近畿厚生局麻薬取締部は三日、大麻取締法違反(密輸入)の疑いで、神戸芸術工科大大学院生米津政俊容疑者(36)=神戸市長田区=を逮捕。共犯として同容疑で、東京都葛飾区職員森田洋司(30)、自営業坂本直也(30)の両容疑者(いずれも大麻取締法違反罪で起訴)を再逮捕した。 調べでは、三人は共謀。三月十五日、乾燥大麻約十グラムをタイから国際郵便小包で密輸入した疑い。関西空港で税関職員が発見した。 同部によると、大阪府松原市の空き倉庫に勝手にポストを作り、受け取り先にしていた。森田容疑者は「押収されてもばれないように倉庫を使った」と供述している。 米津、森田両容疑者が旅行先のタイから大麻を郵送。坂本容疑者が受け取り役だったという。 米津容疑者は元会社員で今春、大学院に入学。森田容疑者は葛飾区職員となる前、同じ会社に勤務していた。坂本容疑者は森田容疑者の中学、高校の同級生で三人は知り合いだった。
[記事全文] 【神戸新聞】
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