さて、もういいんじゃないかと思っている武道館レポ。
「次のツアーが始まるまでには!」→ライブ前の大集合編までしか書けず
「武道館DVD(Blu-ray)が出るまでには!」→思いがけずフラゲできてしまいすっかり腑抜けに
てなわけで今度こそ、「exTimeツアーに参戦するまでには!」ということで、これを書いてます。
(夏休み最後の日まで宿題ためるタイプじゃなかったんだけどなーw)
まぁ、もうみなさんのお手元にもDVD(or Blu-ray)も届いていることでしょうし、細かくレポを書くのも野暮だろうとは思うのですが、映像作品には収めきれていない、あの日、あの場所にいたからこその感動とか、個人的な想いなどを自分のための記録として書き残しておくことにします。
がっつりネタばれしていますので、まだ武道館の映像をご覧になっていない方はご注意ください。
前回の大知友さん大集合編はこちら →
まずは、開演前から会場の雰囲気の素晴らしいこと。
あそこに集まった約1万人の期待と、愛情と、興奮と…そんなもので満ちたあの空気。
濃厚で、ぬるいお湯の中にいるみたい…いつまでも浸かっていたかった。
さすがにあの空気感までは映像では再現されませんでしたね。
大知くんも途中のMCで「愛にあふれてますね」と語っていましたが、決して大げさな表現ではありませんでした。
本当に愛でいっぱいだった。
あんなライブ空間は、そうないんじゃないでしょうか。
あそこにいた誰もが大知くんが大好きで、会いたくて、期待いっぱいで、わくわくして、感動して。
そして、もうひとつ強く感じたのは、「大知くんを喜ばせたい、大知くんを笑顔にしたい」という気持ちに満ちていた。
拍手や歓声で盛りあげたい。それはもちろん義務とかじゃなくて、自然に発生したものなんだけど、大知くんがうれしそうな顔をすれば、もっともっと盛り上げたくなる。
もっとテンションをあげて欲しくてこっちもテンションをあげる。
それを見て大知くんたちもテンションをあげる。
そのパフォーマンスにまた感動する…そんな理想的な連鎖が確かにあの瞬間には起こっていました。
「誰一人欠けても、この瞬間は成しえなかった」
本当にその通りだと思います。
あの日、あの場にいた全員が愛しかった。
前回の記事でも述べたように、私の席はこの八角形の建物のど真ん中に位置していたので、四方八方からの熱気を全身に感じていました。
あの歓声と熱気に満ちた空間を思い出しただけで鳥肌がでそうです。
いよいよ開演。
先にDM名古屋に参戦していたので、幕のあの辺りに登場したんだよね~なんて見当をつけていたら…ご存じのように、いきなり花道の先端に登場!
そう、私たちの目の前!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
文字通り、ヒトちゃんと手をとりあって飛び上がりました(笑)
ち、近い!!
映像でみると花道の先端と客席との間は結構距離があるように見えましたけど、実際にあの場にいた私たちからすると本当に目の前のごとく近く見えました。
前から5列目だったんですが、丁度全身が見えるくらいの距離感がまたよかった。
そして、メインステージまではかなりの距離があったものの、間に視界を遮るものがないので見通しのよいこと!
ライブ中、ほとんど見切れることがありませんでした。
「RUN WAY」や「Super Star」でサイド席にファンサービスしに行っているときに見えづらかったくらいです。
さて、目の前の花道先端のせり出したステージ上に姿を現した大知くん。
大阪のおばちゃんも真っ青のキラキラ衣装に身を包み、客席を煽るように見回します。
どや顔満載でお送りしております。( ̄▽+ ̄*)
光を手で操るその一挙手一投足にどよめきと拍手が起こり、会場の興奮も最高潮。
みんなの期待感をもてあそぶかのようにためにためて…ステージを下げる。
はら?もう降りちゃうの?ww と内心突っ込み入れてちょっと笑ってしまいました。
ていうか、DVDでも若干戸惑った笑い声が入ってるように聞こえますけど(笑)
そして、おもむろに手から火を出した~~~!!
まさにいりゅーじょんっっ!!(←興奮しすぎ)
ステージの方を向いて大きく振りかぶったかと思うと花道上に大轟音とともに火花が散り、文字通り舞台の幕が切って落とされた!!!
そこに現れたステージを見て、これまた大興奮!!
DMツアー前にみんなで「なう」であれやこれやと予想して盛り上がったことを覚えているでしょうか?
『イリュージョンショーをやるなら女性ダンサーは絶対必要でしょー』
『それも一人や二人じゃなくて、大勢のダンサーの群舞を見てみたい』
『BLUE TOKYOのアクロバットもいるよね』←これは絶対はなさくさん(笑)
『武道館では豪華にシッキン全員出て欲しい~』
はい!
