「団塊スタイル」今回のテーマは「家のリフォーム」。
これまで番組ではそれぞれのライフスタイルに合わせて住まいを変えた人たちを紹介してきました。
今回番組で老後のリフォームについてアンケートを行ったところやはり住まいの悩みは尽きないようです。
そこで今回は専門家が一般の家庭を訪ねリフォームの悩みを解決します。
更に老後の準備と個性を生かしてリフォームをしたお宅を訪問。
スライド式の仕切りを上手に使う事で個室が広々とした空間に早変わり。
その結果大勢の人たちが集う家になりました。
他にも親や配偶者の介護が必要になった時手すりの取り付けや段差をなくす工夫も紹介。
気になる屋根や外壁の修繕ポイントもお伝えします。
老後に備えたリフォームでいつまでも快適に暮らせる家に変えましょう。
風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今日のテーマは「老後のリフォーム」。
今まで家の話はたくさんやってきましたけどね。
尽きませんね悩んでいる方がねいろいろと。
そうですよね。
風吹さん今マンションにお住まいでしょ?そうです。
この前は家の中を塗り替えるようなリフォームを考えてると。
はい。
収納いろいろ変えました。
収納もね。
今はまた何か考えていらっしゃる?次はキッチンかなとかいろいろ思います。
キッチンはまた女性にとってみれば重要な所だし。
そうなんですよね。
ゲストを紹介します。
藤吉久美子さんです。
ようこそ。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
「まれ」の連続テレビ小説。
はいお世話になっています。
私デビューが朝ドラで「よーいドン」だったので33年前にヒロインやらせて頂いてまた帰ってきて。
本当に何かお里帰りしたみたいな感じ。
今住まいはご主人の太川さんと。
…と息子と3人で。
マンションじゃなくて?一戸建て。
それも主人が独身の時に二階家を建てて1人で住んでたんですよ。
だから本当今日勉強しにきました。
それではまずはですね私たち世代の家の悩みを抱えるあるご家庭のケースをご覧頂きます。
横浜市にあるこちらのお宅。
こんにちは。
築20年になるこの家をリフォームしたいと考えています。
長女は嫁ぎ次女と3人で暮らしています。
輝秀さんは去年会社を退職。
家に長く居る事が増えリフォームの必要性を感じるようになりました。
一方千代子さんは子育てを終え老後を見据えた快適な住まいにしたいと考えています。
そんな2人のもとに専門家がアドバイスに訪れました。
高齢者のための住まいづくりを研究している大原一興さんです。
2階建ての家に住む石橋さんがリフォームを考えているのは1階の部分。
玄関を入ると左手にリビングその奥にキッチン。
右側の廊下の奥には洗面所と浴室があります。
早速大原さんに家の中を見てもらいます。
まずは廊下から。
大原さん何やら問題点を見つけたようです。
このような段差は高齢になるとつまずきやすく転倒につながります。
市販のスロープを取り付ける事で手間をかけずに解消する事ができます。
2階へと続く階段はかなりの急勾配です。
物を置くと足場が狭くなり踏み外す危険性が高まります。
日頃注意しておけばお金をかけずに改善できる事もあります。
ゆくゆくはしっかりつかめる手すりを設置する事を勧めました。
夫婦それぞれどこをリフォームしたいのか書いてもらいました。
輝秀さんが直したい所は浴室と洗面所。
洗面台のまず高さはちょっと低すぎ。
それから風通しが悪いのでカビが生えやすい。
こちらが千代子さんの考えているリフォーム。
キッチンを対面式に変えたいようです。
できたものすぐ食べてもらってなるべく動かないように自分の体を楽にしたい。
お二人の直したい場所を見てみましょう。
まず向かったのは洗面所。
輝秀さんはここで顔を洗っている時に腰に負担がかかり痛めてしまったのです。
大原さんの提案は洗面台に椅子を置く事。
下に収納がなく座って使える高さの洗面台もあります。
そしてもう一つの悩みは風通しが悪くカビが生えやすい浴室。
健康面でも不安です。
大原さんは浴室用の乾燥機を取り付ける事小さな窓を大きくして風通しを良くする事などをアドバイスしました。
続いて千代子さんがリフォームを考えている台所を見せてもらいます。
台所から食卓になっている居間に食事を運ぶのが負担になっています。
