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【プロ野球】

バレ復帰、いきなり2ラン 「感触は良かった」

2015年9月19日 紙面から

6回裏1死一塁、バレンティンが右越えに1号2ランを放つ=神宮球場で(七森祐也撮影)

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 147日ぶりの1軍戦とはいえ、“60発男”は甘い球は見逃さない。6回1死一塁の第3打席。戦いの場に帰ってきたヤクルト・バレンティンがド派手な一発をブッ放した。空振りした初球より若干高めに浮いたマイコラスの4球目、144キロストレートを右翼席にたたき込んだ。

 復帰1戦目で、昨年9月16日阪神戦(神宮)以来となる今季1号2ラン。敗戦濃厚でシュンとしていたツバメ党も一気にボルテージが上昇し、バレンティンもホッと胸をなで下ろした。

 「少しは感覚も戻ってきたと思う。芯に当たったし、感触は良かった。(チームに)帰ってこられて良かった」

 昨秋の左アキレスけん手術で出遅れ、今季初出場した4月24日巨人戦(神宮)で左太ももを肉離れ。米国で手術を受け7日に戻ってきたばかり。2軍での6打席は無安打だったが、昇格即結果を出した。「当てただけでスタンドまで持って行くのはさすが。やっぱり威圧感ある」。杉村チーフ打撃コーチも舌を巻いた。

 先発・小川の乱調で、巨人戦連勝は5でストップ。それでも真中監督は「バレンティンは動けていたし内容が良かった。相手投手に重圧をかけられれば…」と今後の“バレ効果”に期待していた。  (竹村和佳子)

 

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