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北朝鮮 長距離弾道ミサイル発射を示唆
9月15日 4時22分

北朝鮮 長距離弾道ミサイル発射を示唆
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北朝鮮の国営メディアは、「新たな地球観測衛星の開発が最終段階にある」と伝え、来月10日の朝鮮労働党創立70年に合わせて事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日夜、国家宇宙開発局長が、「新たな地球観測衛星の開発が最終段階にある」と述べたと伝え、人工衛星の打ち上げと称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しました。また、国家宇宙開発局長は、「より高いレベルの衛星を打ち上げられる発射場を改築、拡張する事業が進められている」として、これまでより大型の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示したうえで、「平和的な宇宙開発は主権国家の合法的な権利だ」と主張しました。今回の発言は、発射の具体的な時期には触れていませんが、来月10日の朝鮮労働党創立70年を「科学技術の成果で輝かせる」としています。
北朝鮮は、国営メディアがことし5月、人工衛星の管制施設が新たに建設されたと伝えるなど、長距離弾道ミサイルの開発に引き続き力を入れていく姿勢を示してきました。北朝鮮が今後、人工衛星の打ち上げと称して発射を行えば、長距離弾道ミサイルとしては、2012年12月以来で、日本やアメリカ、韓国など関係国は警戒を強めています。

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