モスクワ=駒木明義
2015年9月19日19時18分
ロシア外務省は18日、日本の岸田文雄外相が20~22日の日程でロシアを訪問し、ラブロフ外相らと会談することを正式に発表した。北方領土問題が議題となることは認めつつも、譲歩を拒否する姿勢を会談前から鮮明にし、日本側を強く牽制(けんせい)した。
外務省の公式サイトに掲載された発表文は、日ロ外相会談について「平和条約締結についての交渉プロセスについても触れられる。ロシア側がはっきりと強調しているのは、日本が戦後の歴史的現実を受け入れることなしに、この問題を動かすことは不可能だということだ」と説明した。
「北方四島は第2次大戦の結果、戦勝国ロシアのものになった」という主張は揺るがないという姿勢だ。
ロシアでは7月以降、メドベージェフ首相を含む閣僚が次々に北方領土を訪問。9月には外務次官が北方領土問題について「日本側と交渉しない」「70年前に解決済み」と述べるなど強硬な姿勢が続いている。今回の外相会談でも、日本側の抗議や反論は受け入れない考えとみられる。(モスクワ=駒木明義)
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朝日新聞国際報道部
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