九州の北部と沖縄本島は雲がやや多いでしょう。
生字幕放送でお伝えします大相撲秋場所またきのうから夏のような日ざしが戻ってきました。
きょうは国技館の前ちょうど国技館から北に隅田川の上流およそ2kmあまりのところにあります牛嶋神社の秋の例祭みこしがちょうど1時間ほど前に国技館の前を練り歩きました。
大変なにぎわいの両国界わいです。
この国技館の館内も連日たくさんのお客さんを集めています。
きょうもチケットはすべて売り切れています。
初日から連日の満員札止め。
十両の取組が進んでいます。
正面解説は元・金開山の高崎親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
きのうから、また30度近い気温になってきました東京です。
幕内では大関の照ノ富士がただ1人初日から勝ちっぱなしきょうの妙義龍戦は好取組です。
そして1敗は横綱の鶴竜。
きょうは結び動きが戻ってきた逸ノ城との対戦です。
そして稀勢の里が1敗できょうは佐田の海との対戦です。
そのほか1敗勢は平幕の勢と蒼国来という状況で中日を迎えています。
十両は初日から7連勝が豊響と松鳳山。
6勝1敗で十両2場所目、先場所十両優勝を果たした御嶽海と新十両の正代という若い2人が追いかけるという展開で、中日の土俵です。
土俵は石浦と阿武咲です。
この両者は同期生どうしで前相撲から対戦があって前相撲から3連勝した石浦ですが、ここ5場所は阿武咲が石浦を破っています。
このところなかなか勝てない石浦に話を聞いてもらいました。
前回の対戦は指のけががあったのでこれは論外としてこのところ力勝負をしてしまっていると話していました。
右から抱えられて、左はずにあてがわれて起こされてしまう。
右から抱えられることよりもはずで起こされるほうが体が浮いてしまって、これが敗因なんですと言っていました。
中に完全に入ってしまわなければならないと言っていました。
負けたくない相手です。
ただ誰にも負けたくないですけれどもとも言いました。
阿武咲は相手は誰でも同じですという話をしています。
前相撲から3回の対戦は石浦になかなか勝てませんでした。
馬力相撲の阿武咲です。
前まわしを引くような相撲を今場所は見せています。
同期生の対戦。
2年前の初場所、一緒に入門しました。
攻める阿武咲、今場所も阿武咲です。
中に入ることはできませんでした石浦。
決まり手は、突き出しです。
阿武咲は立ち合いは中に入ろうという立ち合いでしたね。
いえいえ、中に入れたくないという立ち合いですね。
自分がもろ差しを。
だから入れないように脇を締めてあとから押っつけながら押すのではなくて二本入るということは相手が小さいですから胸をすぼめていったということでしょう。
内容はどうですか?非常に考えた取組だったと思います。
やっぱり石浦にしたら苦手意識がやっぱりあってですねきょうも力勝負に負けているということで多少は立ち合いの工夫があるのかなと思いましたけれどもきょうはまともにいきましたよね。
相撲としては悪くはないんですけれどもね。
石浦の体、体力的に見ると多少ずるさも覚えながらしていかないとなかなか十両を維持、また上を目指していくということは大変だと思います。
十両4場所目の石浦同期の阿武咲に敗れました。
石浦の部屋の横綱白鵬関が今場所休場していて時折部屋にまげを直しに来たりするそうです。
いつもはふだんは横綱自身の相撲もありますからそれほどアドバイスは細かくはないんですが今場所は毎回細かいアドバイスをいただいて例えば負けた相撲は正面からまともにいきすぎるもっと横から攻めなければだめだ助言をもらっているそうです。
朝の稽古場に横綱がいないとなると自分とか、大喜鵬ですね上にいる人間がどんどん積極的に声を出しながらやろうと思っていますという話をしています。
横綱白鵬も高崎さんと同じようにまっすぐだけではだめだと。
勝ってほしいうえに本来はあたっていくというのがセオリーなんですが石浦の場合は立ち合い、その中で勝機を見いだしてほしいという思いがあるんでしょうね。
十両の取組、終盤にさしかかったところです。
3勝4敗の若乃島。
徳真鵬は4勝3敗。
過去この両者も何度も対戦がありますがことしに入ってからは若乃島が徳真鵬に3連勝中です。
徳真鵬がもろ手突きでくるところうまく手繰って特に右のかいなを手繰るようにしてうまく攻めている若乃島です。
行司は式守鬼一郎にかわっています。
