大相撲秋場所 八日目 ▽元関脇・旭天鵬 土俵人生を語る 2015.09.20


と、冗談交じりに聞いたこともありますしでもそれから本当に丈夫というかそういうふうに育ててくれたなと思いますね。
30歳のときには日本に帰化して日本国籍を取得しました。
このときは迷いもあったそうですね。
そうですね、もう30だったのでこの先どれくらい相撲を続けられるか分からなかったし自分がどうする、というのをちょっと考える年でもありました。
せっかく慣れた日本だし日本に住みたいなという気持ちも、やっぱりあったんですね。
モンゴル出身の力士の帰化第1号でしたからずいぶん時間もかかりましたしね。
1年ちょっとかな。
書類が初めてだったので当時は大変だったっていうイメージがありました。
反対もあったそうですね。
みんな理解というのはなかなか最初はしてくれなかったし、難しかったと思うんですけれどもそのあとは時間がたてば、みんな理解してくれたし、よかったと思います。
いずれにしても現役引退を決めたのは先場所平成27年の名古屋場所ですから23年半。
優勝のあとは数々の記録に挑みました。
その中には高見山という名前が何回も聞かれましたね。
そうですね、やっぱり外国人力士の第1号ですから。
その大先輩が打ち立てた記録というのはすごく遠かったら、あれですけれどもちょっと頑張って抜きたいなというところにあったのでやっぱりそこを目標にやれた1年、2年というのはあったと思いますね。
北の富士さんは、高見山の姿もご覧になってきたと思いますが当時何も分からないまま先人がいない中で戦ってきた関取でしたね。
それは旭天鵬よりもはるか昔の話ですし、もっと苦労があったと思うんですよね。
孤軍奮闘でね高見山は頑張ったし。
6年でしたね。
本当に彼は仲間もいたしいい師匠に巡り会ったと思うしでもこれだけ長く取るのは並大抵ではないですよ。
幕内の出場回数これが実は一番の自慢の記録になりますね。
そうですね。
実際に見てみましょう。
先ほど名前がありました高見山関が1430その上に魁皇の1444。
そして旭天鵬が1470これが歴代記録親方が1位を取った記録ですね。
いろいろな数字の中で私の名前が2位とか5位6位とかベストテンにはあるんですが結構そういうのがあったのでどこかで1位というのを1個ほしかったというが正直な気持ちですね。
その中でこの記録がどうしても幕内限定というのも自分がこだわってきたものでもあるしその中でこの数字というのは大先輩たちが打ち立てたものを自分が数字のうえで塗り替えるというのは自分には大きな力をくれたし結果的に超えられてよかったなと思います。
一番一番の相撲に集中することを勝つことだけではなくこうした目標があると気持ちが奮い立ってくるもの何でしょうかね。
そうなんですね。
一番になるということはいずれにしても大変なことだし自分を振り返っても一番なんて何1つないからね。
羨ましいかぎりですよ。
そのほかの歴代の記録もまとめてみました。
通算出場回数が1871で確かに2位ですね。
勝ち星は現役では、横綱白鵬に追い越されましたが927勝幕内在位が魁皇に次いで99場所。
これも2位なんですね。
幕内の節目、通算出場の節目これが目前に迫った中で引退を決断するのは惜しい気がしますが。
できたら1位というのを欲しかったんですがやっぱり気持ちが名古屋場所で成績もああいう成績だったしどうしてもそこで1回おれた感じがあったのでそのときにはこの数字は全然頭になかったですね。
今思えばあと少しだったなあと思いますね。
引退を決意されたという十四日目そして現役最後の千秋楽の相撲です。
実況
つかまえたいところ安美錦もろ差し。
安美錦の勝ち。
旭天鵬3勝11敗。
そして、こちら安美錦もこの表情です。
きょうが初土俵以来1871回目の土俵です。
時間です。
組み合いました、右四つ。
栃ノ心も十分な形。
寄り切り、栃ノ心の勝ち。
栃ノ心、勝ち越し。
そして旭天鵬は3勝12敗でこの場所を終えました。
拍手
白崎⇒実際には横綱が本人からの前に皆さんにもう最後だということばを出してしまったんですが。
大島⇒そうですね。
でもいずれは落ちたら、辞めるというのは言っていたので花道で僕が泣いたときに、横綱はもうやめるんだなと思ったんじゃないかなと思います。
きれいな引き際ということばもあるんですが。
それはもう見事な引き際ですよね。
ただ僕らはまだ十両に落ちても十分戻ってくるだけの力は残っているという感じもしたしもう少しやってみたらどうかなという気はないことはなかったですね。
ただやはり、本人の気持ちですから。
本人が決めることですから。
これは拍手をもって、引退をたたえなければいけないなという気持ちにはなりましたね。
取組の中でも、思い出話を含めて伺っていこうと思います。
お一方、24年にわたって旭天鵬関を見てきたからメッセージをいただいています。
やっと、これで心配しなくて済んだなと思って。
ここまで長く相撲を取るとは思わなかったです。
部屋持ちだったらパレードに乗れていないからそれも運命かなと思ってでも、うれしかったです。
一緒に乗ってね。
天鵬、長い間、ご苦労さんでした。
これからは、子どもが小さいから体に気をつけて頑張ってほしい。
以上です。
北の富士⇒まだ元気だな。
部屋を閉じて退職をされた、そのすぐ次の場所が初優勝です。
優勝パレードに一緒に乗ってもらったんですよね。
これは果報者ですよ。
部屋の師匠はパレードを迎える役目がありますから絶対に車には乗れないんですよね。
最高の恩返しじゃないですか。
大島⇒いろいろ迷惑をかけましたけれどもそれでも僕を選んでくれてそして最後まで面倒を見てくれたので。
優勝してオープンカーに乗せられたというのは夢のようでしたね。
きょう、中日の取組が始まります。
十両で7連勝の豊響が登場して4勝3敗の朝赤龍と対戦します。
豊響が、ほぼ5年ぶりの十両の番付で相撲を取っています。
7連勝というのは関取になって初めて。
1場所での返り咲きを目指します。
止まらない豊響。
突き出し。
8連勝で勝ち越し。
東の十両3枚目の豊響。
中日勝ち越し、これは関取になって初めてです。
後半に幕内返り咲きをかけてという形になります。
決まり手は押し出しの発表です。
旭天鵬の大島親方も豊響とは22回も対戦があります。
ほとんど互角だったんですね。
大島⇒結構やってますね。
この圧力は相当なものでしょうか。
僕らは四つ相撲なので1発目の立ち合いだけ止めなければという感じでしたね。
あとはどこかで、まわしをつかめれば勝つという考えでしたし。
実際にまわしをつかんだら勝ってつかめないときは負けているという、そういう相撲だったと思いますね。
豊響、あすは十両で御嶽海戦です。
これで、豊響、松鳳山という幕内経験者が勝ちっぱなしですが豊響の内容が戻っていますね。
北の富士⇒突き押しが出ているときは強いですね。
今場所は足が出ていますね。
豊響は山口県松鳳山は福岡県出身です。
次がご当所ですから少しでもいい成績で戻りたいと気持ちも強く働いているかと思います。
松鳳山もきょう勝ったんですか。
松鳳山もきょう勝ちました。
十両で相撲を取る力士ではないですよね。
上位を苦しめる場所に早く戻って。
そういった内容を期待したくなるここまでの8連勝です。
これから土俵に時天空と蒼国来が上がってきます。
平成4年春が旭天鵬の大島親方そして旭鷲山を含めて6人がモンゴルから大相撲の世界に入ってきました。
