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少年非行「スマホ普及が問題」
9月19日 17時34分

内閣府が、少年非行について、世論調査を行ったところ、スマートフォンやインターネットなどの普及により、簡単に暴力や性に関する有害な情報を手に入れられる社会環境に問題があると答えた人が、70%近くに上りました。
内閣府は、ことし7月から8月にかけて、全国の20歳以上の男女3000人を対象に、少年非行に関する世論調査を5年ぶりに行い、59.1%に当たる1773人から回答を得ました。
それによりますと、「少年非行が増加していると思うか」という問いに対し、「増えている」と答えた人が、78.6%、「変わらない」が、16.8%、「減っている」が、2.5%でした。
また、少年非行について、どのような社会環境が問題だと思うかを、複数回答で尋ねたところ、上位3つの回答は、いずれも、スマートフォンやインターネットなどの普及による影響を踏まえたものが占めました。
具体的には、「簡単に暴力や性に関する有害な情報を手に入れられること」が、最も多く69.8%、次いで、「簡単に見知らぬ人と出会えること」が、62.5%、「交友関係や行動が把握しにくくなっていること」が、50.8%となっています。
これについて、警察庁の担当者は、「有害なサイトへの接続を制限するフィルタリング機能の活用を保護者に説明する機会を、増やしていきたい」と話しています。

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