江戸時代 臨済宗の僧侶であり絵師でもあった仙厓義梵(せんがい ぎぼん)という人物をご存知でしょうか?
寛延3年に美濃国(岐阜県南部)生まれ、寛政元年から文化8年まで筑前博多聖福寺の住持を務めた人物。僧侶としての顔以外にも画家としての顔を持つ仙厓義梵ですが、彼が残した絵のなんともユーモラスなこと。
仙厓自身はなにもユーモラスに描こうという気があったわけではなく、思うままに気の向くままにただただ禅画を描き続けていたのだと思いますが、その飾り気なくまっすぐな作品が、ストレス社会で疲れ切った現代人の心を癒してくれるのです。
Japaaanでも何度か紹介した仙厓義梵の作品ですが、今回は彼の作品の数々を一挙ご紹介します。心をリフレッシュできるシルバーウィーク中に、仙厓義梵のゆるふわな作品たちで心をさらに健やかにしてみましょう!
意味はわからぬがわーいわーいとなっている。
この作品の意味するところはわかりませんが小さい子供?の嬉しげな雰囲気が伝わってまいります。
○△□
これは仙厓義梵が残した作品のなかでとても有名な作品にあたります、○△□
驚くことに「○△□」をこのように描いた作品は他に例がないらしいです。◯をシンプルに描いた作品は目にしますよね。
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan
(ライター: 増田 吉孝)
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