次に入ってきたのが7年後、横綱に上がった朝青龍そして今相撲を取った朝赤龍といったように今の3横綱は日馬富士が13年初場所さらに白鵬が春場所鶴竜が九州場所と同じ年に入ってきました。
今関取の中でいちばん新鋭といえるのが逸ノ城です。
しばらく、あとに続くで入門者がいなかったんですね。
相撲は当時そんなにモンゴルでは知られていなくてやはり旭鷲山が上がって、初の関取というのでモンゴルでいろいろ出たんですけれどもまだ、いまいちそこまで相撲のおもしろさとか内容というのは、あまり分かっていなかったかもしれませんね。
それで、どうしても7年ぐらいかかった気がしますね。
優勝はもちろんなんですが次々と希望者が増えてきてそれだけに日本に来る入門するだけでも競い合って予選のようなものをやっている時期もあるそうですね。
本当に入りたい子がいまだにいっぱいモンゴルで待っていますので。
ただちょっと複雑な思いがあるかもしれませんね、ファンの方にとっては。
北の富士⇒ここまできたらそういうことを言ってもしょうがないから奮起しないとね、日本人がね。
あまり人材がこっちに来ちゃうと肝心のモンゴルのほうもね。
向こうもむやみに行かせたくないと思うんですよね。
昔ブラジルにも相撲があってね。
日系のね。
みんなこっちに来たので相撲を取る人がいなくなっていったんですよ。
6勝1敗と好成績の蒼国来1場所で幕内に戻ってきました。
時天空は4勝3敗です。
1分経過です。
拍手
残しました。
拍手
寄り切り、時天空の勝ち1分50秒かかりました。
蒼国来は2敗目。
1敗の力士が鶴竜、稀勢の里平幕の勢、蒼国来まず蒼国来が2敗と後退しました。
途中で大島さんから途中で出るところというところがあったんですが。
時天空が上手を取っていたので、そこは出るところだったんじゃないかなと思うんですが、蒼国来も、ここからでもいろんなことができますからね。
その辺りの粘り、そして下手を与えないように我慢していました。
成績も6勝1敗でしたからね。
これで時天空が寄り切りで勝って5勝目を挙げました。
時天空が今場所も足技がよく出ています。
内掛けけ返しがありました。
旭天鵬という力士には足技がなかったんですね。
モンゴル相撲にもなかったのでなかったですね。
調べてみたら掛け投げが1回あるだけでした、足を使っているのは。
大体寄り切りとかもしくはちょっと投げるぐらいです。
ほぼ半数が寄り切り次が上手投げでした。
その点は旭鷲山という話がありましたが全くタイプが違う2人でしたね、相撲の取り口が。
全然違いますね。
俺のほうが十両に上がるのが早かった。
早かったですね、3年で上がりました。
昇進の早さを追いかけていったのが旭天鵬でしたね。
お互いに出世のスピードが多少違っていてもライバルのような感じだったでしょうね。
本当ライバルでしたね。
旭天鵬の四つ身というのは解説をお願いしている親方も非常にいい評価をするものがありましたよね。
懐が深いから、長身だし手も長いからやっぱり胸を合わされたほうがきついでしょうね。
きっと引き付けも力も強いと思いますよ。
右四つでも左四つでも取れましたしなんといっても上手だけではなく、まず立ち合いです差す素早さというのを持っていました。
技能賞何回取ったの?取っていないです。
実は三賞が敢闘賞7回なんです。
時天空のリポートです、下手が引けるまで我慢をしました。
相手の蒼国来は投げが強いからということでした。
蒼国来のリポートです。
きょうは時天空が何かしてくるんじゃないかということで警戒心が高くなってしまったということです。
四つ身でいいますと6勝1敗好調の勢が上がってきました。
1m95cm。
旭天鵬戦はどんな思いがあるのか話を聞きました。
差し方、立ち合いの四つに組む速さ非常に勉強になりましたと話していました。
最初は僕が何回か勝っていたんですそのうち勢も研究したんだと思うんですけれどもだんだん僕も勝てなくなってきたし同じ右四つなのでがっちり組むという相撲が結構あったかもしれません。
旭天鵬関は1m90cmそれでも身長の高い力士との対戦苦労するところがありましたね。
そうですね、そんなに数はなかったので対応のしかたがちょっと分からなかった部分もありますね。
青狼はまわしをつかみますとしぶとさを持っています。
初顔です。
平幕で1敗は現時点では勢だけです。
小手投げ、勢勝って7勝目7勝1敗。
青狼敗れて4勝4敗です。
北の富士さんに伺います。
今場所の内容は攻めですね。
そうですね。
今は右を差していなかったでしょう?差せなかったんですよね。
地力から言ってねこのぐらい勝っても驚きませんけど右を差して出るのが彼の相撲ですよね。
でも差せなくても今場所は出ますね。
ですからこのあたりじゃ強いということですね。
あとは番付が上がってこういう相撲が取れるか。
こういう相撲じゃ勝てないですね、上位へいくと。
やっぱり自分十分の深く差し込んで寄っていくという、そんな相撲自分の相撲を取らないと上位では通じないですよ。
自分の相撲に徹しないと上位は何度も通ずる場所ではないです。
勢が勝って7勝1敗です。
きょうも満員札止めとなった両国の国技館です。
中日、秋場所の新序出世力士の披露が行われました。
今場所は4人が新弟子検査に合格。
前相撲を取ってきょう三段目の途中の時間、出世披露を受けました。
秋場所ですから人数が少ないです。
ここ数年また新弟子の数が上向きになってきている大相撲です。
小さい子、細い子がいるね。
最近は身長、体重の条件がやや緩和されたこともあります。
高校、大学でも相撲部ができる学校が増えています。
多少経験があってという力士が多くなってきました。
武蔵川部屋で3人式秀部屋は1人です。
4人が新序出世披露です。
新序ということでいいますと旭天鵬の大島親方は平成4年春場所このときは151人史上最多の新弟子検査、合格がありました。
いちばん左側が旭天鵬関ですよね。
細いですよね。
80kg台ですか?80後半かそのぐらいでしたね。
それでもモンゴルの青年はみんな筋骨がたくましいよね。
特に旭鷲山。
いい体をしていますね。
モンゴル相撲、格闘を含めて経験しているというのもありますけれども。
あなたは何もやっていなかった?相撲はやっていませんでした。
バスケットやバレーボールです。
何でスカウトされたわけですか?父親の勧めというのもありましてあと日本に行ってみたいという気持ちが結構強かったです。
入門直後は生活になじめずにいったん国に帰るということもあったわけなんですけれども。
制限時間いっぱいになりました。
4勝3敗の千代鳳と2勝5敗の英乃海です。
両力士も初顔です。
押し出しました、千代鳳の勝ち。
ちょっと肘がきまりかけました。
手首の辺りを気にしていました。
これ千代鳳は5勝3敗です。
英乃海は2勝6敗です。
かなり相手に押っつけられるあるいは手首をつかまれるような形もありました。
肘の辺りをまだ気にしています。
北の富士さん千代鳳が相撲内容が戻ってきていますか?本来の引きやあたりでどんどん出るタイプではないんですがきょうは出ました。
休場明けとかけがは万全ではないんですがまだ本調子ではないと思いますが、戻ってきていますね、少し。
今場所は相手に引かせる相撲もあります。
これは彼の持ち味です。
終始前に出ました。
先ほどは17歳の旭天鵬さんをご紹介しました。
非常に出世が早く新十両は平成9年の春。
