狙う2位ヤンキース。
田中は2試合連続で中4日の登板です。
4回、2塁3塁の場面。
ピンチを切り抜けます。
同点の6回、3番マーフィー。
田中は7敗目。
首位ブルージェイズとの差が4.5ゲームに広がりました。
飛び込みの板橋美波。
15歳は、世界でも珍しい、4回転半も回る大技を武器に、オリンピックを目指しています。
日本選手権の決勝。
2位からその大技で逆転を狙います。
気持ちの弱さが出て、入水が乱れた板橋。
優勝はなりませんでした。
優勝は佐々木那奈。
板橋と同じクラブで鍛える16歳も、リオデジャネイロを見据えています。
ゴルフの石川遼。
国内初戦は2位で3日目を迎えました。
4番はこのバックスピン。
最初のバーディーを奪います。
このあと、バーディーを重ね、12番までスコアを5つ伸ばします。
迎えた17番は、左へ大きく曲がるロングホール。
石川、2打目で林越えを狙います。
さあ、どうか。
グリーン手前まで運びました。
ここをバーディーとした石川、首位で最終日に臨みます。
女子の国内ツアー、通算3勝目を目指す、24歳の酒井美紀選手が、首位に浮上しました。
ラグビーのワールドカップが、発祥の地、イングランドで開幕しました。
開幕戦には地元、イングランドが登場。
8万人の大観衆が見守りました。
前半22分、フルバックのマイク・ブラウン。
さらに後半32分。
ブラウンの2つのトライで、快勝のイングランド。
3大会ぶりの優勝へ好発進です。
早速、白熱していますが、日本も、まもなく初戦に臨むんですよね。
そうですよ。
相手は優勝候補の一角、南アフリカです。
日本も史上最強ともいわれてますからね、きっとやってくれると思いますよ。
このあと、午前0時からBS1で放送です。
さあ、あすのサンデースポーツですが、その南アフリカ戦、清宮克幸さんと徹底的に解説します。
大混戦のプロ野球セ・リーグもたっぷりお伝えします。
大相撲は、八角親方が解説します。
そして特集は、43歳でリングに立ち続けるキックボクサー、立嶋篤史選手。
みずからの背中で、息子に伝える思いとは。
どうぞ、お楽しみに。
おしまいは、トゥモローソング。
ラグビー日本代表のキャプテンとして、チームを引っ張る、リーチマイケル選手です。
大切にしてきた人への思いを重ねる一曲です。
2015/09/19(土) 23:00〜23:30
NHK総合1・神戸
サタデースポーツ[字]

大混戦!セCS争いは▽波乱の秋場所抜け出すのは?▽J1佐藤寿人最多ゴールなるか▽田中将大13勝目は?▽ラグビーW杯開幕!日本代表リーチ・マイケルを支えた曲とは?

詳細情報
番組内容
▽大混戦!セCS争いは ▽波乱の秋場所 ▽J1 ▽田中将大13勝目は? ▽ラグビーW杯開幕! 【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之

ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:28863(0x70BF)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: