ニュース詳細
6人殺害事件 逃走など住民に周知せず9月19日 4時24分
k10010241601_201509190518_201509190520.mp4
埼玉県熊谷市の3軒の住宅で6人が殺害された事件で、警察は一連の事件が起きる前にペルー人の30歳の男が警察署から逃げ出したことや直後に住居侵入が相次いだことなどの情報を地域の住人に周知しておらず、埼玉県警は「経過などを含め、事実関係を解明する」としています。
今回の事件で身柄を確保されたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)は、一連の事件が起きる前の今月13日、事情を聴かれていた熊谷警察署から逃げ出し、直後に近くの住宅地で、逮捕状が出ている事件も含め2件の住居侵入を繰り返したとみられています。
警察は警察犬を出して捜査しましたが、地域の住民に対して男が逃げ出したことや住居侵入が相次いだこと、また、容疑者の特徴などを周知していなかったということです。
今回の事件が起きた現場近くの寺には、この日の夜、捜査員が来て、寺の境内を捜索しましたが、外国人の男を探しているという情報ぐらいで、詳細な説明はなかったということです。
翌日の14日には50代の夫婦が殺害される事件が起きましたが、このときも地域の住民に対して、前の日に外国人が逃げ出したことや住居侵入が相次いだことを広く伝えていませんでした。
そして、16日になって、新たに、小学生を含む4人が殺害されているのが見つかりました。
埼玉県警は「証拠関係から、外部への注意喚起ができる事案ではなかった」と説明していますが、「経過などを含め、事実関係を解明し得られた教訓を今後に生かしていく」としています。
警察は警察犬を出して捜査しましたが、地域の住民に対して男が逃げ出したことや住居侵入が相次いだこと、また、容疑者の特徴などを周知していなかったということです。
今回の事件が起きた現場近くの寺には、この日の夜、捜査員が来て、寺の境内を捜索しましたが、外国人の男を探しているという情報ぐらいで、詳細な説明はなかったということです。
翌日の14日には50代の夫婦が殺害される事件が起きましたが、このときも地域の住民に対して、前の日に外国人が逃げ出したことや住居侵入が相次いだことを広く伝えていませんでした。
そして、16日になって、新たに、小学生を含む4人が殺害されているのが見つかりました。
埼玉県警は「証拠関係から、外部への注意喚起ができる事案ではなかった」と説明していますが、「経過などを含め、事実関係を解明し得られた教訓を今後に生かしていく」としています。