村上晃一
2015年9月19日13時09分
三菱重工業は、米ボーイング社の最新鋭旅客機「787」の主翼の骨格部品をつくる下関造船所大和町工場(山口県下関市)を増設した。ボーイングが787を増産するための設備増強で、月間の生産能力が従来の1・4倍に高まった。
ボーイングは現在、月に10機のペースで787を生産しているが、2016年から月産12機、20年からは14機に増やす計画。これに対応するため大和町工場も昨秋から増設工事を進めていた。
主翼の骨格部品は、炭素繊維の複合材で作られている。今回の増設で工場の延べ床面積は1・4倍に拡大。部品を焼き固める硬化炉などの生産設備を増やした。投資額は約38億円。来年1月から稼働する予定で、北村徹・下関造船所長は「航空機産業は伸びるとみている。下関発信の技術で貢献したい」と話す。
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