食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

出現!

これは私の通っている会社構内の写真。
2015.09.18出現2
(Hくん撮影)
後姿ですがウリ坊が写っています。

実は、ここ1ヶ月くらい親子連れのイノシシが出現しているのです。
母親は60kgくらいで子供は3頭。
もう多数の人が見ています。

最近では狩猟をしていることを会社でカミングアウトしているので、出現するたびに「イノシシが出たよ~!!」と私に連絡が来るのですが、未だ見たことがありません。
(母親の体重は足跡から推測)
周囲はフェンスで囲っているのですが、隣山からフェンスの下を掘り起こして潜って来ています。
一応、人口100万人都市の国道側なんですけど・・・。

しかし、こういう場合のハンターではない方の反応はおもしろいですね。
「獲ってよ!皆でシシ鍋だ♪」
という女傑もいれば
「可哀想だから追っ払うだけにして」
という男性もいます。

「でも、何とかして!!」という思いは皆さん共通なんですが・・・。
いや、猟期でもないし無理なんです。

最近では「実はこうでして・・・」とイチイチ説明するのも面倒だから、「秋が深まって子イノシシもお乳を飲まなった頃には母親も肥え太るし、子イノシシも食べ頃に成長していますよ♪」な~んてウソ吹いています(笑)。


おお~い、イノシシファミリーよ!
秋になるまではここにいても良いけれど、出来れば早く遠くに逃げるんだよ。


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食欲の秋

食欲の秋♪
2015.09.18食欲の秋1

捕獲の秋♪
2015.09.18食欲の秋2

さあ、出かけようかな。
ムフフ♪♪♪


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イラガ

「むっ!いるな・・・」
2015.09.17イラガ3
庭の柿の木を見上げると、高い場所に虫食い模様の葉っぱ。

私、こう見えて「毛虫が超キライ!」
もう、生理的にダメ。

仮に何かの場合に捕らわれの身になって、(そんな事は在り得ないだろうけど)拷問なんか受けたりしたら、刃物を突きつけられたり鞭打ちなんかでは耐えられる自信があるけれど、毛虫を突きつけられたりしたら一発である事ない事何でも白状してしまうでしょう(キッパシ!)。
2015.09.17イラガ2
(これは夏頃に見つけたイラガ)

それくらい毛虫がキライ。
きっと私の前世はカエルか何かで、毛虫を食べて死んだとしか思えません(笑)。

で、柿の木にはイラガの幼虫が発生するし、この毛虫は毒針を持っていて刺されると猛烈に痛い。
毒針を持っていない毛虫でも苦手なのに、毒針を持った毛虫なんてもってのほか。

繭になる前なんかはこの毒針が抜けて風で飛んで来て、草抜きなんかをしていると首筋なんかに激痛が走ります。
この事を知らないと、いきなりビリッ!と痛むので訳が分からないでしょうが犯人はイラガです。

なので、こまめに見付けては駆除しています。


今回も葉っぱを齧った跡があるので丹念に探しますがいません。
「思い過ごしか!?」
とも思いますが、毛虫嫌いの自分の目がそんなに節穴とも思えないので、狩猟で使う双眼鏡を持ち出して来て入念に探します。
「いない・・・。なぜ!?」

ちょっと自信を無くしながらも、隣の梅の木を見ると同じように真新しい葉っぱの虫食い模様。
高枝切りバサミで切り落とすとこんな感じ。
2015.09.17イラガ1
「やっぱりね!」
産まれて間もない、極小サイズのイラガですね。

「小さすぎて高い場所だと発見できなかったんだ・・・。」

さて、どうするかな。
殺虫剤を撒くことも考えましたが、我が家は井戸水を飲用水として使っていますし、付近にはたくさんの昆虫やカエルやトカゲが生息しているので躊躇。
休みの日に脚立を持ち出して高枝切りバサミで地道に枝ごと切り落として駆除するしかなさそうです。

はい、シルバーウィークの始まりはイラガ退治決定!!

