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【ゴルフ】

木戸愛3年ぶりVチャンス

2015年9月20日 紙面から

第2日15番でバーディーを決め笑顔を見せる木戸愛=新南愛知CC美浜コースで(野村和宏撮影)

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◇マンシングウェアL東海クラシック<第2日>

▽18日、愛知県知多郡美浜町・新南愛知CC(6374ヤード、パー72)▽晴れ、気温25・9度、風速6・4メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽107選手(うちアマ6人)▽観衆8860人

 2打差3位発進の木戸愛(めぐみ、25)=ゼンリン=が5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算7アンダーで首位と1打差に接近した。首位は通算8アンダーで酒井美紀(24)=国際スポーツ振興協会=とキム・ハヌル(韓国)。横峯さくら(29)=エプソン=と松森彩夏(21)=スターツ=が通算6アンダーの6位につけている。また、ドライビング女王コンテストが行われ、渡辺彩香(22)=ユピテル=が圧巻の263・6ヤードで初優勝した。

 「次に勝つことで、初優勝(2012年サマンサタバサレディス)の価値を自分で決めたい。まぐれじゃなかったって思いたいんです」。そう言ってプロ8年目の今季を迎えた木戸が、久しぶりのVチャンスをたぐり寄せた。最終18番パー4、残り134ヤードの第2打を9番アイアンでピン手前5メートルにつけ、上りのフックラインを沈めて69。首位に1打差に詰め寄った。

 スタート直後の2番でボギーを打ち、「少し前までの自分だったら、あそこで自分を責めてズルズル崩れていた」という。だが「今は1つのミスに一喜一憂しない」と誓っている。6番パー3で1・5メートルにつけて取り返し、9番で4メートルを沈めハーフターン。3つスコアを伸ばして第2ラウンドを終えた。

 今季は「勝負の年」と覚悟を決めて元日から始動、座禅と滝行にも挑んだ。オフの合宿では100ヤード以内のショットを徹底的に磨いた。だが、5月中旬から前週までの出場16試合中8試合で予選落ちするスランプに。そのドン底の時期に、同じ芹澤信雄門下の西山ゆかりが初優勝し、「この1カ月はゴルフの状態は良くなったのに、焦りがあった」という。

 負のスパイラルを断ち切ったのは前週だ。「キャディー(島中大輔)さんに、そうやって自分でダメにしてしまうのはもったいない、と言われてハッとした。自分を信じて自分のやるべきことに集中しなきゃと気づいた」。できることは、目の前のボールをカップ目がけて打つことだけだった。

 最終日も「優勝のチャンスだなんて考えません!」。一心不乱にボールを見つめた先に、一番欲しかったものが待っているに違いない。 (月橋文美)

 

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