4年かかりました。
その場所は勝ち越しでした。
そのときは21歳ですね。
新十両勝ち越しを決めた相撲をご覧いただきます。
まだ細いですね。
110kgぐらいですね。
相手は千代大海です。
若手どうしの注目の一番でした。
このころには四つ相撲、四つ身の型というのはかなりできつつあったんですか?どうですかね、でも右四つしか取れなかったので最初はみんな右四つというのそれだけだったんですけれどもそのうちばれてきてしまいましたね。
これは左四つですね。
このころ名前は旭天鵬ですか?大鵬さんの若いころにちょっと似ているぞといううわさがでとったころだな。
入門したときの師匠の大島親方が色白で、手足が長くて大鵬関のようになってほしいという思いがあったそうです。
実際に大鵬さんの若いころをほうふつさせるようなそんな感じではあったよね。
若くして上がってきましたしね。
4年で十両は早いよね順調すぎますよね。
僕6年かかりました。
入門の前の場所で横綱旭富士が引退をして。
1月にやめて僕は2月に来て体はばりばりでしたし、ずっとまわしをつけていたので名古屋場所のときはずっと稽古をつけてもらっていた思い出があります。
経験のない新弟子に横綱は胸を出してくれたんですね。
三番稽古2人だけでほかにもいたんですが僕にだけ胸を出してくれてやっていたというのを思い出します。
これは恵まれていますよね。
やっぱり何か気になったんでしょうね。
気にならないと稽古をつけてくれませんよ。
稽古をつけても強くならないなと思ったらつけないんじゃないんですか。
名古屋場所2週間ほぼ毎日つけてこれました。
千代鳳のリポートです。
最後寄り切るところ右肘をきめられてしまって肘を気にしながら帰ってきました。
腕を回すような動きがあった千代鳳です。
土俵は3勝4敗どうし新入幕の大栄翔と押し相撲の琴勇輝押し相撲どうしの対戦です。
旭天鵬対琴勇輝6回すべて琴勇輝が勝っていました。
だめでしたね。
何だろう、上突っ張りというかまわしが本当に取れなかったですね。
琴勇輝自身は寄り倒し琴勇輝の勝ちです。
大栄翔、敗れて3勝5敗本当に、相撲の取り方に迷いがありませんね。
決まり手、押し倒しです。
いい相撲だったんじゃないでしょうか。
相手の新入幕、20歳ですか。
お互いに攻めて、差し手になるのも小手にするのは珍しいんじゃないですか。
大栄翔もよく押し返しているんだと思います。
琴勇輝は自分から引く場面はありませんでした。
大栄翔の突き落としは及ばず。
きまらなかったですね。
琴勇輝は幕内もしばらくたちますが寄り切りという決まり手が一度もないんですね。
十両で1回ある押し出しですね。
組むとやはり、自分がだめだと話しています。
こういう体型の力士ですからそれでいいんですかね。
そう思いますよね。
琴勇輝が4勝4敗、大栄翔は3勝5敗です。
かわる土俵は3勝4敗旭秀鵬、2勝5敗の北太樹です。
きょうは初めのほうでモンゴルから入門してきた力士が何年に入門してきたかご紹介してきましたが旭秀鵬は子どものころモンゴルで相撲の放送を見て、旭天鵬関に憧れて入ってきたと言っていますね。
幕下時代には付け人も務めていました。
旭天鵬関の付け人から関取が4人誕生しています旭南海旭秀鵬、旭日松旭大星ですね。
大変なことですね。
でもね。
僕の経験したことを教えるだけで彼らはよく頑張ってくれましたね。
相撲の取り方だけではなくてさまざまなことを学んできたと思っています。
そばにいるだけで、すべてが勉強になりましたと旭秀鵬は話しています。
いろんなことをまねして、そして一つ一つ身につけていきました。
それから非常に関取はタフでしたと話しています。
夜のおつきあいをちゃんとしても、翌朝は稽古場にちゃんと下りて、いつものように汗を流している。
これもさすがだなと見習わなければいけないと思いました。
旭天鵬関の紹介で自分が入ったんで、まず関取になることが恩返しだと思っていました。
締め込みを贈られたんですね。
今つけているのが僕が贈った締め込みです。
締め込みを旭天鵬関が作ってくれました。
恩返しを、まずできましたけどもまだまだしたいと話しています。
そうですね、まだ足りないですね。
関取が付け人を育てるというのはいい関係ですね。
ついた関取が付け人の面倒をみるのは昔からあったことですがまわしを贈ったりそういうことまでは、なかなかしないんじゃないですかね。
あんまりないと思いますよ。
それで強くなった力士が教えてくれた兄弟子に恩返しをしなければいけませんね。
本当に入る前に日本に来るときに食事を何度もしたりしてずっと相撲への思いが強かったんですが旭秀鵬は体もいいし顔もちょっとイケメンですしね。
絶対強くなるだろうなと期待しました。
けがしたりしましたけれどもこれからもっと上を目指してやってくれるだろうと思っています。
けがが多いですね。
多いですね、体が柔らかいんですが相撲がかたいという感じですねそういうイメージがあります。
どんどんテーピングもとれてきてよくなってはいると思います。
さらに上位で取ってほしいですね。
東は北太樹です。
これまでに2勝5敗の成績です。
北太樹、速攻の相撲が多く見られない今場所です。
制限時間いっぱいです。
これまでの対戦は3対3の互角です。
右と左のけんか四つです。
北太樹は逆の四つでも出ていくことができますが左四つ旭秀鵬は右四つです。
与太夫が合わせます。
まだまだの声。
最後だけ合わせようとしてもだめですね、立ち合いは。
3回目になります。
旭秀鵬の勝ちです。
4勝4敗の五分になりました。
北太樹は2勝6敗です。
盛んに首をかしげた北太樹。
北太樹についても大島さんに聞こうと思うんですがあの形になったら普通は北太樹ですね。
外掛けとか何度かかかったことがありますよ。
それ以上に旭秀鵬の上半身の力というかそれでもっていったような感じになりましたね。
北太樹もいつものような低い体勢には作れませんでしたね。
旭秀鵬の場合は逆の四つですけれども上体の力はかなりあるんですね。
あるんですね力が強いんですねきょうは頑張ったんじゃないですか。
僕が解説ということもあるでしょう。
親方解説なので特に負けられないと旭秀鵬は支度部屋で話していました。
それが見えましたね、いい相撲だったと思います。
北の富士さんもっと上位に上がってほしいですね。
もう少し旭秀鵬は自分の力を発揮しきれないですね。
こんなもんじゃないと思いますよ。
けがが多いことは確かだけどね。
力任せになってしまうところがありますね。
それが、けがにつながってしまうのかもしれませんね。
いい相撲と力を出せない相撲を取るのと差があるね、むらがあるような気がしますよ。
それがこれからの課題ですね。
旭秀鵬が勝って花道を下がります。
きょうは、元旭天鵬の大島親方を正面の放送席をお迎えしています。
先場所優勝した白鵬関が自分の賜盃を抱いて記念撮影の前に最後のお礼にということでパレードにも指名をしましたね。
白鵬関の話です。
大先輩が引退しひとつのまた時代が終わったような感じがするんでね。
子どもころからテレビの存在の人だから憧れですしまた、その憧れの人の同じ一門で入門できたというのは私にとって、いい出会いというか財産だったかもしれません。
長く現役を張った人ですから親方として多少なじんでないものもあると思いますしそういったものをいろいろ学んでまた教えてもらえればいいのかなと思いますね親方としての仕事をね。