トホホ。


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破足(はそく)の猟犬

今日は一頭の猟犬のお話です。


彼の名前は「ゴンⅡ(ゴンツー)」。
猟隊の勢子長の飼っている猟犬です。
2015.02.16破足の猟犬1

本名は「レン」という立派な名前があるのですが、父親犬「ゴン」にそっくりなので、皆から愛情を持って「ゴンツー」と呼ばれています。

ゴンもゴンⅡも2代に渡って勢子長のエース犬。

私がハンターになった時にはゴンは引退していてゴンⅡだけしか知らないのですが、その凄さたるや筆舌に尽くしがたいものがありました。
物凄いスピードでイノシシを追い出し、吠え止めや噛み止めは当たり前。
隣山にいると分かると隣山から待ち場に追い込んで来ることもしばしば。

100kg級のイノシシにも怯むことなく、兄弟犬の「コマテ」とのコンビで数えきれないくらいの獲物を獲らせてくれました。
20100103 110kg大イノシシ2(修正)
「猟犬っていうものは凄いものだな・・・」
実家では鳥猟犬を飼っていたのですが、大物猟の猟犬のそんな猟芸を見てつくづくそう思ったのでした。


しかし私が猟師2年目の年、アクシデントは起こりました。
ゴンⅡがイノシシにやられたのです。

深追いして帰ってこないゴンⅡをメンバーの皆で必死になって探していた時に、私が探していた場所の山奥から僅かに聞こえる鈴の音。
勢子長に知らせ呼び戻すと、何か所も血を流し足を引き摺り山から降りてきました。
血まみれのゴンⅡの姿と悔しさを滲ませた勢子長の表情を見ると、心臓が押し潰されそうな気持ちになったのを今でも覚えています。

直ちに病院に搬送。
命は取り止めましたが、左足の腱は繋がりませんでした。
飼い主である勢子長を含め、誰もがゴンⅡの猟犬としての命は終わったと思いました。

しかしゴンⅡの輝きが消えることはありませんでした。

傷が癒えた1年後の猟期の途中、「他の猟犬を山に連れて行っているとあまりに鳴き叫ぶから散歩程度に連れてきた」と山に来たゴンⅡ。
「そっか、お前も立派な猟犬だもんな。足が動かなくなっても山に来たいよな」
擦り剥けない様に勢子長にギプスと厚くテーピングを施してもらいます。
2014.02.06破足の猟犬2

山に猟犬を放つと、ゴンⅡも足を引き摺りながらも嬉しそうに山を駆け回ります。
もちろん他の猟犬には敵いませんが、これが結構なスピード。

すぐに鹿が早立ちし、猟犬が追い鳴きを上げながら追って行きます。
同じ猟場に鹿とイノシシがいた場合、必ずと言っていいほど鹿が先に動きます。
そして鹿の匂いに反応して猟犬が追って行きます。
その隙にイノシシは包囲網の手薄な場所から悠々と逃走されるというパターンが続いていました。

しかし今回は違いました。
他の犬が狩り残したイノシシを執念深く探索していたゴンⅡが突き止めます。
激しい立て吠えでの鳴き止め。

スピードに劣ることも幸いして、その時には勢子長も近くに来ていました。
決着。

再起不能と思われた重傷を負いながら、ゴンⅡは再び輝きを取り戻しました。


足の悪いゴンⅡがイノシシの攻撃を躱せない恐れがあるので、急峻過ぎる山や寝屋の藪が茂り過ぎている場所では休ませましたが、それからも彼の活躍は続きます。

足を引き摺りながら頑張っているゴンⅡの姿を見ると「今日はゴンⅡが来ているからな、絶対に獲るぞ!」と猟隊の士気も上がりました。


「ケガをした猟犬を使役するなんて可哀想」と思われる方もいるかもしれませんが、彼の姿を見ると「猟犬は猟をする事が生きがいなんだな」と思ってしまいます。
他の犬とはスピードが違うため、ゴンⅡはいつも一頭で黙々とイノシシを追っていましたが、その目は活き活きとし、誇りと自信に満ちたものでしたから。


