「安保法案反対のうねり」市川にも　市民集会に５５０人参加

　安全保障関連法案の廃案を求める「９・６市川市民集会」が六日、同市大洲四の大洲公園で開かれ、約五百五十人（主催者発表）が参加した。

　一行は「安倍首相の『戦争をする国』ストップ」などとアピールし、「戦争させない」と記されたプラカードを一斉に掲げた。約一キロ離れたＪＲ市川駅までデモ行進した後、同駅北口で出席者が次々と法案反対の主張を繰り広げる「リレートーク」を行った。

　主催団体の一つ「九条の会市川」事務局代表の小栗山正美さん（６６）は「先週（先月三十日）十二万人が集まった国会前デモのうねりが市川にも届いた。法案の廃案と、参院での強行採決阻止を目指す参加者の熱い思いがヒシヒシと伝わってきた」と話した。　

　　（服部利崇）