左突き落としです。
若乃島これで4勝4敗徳真鵬も4勝4敗です。
きょうは若乃島が右手を突き出していきました。
逆に徳真鵬はもろ手突きというよりはちょっと確認しましょうか差しにいっていますね。
若乃島は立ち合い完全に失敗です失敗だったんですけれども引き足がはやくて相手がそれについていけなかったという感じでしょうね。
あまり右手を出した効果というのはなかったんですか。
なかったですね。
そっちに集中するのために左の脇が空いています。
抱え込まれました。
1回ぐっと時間が遅れたら相手のおなかに乗っかって体勢が悪かったんですけれども徳真鵬も右が入ったものだから勝負だと出たところ。
最後は足が出ませんでした。
勝ったのは若乃島です。
土俵は若い2人が上がってきました。
まげがまだ結えない出羽海部屋の御嶽海、6勝1敗。
先場所十両優勝です。
十両2場所目です。
去年のアマチュア選手権日本選手権の優勝者です。
大翔丸はおととしのアマチュア横綱です。
過去2度両者対戦しています。
御嶽海が大翔丸を破っているプロでの成績です。
前回は夏場所御嶽海がまだ幕下でしたが勝ち越しをかける相撲で変化で大翔丸を破りました。
学年でいうと1つ上になります大学が違いますけれども大翔丸に話を聞きました。
アマチュア時代にも何度か対戦があってその成績は大体五分五分半々でしょうかと言っていました。
特に取りにくい相手ということではないですがプロの世界で2回負けているのは立ち合い少しでも遅れてしまうと相手の手が伸びてくる足が出てくるということでそういう圧力がかかってくるという話です。
ですからがむしゃらにあたるのではなく立ち合い、ある程度はあたっていかないと相撲にならないばちっとあたってそこからは動きの中でということですという話をしていました。
御嶽海側から見ると大翔丸戦はどの辺りがポイントになりますか。
相手が小さいですからね。
見ていくということも大事なんですけれども大翔丸の出足もあります。
でも立ち合いはあたっていくことでしょうね。
両者の立ち合いに注目していきたいと思います。
制限時間いっぱいです。
軍配は御嶽海7勝目。
俵の上、かかとが残っていました御嶽海。
物言いはありません。
若い2人の対戦。
決まり手は突き落としです。
お互いに少し引く場面もありましたが、まずは立ち合いです高崎さんどうでしたか?お互い押し込もうという五分の立ち合いだと思います。
まず大翔丸が先にいきました。
体的にいなしとか引きながらの攻めがなかなか前に押せませんからよく残りましたよ。
肩すかし気味に回り込んで。
押しの形は大翔丸がありますから意地というか御嶽海よく残ったなという感じですね。
前に攻めようという意識がありました、御嶽海攻めが大翔丸の形だということですね。
押し相撲の形は大翔丸のほうが上でしょうから。
こうやって見ますと御嶽海の反応がいいですね。
相撲勘がいいんでしょうね。
こういう相撲も取れるのかなという感じがしますよね。
7勝1敗の御嶽海です。
これで新十両の正代十両2場所目の御嶽海きょう勝って7勝1敗としています。
今場所も御嶽海と大翔丸の対戦は御嶽海に軍配が上がっています。
土俵上に正代、御嶽海の上をいきます7連勝初日からの7連勝は初めての松鳳山。
きょう勝って勝ち越しを決めたい松鳳山はきょうは常幸龍との対戦です。
常幸龍のほうはことしに入ってまだ勝ち越しはありません。
十両以上で4回の対戦がありますがこのところ常幸龍の3連勝中です。
最近の対戦はほとんど松鳳山がもろ手突き攻め込むんですけれども土俵際の逆転その逆転で敗れている両者の対戦。
勝って関取勝ち越し第1号を決めたいですねという話をしていました松鳳山です。
松鳳山、勝ち越しました。
いろいろ常幸龍技を出してきましたが敗れてしまいました。
勝ったのは松鳳山です。
中日勝ち越しは自身初めてです。
関取勝ち越し第1号です。
このところ、もろ手突きでしたがきょうは右から張って中に入ってきました。
首投げを小股すくいでしのいでなんとか、ちょんがけもちょっと無理がありました。
解説は金開山の高崎親方です。
松鳳山側から見てどうですか。
厳しかったですよ、非常に最初から自分で流れをつかんで突きながらも攻めていますね。
乗ってきたんではないでしょうかね。
松鳳山は幕内の土俵で初日から13連敗というのがことし春場所ありました。