入門したころから、白鵬の姿を見てきましたね。
ここまでの横綱になるということはどうだったんですか。
思ってませんでしたね、気持ちだけでは幕下のときから稽古中にも、気持ちは表れていましたけれどもこんなに、ここまでになるとは、誰も思ってなかったんではないでしょうかね。
入ったばかりのころは大島部屋に白鵬は来たんだそうですね。
先代の親方に言われて胸を貸したりしました。
それにしてもあの、けがに強い横綱が今場所休場、びっくりですね。
場所前のうちの部屋に来たときもちょっといっていましたけども膝に違和感があると言ってたんですね。
それが今場所で、ああいうふうに出るとは思っていませんでした。
土俵は時間です。
5勝2敗どうしの豊ノ島、東は誉富士です。
押し出し、豊ノ島の勝ちです。
豊ノ島、6勝2敗。
ふくらはぎを少し痛めましたけれども少しも感じさせない内容です。
豊ノ島、今場所の豊ノ島いいですね。
そうですね。
初日はちょっと嘉風あたりに負けたのかな。
豪風ですね。
そのときは太りすぎで稽古も足りないのではないかと私はいったと思いますけども。
ずいぶんと前に出るようになりましたね。
6勝目を挙げました。
西の8枚目、どこまで星を伸ばすか、楽しみです。
横綱白鵬のメッセージをご紹介しましたがもう1人メッセージがあります。
ご覧いただきましょう。
明るくて、太陽みたいな存在じゃないですけどすごい元気をもらって、僕もね天鵬関が頑張っていたのでそれに引っ張られてよし俺も、という部分もあったので、そういうのがなくなったのは残念ですけどあとは、もう自分が土俵で旭天鵬関の記録を抜くようにどんどん頑張っていかないと。
長いこと、ご苦労さまでした。
いい弟子を育ててくださいというのもありますし今度、出稽古行ったら胸でも出してください。
まだまだ出せると思うのでね1回ぶつかり出してもらおうかな。
お願いします。
どうですか?いいですね。
安美錦とは、長年ずっと同じ一門だし稽古も一緒にしましたね。
彼が言ったように僕もそういういろんな数字的なものとか目標にしてやってきてくれたならばそれを聞いてうれしいしこれから彼に最年長として頑張ってほしいし40ぐらいまでやるだけやってほしいと思いますね。
まだまだいけるんじゃないですか。
来月で37歳になりますね。
41歳、挑戦してほしいですね。
膝はね爆弾を抱えているような感じだからね。
持ち前のうまさでカバーしてその辺は。
長く取ってくれることに越したことはないですよね。
味のある力士はそうはいない。
本当に相撲うまいですね。
僕はあんまり勝てませんでしたね安美錦に。
やられているイメージがありますね。
ただ旭天鵬関の記録を超えたものが1つありますね35歳9か月で三役という安美錦は経験しています。
旭天鵬を上回っていますね。
今場所好調ですね。
元気ですよね。
安美錦は、次土俵に上がってきます。
土俵上は阿夢露と千代大龍阿夢露4勝3敗と千代大龍3勝4敗です。
突き放したい千代大龍左のまわしを取りたい阿夢露です。
立ち合いの低さが阿夢露の武器です。
幕内5場所目になります。
時折、連敗もありますがいい形の相撲が増えてきました。
制限時間がいっぱいになります。
押し出し千代大龍の一方的な内容でした。
千代大龍勝って4勝4敗阿夢露、きょうはまわしに手が掛かりません敗れて4勝4敗です。
きょうは相手の肩口の辺りからあごにかけて突いて出ていきました。
こうなりますと阿夢露まわしが取れないと下がるだけになってしまいました。
きょうは大島親方の話を中心に伺いながら進めてきました。
満員の館内、きょう前半の中では非常に楽しみな取組沸いてきました。
先ほどご紹介した安美錦と遠藤の対戦です。
4勝3敗の白星1つ先行ですここまでの遠藤ことしの春場所は左膝を痛めて途中休場先場所10番勝って復活の兆しが見えてきたかというところです。
今場所は突っ張って出る相撲もよく見せています。
東は安美錦。
安美錦はきょうで幕内の出場が1500回、現役トップです。
遠藤について北の富士さんから伺っていこうかと思います。
今場所突っ張りが出ていますね。
突っ張りも出ていますし左を差して、右から押っつけ浅いところを取って持っていくいい相撲があります。
負けた相撲も攻めていっていますのでね惜しい相撲が2番ぐらいありましたね。
状態はとてもよくなってきていると思いますね。
きょうは安美錦戦。
安美錦は何をしてくるか分かりません。
これは対戦はどっちが勝っているの?安美錦が足取りで勝っています。
遠藤としては非常にやりにくいでしょうね。
まず立ち合い何をするか分からないというね。
ついていきますと、仕掛けられるような動きがありますしね。
低いですね。
うまさとうまさどちらがうまいかというところでしょう。
大島さんは遠藤とは5回対戦があります。
初顔のときもろ差しになったあと裏返しにされちゃったんですね。
派手に投げられましたね。
1回転した相撲がありました。
しばらくいろいろなところで使われていましたね。
遠藤のうまさはどう感じていますか?自分の中ではいけるという感覚があったんですけど本当に何もさせてもらえず一瞬できまった投げでした。
遠藤のうまさそういうのがあるかと思いました。
僕は遠藤に1回しか勝っていませんからね。
5回対戦がありました。
遠藤はきょうも突っ張りを見せるのか、それともすぐに左四つをねらっていくのか。
制限時間いっぱいになりました。
前半非常に注目される一番20本の懸賞が懸かっています。
安美錦5勝2敗、今場所前半好調。
元気ですね。
来月37歳になります。
現在の関取最年長。
木村晃之助が合わせます。
安美錦の勝ち回り込むうまさ。
遠藤にも見せ場はありました。
安美錦勝って6勝目6勝2敗。
この懸賞の束です。
拍手
決まり手ははたき込みと発表がありました。
遠藤敗れて4勝4敗。
安美錦のペースなんでしょうか?やはりね、珍しく変化しました考えたんじゃないですか?遠藤が突っ張ってくると思ったんでしょう。
一枚上回ったというそんな感じですね。
まず出し投げを見せておいて遠藤が突っ張ってきたほうが安美錦は動きやすいんでしょうかね、チャンスがありますからね。
さすがの遠藤もきょうは足が出なかったですね。
警戒心が先に立つんでしょうね。
大島さんは安美錦との対戦も28回あったんですね。
そうですね、結構やってますね。
本当何をしてくるか分からないんでしょうね。
本当にやりにくかったですね。
思い切りがいいんだよね安美錦本当に。
今のはたきもそうですけど回り込んで思い切りやってますので、元気いいですね。
6勝2敗。
懸賞の垂れ幕があると意識しますか?意識しますよ。
取ったときはうれしさがあります。
僕も以前遠藤に勝ったときやっぱりありましたのでうれしかったですね。
安美錦が涼しげな顔で花道を下がりました。
きょうの幕下上位5番からの結果でした。
新十両正代7勝目です。
十両2場所目の御嶽海、7勝目松鳳山が8連勝で勝ち越し。
勝ち越しを決めた松鳳山の相撲です。
十両は松鳳山と中入り後相撲を取った、豊響が8戦8勝です。
幕内経験者2人がきょう勝ち越しを決めています。
勝った安美錦のリポートです。
組んでくると思ってああいう立ち合いになりました。
体が動いていますねと問いかけたら懸賞が欲しかったからねと答えました。
どこまでが本音でしょうか。
本音だと思いますよ。
所帯もちの人は特にね奥さんにハッパをかけられてくるんじゃないですか。