見事に全部叶ってしまった~~!!!
ちょっと、三浦さんかスタッフさんかが、私たちのやりとりのぞいてたんじゃないの~っていうくらいの的中率。
これが興奮せずにいられますか!!
DVDだとカメラワークの限界か、ちょっとごちゃごちゃして見えますけど、
ステージいっぱいに大勢のダンサー、パフォーマーが入り混じってのイリュージョンショーはまさに圧巻。
舞踏会か、ミュージカルかという豪華さ。
そうそう、これが観たかったの~!!としばらく口開いてました(笑)
そして、最初に気付いたのはヒトちゃんでした。
「ね、あれshojiさんじゃない?」
(何~~??)
バックにつく可能性が低いだろうと勝手に思っていた(笑)shojiさんがいた!!
ということは、もう一人。
追加でつくならこの二人だろうと思っていた世界くんでもakihiroさんでもないのが体格から明らかだった
もう一人のメインダンサーさん(説明が長いなw)…oguriさんだ~~!!!
まさかのシッキンそろい踏み!!
ああ、もうこの時点で、東京まで来てよかった~~!!と大感激でした。
オープニングでこれだと、この後どうなっちゃうの~。
バックスクリーンの柱の映像もイリュージョンショーの世界観にぴったりでしたね。
消え方までかっこよかった。
(というか、DVDで観るまで映像だったって気づきませんでしたw)
間髪入れずに「Touch Me」
今ではお馴染みのランニングマンでのブレイクも当時はこの日で2回目。
ただ止まるだけなのになんだあの盛り上がり(笑)
まだ比較的新しい曲だし振付込みで大人気の曲だというのに、大胆なまでの振りのアレンジ。
比較してみればあのVer.の方が好きだとか色々あるでしょうが、こうやって常に新鮮な刺激を与えてくれるところがさすがだと思いました。
「Inside Your Head」もまさかの女性ダンサー構成とは。これまた大胆でしたね。
このお三方がまた素敵で。
koharuちゃんのダンスに定評あるのは知ってましたが、矢野さんも、MEDUSAさんもそれぞれ個性の違った色気があって素敵でした。
いきなりアカペラで始まる「Who's The Man」
勝手にアカペラ=バラードのイメージができていたのでこれまた予想を裏切る展開。
大知くんにはやられっぱなしです(笑)
ていうか、この調子で全曲紹介していたらきりがないので(笑)印象的なところのみ抽出していくことにします。
武道館公演の感動に水をさすよう申し訳ないのですが…これだけは苦言を呈したい。
「4am」のスクリーン映像はもうちょっとなんとかならなかったんですか~~(´□`。)
ベッドにリング、極めつけは女性のシルエット…歌詞の内容を視覚化しすぎるとこんなにも興冷めしてしまうものかと…。
あえて言っちゃいますけど、カラオケのイメージ映像みたいだった…。
大知くんが熱唱していただけに…シンプルに明け方の空の映像くらいでよかったんじゃないかな~。
ライブ全体を通して面白い演出効果をもたらしていたスクリーン映像ですが、これは頂けなかった。
ついでに他の曲でも気になった映像演出は、歌詞を出し過ぎなこと。
「Touch Me」のド派手な映像に印象的な歌詞が映し出されるのは効果的だったと思うんです。
ライヴのバック映像に「自制心」とか「駆け引き」なんて文字が出てくるなんてこれまでありました?(笑)
斬新で面白いな~と感心したものの、その後の歌でも歌詞が出るわ出るわ。
それこそカラオケかと。
あれは、1曲だけに限定した方が印象的でよかったのになと。
いい使い方も多かったんですけどね。
「Crazy」の最初の女性のシルエットなんて物語の導入を感じさせるうまい使い方だなと思いましたし、
「Only You」のただ雪が降ってくるだけのシンプルな映像は神々しさすら感じられました。
「Black Hole」や「elevater」の疾走感ある映像も迫力あってよかった。
ただ「Black Hole」は歌詞はいらなかったし、スペイシーな映像以外は余分だったかなと。
ダンスナンバーのガラスが割れる演出もよかったですね。
さて、ライブに話を戻します。
とにかく「Crazy」がかっこよすぎる!!
冒頭の胸ヒットこそなかったものの、まさかの振り付き。
PURIさんが担当したというコレオのセクシーなこと。
フロアに膝つくところとか、なんでカメラ切り替えるかな~。
元々原曲からして大好きなんですけど、このDMアレンジもものすごくムーディで素敵でした。
もう1曲印象的だったのは「Love is like a bass line」
これも、個人的にはアルバム「DM」の中でベスト3に入るくらい好きな曲なんですけど、SHOTAさん担当のコレオがもう!!