結局それで十両に落ちてしまったわけですが十両に落ちたばかりのころはなかなか気持ちがうまく切り替えられなかったけれども今場所は、もう、プライドも何も捨てて何でもやってやろうと話していました。
なるほどね。
来場所も九州場所、地元ですからね。
そういう思いもあるんではないですかね。
まず、松鳳山が十両の土俵で勝ち越しを決めています。
決まり手の訂正がありました押し倒しになりましたね。
決まり手は、押し倒しです。
訂正になっています。
正面の解説は、金開山の高崎親方です。
巡業ですが冬巡業の日程が決まりましたね。
ことしは13日間ですね。
去年よりも8日も多くなったんですね。
おかげさまでそうなんです。
九州場所が終わったあと親方のふるさとでもあります。
うれしいことですね、増えるということは。
本当にですね、これだけ巡業が増えるということはそれだけ相撲のPRよさを伝える場面が増えるわけですね。
そういうお客様が今場所も足を運んでくれたらまた本場所も、盛り上がってくると思いますしありがたいと思っています。
11月29日の鹿児島から始まります。
最後は那覇で2日間の興行です。
13日間の冬巡業が発表されています。
ひねりました。
左からの下手ひねり合わせ技で勝ちました。
里山の勝ちです。
鮮やかでした。
決まり手は、下手ひねり。
きょうはすぐ潜りにいって左が入りました。
玉飛鳥の押っつけも強いんですけれども首が少しきまるような形になりました。
このあと右の前まわしを取るんですね。
この相撲はやっぱり里山にしか取れない相撲ですよね。
左も深くして。
里山の方ですね。
車のハンドルを回すようになりました。
下手ひねりですね。
2日間、相手のかいなをくぐるような動きを見せていました。
本人はあまりよくないと言っていますね。
本人的にですか。
苦し紛れ、右がうまく使えないので右を起こされてしまうので相手のかいなをくぐるしかないですと話しています。
まあまあ、本当にと小さな体で自分の型を持ってよく頑張っていますね。
5連敗のあと3連勝です里山。
西の花道、先場所千秋楽の翌日に引退を発表しました。
元関脇旭天鵬の大島親方きょう幕内の時間正面の放送席をお迎えして23年半の土俵人生を語ってもらいます。
きょうが旭天鵬の大島親方あすは若の里の西岩親方をお迎えします。
旭天鵬の大島親方と同じ部屋の旭日松が土俵に上がっています。
旭日松は常々、旭天鵬が引退する前、関取衆4人いた友綱部屋、4人そろって幕内で相撲を取りたい土俵入りをしたいと話していました。
ついにその夢はかなわず旭天鵬が引退となってしまいました。
旭日松が幕内にいるときは旭秀鵬が十両に下がって旭秀鵬が幕内にくると旭日松も十両に下がるというそういう展開でした。
旭天鵬関がもう少し頑張ってくれればなあと旭日松は話していました。
自分が頑張らないとね。
旭日松勝って5勝目。
荒鷲敗れて3勝5敗です。
きょうは旭天鵬関が解説なので絶対に勝たなければいけないと旭日松は話していました。
旭大星、旭日松、友綱部屋2人勝っています。
立ち合い低くあたりました。
すぐいなしました。
こういった相撲旭日松の持ち味、動きのよさです。
これで5番勝ちました、5勝3敗に変わりました。
決まり手は引き落としです。
荒鷲敗れて3勝5敗です。
きょう解説の金開山の高崎さんは現役時代、関取に上がったころは、出羽海部屋でしてね、たくさんの関取がいましたね。
いました6、7人いましたよ。
旭日松と同じような思いでしたか。
どうですかね、どちらかというと旭日松の部屋はアットホームな感じですね。
うちは古いというか伝統がありましたからね。
そんなような雰囲気ではありませんでしたね。
個人的に仲がいいとか悪いとかというのはあったでしょうけれどもちょっと上に舞の海さんがいましたね。
舞の海さんが幕内にいて付け人ということはありますね。
そうです。
結局同じ時期幕内を過ごしてことはなかったんですか。
そうですね。
関取衆としては一緒にいた時期もありましたけれどもやっぱり入ったときの関係性というかなかなか崩れないんですね。
くずせないですね今でもそうですけれども右突き落とし左からもまくようにして北はり磨2勝目首の痛みと戦いながらの今場所の土俵です。
きょうもまっすぐあたって入ってどうかと思いましたがそのあとはよく攻めました。
左から押っつけて左が入りました。
右の前まわしそして左外掛け。
きょうの北はり磨の攻めはどうだったでしょうか。
