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【大相撲】

遠藤 鼓膜破れていた

2015年9月20日 紙面から

遠藤(下)が小手投げで臥牙丸に敗れる=両国国技館で(沢田将人撮影)

写真

◇秋場所<7日目>

(19日・両国国技館)

 東前頭7枚目の遠藤(24)=追手風=にアクシデントが発生した。右耳の鼓膜が破れていたことが19日、分かった。部屋関係者は「部屋の稽古で鼓膜が破れた」と話しており、場所前の稽古中に痛めたという。遠藤は今場所が始まったころから、右耳に白い詰めものを入れていた。

 3月の春場所で遠藤は左膝に大けがを負った。強行出場した夏場所は6勝9敗。名古屋場所では10勝5敗と、状態は上向きつつある。左膝の回復途中で起きた新たな悩みの種を抱えながらも、今場所は前に出る攻めも戻りつつあり、4勝3敗と白星を先行させている。

 この日も54キロも重い臥牙丸に踏み込みよく左を差したが、抱え込まれてから小手投げで土俵下に落ちた。「負けは負けなんで、気持ちを切り替えて明日からまた頑張ります」と気丈に振る舞い、8日目は関取最年長・安美錦に挑む。

 横綱、大関陣と再び対戦できる地位に戻ることを目指す今場所。手負いの状況でも、遠藤は前だけを向いている。 (永井響太)

 

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