ソフトバンクホークス、2年連続、17回目のリーグ制覇。
ソフトバンクが史上最速で優勝を決めたパ・リーグ。
一方、セ・リーグは残り10試合余りで、史上まれに見る混戦が続く。
首位ヤクルトと、3位巨人の直接対決。
きのうは巨人が勝っている。
ヤクルトは1点を追う2回、5番バレンティン。
左足を手術し、きのう5か月ぶりに戻ってきた。
けがの影響を感じさせない走りを見せて、2ベースでチャンスを作る。
続くバッターの当たり。
バレンティンは迷わずホームへ。
ヤクルトが追いつく。
直後の3回、巨人は好調のアンダーソン。
2ボールから積極的に振っていった。
勝ち越しの2点タイムリー。
連勝を狙う巨人が、流れをつかみかける。
その裏、巨人の先発の大竹がピンチを招く。
打席のバレンティン。
ランナーをかえすことだけ考えていた。
タイムリーで1点差。
これでムードが変わった。
続く雄平。
その初球。
7号3ランで、ヤクルトが逆転する。
接戦のまま、終盤7回。
再びチャンスでバレンティン。
きょう3本目のヒットは、試合を決定づけるタイムリー2ベース。
頼れる男が戻ってきたヤクルト。
威力を増した強力打線で、巨人を突き放した。
ただいま。
2位阪神はDeNAとの対戦。
和田監督は、落としていいゲームは一つもないと、必勝を誓った。
同点の3回、ゴメス。
1点を勝ち越し、チャンスの場面。
今月の打率が1割台と、不調の5番がタイムリー。
きのう、13残塁の打線が、きょうはつながる。
しかし、先発の能見が直後にピンチを招く。
4番筒香は、今シーズン、苦手にしているバッターだ。
ホームランを打たれた能見。
4回5失点と、試合を作れない。
それでも阪神は2点を追う7回、ゴメス。
27試合ぶりの15号ホームラン。
復調の兆しを見せるゴメスの一振りで追い上げる。
8回は、ランナー1人を出して関本。
きのう、タイムリーを打っている代打の切り札だ。
あと1点が遠かった阪神。
きのうに続いて、下位チームに競り負けた。
こんばんは。
サタデースポーツです。
上位の3チームの中で勝ったの、ヤクルトだけ。
これで、2位以下のチームとのゲーム差、2に広がりましたね。
そうですね。
バレンティン選手が帰ってきて、また勢いが増した感じがしますよね。
本当ですよね。
さあ、その離された阪神ですが、あすから本拠地に戻って、ヤクルトと2連戦です。
和田監督は、もう一回、甲子園に戻って、ここから頑張るしかないと話していました。
一方、ヤクルトの真中監督は、阪神はずっと上位を争っているチーム。
また一つずつ頑張りたいと話していました。
そうですよね。
さあ、セ・リーグのもう1試合、4位広島は、6位中日との対戦です。
上位に追いつくために、正念場となる12連戦の2戦目です。
広島は1回、5番鈴木誠也。
思い切って打ったと、中日の八木からタイムリー。
広島はきのうに続いて、1回に先制します。
先発は前田。
4回、2アウトから、ヒットと2つのフォアボールで満塁のピンチ。
7番藤井に打たれ、逆転の2点タイムリー。
この回、さらに1点を奪われ、リードを広げられます。
続く5回も攻められます。
ノーアウト1塁から送りバント。
みずからの悪送球で、ピンチを広げます。
続くルナ。
13勝を挙げている頼みのエースが打ち込まれました。
前田は5回途中7失点で負け投手。
広島は手痛い2連敗です。
広島の緒方監督は、前田で負けたのは痛い。
とにかく勝っていくしかない。
開き直ってやると、ことば少なでした。
改めてセ・リーグの順位です。
首位はヤクルト。
阪神と巨人の2チームが、2ゲーム差で追います。
広島は首位との差が4.5に広がりました。
パ・リーグです。
4位ロッテは、3位を1ゲーム差で追います。
今夜は優勝を決めたソフトバンクを相手に、チームトップの12勝を挙げている涌井投手が先発しました。
涌井は今シーズン、ソフトバンクから4勝。
5回まで1点に抑えていましたが、6回、コントロールが乱れます。
3つのフォアボールを出して、満塁のピンチ。
9番高谷の当たり。
タイムリー内野安打となって、涌井は2点目を失います。
打線は中田の変化球に苦しみます。
相手の守りにも阻まれました。
ロッテはヒット1本に抑えられ、完封負けです。
ロッテの伊東監督は、もったいない失点もあったが、この負けを涌井のせいにはできない。
もっと打線が盛り上がらないといけないと、打線の奮起を促しました。