今場所の嘉風も上位戦を戦ったあとに家族の支えということを言います。
前半最後の一番が制限時間いっぱいです。
1勝6敗徳勝龍と2勝5敗に鏡桜です。
先場所途中で痛めた足首骨折であったということが分かりました稽古不十分で今場所に臨んでいる徳勝龍。
鏡桜は先場所初めて幕内で勝ち越しました。
今場所はまだ黒星先行です。
一気に出ました、押し出し徳勝龍の勝ちです。
張り差しをねらっていった鏡桜ですがちょっと動きが大きすぎたでしょうか。
徳勝龍はこれで2勝目です2勝6敗。
鏡桜破れて2勝6敗です。
決まり手は押し出しです。
鏡桜からしますと、上体が高すぎですね。
上手を取ったんですけどね体が浮いていましたね。
前半の取組が終わったところです。
中入り後のここまでの結果です。
十両の豊響が勝ち越しを決めました。
勢が7勝目。
大関の稀勢の里が6勝1敗きょう佐田の海戦勝ちっぱなしの照ノ富士はきょう妙義龍戦です。
1敗の鶴竜には逸ノ城が挑戦します。
先場所かぎりで引退した元関脇旭天鵬の大島親方を迎えて進めています。
放送席そんなにかたさはないですね。
緊張はしてますけど最初のときよりはちょっといいですね。
ここから相撲を見るので。
北の富士さん、この表情が周りを和ませてくれますよね。
いい感じで後半はどうぞ1人で存分にやって。
先ほど初優勝のシーンを中入りの時間にご紹介しました。
もう1つ大きな思い出に残っている相撲があるので用意をさせていただきました。
初金星です。
その相手が横綱貴乃花でした。
実況
きのうは大変な重圧の中で1年4か月ぶりの土俵。
攻めの相撲を取りきりました。
土俵人生を懸けて臨む序盤戦。
右の相四つの旭天鵬は懐の深い力士です。
少し動いた旭天鵬、上手。
その上手を切りました。
両者、上手は引けていない。
旭天鵬が寄る、旭天鵬が寄る。
旭天鵬の勝ち!貴乃花、二日目に土です。
一度は残した土俵際。
しかし、背中には土。
膝の大けがで休場して再起の場所の貴乃花だったわけです。
初めて勝ったときのことは今でも強くを覚えているんですか?覚えていますね。
本当すごくうれしかったんですが成績によっては引退するかもという横綱の当時の状況だったんですけどそこで二日目に自分が勝って会場からブーイングではないですけどそういうものが聞こえましたよね。
取る側はもちろん毎日必死ですからね。
僕は以前稽古もつけてもらっていたし勝って恩返しという気持ちがあったんですけど勝って素直に喜べなかった部分もありますし不思議な感じの金星でした。
幕内に上がったころにはもう大横綱といわれる時期があったと思いますがその横綱に勝ったんですね。
この場所最後に勝ったら優勝というところまでいってくれたので僕的にはよかったです。
旭鷲山も勝ったことがありません後の横綱の朝青龍も貴乃花には勝ったことがありません。
モンゴル出身の力士としては唯一貴乃花に勝った相撲ですね。
それはあとで聞いて分かったんですが本当にそれもうれしいですね。
やはり初金星は強烈な印象を自分では持っているものなんでしょうね。
今相撲を見ると本当に存分に力を出し切っているよね。
あんなに攻められるんですからねあれは決してまぐれで勝ったとかという相撲じゃないからね。
堂々と攻め勝った相撲だよね。
実は千秋楽三賞がかかっていまして貴乃花が優勝すると殊勲賞がもらえたんですよね。
僕が千秋楽に勝ち越したんですよね勝ち越して貴乃花が優勝したらというのがあったんですが勝ち越して待っていたら横綱が負けたので。
優勝が武蔵丸になったんですね。
でもそれ以上に初金星でしたから。
やっぱり僕は白鵬じゃなくて旭天鵬が大関にもなるんじゃないかというね期待はありましたよね。
本当にそう言ってくれていましたね。
大関も夢じゃないなというわれわれは思ってましたけどね。
土俵が時間になりました。
豪風と玉鷲の一番です。
豪風1勝6敗36歳ベテラン。
玉鷲は2勝5敗の成績三日目から5連敗中です。
木村庄太郎にかわりました。
後半最初の一番です。
突き出し、豪風の一方的な内容でした。
豪風2勝6敗、玉鷲はこれで6連敗で2勝6敗です。
豪風もベテラン。
頑張っていますよね。
非常に体をしっかり作るというんでしょうかね。
土俵で、稽古で相撲が取れなくても一日も休まずに体を動かしていく、これは大事なことですか。
これは大事なわけですよね。
トレーニングもよくするみたいですし。
やっぱりそれがあるからこうして体が小さいんですけれども、やれているんじゃないですかね。
そして何よりも相撲が好きですよね。
そうだと思います。
その辺りが長く続けている秘けつかもしれません。
大関への期待を持っていた旭天鵬届きませんでしたね。
北の富士⇒それがね。
ちょっとね。
本人がどう思っているか知らんけれどもあるいは大関になる機会があったんじゃないかと思ったんだけれどもね。
夜、頑張りすぎたかな。
そんなことはないか。
そんなことはないですけれども。
やっぱり気持ちでしたね。
なるんだという気持ちとなれるのかなという気持ちと迷いみたいなものもあったし。
少しでもなるんだという気持ちが強ければもう少し頑張れたかもしれないです。
考えようによっては仮に大関になったとしてもそうは長くは取れないよねやめていたかもしれない。
それを考えるといいほうを選んだかなという感じかな。
選んだわけではないかもしれないですけれどもね。
土俵には友綱部屋の魁聖が上がってきました。
旭天鵬、初優勝の場所は大島部屋が閉鎖となって友綱部屋に合併となった初めての場所でもありました。
魁聖に、旭天鵬関が加わって友綱部屋の様子がどうなったか聞いています。
旭天鵬関が部屋が明るくなりましたよねと言いました。
とにかく旭天鵬関が負けた日も落ち込むことはなくて元気なんです。
逆に自分が落ち込んでいるときには命まで持っていかれるわけではないし、くよくよするな、頑張れとよく励ましてもらいました。
あと何よりも感謝していることがあって国籍を魁聖が取得するときにいろいろとアドバイスをしてくれて。
国籍を取得するというのはいろいろな人が経験することではないのでとても助かりましたと感謝していました。
きょうは頑張ってくれるかもしれないですね。
3勝4敗の成績です。
きょう登場した友綱部屋の関取はここまで全員勝っています。
臥牙丸は4勝3敗です。
臥牙丸の一気の押し、止まりませんでした。
押し出し。
きょうは受けて、まともに下がってしまいました魁聖。
臥牙丸勝って、5勝3敗。
魁聖は3勝5敗。
きょうは臥牙丸を褒めるべきですね。
まともに受けたらやっぱり止まらないと思うし魁聖も体は大きいんですけれども足をちょっと痛めているのもあると思うしでも勝ってほしかったですね。
太ももにかなりテープを巻いています。
左足で残す形になってしまいましたからね。
それでも三役に早くなってほしいしなれる体でもありますからね。
幕内で26場所目です。
上位でだいぶ慣れてきたと思うのでここからもうひとふんばりしてほしいなと思いますね。
臥牙丸があすは大栄翔戦です。
魁聖は阿夢露戦です。
あす九日目の取組です。
名前の間の数字は過去の対戦成績です。
大関どうしで豪栄道と琴奨菊。
大関どうしの対戦が始まっていきます。
あすからは場所も後半です。
土俵に嘉風と大砂嵐が上がってきました。
5勝2敗、西前頭筆頭の嘉風が今場所前半の土俵を連日沸かせてきました。
