東日本豪雨 茨城・常総市で行方不明15人全員の無事を確認
09/15 14:24
死者7人にのぼっている東日本を襲った豪雨で、茨城・常総市で15日午後、行方不明者15人全員の無事が確認された。一方で、常総市の災害対応の問題点が指摘されている。
発生直後、一時、孤立状態に陥った常総市役所。
使えなくなった市役所の非常用発電機は、15日午前9時すぎに、修理のため、クレーンで撤去された。
10日夜、常総市役所周辺の鬼怒川の支流が決壊し、周囲が水没した影響で、市役所敷地内の地上にあった非常用発電機が停止し、市役所が、およそ2日間にわたって停電した。
当時、市役所には、周辺住民400人のほか、職員など600人の、あわせて1,000人が取り残され、孤立状態に陥った。
常総市の高杉 徹市長は、「これだけの水害は、とても想定できませんでしたから、今後は、そこも含めた場所の変更ということも考えていきたいと思っています」と語った。
災害対応の拠点であり、付近の住民の一時避難所となった、本来安全であるはずの市役所が、停電により機能不全に陥ったことで、市の危機管理能力が問われている。
また15日午前、市の対応に不満を持った市民が、市役所に押しかける騒ぎも起きている。
発生直後、一時、孤立状態に陥った常総市役所。
使えなくなった市役所の非常用発電機は、15日午前9時すぎに、修理のため、クレーンで撤去された。
10日夜、常総市役所周辺の鬼怒川の支流が決壊し、周囲が水没した影響で、市役所敷地内の地上にあった非常用発電機が停止し、市役所が、およそ2日間にわたって停電した。
当時、市役所には、周辺住民400人のほか、職員など600人の、あわせて1,000人が取り残され、孤立状態に陥った。
常総市の高杉 徹市長は、「これだけの水害は、とても想定できませんでしたから、今後は、そこも含めた場所の変更ということも考えていきたいと思っています」と語った。
災害対応の拠点であり、付近の住民の一時避難所となった、本来安全であるはずの市役所が、停電により機能不全に陥ったことで、市の危機管理能力が問われている。
また15日午前、市の対応に不満を持った市民が、市役所に押しかける騒ぎも起きている。