バレ、きょうＧ戦スタメン　首位ヤクルトに強力助っ人

　首位・ヤクルトに強力な助っ人が戻ってきた。７日に再来日して調整していたウラディミール・バレンティン外野手（３１）が、きょう１８日巨人戦（神宮）から１軍に合流し、５番・左翼手でのスタメン出場が濃厚だ。

　１軍が投手練習のみの１７日は、埼玉県戸田市のスワローズ室内練習場で２軍練習に参加し、フリー打撃やキャッチボールなどで最終チェックした。ここまで２軍戦２試合で６打数無安打、３四球だが、「自分なりに一生懸命準備した。今からワクワクしている。できる限りの力で、チームの勝利に貢献したい」と意気込んでいる。

　チームは現在２連勝中で２位阪神に１ゲーム差の単独首位に立っているが、４位・広島まで３・５ゲームの僅差。１８日からの７連戦では、その巨人、阪神、広島と２試合ずつ直接対決があり、文字どおりの正念場。年間６０本塁打の日本記録保持者の復帰が相手に与える威圧感は大きい。

　１８日の相手は、チームが今季２戦２敗、対戦打率１割２分と苦手にしているマイコラスだが、「見たことないからイメージもないが、自分の打てる球を見極めて、それを打ち損じなければ」と、意に介していなかった。　（竹村和佳子）