やはり相手は大きいものでなかなかまともに押し出すことはできなかったんですがあと動きとしぶとさですよね。
こういう力士がいるということは本当に貴重な存在だなと思いますね。
この人の真骨頂ですね。
これで2勝目です、2勝6敗東の2枚目このあと白星を重ねていきますと目標の新入幕というものも見える番付の北はり磨です。
天鎧鵬敗れて1勝7敗です。
千代の国は東の幕下10枚目勝ち越しです。
松鳳山が厳しい攻めを見せました8連勝中日勝ち越しです。
土俵上は貴ノ岩と富士東が仕切りを重ねています。
千代丸、輝までが十両の土俵です。
そして豊響、初日から7連勝きょう朝赤龍と幕内で相撲を取ります。
勝てば勝ち越しの豊響です。
貴ノ岩が幕内ではなかなか成績が残せないんですが攻める流れとかなかなかいいものがあるように思うんですが。
やはり相撲が基本に忠実というかそういう稽古をしているんでしょうね。
相撲の形としてはこのままいけばいいということですか?伸び悩んでいると見るのか今過渡期と見るのかなかなか難しいんでしょうけれども。
となると今は我慢してこの相撲を貫いていくことが大事ですか?それしかないと思うんですよね。
膝をしっかり曲げて非常にいい相撲を見せるときがありますよね。
相撲は型だけではなくて勢いとかいろいろなバランスとかがありますからねなかなか奥が深くて難しいですよね。
稽古場では本当に強さを見せる貴ノ岩。
きょうの相手は富士東です。
ともに今場所はここ3日間3連敗3勝4敗と黒星が1つ先行しています。
押し出しました貴ノ岩。
押し相撲の富士東に対してきょうの貴ノ岩の相撲どうでしょうか。
下半身が崩れていません。
膝が常に曲がって。
なるほど、基本に忠実というのがきょうの相撲を見るとよく分かりますね。
だから相手によって前みつをつかんだりそういうのもあってもいいんじゃないですかね。
時々見せますけどね。
多少取り入れながらやっていけばなかなか押していくって大変ですから。
かたや千代丸、千代丸こなた輝、輝この相撲一番にて中入り!式守錦太夫のよく通る声が国技館の館内に響き渡りました。
この一番のあと中入りとなります。
十両最後の相撲千代丸と輝です。
千代丸が西の十両筆頭に番付を戻してきました。
ここまで1勝6敗と前半は苦しい成績です。
一方の輝十両に上がってちょうど1年幕内に一気に駆け上がると思ったこの輝ですが高崎さん、どうでしょうか?丸1年十両の土俵で頑張ってきているわけですが。
まあまあ、まだ本人も若いですしやっぱり勝ったり負けたり反省したり勉強になって強くなると思いますのでこれでいいということはないんですけれども相撲は私はスタイルは評価しています。
稽古もよくします。
今場所、ここまで4勝3敗。
先場所は輝が千代丸戦押し出しで勝っています。
うまく送り倒しました。
うまく右に回り込んだ。
また額の辺りが切れました、輝。
輝が勝って、これで今場所5勝3敗と成績が変わっています。
千代丸敗れて1勝7敗です。
決まり手は送り倒しです。
ここまでの解説は元幕内金開山の高崎親方でした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
館内アナウンス
ただいまから幕内土俵入りであります。
はじめに西方幕内土俵入り先導は木村秋治郎青狼
(せいろう)モンゴル出身錣山部屋時天空
(ときてんくう)モンゴル出身時津風部屋大栄翔
(だいえいしょう)埼玉県出身追手風部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋阿夢露
(あむうる)ロシア出身阿武松部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋佐田の富士
(さだのふじ)長崎県出身境川部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋小結・隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋関脇・妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋白崎⇒2横綱休場の場所で果たして優勝争いはと注目されるきょう中日。
嘉風です。
この場所の前半を沸かせた1人2横綱2大関を破りました。
5勝2敗の好成績。
そして大関の稀勢の里は6勝1敗できました。
星の差1つで現在照ノ富士を追います。