ちょっとオールドスクールの要素が強い(のかな?素人なので曖昧ですが)ベタな振りが、これまたあえてベタな創りの曲調にものすごく合ってる!!
この曲のセルフノーツで「洋楽の歌詞を直訳したような、バカっぽい曲」と大知くん本人が語っていましたが、私も初めて聴いたときに全く同じ感想を持ったんですよね。
感覚が同じだぁと喜んだ覚えが(笑)
日本人でここまでベタにやりきって、しかもかっこよくまとめているなんて。
大知くんのセルフプロデュースと知って、そのセンスに改めて脱帽しました。
で、アルバム「DM」から(ツアー前に)まだ披露されてない曲の中でダンスがつくならこの曲しかないだろうと期待していたんですが、期待以上のかっこよさ!
名古屋公演で観たとき、このパフォーマンスが一番のお気に入りでした!
そして、ベースがかっこいい!!
ベースラインが好きすぎて(笑)順番が前後してしまいましたが、これは外すわけにはいかないシークレットゲスト登場!!
そう、これまた花道先端~~!!!
またもやヒトちゃんと手を取り合って…もういい?(笑)ほんとに飛び上がったんですから!
これで神席決定です!!
丁度DVDで下から見上げるようなアングルがあったと思いますが、あんな感じに見えていたと思います。
いやぁ、とにかく目の前で生クレバを見て、
「近い!派手!派手!主役食ってる!!」
という感想でいっぱいでした(笑)
最初はあの衣装の全容をつかめてなくて派手な花柄だと思ってました。
なんかもう、書き始めるとあれもこれも浮かんできて収拾つかなくなりそうなのではしょります(笑)。
もしかすると、改めてDVDの感想として書くことが…あるかな?(笑)
初めて生で観た「Two Hearts」。
想像以上にキレのあるダンスが衝撃でした。
しかもCDで聴くより歌声がいい!
この日の歌声は全般にまろやかでよく響いていましたね。
こんな長時間、ほぼ出ずっぱりで、改めて超人的なパフォーマーですね。
ずっと感じていたんですが、もちろん記念すべき初武道館で多少気合いの入り方も違っていただろうとは思うのですが、思っていた以上に、いつも通りの大知くんだったんです。
へんな言い方ですが。特別感があまりなかった。
もっとお涙頂戴というか、セレモニー感が強いライブになるんじゃないかと思っていたので。
会場が広い分、演出の幅も広がって魅せ方も変わってはいたし、ツアーファイナルという特別感はありましたが…なんだろ、意外なほどに大知くんがこの会場にしっくりきていた。
全然武道館が広く感じなかった。
むしろ、もうホームというか、いやもっともっと大きく、あふれてしまうんじゃないかというくらいの存在感。
グラビティでの初Zeppでのワンマンに感激と緊張でガチガチになっていた人と同一人物とは思えないほど。
会場中の視線を浴びて、期待と興奮を一身に背負ってなお、余裕すら感じさせる。
大知くんは本当に大きくなったんだと実感しました。
だから、私は全然泣かなかった。
ただただ目の前で繰り広げられるパフォーマンスに圧倒されながら、単純にこの時間を楽しんでいた。
いつものように、魂がちょっと浮かんでる感じ。
だから胸の内で、ここまでの道程とか大知くんの想いとかと共鳴して感傷に浸るする余裕がなかったのかもしれない。
実際、大知くんもいつものように感謝の気持ちを口にしたり、武道館への想いを語ったりはしたけれどそんなに湿っぽくなるMCはほとんどなかったように思います。
「Magc Word」前のMCでしたっけ、いつまでもなりやまない拍手に落ち着かないようにあちこちに視線をむけたりうつむいたり必死でこらえている様子にはさすがにぐっときましたが、泣くまではいかなくて。
最後の「Keep It Goin' On」も胸が熱くなる想いはしたけれど、それよりもただ聴き入っていました。
泣いている人もたくさんいたし、ヒトちゃんも泣いてた。
もちろん、私も感動で胸はいっぱいでした。
でもそれ以上に、「ここは大知くんにとって通過点なんだな」という想いが強かったんです。
「やっとここまで来たね」
というよりも、これくらいは当たり前でもう次を見据えている感じ。
Zepp東京のワンマンが叶ったときはまだまだ遠い道のりの先だと思っていた武道館をいつの間にか追い越していた。そのことに拍子抜けしたのかも。
うまく言えないんですけど、これはメモリアル公演ではあるけれど、ドキュメンタリーでクレバさんが言っていたように
「いつのことだっけ?」
というくらいなんでもないライブの一つになってしまうのかもしれない。
それくらい、大知くんの前の道の広がりを感じていました。