嘉風について大島さんに伺っていきます。
旭天鵬と嘉風は9対9でした。
小手投げ2回、小手ひねり2回やっかいな相手だったみたいですね。
そうなんですよね、いつも中に入ってくるので僕は左右に振るぐらいしかできなかったし上手を取ったら投げる程度だったと思いますけれどもいつも中に入られていましたね。
動きが速いんですってね。
速いです。
そしてその動きの速さ、この場所の前半を盛り上げた1人ですね。
すごいですね。
嘉風は、この年齢でまたこのところの頑張りまた、相撲が一段とよくなりましたからね。
何が原因なのか。
体も大きくなっていますね。
大きくなっているね。
よっぽど稽古しているんだね。
33歳の嘉風。
やはりその日、一番いい相撲を取ろう何番勝ちたいとかではなくそれがいいきっかけになったそうです。
去年のけがもあったんですが、また立ち直ってきました。
その一番に力を出すというのは全力士みんなそのことを考えていると思いますよ。
ただそれができないんですよね。
上位を相手にこれほど自分の相撲を取りきるというのは大変なことですね。
きょう大砂嵐戦です。
中に入る嘉風に対して外から回転を交えた突っ張りやはたきがある大砂嵐。
おもしろいかもしれないですねこれは。
このところ、もろ手突きから上手をねらう立ち合いが多い大砂嵐です。
動きの速さをお互い持っています。
足が出ました、突き出し。
大砂嵐の勝ちです。
嘉風は中に入れませんでした。
大砂嵐3勝5敗。
嘉風は5勝3敗。
大砂嵐がやっぱり激しいですね。
大島⇒激しいですね。
顔に入ったんですね。
まず立ち合いです。
今場所よく見せるもろ手突き。
まわしを大砂嵐が取るというよりは嘉風を中に入れない。
でもやっぱり上手をねらっていますね。
お互いに手数を出していきましたが、途中から少し荒っぽさも出てきました。
大砂嵐のほうもまわしを取ろうという意図は今場所もあるんですがきょうはちょっと熱くなりましたかね。
乱暴はいけませんね。
でも気迫はすごいね。
なんとしても勝とうという大砂嵐の気迫が出たんですよね。
ああして顔に1発2発いかれるとふらついたんじゃないですか多少はね。
きょうは先場所千秋楽を終えて引退を発表された元旭天鵬の大島親方をお迎えしています。
西の花道の奥には初土俵同期生こちらも先場所かぎりで引退となった若の里の西岩親方がいます。
何回も対戦がありました。
この2人の幕内の最後の相撲は去年でした。
初土俵から22年半たっていわばレジェンドと言われるような、両者の対戦でした。
どんな思いでしたか。
本当にお互い気持ちよく僕も結構攻めたんです。
若の里が強引ともいえる差し手です。
この時点で40歳と38歳でしたっけ。
そうでしたね。
数多く戦いましたね、2人で。
過去の対戦、幕内だけを見ますと若の里22勝旭天鵬14勝という成績が残っています。
あすはこの放送席に元若の里の西岩親方をお迎えします。
カメラが向いているのに気付いているかもしれませんね。
同期生、年齢は違いますが非常にいい関係で長く続いてきたのがうかがえますね。
お互いに尊敬するところは尊敬しているんでしょうしライバルだったんでしょう一緒に辞めなくてもよかったけれども本当はお前がやめるなら俺もやめると言っていたんですがまさか同時にやめると思いませんでしたね。
まだまだ、取れそうな2人です。
土俵は佐田の富士と栃ノ心です。
栃ノ心は関脇以上との対戦がすでに終わっています。
今場所は豪栄道を破る白星がありました。
佐田の富士も横綱大関戦、初めての場所関脇以上との対戦がすでに終わっています。
寄り切り栃ノ心の勝ち。
勝って3勝目。
佐田の富士は8連敗負け越しです。
きょうの正面お迎えした旭天鵬の大島さん最後の相撲の相手が栃ノ心でした。
その栃ノ心がけがでずっと下がったあと三役に戻ってきました。
よく戻ってきましたね。
幕下から三役気持ちが強いんじゃないですか。
力も強いんですよ、本当に。
逆の四つでも最近は相撲も取れますが栃ノ心は下手を引いてから出て行きました。
足を蹴って動きを脅かせ出し投げというのがあります。
珍しいですね。
大きな力士はこういう相撲はなかなかないんですが一方佐田の富士が初日から8連敗です。
旭天鵬優勝直後の場所は本当に勝てなくてどん底の連敗がありました。
13までいきました。
そういうときの抜け出し方本来出るはずの力が出なくなってしまうんですよね。
優勝の次の場所だったので連敗が今までこうでした、ああでしたというのが耳に入るとその記録を超えたくないという気持ちがあって体が硬くなっていた部分があります。
1つ白星が出ると変わるんですけれどもね。
あれは不思議な場所ではありました。
先場所千秋楽翌日に旭天鵬の大島さんが引退を発表するとそのあといったんモンゴルに家族で帰られました。
そのときのお写真です。
結婚からは10年たつんですけれどもモンゴルでの結婚式を挙げたそうですね。
こちらでは披露宴はしたんですが結婚式は挙げていなかったので子どもたちもある程度大きくなったのでみんなでモンゴルに行ってやろうとなってちょうど引退も重なったのでそういう気持ちでみんなで集まって写真を撮ったりしました。
お子さんたちはお父さんの相撲は十分分かって毎日帰ると声をかけてくれたそうですね。
今は僕は取らなくなったので見たり見なかったりという感じみたいですけれども。
心の支えだそうですね。
嘉風ではないですけれども支えてくれます。
勝ったときは家族の声というのはすごく励みにも力にもなったし最後の何年かは家族と子どもたちに支えられていた3年だったと思います。
親方も9月生まれお子さんも9月生まれ誕生日には勝って帰らないと泣いちゃうそうですね。
そうです。
僕が投げられたりしたらテレビを見て泣いていたそうなんでこれからそういうのがなくなったので若干上の2人はさみしい感じはあると思いますけれどもね。
子どもたちがお父さんが相撲を取ってるのが分かる年齢というのは大変な長さですね。
僕も結婚式は出席させてもらってこんなに大きくなったんだ。
小学生になりました。
僕はそういうのは現役時代知らないんですけれども家庭を持っていなかったから。
隠岐の海と碧山はたき込み、碧山が2勝6敗としました。
隠岐の海は敗れて3勝5敗です。
碧山はここまで白鵬の休場による不戦勝だけでした。
相撲を取って勝ったのはきょうが初めてです。
このはたきというのは強烈なんですが、隠岐の海からしますとどこかで差せる、そういう感じで見ていたかと思うんですが。
まわしが欲しかったんじゃないですかね。
今場所は前半の隠岐の海が非常に白鵬や豪栄道に勝っているだけに後半に向けて期待もかかるんですがちょっと碧山のペースに合わせてしまいましたかね。
突っ張りとかも重いですからね碧山。
親方、隠岐の海とは何回も対戦しているんでしょうけれどもどうなの?強いんでしょう。
強いですね。
すごい強い場所とそうじゃない場所が結構ありましたね。
大関にも上がるだけの相撲も。
相撲はうまいですよね。
中に入ったりもするし四つでも取れるし今場所横綱初日に勝ったので。
でもなかなか三役にくると勝てないよね。
横綱大関に向かっていくときはそれ以外のときというのは相撲が変わってしまうことがあるそうですね。
そういうのはありますね。
横綱大関は独特の雰囲気もありますし勝ったときの気持ちの盛り上がり度というのがありますけれども同じぐらいの幕内の人とは負けたくないという気持ちはより強くなるそういうこともあります。
