Apple Storeが販売する、SIMフリーの「iPhone 6/16GB」(93,744円)と、「iPhone 6 Plus/16GB」(106,704円)を比較対象として、通話も出来る格安SIM「DMM mobile 通話SIMプラン」を使用した場合と、ソフトバンクモバイル、NTTドコモ、KDDIから購入した場合の2年間支払い総額を比較してみました。
なお、iPhoneは新規契約/MNP/機種変更で変わる料金も比較対象としていますが、iPadとの併用契約とは比較していません。
金額は税込みで計算しています。
格安SIMの多くはデータ通信専用ですが、iPhoneの場合は、通話も出来た方が良いので、DMM mobile 通話SIMプランの1GBと5GBの2パターンで使用した場合での、2年間総支払額を計算してみました。
DMM mobile 通話SIMプラン 1GBで、データ通信はWi-Fiをメインする使用方法の場合、iPhone 6s/16GBの場合、約13万円で抑えることが出来ます。
各キャリアの支払い総額を計算する前に、機種に関係なく掛かる費用として通信料があり、通話定額通信料は、3社共に2年間で「181,440円」(5GBプランの場合)必要になります。
KDDIとソフトバンクモバイルの旧プランの場合は、2年間で「154,416円」必要となります。
なお、各社ともに2GBデータプランも選べ、この場合2年間総額で36,000円安くなり、KDDIの場合3GBデータプランも選べ、この場合2年間総額で19,200円安くなります。
ただし、2GBの場合は2700円の音声定額が必須となり、総額で24,000円高くなることや、各種キャンペーンの適用外になる場合があるため、注意が必要です。
これを基本に、各キャリア別に契約形態における総支払額を計算しました。
キャリアMNP
NTTドコモが発表した販売価格を参考に、契約形態によって変わる「月々サポート」(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料、ドコモにチェンジ割と、のりかえボーナスを適用して計算すると、ドコモにMNPした場合、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約1万8千円前後ぐらいの差が出ます。
KDDIが発表した販売価格を参考に、毎月割月額(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料、auにかえる割 スーパーを適用して計算すると、KDDIにMNPした場合、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約4万円前後ぐらいの差が出ます。
auにかえる割 スーパーは、LTEプランの場合12,000円、データ定額5の場合10,368円、データ定額8/10/13の場合22,032円割り引きされます。
ソフトバンクが発表した販売価格を参考に、月月割(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料、のりかえ割を適用して計算すると、ソフトバンクにMNPした場合、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約4万円前後ぐらいの差が出ます。
のりかえ割は、パケットし放題フラットの場合12,105円、データ定額パック標準(5GB)の場合10,368円、データ定額パック大容量(10GB〜)の場合22,032円割り引きされます。
新規・機種変更
NTTドコモが発表した販売価格を参考に、契約形態によって変わる「月々サポート」(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料を計算すると、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約6万円前後ぐらいの差が出ます。
KDDIが発表した販売価格を参考に、毎月割月額(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料を計算すると、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約6万円前後ぐらいの差が出ます。
ソフトバンクが発表した販売価格を参考に、月月割(24か月)を使用した実質負担金と2年間かかる通信料、のりかえ割を適用して計算すると、ソフトバンクにMNPした場合、DMM mobile 通話SIMプラン/5GBと比較して約6万円前後ぐらいの差が出ます。
計算協力:ぴよひこむ
関連エントリー:Apple StoreのiPhone 6・iPhone 6 Plus SIMフリーモデルと、各キャリアモデルとの2年間総支払額比較