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フォルクスワーゲン 米で排ガス規制巡り不正か
9月19日 11時13分

フォルクスワーゲン 米で排ガス規制巡り不正か
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アメリカの環境保護局は、ドイツの大手自動車メーカーフォルクスワーゲンがアメリカの排ガス規制をクリアするためディーゼル車に不正なソフトウェアを搭載していたと発表し、今後、巨額な制裁金の支払いに発展する可能性が出ています。
アメリカ環境保護局は18日、ドイツのフォルクスワーゲンが排ガス規制をクリアするためディーゼル車に不正なソフトウェアを搭載していたと発表しました。
ソフトウェアは、車が試験場などで検査される際は有害物質の量を大幅に減らすよう設定されていますが、実際に道路を走行する場合にはほとんど減らず最大で基準の40倍に上る窒素酸化物などを排出していたということです。
このソフトウェアが搭載された車はアメリカで2008年からことしにかけて販売された「ゴルフ」などのディーゼル車、およそ50万台です。
環境保護局は声明で「違法な行為で人々の健康を脅かすものだ」と厳しく非難し調査を続けることを明らかにしました。
これに対しフォルクスワーゲンは「調査には協力しているがそれ以上はコメントできない」としています。
環境保護局によりますと、調査の結果次第では最大でおよそ180億ドル(日本円で2兆1600億円)に上る制裁金を科すとしており、巨額な制裁金の支払いに発展する可能性が出ています。

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