気持ちのちょっとしたバランスというのがあるんですね。
土俵には栃煌山、豪栄道が上がってきました。
平成17年初場所、初土俵の同期生です。
今場所栃煌山が5連勝のあと連敗。
ここで止めておかなくてはいけません。
豪栄道は3勝4敗。
大関が黒星先行で中日を迎えます。
ライバルどうしの対戦きょうお迎えしている元旭天鵬の大島さん、ゆかりの方をもう1人実は見つけてあります。
土俵下には元魁皇の浅香山審判が座っています。
同じ一門でいったんは同じ部屋の時期もありましたが、非常に大きな存在だったようですね。
そうですね、年齢は僕より2つ上なんですけれどもけがと闘いながら僕の先を走っていたので僕もそれを見て自分がやっていた時期というのがありましたし魁皇さんが数字とかも出していたのでどうしてもその数字に近づきたいという目標にもなってくれました。
幕内の出場回数は超えました。
でもほかはとてつもないですね幕内107場所というのは本当にすごいなと思います。
ずっと憧れてやっていたので自分は。
大関で39歳目前までやっていましたね。
39歳で、しかもけがと闘いながらやっているというのは僕が40歳までやった中にも力になっていたと思います。
北の富士さん、魁皇横綱になってもおかしくない力士だったんですけれどもね。
5回優勝しているわけですよね5回優勝して横綱にならなかったというのはちょっとね不運といえば不運なんですけれどもやっぱりいちばん大事なところ勝負で自分の力を出しきれなかったというのがあるんでしょうね。
どこかに優しさが出てしまったのかもしれません。
ただ長く現役を務めたという点では共通するものがあります。
型がありましたからね自分の型を持っている人はやはり長もちするんですね。
時間です。
まずは五分に戻しておきたい豪栄道そして先場所関脇で10番勝った栃煌山。
上の番付、大関へ望みをつないでいくためにこの場所も2桁白星が欲しいところです。
同期生の対戦豪栄道は大関昇進後は4対1対戦成績で豪栄道が上回っています。
引き落とし。
豪栄道の勝ち。
栃煌山落ちてしまいました。
豪栄道は、連敗を止めて4勝4敗。
栃煌山これで5連勝のあと3連敗です。
この一番は北の富士さんから伺います。
栃煌山、少しね3連敗ですか。
特にきょうの負け方はね。
栃煌山のいちばんいけない負け方ですよばたっと落ちる。
先場所から落ちなくなってきたといわれていただけに。
これは2連敗してるときも足が出なくなりましたよね。
豪栄道の右差しこそ封じたわけですが。
でも足が出ていかない。
5連勝しているときの立ち合いとまた違ってきているよね。
高くなってきているしね。
いい形の5連勝だっただけにこの連敗は。
先場所は終盤になって少し失速しましたよね。
先場所は、9勝1敗までいったあと、横綱2人に勝ったあとですね。
星を落としました。
よしとそう思ったときから体が緊張して十分に動けなくなるというところがあるんじゃないかなと思うんですよ。
意識してしまうとですね。
どうしても出てしまうのかもしれません決まり手ははたき込みです。
1敗の大関稀勢の里が登場しました。
ここまで7戦7勝が大関の照ノ富士、横綱鶴竜土俵に上がった稀勢の里平幕では勢が勝って1敗を守りました。
稀勢の里は大関23場所目です。
13勝の成績も2回あります。
きょうは佐田の海戦です。
旭天鵬、優勝の3年前の夏場所、千秋楽優勝の可能性がもう1人あったのが稀勢の里でした。
そこで3人でやっていたらきっと僕の優勝はもしかしたらなかったかもしれないですしそのときに大関は負けちゃいましたけれどもまた違う展開になっていた可能性もありますね。
優勝をあまり意識せずに臨んだ旭天鵬関と大関、その中では唯一番付上位の力士でしたので意識がどこかにあったのかもしれません。
大島⇒その差はあるかもしれません。
僕はできるものと思っていなかったし。
稀勢の里について北の富士さんに伺います。
外国出身力士の優勝が続く中で流れを止めてほしいという声も大きい稀勢の里です。
あと1歩まではいくんですよね。
今場所も相撲で強みを発揮して1敗できているわけじゃないですよね。
危ない相撲もあります。
そう考えると不安はまだあるんですよね。
なんとか気持ちだけでもなんとか食らいついていって。
優勝に加わってもらいたいね。
先に落ちてもらっては困るわけですから、ついていかなくてはいけない。
旭天鵬という力士は三役経験がありましたが、大関横綱という経験はないわけで感じる重圧というのは分からない部分はあるでしょうね。
負けられないという緊張感の中で15日間やるわけですから大変なものがあるんじゃないですか。
勝ちっぱなしは土俵下で見上げる照ノ富士1人です。
式守勘太夫が合わせます。
佐田の海が懐に飛び込むようなことがありますと佐田の海にもチャンスがあるかもしれません。
稀勢の里の勝ち。
勝って7勝1敗です。
佐田の海きょうは完全に動きを止められてしまいました、2勝6敗です。
きょうはいいですね。
きょうは完勝ですねいちばん納得のいく相撲ではないでしょうか。
どんな相手でも強くあたっていくだけではなくて、しっかりときょうは立っていますね。
つかまえにいきましたね。
上手も速かったし差し手も返しも速かったですね左の。
差し手はちょっと中途半端だったけどね。
佐田の海の動きを止めてしまえばと思ったでしょうね。
それはあったと思います。
まあ、負けないことです。
きょうの取組もあと3つです。
7戦7勝、照ノ富士の土俵を迎えますが旭天鵬の大島さんは照ノ富士とは、一度も対戦がないですね。
肌を合わせたことは一度もないですね。
一度やめる前にやってみたい感じもしますけれどもやった人の話では本当に力が強いし体の力も腕の力も力が強いとみんな同じことを言いますよ。
気持ちも強いですよね、見てのとおりです。
照ノ富士まだ大関2場所目ですがここまで一気に強くなるということは。
2場所という感じはしないですね。
北の富士さんは照ノ富士の今場所7連勝ですがどう見ていますか。
強引な相撲もありますけれども自信を持って取っていますね。
思い切ってね。
中途半端にしないですねこの人は。
ですから危ないと見えてもさほど本人は危ないと思っていないかもしれません。
7勝すべて寄り切りの決まり手です。
きょうは高かったかなあと師匠に、怒られるかなあというような声も上げています。
高いですよ腰も高いですしね。
全く不安はないというと、うそになります。
やはり上手に懐に入られて慌てると分かりませんね。
きょうあたり懐に入るのが上手が妙義龍です。
要注意ですね。
照ノ富士には3連勝中です。
妙義龍はとにかく速さうまさがあります。
苦手でしたね。
懐の深い力士に差してきますね、それでも。
独特の何て言うんでしょうか、自分の呼吸で立つというか互いに手をついて立たないときもありましたしやりづらかったですね。
妙義龍がきょう照ノ富士にどう向かっていくかですが先場所はきめ倒し北の富士さん照ノ富士から見ると、中に入ってくるのは十分頭にあると思うんですが。
そうですね。
やはり立ち合い相手の呼吸で立ったらずぼっと二本差して速く攻められるかもしれませんね。
先場所もきめ倒しという決まり手ですから大きな相撲を取られると、妙義龍としても相手も難しいんでしょうね。
小兵力士は大きな相撲を取られるとだめなんだよね。
先場所もそういう相撲で妙義龍は負けているわけですから今場所はまた考えていると思いますよ。
