日本の「国会混乱」に高い関心=議員もみ合う写真1面に―中国メディア
時事通信 9月18日(金)19時27分配信
【北京時事】中国メディアが日本の安全保障関連法案をめぐる国会審議への関心を高め、多くの新聞が18日付の1面で与野党議員が激しくもみ合う写真を掲載するなど大きく報じた。
安保法案が日中関係に与える影響ではなく、日本の国会の混乱や世論の分裂に焦点を当てた報道が目立つ。
共産党機関紙・人民日報系の環球時報は1面トップで「安保法案、混乱に乗じて難関突破」との見出しを掲げ、参院平和安全法制特別委員会の強行採決でぶつかる議員の写真を掲載。通信社・中国新聞社は「日本議員武闘」と紹介した。市民の国会議事堂前での大規模デモの様子も大きく報じ、京華時報は「7割の日本人が反対」と伝えた。
北京日報は「安倍(首相)の強硬な推進が抗議を引き起こした」と解説。人民日報(海外版)は「安保法案が可決しても、日本に将来的な災いを残す」と分析した。
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