大原さんは本格的なリフォームを始める前に物を減らしてスペースを作り見直す事を提案。
ここに食卓を置く事で料理を運ぶ負担が解決されると言います。
ところでお二人が希望するリフォームどちらを優先しますか?ここからはVTRにも登場して頂きました横浜国立大学大学院教授の大原一興さんにお越し頂きました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今の石橋さんの所へ行ってどんな印象をお持ちになったですか?まず。
大体団塊の世代の方のお宅というのは大体20年から30年ぐらいたって大体同じような戸建ての1階にああいうリビングキッチンがあって2階に個室が入ってるというスタイルだと思うんですね。
それが世の中にたくさんあって。
だけど子供が巣立っていって2階が空き始めていてそれでお年を召してくるのでやはり足腰も弱まってくる。
というような形で同じ家なんだけども使い方を変えなくちゃいけない時期に来てると思うんですね。
何か石橋さんのご主人が定年過ぎて家に居るようになっていろいろ細かいところが気になるようになったっておっしゃってましたが国井さんもそういう事ありますか?少し…そうですね。
ただその…。
これからの人生がどうなっていくのか分からないですね。
まだ娘が嫁に行ってない訳ですよね。
2人ほどいるんですけど。
そういう人生設計と家の間取りの問題というのが密接にあるもんだから。
しばらくこれは待ってなきゃどう転ぶか分からないから。
とかくリフォームとかっていうとまあ業者さんというかですねまるで耐久消費財買うように商品を買うような形で選んでくるというのが割と多いんじゃないかと思うんです。
でも本当はリフォームってそうじゃなくて先ほど国井さん言われた人生設計の第一歩というかですね。
つまりこれからの人生をどうしていくかという生活そのものの一部として本来自分たち自身で考えてもらいたかったんですね。
石橋さんの奥さんの場合は対面キッチンって言ってました。
そこで石橋さんの家をどのようにリフォームしていくのかシミュレーションして頂きましたのでちょっと説明して頂きましょうか。
対面型というのは距離感を縮めるための提案として奥さんが言ってきたんだと思ったんです。
というふうに解釈すると要するにその距離を縮めるのが一番だという事ですね。
作る人と食べる人の距離を縮めて一体的に食事という行為をしていく。
そのためには…こういうふうにですね。
あの広さで十分食事をできると。
というのは大体人数は減ってくる訳ですよね。
最終的にお二人になるというような時それほど広いテーブルは必要ない。
これはあれですか食器棚を全部取り外して左側の物がいろいろ置いてあるものもきれいにして。
で収納を工夫してできるだけキッチンの上に置くとかですね。
(藤吉)食器はそこに入っているんですか。
それでこれからですね男性もある程度調理にも参加するし後片づけも当然。
大事!それ一番大事。
そういう事で2人で作業をするそういう場所としてここがダイニングというものが使われていくという事かなと思うんです。
この事をする事によってもう一つの提案でこっちも一体的に使ってですね。
手前がリビングで向こうがキッチンでしたね。
奥がキッチンでしたね。
いかにも距離が長い感じが分かると思うんですが。
こちらを間仕切りを取り払って一体にしたいという提案だったんですが…という事で。
それでもこれだけ一体感が生まれる訳ですね。
(藤吉)空間はもう1つ。
ワンルームですよね。
こうやって一体的にするという事はいろんな意味で重要なんですけどその一つの意味として例えば介護が必要になった時とか。
それからいろいろな人にお手伝いしてもらうという事も機会も増えると思うんです。
それからもちろん人を呼ぶって事も多くなる。
そうするとヘルパーさんや何かが入りやすいとかですね。
それからおそらく大事なのはお掃除しやすい。
いろんな機能的な事とかこれから迎える自分たちの肉体的条件なんかも全部含めて考えられてるという事ですね。
はい。
小物も使ってない物が意外に多いかもしれないですね。
こうやって見ると。
もしかしたら。
こういうふうに近づけたらいいですね。
(藤吉)いい。
いいと思います。
さて大原さんが訪ねた石橋さんのお宅で段差の問題がありました。
リフォームでこの段差を上手に解消しているお宅があります。
ご覧下さい。
千葉市にある築28年の家です。
こんにちは。
