おはようございます。
本エントリーでは、私が愛してやまないHD598についてご紹介したいと思います。
【国内正規品】ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 4人 クリック: 119回
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これですね。色と形からプリンと名前が付けられています。値段も決して安くはなく、25000円です(2015年9月17日現在)。
―目次―
1 なんで高級ヘッドホンがいいの?
2 エントリーモデルとしてHD598が素晴らしいワケ
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1 なんで高級ヘッドホンがいいの?
おそらくほとんどの人は、携帯電話を買ってきた時についてきたイヤホンや、大手家電量販店でたたき売りされている1000円前後のイヤホンを使用していることでしょう。もちろん、それはそれで味があっていいのですが、ヘッドホン、ないし高級ヘッドホンには高いだけの良さがあります。
1.1 音質が良い
当然ですね。それだけ値段が高いというのは音質は良くなります。ここでいう音質の良さというものは、生演奏に近くなるということをイメージしてください。ヘッドホンを通じてくる音の情報量が多くなり、かつ、精練されています。音場も広くなり、様々な物事に集中できるような環境をつくってくれるでしょう。
1.2 密着間が癖になる
ヘッドホンということは、耳が包まれるということ。イヤホンのように耳に負担をかけないため、長時間の着用に向いています。また、すっぽり囲まれる感覚は一つの落ち着きさえ感じるでしょう。高級なら、耳との接触部分のイヤーマフが高品質なため、幸せな気分になれると思います。冬場は暖かいのでアクセサリーとしても◎
1.3 保証が充実している
高級ヘッドホンになると、そもそも断線のリスク等はかぎりなく小さいのですが、もし断線した際には保証がききます。購入店によって、または国内正規品か輸入品によって変わってきますが1年保証はほとんどついてきます。長ければ5年保証も。そうすればずっと使っていくことが出来ますね。1日あたりの値段に換算すると、ほんの10円くらいになってくるでしょう。1日10円払う以上の価値はあると思います。
高級ヘッドホンの良さはなんとなくわかっていただけたでしょうか?わからないという人は大手家電量販店に行って実際に視聴してみることをおすすめします。むしろ積極的に視聴してください。ネットの口コミだけで買うのはなかなか冒険だと思いますので…。
2 エントリーモデルとしてHD598が素晴らしいワケ
HD598。マニアの間ではプリンという愛称で呼ばれています。なんでこのヘッドホンがエントリーモデルとして素晴らしいのでしょうか。
2.1 口コミを参照に
オーテク、AKGと渡り歩いてきた遂に手にしたHD598。
使用していたオープン型がお亡くなりになったので、前々から憧れていたゼンハイザーに手を出してみた。
エージングする前の音は不安で仕方がなかったが、エージング後は成程納得…素晴らしい音だった。
まず一番に思ったのは音の分解具合。
こんな音がしていたのか、と感動した。
オープン型だが低音不足には感じず、高音も文句無し。耳を完全に覆うタイプだからだろうか。
あと装着感。
これは今まで使ってきたヘッドホンで間違いなく最高のものだと確信する。
軽い上に側圧も程々、耳を覆うので痛くもならず聴き疲れも無し。
もう装着感の悪いものには戻れそうにない。
個人的にはこの「プリン」カラーはGOOD。
珍しいカラーだと思うのでブラックやシルバーに飽きてきた人にどうだろうか。
オーテクはオーディオテクニカ、AKGはドイツのメーカーです。
僕はこのHD598がヘッドホンデビュー作です。
正直、買って間もない頃は、
ヘッドホンってこんなものなのかと
なめていました。しかし、友人から
エージングという言葉を聞いて、
使い慣らしてみると・・・
初心者でもわかるほど、
開封直後の時と全く別の音を
発し始めるのです。
特に高音は非常に丸みがあって
癒しの一時に誘われます。
僕は先程も言ったように、
ヘッドホン初心者なので、音に関しては
あんまり参考にできないと思いますが、
フィット感は初心者でもわかります。
これはほんとに素晴らしいです。
耳全体が覆われて、すごく気持ちいいです。
さらにそこそこ軽量という点も重ねて、
やはりフィット感は最高水準なのでは