その後、ゴンⅡは大きなケガを負う事もなく、年齢的な衰えから昨年引退。
今では勢子長の家で穏やかな老後の生活を送っています。

ゴンⅡ、ありがとう。
そしてお疲れ様。


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制約多いけど頑張っています(笑)♪

「お家に入りたいなぁ~」
2015.09.06進化2
ムギュッと網戸に鼻を押し付けて家の中の様子を眺めるふーちゃん。
網戸を引っ張ってダメにしたり、押し破ってしまって怒られたことがあるので、こんな感じで耐えています(笑)。

家の中に入ったら入ったでこんな感じ(笑)。
2015.09.11進化1
「なんかとっても美味しそうな匂いがするんですけど♪」
包丁もあるし、熱い鍋なんかがある時があるので、安全のため台の上には手を掛けないように躾けています。

ふーちゃん、キミも結構大変だね(笑)。

でも可愛いから許す♪


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植物との格闘

昨年、中古住宅を購入して僅かばかりながらも家庭菜園を始め、今年もトマト、ナス、キュウリ、ミョウガ、シソ、ネギなどを素人ながら細々と作っています。
2015.09.07植物との格闘3

「いや、流行るはずだわ、ガーデニング!」
小さな苗や発芽した芽がスクスクと育ち、花が咲いて実になり、それがグングンと大きくなる様は見ていて飽きないものでした。

仕事に出かける前に軽く様子を見て、「今日はキュウリとトマトを収穫だな♪」なんて思いながら仕事をしていると、ツラい仕事も楽しくなり、少しウキウキした気持ちで帰宅の途に就きます。
2015.09.07植物との格闘2

だけれどもたぶんこの私の感情は、一般のガーデニング愛好者とはかなり異なり、特殊なものであると思います。

祖父や父親から戦後の食糧難の出来事を聞いて育ち、幼少から趣味として狩猟採取生活を続け、僅かな時間ながらも離島のキャンプ生活で海が時化て食べるものが無くなった事などを経験すると、精神的な飢饉と言うか「どんな状況であってもしっかりと食べるものを確保しなければ!」という、拭い去れない思いが記憶のどこかにこびり付いていたのだと感じます(笑)。

もちろんこの豊かな日本と言う国で、健康な体を持ち、多少なりとも労働をして賃金を得ることが出来ていれば「飢える」なんていう事は在り得ないのでしょうが・・・。

しかし、やはり安定的に食料を得られる「実り」という事は嬉しいものでした。
思えばいつもいつも獲物を求め、目を三角に吊り上げて釣りをしたり、水の中に潜ったり、鉄砲を持って山の中を彷徨ったりの生活でしたから(笑)。

太古の人類が不安定な狩猟採集生活に不安と疲労を感じながら、やがて安定して食料を得ることが出来る農耕や牧畜への生活にシフトしていった理由がよく分かります。
「やっぱり生命体としての進歩って大切だよな!」


なぁ~んて思っていたのも一年目まで!
2015.09.07植物との格闘5

最初こそこまめに手入れしていた庭や畑ですが、「野菜や穀物がよく育つ」ということは「雑草もそれ以上によく生育する」という当たり前の現実に直面することになります。

今年の酷暑のせいで草抜きをさぼり、ちょっと放置するとあっと言う間に雑草茫々。
ほったらかして置いても良かったのでしょうが、生活圏内に藪があると無数の昆虫が繁殖し、ちょっと野菜を収穫する間にも蚊に刺され捲りました。

2015.09.07植物との格闘7
(カエルが3匹いるのが分かりますか?)
それでも虫を食べるカエルやヤモリなんかが庭でたくさん観察出来たのでちょっと嬉しかったりもしたのですが、ご近所さんから「雑草の種が飛んでくるのよね」とやんわりと注意されたり、チラシを入れようとしていたピザ屋の兄ちゃんが「この家は空き家か?」と訝しげに様子を窺っているのを見ると限界(笑)。

