トップページ社会ニュース一覧介護施設の元所長 危険ドラッグ密輸の疑い
ニュース詳細

介護施設の元所長 危険ドラッグ密輸の疑い
9月19日 14時22分

介護施設の元所長 危険ドラッグ密輸の疑い
k10010241981_201509191508_201509191524.mp4
大阪・泉佐野市にある高齢者介護施設の元所長が、海外から危険ドラッグを密輸したとして、麻薬取締法違反などの疑いで逮捕・起訴されました。この施設では、ほかにも、職員2人が密輸にかかわったとして書類送検され、近畿厚生局麻薬取締部は、元所長らが危険ドラッグを繰り返し密輸し、使用していた疑いがあるとみて調べています。
逮捕・起訴されたのは、大阪・泉佐野市の高齢者介護施設「小規模多機能ホームくすのき」の元所長で、社会福祉士の西座久史被告(35)です。
近畿厚生局麻薬取締部によりますと、西座被告は、ことし1月、麻薬の成分を含む危険ドラッグおよそ10グラムをカナダから密輸した麻薬取締法違反などの罪に問われています。
税関が、介護施設の女性職員の自宅が宛先になっている不審な封書を調べたところ、危険ドラッグが見つかったということです。
麻薬取締部によりますと、西座被告は、密輸したことを認め、「国内に危険ドラッグを買える店が無くなったので、海外のサイトで購入していた」などと供述しているということです。
西座被告は、介護施設にある業務用のパソコンから危険ドラッグを注文していたとみられるということです。
麻薬取締部は、介護施設の女性職員や別の男性職員も密輸に関わったとして書類送検し、西座被告らが、危険ドラッグを繰り返し密輸し、使用していた疑いがあるとみて調べています。

社会福祉法人理事長「大変申し訳ない」

高齢者介護施設を運営する社会福祉法人「来友会」の西座新二理事長は「施設に入居されている方や家族の方には大変申し訳ない。今後は職員のコンプライアンスを徹底したい」話しています。

関連ニュース

k10010241981000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