記事詳細
共産党、参院選で他党と候補者調整
共産党の志位和夫委員長は19日の記者会見で、来年夏の参院選で独自候補の擁立にこだわらず、民主党などとの候補者調整に乗り出す意向を示した。安倍晋三政権を退陣に追い込むためで、安全保障関連法廃止などの政治的合意を前提とした上で「全選挙区に候補者を立てる方針だが、他の野党と選挙協力で合意できれば調整する」と述べた。
共産党は今月10日現在、参院選比例代表の第1次公認候補として8人、選挙区では24人を発表している。
会見に先立ち、共産党は第4回中央委員会総会を東京都内の党本部で開き、志位氏はこうした選挙戦略を説明した。