2015.9.20 05:05

世界に衝撃!エディーJ、V候補の南アから歴史的大金星(2/3ページ)

特集:
8強入り挑む!エディーJ
前半7分、日本は五郎丸がPGを決めて先制。南アフリカ相手に前半を10-12で折り返した

前半7分、日本は五郎丸がPGを決めて先制。南アフリカ相手に前半を10-12で折り返した【拡大】

 エディー・ジャパンの4年間の思いが初戦で爆発した。後半28分、左ラインアウトからとっておきのサインプレー。ライン参加したWTB松島からFB五郎丸にパスが通ると、もう南アフリカの選手は誰もいなかった。ゴールも決まり29-29の同点とした。南アのPGで突き放されたが、終了寸前、スクラムからWTBヘスケスが逆転トライ。24年ぶりのW杯2勝目を、W杯優勝2度の強豪から奪ってみせた。

 「日本が真剣にラグビーをやっていることを証明しにきた。世界に尊敬される試合を見せたい」。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、55)の思いをフィフティーンがグラウンドで体現した。サイズとパワーでW杯優勝2度を誇る南アフリカに劣るが、公約通りにスピード勝負。テンポの速い6次攻撃に相手が反則を犯し五郎丸が先制PGを決めたのが前半7分。W杯優勝2度の強豪との初対戦で、最初にスコアを奪ったのも桜のジャージーだった。

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  • 日本が優勝候補の南アフリカに大健闘。前半29分に主将のリーチマイケルがトライを決めた(撮影・山田俊介)
  • 後半、五郎丸がトライ=イギリス・ブライトンのブライトンコミュニティスタジアム(撮影・山田俊介)
  • 前半、先制のPGを決める五郎丸=ブライトン(共同)
  • 前半、トライを決めたリーチマイケル(中央)を抱き起こす日本代表フィフティーン=イギリス・ブライトン(撮影・山田俊介)
  • 前半、南アフリカにトライを奪われ、話し合う立川ら=ブライトン(共同)
  • ラグビーW杯で、南アフリカ戦を前に盛り上がる日本サポーター=19日、英国南部ブライトン(共同)