はじめまして。
よろしくお願いします。
この家に住む…恵美子さんは夫と父・寄衛さんと3人で暮らしています。
92歳の寄衛さんは膝が悪く介護が必要です。
寄衛さんが移動しやすくするために2年前リフォームを始めました。
費用は200万円。
そのうち43万円は介護保険や市の助成で賄いました。
玄関に設置したのは靴を履いたり上がったりするための手すりとステップ。
寄衛さんの介護支援をしているケアマネージャーに教えてもらいました。
以前は寄衛さんの部屋と廊下の境に段差がありました。
廊下の床を上げる事で段差をなくしたのです。
他にもトイレや洗面所浴室の段差も解消。
浴室の床はぬれたタイルが滑りやすく転倒の危険がありました。
リフォームして滑りにくく中にクッションの入った材質のものに変えました。
しかしトイレに向かう高い段差はどうしても解消する事はできませんでした。
そこで手すりを付ける事を考えたのです。
横の手すりは歩いて移動するためのもの。
縦の手すりは段差を上り下りする時の支えになります。
手すりを付けた事により高い段差の悩みも解消。
寄衛さんは以前よりもスムーズにトイレへ移動する事ができるようになりました。
寄衛さんために介護用のベッドを置いた時も部屋を一部リフォームしました。
床を畳からフローリングに変えた事で介護がしやすくなりました。
いいですね。
何かもううちもすぐ父と母の家にしてあげたい。
昨日も妹と3時間しゃべって何とか家をしなきゃねって言ってたとこだったんですごく勉強になります。
今のケース竹村さんのお宅ではケアマネージャーと言いますかいろいろ相談しながら直して非常にうまくいったようですね。
お父さんもすごく喜ばれて。
介護保険が利用できるそういう認定を受けている人の場合は介護保険からですね住宅改修という事で補助金が給付されるんですね。
介護保険では上限決まってますけれども自治体によってはいろいろなそれプラスの補助があったりします。
ですのでその辺りをいろいろ調べる事が大事ですね。
利用したいですよね。
竹村さんのところでも介護って問題が入ってきましたけど段差の問題って本当にいろんなところで障害になるんですね。
そうですね。
だから段差は本当に基本的な基礎的な安全性という事を考える上で大事な部分だと思うんですね。
昔の家は段差だらけですもんね。
移動するという事は同時に危険性も伴ってくるという事になるのでそこをまず押さえておくというのが基本だと思いますね。
その移動空間のリフォームのポイントというのをまとめて頂けますか。
先ほどの実例をもとに一般的に重要とされているのが3つぐらいあると思います。
手すりは先ほどあったように上下の段差があるような所で上下移動つまり体重重心がですね移動するという時に非常にバランス崩しやすい訳です。
だからそれを支えるのには縦手すり。
それから横に移動していく時にやはりそれも不安定ですので支えになるというのが横手すりで廊下の脇や何かにずっと流していくというのが大事かなと思います。
これはよくできてますね。
主人の母がうちに1か月とか孫の面倒見るのに来てもらった時にとにかく階段が怖いから東京で何かあったらいけないと思って大工さんに頼んで手すりを付けてもらったんですよ。
母はもう家に戻ったんですけどその手すりを今私が使って安全に…やっぱり寝ぼけて階段下りようとすると危なくて。
でも確かに手すりがあった方が。
私もマンション入る時に付いてなかったんですけどアドバイスで手すり付けたんですけど本当あって良かったって思う時がありますよね。
どうせ付けるんだったら早いうちから付けといた方がいいかもしれない。
それから段差の解消ですけどこれは本当に数センチの段差ですね。
2〜3センチというのが一番危ない。
つまずきやすい訳ですよね。
大体お年を取ってくると若い頃は足は自然とつま先上がってた訳ですが知らないうちに上がんなくなってるんですよね。
足が上がってもつま先が下向いちゃってるんだ。
そう。
そういう事が多くて。
もう一つのそれも要するに転ばないための知恵ですけども滑りにくくするという表面の材料の問題ですね。
お風呂なんか特に水がたれたり。
お風呂とか台所危ないですよね。
それは材質をきちんと考えるという事。
すごく大切な事ですよね。
はい。
続いては老後のリフォームで趣味に合わせた快適な暮らしを実現したお宅があります。
どんな様子か見てみましょう。
江戸川区にある築30年のマンション。
