ここでトヨさん出番です！

今日、憲法記念日。世界平和の規範たる「日本国憲法」が、安倍首相の個人的感覚で壊されようとしている。憲法違反の集団的自衛権行使を急ぐ首相は、「憲法解釈は私がやる」とうそぶき、立憲民主主義を勝手に歪め「戦争する国」へと暴走している。「アベノミクスの３本の矢」は、国民の犠牲を強いる方向に向けられている。日銀総裁を代えて手下にし、内閣法制局長官を改憲派に代え、ＮＨＫを安倍放送局にした。特定秘密保護法を強行成立させて、民を縛り、教育制度を変えて国家主義を高揚し、労働法制を変えて労働者を企業の奴隷にする。消費税を上げて市民生活を苦境に追い込み、医療・福祉制度を見直し、最低限度の生活保障さえ破壊する。憲法違反の集団的自衛権行使で地球の裏側まで自衛隊を派遣し、「世界最強の米軍を守ると言う狂気」振りである。武器禁輸の三原則をかなぐり捨てて兵器産業に特権を与え「死の商人」の親玉になった。世界の紛争地点の戦火にガソリンを注ぎ、中国、韓国、北朝鮮など近隣諸国との緊張を高め、何よりもナショナリズムを煽り高める。戦争は軍隊だけがするのではない。全国民が背後責任を負わされる事態を忘れてはならぬ。死 が待っている。原発も福島県民を実験材料にしたまま、世界で最も厳格で安全な原発だと「赤っ恥なウソ」を弄び、無限大補償を添えて輸出し、「原爆の危険」を限り無く拡散する。あ〜ぁ、国家社会主義労働者党と呼称してドイツを破滅に導いたヒットラーを凌ぐ様な、こんな危険な首相を頂く国民として近未来の不安を禁じ得ない。今日、憲法記念日に、安倍内閣打倒！を叫び、「憲法９条を世界遺産にしよう」との動きに、ノーベル平和賞を与えたい思いを重ねる。(長崎市議会議員・井原東洋一)