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台湾 最大野党の民進党 政権奪還へ意気込み9月19日 20時59分
台湾では、来年1月の総統選挙を前に、最大野党の民進党が党大会を開き、立候補を予定している蔡英文主席は「選挙で勝利する確信がある」と述べ、政権の奪還にかける意気込みを示しました。
台湾では、国民党の馬英九総統の任期満了に伴う総統選挙が来年1月に行われ、民進党からは、党首の蔡英文主席が前回に続いて立候補することを決めています。
民進党は、19日、台湾北部の桃園市でことしの党大会を開き、蔡主席は国民党政権を批判したうえで、「われわれが政権を担当すれば、暮らしをよくすることができる」として、若者の就職難や所得格差の問題など、人々の不満の解消に取り組む姿勢を強調しました。
そのうえで、来年の総統選について、「勝利する確信がある」と述べ、政権の奪還にかける意気込みを示しました。
総統選挙に向けて、与党の国民党からは、議会の副議長を務める洪秀柱氏が立候補する予定で、国民党と民進党の2大政党の女性2人の争いに関心が集まるなか、野党・親民党トップの宋楚瑜氏も立候補を表明しています。
台湾のメディアなどによる世論調査では、今のところ、蔡氏の優勢が伝えられていますが、民進党は独立志向が強いと中国から見なされており、争点となる中国との関係について、今後、具体的な政策をどこまで示せるか注目されています。
民進党は、19日、台湾北部の桃園市でことしの党大会を開き、蔡主席は国民党政権を批判したうえで、「われわれが政権を担当すれば、暮らしをよくすることができる」として、若者の就職難や所得格差の問題など、人々の不満の解消に取り組む姿勢を強調しました。
そのうえで、来年の総統選について、「勝利する確信がある」と述べ、政権の奪還にかける意気込みを示しました。
総統選挙に向けて、与党の国民党からは、議会の副議長を務める洪秀柱氏が立候補する予定で、国民党と民進党の2大政党の女性2人の争いに関心が集まるなか、野党・親民党トップの宋楚瑜氏も立候補を表明しています。
台湾のメディアなどによる世論調査では、今のところ、蔡氏の優勢が伝えられていますが、民進党は独立志向が強いと中国から見なされており、争点となる中国との関係について、今後、具体的な政策をどこまで示せるか注目されています。