暑い中、長袖長ズボンに麦藁帽と長靴で装備し、伸びきった雑草に向かいます。
大した面積ではないのに、しゃがんで草を抜くと滴り落ちる汗。
フウフウ言いながら一日掛かりで草抜きや、植木の剪定を行います。

すっきりとなった様子を見ると清々しくもありますが、2週間もするとまた雑草の新芽が生えてきて、1ヶ月で元通り!
「いや、太陽エネルギーと植物の光合成の力ってスゴイっ!!」
呆れながらも、その生命力の逞しさに感嘆せざるを得ません。

またも重装備で雑草に立ち向かいます。
しかし限の無い戦いにすでに心はボキ折れ、まるで不死のゾンビに立ち向かっていく様な絶望的な錯覚さえ覚えます。
「本当になぁ、思えば太古の人類も食料や薬草や繊維として植物の恩恵を受けると同時に、生活圏を脅かす相手として闘ってきたんだろうなぁ。
藪があるだけでも病気を運んでくる蚊やダニが繁殖するし、マムシなんかも潜むようになるしね」


そして有害鳥獣捕獲活動で入る夏山のことも思います。
「だけど今の山の中の状況はもっと酷いよな・・・。
農家や林業の方も高齢化が進み、田畑の近隣の草刈りも山の中の下草刈りも出来ないから、人が入れないような状態だし、実際に田畑の隣の藪でイノシシが寝ているもんな」

税金で補助金を出してフェンスを張ったりするよりも、継続的に草刈りをする方が寝屋や餌が無くなってイノシシや鹿には効果があるだろうし、過疎地域の雇用促進にもなって良いんじゃないかな。
それから有害鳥獣捕獲活動で駆除を行って電柵使用という流れが有効なんじゃないだろうか。

まあ、そんな事を思っていても、自分の家の小さな庭ですらヒィヒィ言っているような人間が口を挟むことではありませんね。


さあ、草抜きで疲れたから明日は気分転換に夜釣りに行こう(笑)♪


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限界!?

私の愛車は平成10年式の三菱ストラーダ。
2010.09.12ストラーダ

モトクロスをしていた頃からの愛車で、山の中ではちょっと車体が大きくて苦労することもあるけれど、荷台があるので血だらけの獲物を積む場合も多い狩猟にも重宝しています。
獲物に付いているダニ等の寄生虫の問題もありますしね。


で、先日(1年ぶりくらいに)荷台の掃除をしようと、荷物を降ろしたら愕然としました。
2015.09.06限界1

荷台に大きな穴がっ!!
2015.09.06限界2

前回掃除した時に穴が開いているのは知っていたので、錆を落とし鉄板で穴を埋め、上から塗装をして修理をしていたのです。
しかし今回は周辺の鉄板に錆びが進行し、荷台の板金自体がかなりの範囲で崩落しています。

念のため車の下に潜って足周りを点検してみますが、こちらもかなりダメージがあります。

「う~ん、海にはしょっちゅう行っているし、海水で濡れたウエットスーツを積んだり、クーラーボックスに餌用の活きアジを入れて海水ごと運んだりしているから、思ったより海水の影響が大きかったな・・・」


定期的にエンジンオイルやエレメントは交換しているので、エンジン自体は絶好調なんだけど・・・。
この車が大好きでずっと乗っていたいんだけど、そろそろ限界かなぁ。
うう、ショックだ・・・(涙)。


だけど、今の自動車のラインナップで乗りたい車が無いんですよね。
今までの様に狩猟や釣りや潜りに使う事を考えると、財政状況も含めて、
・軽トラ
・軽箱バン
・ダイハツデッキバン
・国産ピックアップトラック(格安中古)←ここが一番欲しいけど、物件自体が無いしあっても高い。
・ランクル(格安中古)
・フォレスター(格安中古)
・エクストレイル(格安中古)
等が候補として挙がってきますが、自分の中で「これ!」という決め手がありません。

どうしよう・・・。

同じ様な使い方をされている方の参考意見をいただけると幸いですm(_ _)m。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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