館内アナウンス
かわって東方幕内土俵入り先導は木村銀治郎英乃海
(ひでのうみ)東京都出身木瀬部屋朝赤龍
(あさせきりゅう)モンゴル出身高砂部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋北太樹
(きたたいき)東京都出身北の湖部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋誉富士
(ほまれふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋鏡桜
(かがみおう)モンゴル出身鏡山部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋白崎⇒幕内でただ1人7戦勝ちっぱなしが大関2場所目の照ノ富士です。
先場所も新大関で11勝を挙げました。
先場所も今場所も下位の力士に星を落とさずにしています。
このまま優勝争い先頭を走っていくのかきょう中日以降も注目です。
東西の幕内力士の土俵入りが終わりました。
今テレビの放送席をたくさんの方が取り囲んでおります。
きょうは中日正面の放送席に先場所かぎりで引退した元関脇旭天鵬の大島親方をお迎えしました。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
親方になっても大変な人気ですね。
着物の以外の服装なのでたぶんそれをみんな見たいんじゃないですかね。
そして元52代横綱北の富士の北の富士勝昭さんです。
本当に人気者ぶりがきょうもよく分かりますね。
これをみると引退が早かったね50歳ぐらいまで取ってほしかったね。
北の富士さんがまだまだ取れるよということを放送の中でおっしゃっていました。
しかしそうはいってもね記録のこともあるしね欲はありました。
きょうは現役時代を振り返ってお話を伺います。
鶴竜が一人横綱となりました時天空、勢を従えての土俵入りです。
旭天鵬関は横綱白鵬の土俵入りを長く務めていきました。
6、7年やったんですかねやっぱりいいもんでしたねあれは。
(館内)ヨイショ!
拍手
(館内)ヨイショ!三日目嘉風に星を落としましたがそのあとは立て直してきました6勝1敗の横綱鶴竜です。
一人横綱としての重圧を感じながら取る秋場所の土俵です。
横綱土俵入りの太刀持ちと露払いですとまだ大島親方というのがなじまないですが元旭天鵬の大島さん背中を見ることが多いですね。
大島⇒最初は背中のほうをずっと見ていました。
背中から見る横綱白鵬の姿はどうでしたか。
やっぱり15日間の後半戦になると特に肩から背中の筋肉が盛り上がって出ているような感じが初日よりはしましたね。
ただ今場所、姿がないというのは不思議な感じですね。
不思議ですね。
9年か10年ぶりに休場だったと聞いたので休まないものだというイメージがありましたね。
日馬富士が初日から休場。
横綱白鵬が三日目から休場となっている秋場所しかし初日から連日満員札止めきょうもチケット完売です。
きょうは元旭天鵬の大島親方をお迎えしての放送です。
なんと言ってもまだ皆さんの記憶に新しい平成24年夏場所、平幕優勝がありました。
優勝決定のシーンは何度もご紹介していますが千秋楽の本割と優勝決定戦を続けてご覧いただきます。
実況
入門して20年最大のチャンスを、さらに一歩進めることができるかどうか。
左四つ、右の上手。
寄っていく。
足が出た!足が出ました、旭天鵬の勝ち。
この結果、平幕2人による優勝決定戦です。
どちらにとっても夢にまで見た初優勝。
栃煌山か旭天鵬か。
張った、上手が取れないはたいた!旭天鵬、37歳8か月史上最年長の初優勝です!20年間相撲をやって本当によかったなってきょうつくづく思いました。
白崎⇒今、改めてご覧になっていかがですか。
大島⇒懐かしいですね。
懐かしいというか、3年になるんですけれどもなんか夢のようでしたね。
そのときももちろん北の富士さんは解説席でご覧になっていましたが。
北の富士⇒私もちょっともらい泣きをしてうるうるしたんです。
あのとき付け人が喜んでね。
ああしている風景もなかなか見られないですね。
カメラのフラッシュがあまりにもすごかったので多少映像を加工してありました。
何が起きたのかどうして優勝できたのかというそんな場所だったとよく話し合っていますね。
