[PR]

 映画監督の大林宣彦さんを「名誉教授」に迎えた映画祭「臼杵古里映画学校」が2月13~15日、臼杵市臼杵の市民会館を主会場に開かれる。大林監督は、津久見市出身のミュージシャン・伊勢正三さんの名曲をモチーフに、映画「なごり雪」「22才の別れ」を臼杵や津久見で撮影しており、地元とのつながりが深い。

 映画祭では、大林作品を上映するほか、昨年公開の「野のなななのか」に主演した常盤貴子さんらが参加するワークショップ、伊勢正三さんのライブもある。今年は、野津町と合併して新しい臼杵市が誕生して10年の節目の年。前臼杵市長で今回実行委員長を務める後藤国利さんは「古里のぬくもりと、古里を守る心を改めて確認するイベントにしたい。地域に根ざした映画祭として今後も続けたい」と意気込む。

 映画を通して古里について考えようと企画。「古里映画作家」を自任する大林監督の全面的な協力で実現した。

この記事に関するニュース
  • レコメンドシステムによる自動選択