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ロシア大統領 ベラルーシに基地設置で交渉指示
9月20日 6時53分

ロシア大統領 ベラルーシに基地設置で交渉指示
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ロシアのプーチン大統領は、旧ソビエトのベラルーシにロシア軍の基地を設置するため、ベラルーシ政府と交渉を行うよう関係省庁に指示を出し、ウクライナ情勢を巡って対立するNATO=北大西洋条約機構をけん制するねらいがあるものとみられます。
ロシアでは各地で今月14日から20日までの日程で、合わせて9万5000人の兵士が参加する大規模な軍事演習が行われていて、プーチン大統領は19日、南部のオレンブルク州を訪れ、演習を視察しました。
こうしたなか、ロシア政府は、プーチン大統領が隣国のベラルーシにロシア空軍の基地を設置するため、関係省庁に対し、ベラルーシ政府と交渉を行うよう指示を出したと発表しました。
ベラルーシは、ロシアが主導して旧ソビエト諸国の経済の再統合を目指す「ユーラシア経済同盟」に加盟しているほか、今月上旬には合同の軍事演習を行い、経済・軍事と関係強化を図っていることから、基地の設置が実現する可能性は高いとみられます。
ロシアはベラルーシに空軍基地を置くことにより、この地域で統一した対空防衛システムの構築につながるとしていて、ウクライナ情勢で対立するNATOをけん制するねらいがあるものとみられます。

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