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中国船 日本の排他的経済水域で調査か
9月19日 15時25分

19日朝、沖縄県の久米島沖の日本の排他的経済水域で、中国の海洋調査船がワイヤーのようなものを海に垂らして調査とみられる活動を行っているのが確認され、海上保安本部が調査の中止を求めるとともに監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、19日午前8時半すぎ、久米島の北西およそ104キロの日本の排他的経済水域で、中国の海洋調査船「東方紅2」が船の後部からワイヤーのようなもの10本を海に垂らして航行しているのを、警戒にあたっていた海上保安庁の航空機が確認しました。
第11管区海上保安本部は、この調査船が、事前に日本側に通報していたのとは異なる海域で調査をしていたことから中止を求めましたが、調査船は「本国に確認する。機材は30分後に回収する」と応えて航行を続けたということです。
調査船は、発見した海上保安庁の航空機が現場を離脱した午前10時52分の時点では、久米島の北西およそ84キロの日本の排他的経済水域で航行を続けていたということで、海上保安本部は現場海域に巡視船を派遣して警告と監視を続けています。
中国の海洋調査船が久米島沖の排他的経済水域で確認されたのは今月14日以来です。

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