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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】ヤクルトきょうにもM9 大混セ抜け出した2015年9月20日 紙面から
◇ヤクルト10−4巨人ヤクルトが快勝した。1−3の3回にバレンティンの適時打で1点差とし、雄平の3ランで逆転。5−4の7回にはバレンティンの適時二塁打などで2点、8回は畠山が3ラン。継投も決まった。巨人は大竹が序盤でつかまった。 帰って来た60発男の猛ハッスルで、ヤクルトが優勝へまた一歩近づいた。0−1の2回1死。左大腿直筋肉離れの手術から復帰して2戦目のバレンティンは真ん中低めのシュートを左翼線へはじき返すと、故障明けの不安を吹き飛ばすような全力疾走で二塁打とした。 そして、続く雄平が中前打を放つと、またも全力疾走。同点のホームへ滑り込んだ。足だけでない。1−3の3回2死一、三塁では、きっちり左前へ適時打を放つ勝負強さも発揮し、続く雄平の逆転7号3ランを誘発した。 さらに、1点差に詰め寄られて迎えた7回無死二塁では右翼線へ適時二塁打を放ち、貴重な追加点をたたき出した。長距離砲のイメージを一変するような巧打と走塁でチームに貢献。「残り試合が少ないので、うんぬん言っていられない。何でも勝利に貢献することが求められる」と冷静に説明した。 「自分が加わることで、他の選手のプレッシャーを軽減できれば、打線が機能すると思う」とチームの起爆剤であることを自覚。真中監督も「チームに勇気を与えるような走塁だった」と献身的なプレーを称えた。この勝利で2位阪神とは2ゲーム差。20日にも優勝マジック「9」が点灯する可能性がある。「200%の力を出して、優勝へ向けて頑張る」と誓う大砲の復活で、ヤクルトがVへ加速する。 (洪経人) PR情報
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