最初の5日間が2勝3敗でしたのでそこからの10連勝でしたし自分でもあとで10連勝中の映像を見たことがあるんですけれども、自分じゃないみたいな動きもあったし負けそうな相撲でも勝っているというかすごく動いているイメージがありました。
そんなもんかもしれないね。
僕も初優勝のときはとても自分じゃないみたいだった。
何かが後押ししてくれるようなね。
そういうような気がね。
危ない相撲は何番もありましたよ。
確かにあのときも2番ぐらいありましたね、負けそうな相撲が。
あのときは横綱白鵬が終盤で崩れて十四日目を終わった時点では6人に優勝の可能性があるという流れだったんですが私たちも旭天鵬関に流れが向いているような、そんな場所に見えていたんですが実際はどうだったんですか。
本人はなかったですね。
そういうふうに思えたのは十四日目の大関戦に勝って、あと残り一番ということで、どうしても欲しいという気持ちが。
いくつか記録をご紹介しながら進めていきます。
初優勝が37歳8か月、年6場所になっての最年長優勝その後も現役を続けられて先場所40歳10か月は幕内最年長力士の記録ということになりました。
北の富士さんが40年も50年もやれると何回も話していました。
本当に不死身に見えたよね。
この人が1回取る気になればそれぐらいできるんじゃないかと。
そんな気がしましたけれども人間ですからねいつかはね。
でもよく頑張ったよ。
あの優勝があったから40歳まで取れたそんな面もあったんですね。
もちろんですね、もしあそこで優勝しなかったら部屋を移籍してばっかりだったしたぶん1年ももたないというか。
気持ちはそうでしたね。
あの優勝でたくさんの人に知ってもらえたしそこから自分がいろいろな記録とかいろいろな数字が出てきたのでやっぱりその数字に向かって頑張るという気持ちになりましたね。
数字を見ていくうえで簡単な歩みを用意してみました。
今場所の初日で41歳になりました。
入門17歳のとき平成4年モンゴルから初めて大相撲の世界に取り組みました。
新十両、新入幕は比較的速かったんですがそこからしばらく時間がかかりましたね。
当時は旭鷲山もいて身近なライバルとして2人で頑張ったんですがどうしても旭鷲山のほうが先を走っていたのでちょっと置いていかれていた感じはしますね。
何かそこで火がつくきっかけみたいなものはありましたか。
ついてはいかんですが30過ぎるまで表に出すということはあまりなくてどうしても内に秘めてやっていた感じがします。
確かに幕内に上がってきたころなどは、非常にきれいな姿ではあったんですが、強さという点ではどうでしょうか。
どうしても旭鷲山の陰にちょっと隠れたような感じだったし細かったですね。
確かにね。
しかし、考えてみれば徐々に体が大きくなって、そしてどんどん地力がついていったんでしょうね。
晩成型ではあったんでしょうね。
そして何よりも丈夫ということがいえますね。
内臓が丈夫でしたから。
いくら飲んでも食っても太りはしないし鉄の肝臓だしね。
23年半、けがや病気による休場はありませんでした。
本当にこれは。
自分でもびっくりしましたね。
やめて母親には小さいとき何を食べさせていたのと、冗談交じりに聞いたこともありますしでもそれから本当に丈夫というかそういうふうに育ててくれたなと思いますね。
30歳のときには日本に帰化して日本国籍を取得しました。
このときは迷いもあったそうですね。
そうですね、もう30だったのでこの先どれくらい相撲を続けられるか分からなかったし自分がどうする、というのを2015/09/20(日) 15:05〜16:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 八日目[字]
【解説】正面(十両)高崎(元金開山),【アナウンサー】正面(十両)三瓶宏志 〜国技館から中継〜
詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)高崎(元金開山),【アナウンサー】正面(十両)三瓶宏志 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)高崎(元金開山),【アナウンサー】正面(十両)三瓶宏志
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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