日本ハムの大谷は、ここ2試合、序盤に打たれて連敗しています。
きょうはコントロールが抜群でした。
変化球を決め球に、立ち上がりを無失点で乗り切ります。
その裏、4番の中田。
タイムリー2ベースで、5試合ぶりの打点を挙げました。
日本ハムはこの回、3点を先制します。
大谷は、援護をもらって安定した投球を続けました。
9回、139球の力投で、両リーグトップの14勝目です。
大谷は11個の三振を奪い、勝ち数、防御率に加えて、奪った三振の数でもリーグトップに立ちました。
チームもクライマックスシリーズ進出が決まりました。
オリックスの小谷野は、きのう、3安打3打点の活躍でした。
最初の打席は1回。
ラッキーだったと、相手の守りが乱れ、2点タイムリー。
この回、3点を先制します。
リードをもらった先発の西。
100%の力を出すと、腕を振ります。
楽天を6回まで1点に抑えます。
7回は連打でピンチを招き、代打、フェルナンドとの勝負。
ここはバックに助けられました。
西は7回1失点で8勝目を挙げました。
オリックスの西は、防御率を2.48に上げ、日本ハムの大谷に続くリーグ2位。
タイトルは意識しないで、一試合一試合頑張りたいと話していました。
パ・リーグの順位です。
クライマックスシリーズ進出を争う、3位西武と4位ロッテはともに敗れ、ゲーム差は1のままです。
プロ野球は連日、現役引退のニュースも入っています。
きょうは中日の和田一浩選手が、別れを告げる現役生活への思いを語りました。
和田選手は、西武と中日で、19年間プレー。
史上最年長、42歳11か月で、通算2000本安打を打ち、史上3人目となる両リーグでの1000本安打も達成しました。
西武の西口文也投手も、現役引退を決断しました。
西武一筋、プロ21年目の42歳は、最多勝を2回、沢村賞を1回獲得するなど、先発投手の柱として活躍し、パ・リーグで現役最多の通算182勝を挙げています。
ここ3年、勝利から遠ざかっていた西口投手は、引退は2年前から考えていた。
今はすっきりした気持ちと話しています。
さあ、大相撲秋場所は7日目です。
今場所は横綱の日馬富士が休場でしょ、さらに初日から2連敗した、横綱の白鵬も、左ひざの痛みで休場ということで、異例の展開ですよね。
本当ですよね。
そんな中、ただ1人、勝ちっ放しなのが大関・照ノ富士。
きょうは自分よりも大きい、佐田の富士の挑戦を受けました。
照ノ富士。
平幕の佐田の富士とは1年半ぶりの対戦です。
相手の突き放しに、考えていたより力があったと、得意の右四つになれません。
それでも慌てずに動きを見極め、下手を取ります。
体重208キロの相手を揺さぶります。
上手を切り、落ち着いて前へ。
ただ1人、7連勝にも、意識はないと、最後まで冷静でした。
強い。
ねぇ。
で、1敗で追う大関の稀勢の里。
こちらも体重208キロという逸ノ城と対戦です。
稀勢の里は、このところ不安定な相撲が続いています。
逸ノ城とは、これまでの対戦成績が五分です。
差し手争い。
押っつけて稀勢の里、右四つになる。
巻き替える、稀勢の里。
…にいく逸ノ城。
あっと、足が出ました。
稀勢の里の勝ち。
6勝1敗。
立ち合い。
左を差せなかった稀勢の里。
すかさず巻き替えます。
相手が腕を取りにきましたが、かまわず前に出ました。
攻める相撲が取れたと稀勢の里。
1敗を守り、やることをしっかりやるだけと、気合いを入れていました。
中入り後の勝敗です。
勢は3日目から5連勝と好調です。
返り入幕の蒼国来も、1敗を守りました。
遠藤は、体重200キロ近い臥牙丸に敗れました。
関取最年長の安美錦が5勝目と元気です。
2横綱、2大関を破っている嘉風が、好調の関脇・栃煌山にも勝ちました。
西の筆頭、嘉風と、栃煌山との好取組です。
突き放して、中へ入った嘉風。
寄り切り!嘉風の勝ち。
きょうもすばらしい相撲を取りました、嘉風です。
大関・豪栄道は、黒星が先行。
横綱・鶴竜は、1敗を守りました。
さあ、そして、あしたは7連勝の照ノ富士に、先週のトゥモローソングでご紹介しました関脇の妙義龍が挑むんですよね。
妙義龍もここまで2敗と好調なんですよね。
なので、この取組も本当に楽しみです。
大相撲でした。
次はサッカーJ1。
第2ステージは残り7試合です。
優勝争いも激しさ増してきましたね。
首位はサンフレッチェ。