ここに夫婦2人で暮らす…5年前に全面的なリフォームを行いました。
実はこのマンション橋本夫妻の他に去年亡くなった美佐子さんの父昭男さんが一緒に住んでいました。
高齢だった昭男さんに合わせたつくりにもなっています。
リフォーム前はリビングダイニングと3つの部屋が仕切られた3LDKの間取り。
リフォームをして部屋の仕切りを全て取り払いワンルームに変えました。
以前は美佐子さんの部屋から和室にいる昭男さんの様子がよく分からなかったと言います。
仕切りをなくしワンルームにした事で奥の畳のスペースにいる昭男さんを見守りやすくなりました。
昭男さんが亡くなった今でも部屋を開放的にした事が大いに役立っています。
社交的で多趣味な橋本夫妻。
この広い空間に多くの人が集うようになりました。
啓二さんは会社の同僚や親戚とマージャンや食事会を開いています。
一方美佐子さんは友人を招き流木アートの勉強会をしています。
この家の設計を担当した建築家の松倉百合子さんにポイントを伺いました。
ふだんは開放的な空間も来客の時など必要に応じて引き戸を閉める事で個室に変わります。
橋本夫妻たっての希望で和室を1部屋設けました。
あえて段差を付けて高くしてあります。
横になっている姿勢から段差を利用すると楽に起き上がる事ができるのです。
下の方のスペースも活用し収納も設けました。
こちらはキッチン。
壁際だけでなく一部を部屋の真ん中に置きました。
美佐子さんが家事をしている時部屋を見渡せるようになっています。
老後夫婦で調理する事も考え幅を広めに取っています。
キッチンのカウンターはつかまっても安全なつくりになっています。
手すりの代わりになるのです。
リフォーム前橋本家を一番悩ませていたのが家中に生えていたカビでした。
カビ対策の一つは断熱性を高める事。
天井壁床の全面に断熱材を入れ窓は全て二重窓に変えました。
もう一つの対策は湿度の調整です。
壁の材料に吸湿性の高い珪藻土を使う事で快適な湿度を保っています。
近所の人とか会社の同僚とマージャンしたりですね。
趣味の世界で集うというか。
家に対する感じ方が非常に開放的と言っていいんですかね。
そうですね。
これもすごく重要な点だと思います。
特にこれから家に居る時間が長くなりますよね。
要するに仕事が終わって。
その場合に自分の趣味だとかを通じていろいろな人たちとの交流ももっと始まってくると思いますし。
まさに開放的にする事によって共有するというみんなで使っていくという考え方が生まれてきてるんだと思います。
やっぱり最初は定年してちょっと自由に解放されてみんなとコミュニケーションという事を考えるんですけど後に体が動かなくなってつきあえなくなった時にやっぱり空間の中で自分たちが自由に動けるようにって。
広々と車椅子が動かせるとかね。
やっぱり何段階も改装が必要な気はちょっと…。
そうね。
そういう時間的な変化にも比較的対応しやすいのが汎用型なものがやっぱり広い空間開放的な広い空間という事だと思うんですね。
うちは子供が出ていったので部屋の空きが…というお部屋を今後どうしたらいいのかって悩んでいる方も多いと思うんですけど。
空いたお部屋を。
そうですね。
先ほどのマンションの例だとワンフロアで全部生活してましたね。
その場合やはり基本は先ほどの原則で広い空間を作っていくという事だったかと思うんです。
だけど大体例えば戸建ての2階の部屋に個室が多かったりすると大体は物置になっていきますよね。
それで最近ちょっと私たち大学の方でやっているのは若い人を2階に下宿させると言うと変ですけどシェアさせる。
前ありましたね。
ホームシェアという形でですね。
そうすると1階で見守りが必要な方でも年がどんどん進んでいって見守りが必要な方でも2階に別な誰かが住んでくれてるというような事で安心感も増してくるという。
そういういろんな使い方は知恵を出せばあるかと思います。
ただこのマンションの場合ですが今の橋本さんの場合はうまくいきましたけどいろいろ制約があるんじゃないですか?マンションのリフォームというのは。
それは本当そのとおりなんです。
よくあるのが設備配管というのは上から下まで通ってますからそれを下手に動かせない。
つまりトイレお風呂あとキッチンですね。
その位置はあまり動かせないというのが原則です。
さていろいろリフォームについて見てきましたけれどももう少し切実な問題もあります。
