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【ゴルフ】

松山英樹 急加速63

2015年9月20日 紙面から

18番でアプローチショットを放つ松山英樹。通算7アンダーで19位に上がった=コンウエー・ファームズGCで(共同)

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◇BMW選手権<第2日>

 ▽プレーオフシリーズ第3戦▽18日、米イリノイ州レークフォレスト、コンウエー・ファームズGC(7198ヤード、パー71)▽曇り、気温26度、弱風▽賞金825万ドル、優勝148万5000ドル▽69選手

 【レークフォレスト(米イリノイ州)テッド・ムース】第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、1オーバーの50位から第2ラウンドに臨んだ松山英樹(23)=レクサス=は8バーディー、ボギーなしで米ツアーでの自己最少に並ぶ63をマーク。通算7アンダーで19位に上がった。ジェーソン・デー(オーストラリア)が通算18アンダーで首位。124のスコアは初日から36ホールのツアー記録に並んだ。この大会は通算ポイント上位70位までが出場しており予選カットはない。最終日を終えて同30位までが年間王者を決めるツアー選手権(24〜27日、米ジョージア州イーストレイクGC)に出場できる。

 第2ラウンドも松山はスタート直後からパットが入らず、何度も天を仰いだ。ところが、7番で8メートルがカップに沈むと一変。8番も1・5メートルを決め、9番は5メートルを真ん中からズドン。後半に入っても勢いは止まらず、11番は5メートル、14番は3メートル、15番は5メートルを、立て続けに決めた。17番は2・5メートルを放り込み、最終18番パー5は2メートルをしっかり沈めた。

 パットが急に入り出したきっかけは特にないといい、「入ったら入り出したという感じ。(ストローク自体は)そんなに悪くなかった。昨日も入ってなかったけれど、そんなに気にしていなかった」という。

 今年1〜2月のフェニックスオープン以来の63についても「比べるつもりは全然ない。数字はあまり気にしていない」と素っ気ない。しかし、久々に手応えのあるラウンドとあって、表情には笑みがあふれていた。

 首位のデーが驚異的なペースでスコアを伸ばし、その差は11打。「勝つためには伸ばしていかないときつい。悪かったら悪いなりに一生懸命やるだけ。上はなかなか崩れそうにない。しっかり自分が伸ばしていけるよう頑張ります」と話した。

 

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