勝ち点の差2で、アントラーズが追いかけます。
サンフレッチェのエース、佐藤はJ1通算最多得点にあと1も、チームが勝つためのプレーをすると臨みました。
佐藤は前半、体を張ったプレー。
攻撃に絡みますが得点できず、0対0で折り返します。
後半12分は、難しい体勢から狙います。
浮かせたボールで、キーパーの背後を狙いましたが、決められません。
佐藤はこのあと退き、記録達成はなりませんでした。
このあとも、4連勝を狙うサンフレッチェは攻め続けます。
それでもゴールをこじあけられず、ホームで痛い引き分けです。
連敗は避けたいアントラーズ。
前半から猛攻を仕掛けます。
山本のクロスに遠藤。
さらにカイオ。
ゴールポストに嫌われ、前半は0対0で折り返します。
後半、フリーキックのチャンスに、柴崎。
相手の守りに阻まれ、得点できません。
その直後の後半16分。
クロスに金崎。
アントラーズ、地元、茨城の豪雨の被災地に、勝利を届けました。
ここ6試合負けなしのFC東京。
相手のF・マリノスは、堅守を誇ります。
前半8分の東。
これも含め、FC東京はシュート僅か3本で、試合は終盤に。
終了間際。
チャンス、東京!笛は鳴らず。
エース、前田も決められません。
その直後でした。
F・マリノス、中村のクロスに、初出場の富樫。
完璧な形だったと、富樫の初ゴールが決勝点に。
FC東京、およそ2か月ぶりの黒星です。
きょう行われたJリーグのすべての試合の前に、黙とうがささげられました。
日本サッカーの父と呼ばれた、デットマール・クラマーさんが、17日、90歳で亡くなったのです。
クラマーさんは、初の外国人コーチとして来日。
指導した選手たちが、メキシコオリンピックで銅メダルを獲得するなど、日本サッカーのれい明期に、大きな足跡を残しましたよね。
川淵三郎さんですとか、あるいは釜本さん、かもしゅうじさんとか、三浦さんとか、皆さん、クラマーさんの思い出話をよくしてくださって、その中で特に僕、印象に残ったことばがあって、指導するとはどういうことかということを、クラマーさん、みんなに言っていて、その答えというのが、指導とは悪い習慣を取り除いて、よい習慣を身につけさせることなんだと、お答えしたそうなんですよね。
そのことばをみんな胸に、今の日本サッカー界をこうやって築いていったんだなっていう気がしますよね。
本当に日本サッカーの基盤を作り上げた人なんですね。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
きょうのJ1、残りは4試合。
3年連続得点王を狙う、この選手が全開です。
フロンターレの大久保は、ここまで16ゴール。
得点ランキングの1位のガンバ、宇佐美を2点差で追います。
前半45分。
このミドルシュートで、2試合連続のゴール。
さらに後半22分、鮮やかなパス交換から、最後は再び大久保。
そして終了間際。
1試合3得点のハットトリックで、得点ランキングトップに浮上。
J1通算得点も152に伸ばした大久保の活躍で、フロンターレは快勝です。
J2降格圏内のエスパルス。
先制を許すも、前半38分、コーナーキックにチョン・テセ。
2試合ぶりのゴールで、同点に追いつきます。
しかし、後半10分、レッズに完璧に崩されました。
勝ち越されます。
エスパルスはこのあとも立て続けに追加点を許し、ホームで惨敗です。
11位のヴィッセルは、勝ち点差が1の12位アルビレックスとの対戦。
0対0の後半15分、森岡が持ち込んで、そのままシュート。
2試合ぶりのゴールで先制します。
しかし、このあと同点に追いつかれ、さらに40分。
最後は山本に決められました。
ヴィッセルはリードを守りきれず、2連敗です。
ベガルタは、前半25分のペナルティーキック。
ハモンロペスが決め、先制します。
しかし、後半開始直後。
藤田祥史に決められ、追いつかれます。
終盤、ベガルタにチャンス。
決められず、引き分けに終わりました。
第2ステージの暫定順位です。
アントラーズが勝ち点でサンフレッチェに並びました。
レッズが3位に浮上です。
エスパルス、年間順位では17位のまま。
同じく降格圏にいる、松本山雅とモンテディオの試合は、あす行われます。
続いては女子のなでしこリーグ。
レギュラーシリーズも残り3試合です。
首位のINAC神戸レオネッサを追う、2位の日テレ・ベレーザは、5位浦和レッズとの対戦です。