住み続けて何十年もたつと屋根が雨漏りするとか壁の修繕なども余儀なくされてきます。
その辺が私なんか一番気になるとこなんですが専門家にポイントを伺いました。
番組のアンケートに多く寄せられていたのが屋根や外壁のリフォームや修繕に関する質問です。
30年間さまざまな家の診断を行ってきた専門家…。
屋根の修繕は材質を知っておく事がポイントです。
屋根の材料で多く使われているのがセメントなどで作られたスレートです。
そして日本で古くから使われている瓦。
もう一つ最近増えているのが金属の屋根です。
材質によってどんな違いがあるのでしょうか?スレートの屋根は老朽化などで剥がれてきます。
それが雨漏りの原因にもなります。
瓦は種類によっては年月がたつとしっくいが取れ落下の原因にもなります。
最近ではさびにくい金属の屋根が出ていますが古い屋根はさびつく欠点があります。
注意しましょう。
続いて外壁。
ひび割れがあるかどうかが一番のポイントです。
ヘアークラックと呼ばれる髪の毛のような細いひび割れの多くは塗装をし直すだけで済みます。
ところがこのような大きなひびが入っている場合構造上の見直しが必要になる事もあります。
最後にどの時点で業者に相談したらよいのでしょう?いや〜何かもう一回外周見て回らないと。
その辺りまず外回りですか。
ポイントをちょっと整理して話して頂けますか。
VTRにも出てきた内容なんですけどこれはリフォームというよりリペアメントというか修復修繕。
これはもうみんな手入れしないとダメなんです。
怠らないようにという問題なんですけど。
例えば雨漏りがするとかだったら相当進んでいるというふうに思わないといけないのでなかなか…ただ最初はとにかく外から分かる範囲で剥がれてたりあとさびが出てるとかですね金属板の場合。
そういうのを目で見て判断すると。
それから外壁もひび割れで先ほどのVTRにあった深刻なひび割れはあれは相当まずい状態かなと思うんですけど。
いずれにしてもひびがはっきり分かってちょっと心配になったらやっぱり専門の業者さんに聞くと。
うちでも見てもらった方がいいかもしれないな。
点検してもらうのが一番ですね。
本当体のようですね。
自覚症状出た時は危ないって。
それから基礎地盤。
地面に近い所でひび割れが下の方まで行ってるなとかですね。
場合によっては分かる場合もあるので。
それから明らかに床がレベルが変わっちゃってるというような時。
それから腐朽という事ではシロアリとかですかね。
そういうような問題とか。
シロアリはどういう時に分かるんですか?はっきり分かるのは大体あったかくなってきた5〜6月ぐらいに見慣れない虫が出てくると思います。
それが羽の生えたアリみたいな。
たくさんですか?たくさん出てきた場合ですね。
具体的な話になるけど今度は業者に頼む訳ですが業者いろいろあると思うんですね。
信頼できるかどうかというのはこれはきりがない事かもしれませんけどいかがでしょう?どうやったらいい業者を…。
まずはいろいろな自治体でリストを作っている可能性があるんですね。
とにかくリストを見せてもらう。
そこで挙がってるというだけでも若干信頼度が高まってる訳ですよね。
それからまずは少し相談をしてみると。
工事にかかる前にですね。
その対応を見てどれぐらい親身になって考えてるか。
それから要するに住んでる人たちが何を思ってるかというのをくみ取ろうという意識があるかどうかですね。
相性もあるでしょうしね。
何でも言える方なのかどうか。
またリフォームでトラブルになった場合に相談に乗ってくれる公的な機関もあります。
こうした機関も上手に活用して安心快適なリフォームを行って下さい。
大原さんいろいろ今日伺ってですね非常に幅広くリフォームの問題って我々の生活に関わって生き方まで関わるような話になりましたけども簡単にまとめて頂けると。
心構えってどういうのが大事な事になりますか?3段階ぐらいあってですね最初は安全をきちんと確保するというのが基本的なとこだと思います。
それから2番目は交流コミュニケーションとか共有する空間をどうやって作っていくか。
みんなが集まれる。
もう一つ個性的な空間を作る事が本当は大事で趣味もありますし。
個性はそれこそまさに自分一人一人が家族のそれぞれが自分たちで考えなくちゃいけない事なのでもちろん業者任せにしないという事が基本かなというふうに思いました。
何か「この家ともうちょっと一緒に暮らしてみたいな」という気持ちになりましたね。