どういう形でいくのか。
妙義龍、注目のポイントです。
上手を引くあるいは下手を取られたら攻めきれないでしょうね。
大島さんはどう思いますか。
そうですね。
妙義龍はうまいんですが照ノ富士がさせないように相撲を、取っているイメージがありますね。
時間です。
5勝2敗、関脇に戻った妙義龍7戦7勝の東大関照ノ富士まだ下の番付に負けたことがありません照ノ富士です。
大関以上にしか負けたことがありません照ノ富士です。
照ノ富士中日勝ち越しが懸かります。
足が出ました。
きめ出し。
すごいですね。
大きな相撲で勝ちました照ノ富士中日勝ち越しです。
大関2場所目、初めての中日勝ち越しになります。
館内から大きな歓声です。
危ない危ない。
ただ本人はそんなに危ないと思っていないんでしょうね。
決まり手は小手投げです。
振ったときに足が出たんですね。
妙義龍は足が届かなかったかな。
外掛けか何か。
妙義龍がいい形を作ったんですけどね。
最高の形ですね。
あの形になって勝てないんだからね。
どうやって勝っていいか分からないね。
腰も高いしね相手は。
本当に力が強いですね。
すごいですね。
足腰がいいね。
完全にきめてつるような格好になりました。
外掛けなどはなかったかなというお話もありましたが、妙義龍は内掛け外掛けはないんですよね。
膝が悪いからできるだけやらないんでしょうね。
力士によってはああいう形になると豪栄道、遠藤は足を掛ける相撲もありますけれどもこれだけ大きな相撲取られると妙義龍も抵抗ができませんね。
中日、勝ち越しです。
照ノ富士。
あした、おもしろいですね。
逸ノ城戦は。
長い相撲で2、3場所続けてということがありましたね。
水入りもありました。
照ノ富士の強さ。
これだけの力を見せられますと驚きました。
妙義龍のリポートです。
立ち合いは低く立てたんだけどな低かったんですけどねと言いました。
本来は差したくはなかったと言っています。
差したことで、引っ張り込まれて動きを封じられたということになります。
全勝は照ノ富士1敗が稀勢の里平幕の勢そして結びの鶴竜がまだ1敗です。
照ノ富士を誰が止めるかということですね。
それもありますしもう2日ぐらいすると十日目くらいになってくると大体ある程度、力士は絞られてくるよね。
きょうの内容から見ますと稀勢の里が星の差1つですね。
稀勢の里はまだ1敗ですからね。
琴奨菊もきょう勝てばまだ2敗ですしね。
これからでしょうおもしろくなるのは。
当然鶴竜も横綱になって初めての優勝をねらっていますね。
照ノ富士以上に優勝したいと思っていると思います。
一人横綱の鶴竜です。
土俵には、琴奨菊と宝富士です。
結び前の一番です。
琴奨菊は5勝2敗脇の甘さはありますが出足は今場所戻ってきていますね。
先場所よりはいいですね。
だから、この人は右をうまく右で引っ張り込む相撲になってくると不安が出ますが左前みつ、横みつを取るようになると相撲がよくなりますね。
きのうの栃ノ心戦は左前まわしでしたね。
それは前からそう思ってるんですけどね。
本人は根が左四つだからね。
相手が小さい人なら別だけどね。
自分より技のある人、あるいは体の大きい人に引っ張り込んでじゃだめですね。
きょうは、相四つですが宝富士も、このところ力をつけてきています4勝3敗です。
引っ張り込むところ、甘くなって逆転をされるというのが何番かありました。
宝富士戦です。
琴奨菊も大関としてこのままの成績でついていきたいところです。
いつもの琴奨菊の最後の塩です。
館内から歓声拍手が上がっています。
2日間連敗中の宝富士です。
式守伊之助が合わせます。
拍手と歓声
押し出し琴奨菊の勝ち、6勝2敗。
宝富士敗れて4勝4敗です。
時間はかかりましたけれども北の富士さん攻めましたね、琴奨菊。
よく我慢しましたね。
まず上手も下手も与えませんでしたね辛抱しましたね。
1分を超える相撲でした。
動きを止めた時点で宝富士に分があるかと思いましたね。
宝富士のペースだと思いましたね。
宝富士ももっと何かしないとね。
大島さん宝富士一門の力士ですね。
きょうは攻められませんでしたね。
大関は我慢しましたね。
宝富士も何場所か強くなってきているんですがでも大関もよく考えてまわしを取られないように頭までつけましたね。
琴奨菊は頭をつけましたね。
あんまり見たことがないですね。
だいぶ動きが戻ってきているんですかね?大関は。
けがもあるでしょうしよく頑張っていると思います。
この相撲一番にて本日の打ち止め!一人横綱の場所6勝1敗、中日を迎えた、鶴竜横綱9場所目です。
三日目に嘉風に敗れています。
星の差1つでついていきたいところです。
逸ノ城は初顔の横綱戦、鶴竜戦で立ち合い変化を見せて勝っています。
そのあと不戦勝が1つありますがその後は鶴竜に退けられています。
結び、43本の懸賞が懸かっている取組になりました。
逸ノ城は平成5年4月生まれ遊牧の生活もしながらですがテレビで日本の相撲を見て入ってきました。
そうですね。
遊牧民の人でも相撲が見れますから。
1年前にはたき込みで鶴竜に勝って金星を挙げています。
今場所少し内容が少しよくなっていると思います。
横綱がどうきてもきょうはいつもどおり右を差していきたいと逸ノ城は話しています。
先に先に攻めて今場所大事にしている前に出る相撲を取りたいと話しています。
横に投げるとかいなすとかそういうことでは横綱に絶対勝つことはできないと言っています。
初対戦の変化新入幕で緊張していて今は立場が違います。
変化は自分の中では、やめようと思っていると逸ノ城は話しています。
北の富士さん今場所は前に出る意識が何番か見られているんじゃないですか。
突っ張って右を差してそういう相撲が2番ぐらいありますかね、依然として腰が高いと思いますよ。
歩幅が狭くて腰が下りようがない、あれでは。
重心が上がりますともう鶴竜のペースになってしまいます。
制限時間いっぱいになりました。
拍手と歓声
横綱しのいで寄り切り。
ここで横綱、星を落とすわけにはいきません。
鶴竜勝って7勝1敗逸ノ城は4勝4敗の五分になりました。
大島さん、逸ノ城、腰が高かったですね。
少しチャンスはあったんですけどね、でもさすがに横綱ですから落ち着いてさばいた感じがします。
中日、照ノ富士ただ1人全勝です。
1敗が鶴竜、稀勢の里、勢3人です。
大島さん、これから親方としての仕事、どんなことをしますか?またうちの部屋にお相撲さんたちがいるので彼らと勉強して親方業これから全然知らなかったことがたくさんあるので勉強しながら彼らと歩んでいきたいと思います。
「大相撲秋場所八日目」をお伝えしました2015/09/20(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 八日目 ▽元関脇・旭天鵬 土俵人生を語る[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ラジャ・プラダン 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ラジャ・プラダン

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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