きのう、首位レオネッサが勝ち、2位のベレーザは、勝ち続けるしかないと、逆転優勝を誓います。
レッズの厳しい守りの中、前半終了間際、阪口。
決めないといけなかったと、チャンスを生かせません。
後半も、ベレーザは有吉の個人技。
さらにレッズの運動量が落ちた終盤は、攻め立てました。
ゴールが遠かったベレーザ。
首位レオネッサとの勝ち点差が、3に開きました。
もう1試合は、ジェフがエース、菅澤の2ゴールで勝ちました。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
サッカー、マインツの武藤。
1トップで先発です。
1点を追う前半、この体を張ったプレーで、チャンスを作ります。
同点ゴールにつなげました。
さらに後半、スピードを生かして抜け出し、クロス。
追加点を演出し、2得点に絡みました。
開幕から1か月、存在感を増しています。
逆転での地区優勝を狙う2位ヤンキース。
田中は2試合連続で中4日の登板です。
4回、2塁3塁の場面。
ピンチを切り抜けます。
同点の6回、3番マーフィー。
田中は7敗目。
首位ブルージェイズとの差が4.5ゲームに広がりました。
飛び込みの板橋美波。
15歳は、世界でも珍しい、4回転半も回る大技を武器に、オリンピックを目指しています。
日本選手権の決勝。
2位からその大技で逆転を狙います。
気持ちの弱さが出て、入水が乱れた板橋。
優勝はなりませんでした。
優勝は佐々木那奈。
板橋と同じクラブで鍛える16歳も、リオデジャネイロを見据えています。
ゴルフの石川遼。
国内初戦は2位で3日目を迎えました。
4番はこのバックスピン。
最初のバーディーを奪います。
このあと、バーディーを重ね、12番までスコアを5つ伸ばします。
迎えた17番は、左へ大きく曲がるロングホール。
石川、2打目で林越えを狙います。
さあ、どうか。
グリーン手前まで運びました。
ここをバーディーとした石川、首位で最終日に臨みます。
女子の国内ツアー、通算3勝目を目指す、24歳の酒井美紀選手が、首位に浮上しました。
ラグビーのワールドカップが、発祥の地、イングランドで開幕しました。
開幕戦には地元、イングランドが登場。
8万人の大観衆が見守りました。
前半22分、フルバックのマイク・ブラウン。
さらに後半32分。
ブラウンの2つのトライで、快勝のイングランド。
3大会ぶりの優勝へ好発進です。
早速、白熱していますが、日本も、まもなく初戦に臨むんですよね。
そうですよ。
相手は優勝候補の一角、南アフリカです。
日本も史上最強ともいわれてますからね、きっとやってくれると思いますよ。
このあと、午前0時からBS1で放送です。
さあ、あすのサンデースポーツですが、その南アフリカ戦、清宮克幸さんと徹底的に解説します。
大混戦のプロ野球セ・リーグもたっぷりお伝えします。
大相撲は、八角親方が解説します。
そして特集は、43歳でリングに立ち続けるキックボクサー、立嶋篤史選手。
みずからの背中で、息子に伝える思いとは。
どうぞ、お楽しみに。
おしまいは、トゥモローソング。
ラグビー日本代表のキャプテンとして、チームを引っ張る、リーチマイケル選手です。
大切にしてきた人への思いを重ねる一曲です。
2015/09/19(土) 23:00〜23:30
NHK総合1・神戸
サタデースポーツ[字]
大混戦!セCS争いは▽波乱の秋場所抜け出すのは?▽J1佐藤寿人最多ゴールなるか▽田中将大13勝目は?▽ラグビーW杯開幕!日本代表リーチ・マイケルを支えた曲とは?
詳細情報
番組内容
▽大混戦!セCS争いは ▽波乱の秋場所 ▽J1 ▽田中将大13勝目は? ▽ラグビーW杯開幕! 【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
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スポーツ – スポーツニュース
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ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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