「私の家を建てたい」とかずっと思ってたんですけれどもでも20年住んでみるとやっぱり愛着もあるし彼が建てた中で今度は工夫して今ある中でできるようにちょっとプランを立ててみたいなって思いました。
あと手すりは大事ですね。
手すりは大事。
手すりはゆくゆくのためにもおしゃれな手すりをねちょっと付けてみたいなと思います。
何か目に浮かぶようですね。
楽しそうな空間が。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
風吹さん今日はどんなお茶ですか?今日のお茶は宮崎の釜炒り茶です。
釜炒り茶?はい。
釜で炒っただけのお茶なんです。
蒸してはいないんですね。
九州では昔ながらの釜炒り茶が作られていて釜炒り茶特有の香りと透明感のあるお茶が特徴です。
さあどうぞ。
いい器ですね。
ありがとうございます。
これ風吹さんの?今日は実はそうです。
私の頂いた韓国の焼き物なんだそうなんですけど。
いいなあ。
やっと出番が来ました。
さあどうぞ。
頂きます。
何か秋にちょうどいい。
あ〜ほんのりまろやかな。
こんなに色が柔らかいのに味がしっかりして爽やかですね。
この器とぴったりの味です。
おいしいです。
続いては視聴者の皆さんからお寄せ頂いたお便りをご紹介する「私の団塊スタイル」です。
「7年前小学校の教員だった妻が52歳で退職し隠れ文字絵作家としての活動を始めました。
これは『めでたい』という作品です。
鯛の絵の中に『めでたい』という文字が隠れています」。
おっ?「め」は目ですね。
「で」は下に。
「い」が逆さになってますね尻尾で。
「妻に刺激され自分も新たな挑戦をする事を決意。
同じ教員だった私も57歳で退職し喫茶店を開きました。
まもなく開店して4年を迎えお客様には妻の作品を鑑賞しながらこだわりのコーヒーを楽しんで頂いています。
妻が風吹さんの似顔絵を描いてみましたのでご覧頂けますと幸いです」。
来てます?はいそれが実はこれなんですね。
これは隠れ文字ですかやっぱり?はい分かりますでしょうか?「ふぶきジュンさん」と書いてありますが。
ちなみに「ジュン」はカタカナで急須のところに書かれてるんですけど。
そして「さん」と書かれています。
こういう隠し文字絵って言うんですか楽しいもんですね。
ありがとうございました。
うれしいです本当に。
「私の団塊スタイル」では皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事に打ち込んでいる輝いているあなたの姿を紹介したいと思っております。
皆様からのご投稿お待ちしています。
是非お寄せ下さい。
風吹さん今日は関心の高い「家のリフォーム」でしたけど。
ねえ。
本当に考えてもどこから進めていいのか分からなかったんですけど今日ちょっとすごくお話をまとめて頂いたのでまず安全を考えてそれから共有空間を大事にしようっていうのとそれから個性をという事ポイントがありましたからそういう事を意識してさあ次の…。
住まいって本当生き方につながりますもんね。
人生のリフォーム難しい。
2015/09/18(金) 11:00〜11:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「どうする?老後のリフォーム」[解][字][再]
家を建て、何十年と時がたつと、家族構成や住人が高齢になるなど、住む人も変化があらわれる。今回は、老後に向けてどのようにリフォームをすればよいかノウハウを伝える。
詳細情報
番組内容
家を建て、何十年と時がたつと、家族構成や住人が高齢になるなど、住む人も変化があらわれる。今回は、老後に向けてどのようにリフォームをすればよいか考える。仕切りを取り払い間取りを広くする、家の中の段差をなくすなど、実際の家を取材しながら、リフォームのポイントを紹介。他にも、リフォームに詳しい専門家が、屋根や壁などの修繕チェックポイントを伝える。それぞれの家の事情にあわせた、快適な住まいづくりを提案!
出演者
【ゲスト】藤吉久美子,【解説】横浜国立大学大学院教授…大原一興,【司会】国井雅比古,風吹ジュン,【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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