ないでしょうか。
このヘッドホンは、初心者が使っても
感動できる素晴らしいヘッドホンだと
思います。ぜひ気になる方は、
家電量販店で試聴してみてください。
長文失礼しました。
タイトルの通りミドルクラスの指標と言って差支えない音だと思います。まずこのレヴューをお読みになる方は近くで視聴する環境にない方がかなり多にではないと思い可能な限り分かり易く判断できるよう心掛けました。
1)デザインについて
写真で見るとかなりプリスチッキーですが実際に手に取ると割と高級感があります。色はプリンと呼ばれていますがそれほど黄色っぽくないアイボリーなので落ち着いていると思います。形は流石にドイツの工業デザインといった感じで無駄が無くそして飽きの来ないデザインではないでしょうか。
2)高音について
これはゼンハイザー独特の柔らかく耳当たりの良い音です。綺麗に伸びてはいるのだけどちょっと遠くでなっているような感じでしょうか。とにかく金属的な音は出ないです。SONY MDR-CD900STやSHURE SRH940を聞いた後では出ていないというか物足らなく感じてしまいますが逆にこの音に慣れるとMDR-CD900STやSRH940を聞くと耳が痛く感じます。まるでスピーカーのツイターをガーゼで包んだような感じでしょうか。ハイハットの音もガシャガシャではなくカシャカシャといった感じに金属的な音ではないです。
3)中音について
ここはこのヘッドフォンの真骨頂とでも言いましょうか。女性ボーカルなどを聞くとうっとりします。とにかくサ行が全く刺さらずにハッキリと聞こえる。決して低音に埋もれることなく綺麗に聞こえます。またとても温かみがあるといいますか優しい音に感じます。ピアノの音も甘い余韻が残る感じでこの音を気に入るとゼンハイザーの虜になるでしょう。
4)低音について
あまりローエンドまでは伸びていないし量感もありません。特に上級器のHD650のような独特の厚みや力強さはないですが、キレは割といいです。多分ゼンハイザーのオープンタイプの中では一番タイトな音でしょう。ですがドラムのバシッバシッというような皮の張りを感じるような音は出ません。ドンドンとやや控えめな感じで出ます。この音で低音の量感や広がりを求めるなら姉妹器のHD558をお勧めいたします。
5)総評
ゼンハイザーはHD598をオーディオ向けHD558をAV向け(ビデオやDVDなどの視聴用)と位置付けていますが、HD558に内蔵してあるサラウンドリフレクターの影響でしょうか、音の広がりや量感はHD558の方か明らかに上です。高音の伸びや切れ込みの良さに関してはやはりHD598の方が良いようですがかなり似ています。コストパフォーマンスからいえばHD558の方が上かもしれませんが、このHD598はそのバラス良さと聞き易さ、そして他の追随を許さない程の心地良い装着感と相まって私にとっては最高の逸品といえます。
このように、口コミを見てみても評価はかなり高いです。
2.2 具体的に何がいい??
口コミの部分と多分に重なってしまうのですが、
➀音場が広い―ヘッドホンが演出する音の幅がかなり広いため、まるでライブ会場にいるのではないかと錯覚してしまいます。
➁付け心地が良い―イヤーマフやアームの強度がちょうどいいため、付けていることを忘れてしまいます。私はメガネを着用していますが、それでも気にはならないくらいにやさしい付け心地。
➂音の出し方がきれい―少し低音は抑えめですが(この価格帯の低音押しのヘッドホンに比べてです。)、高温の伸びと中音のクリアさは筆舌しがたいです。是非視聴してみてください。
➃色味が素敵―薄黄色と茶色なので、市場に出回っているヘッドホンとは差別化できます。かわいいです。
2.3 まとめ
以上が本エントリーとなります。いかがでしたでしょうか。高級ヘッドホン界隈はなかなかはまりだすと奥が深いです。深淵です。ヘッドホンスパイラルにもし陥っている人がいればHD598を購入すれば抜け出せるかもしれません。家電量販店よりもアマゾンの国内正規品のほうが3000円くらい安く、国内正規品よりも並行輸入品のほうが3000円くらい安いです。私は並行輸入品を3年前に購入しましたが、どこも故障することなく現役品です。参考程度に。
【国内正規品】ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: エレクトロニクス
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