液体状フィナステリドの取り扱いの開始


ヨーロッパやアメリカで最近報告されているプロペシアの副作用。これまでに知られていたものに加えて鬱などが加わったのは大きな問題であると思います。さらに精力減退にとどまらず、EDの症状が服用を中止しても継続してしまうのは成分的な問題であるというより服用することで本来作用してほしい毛根部分よりも体の他の箇所で作用してしまうのが問題です。

日本のようにプロペシアが処方されて5年程度しか経過していない国で出ている副作用の数と10年以上になる欧米諸国では所有しているデータや治療実績においても大きな差があることからメーカー自体の発表も違ってきます。」

この問題は既に数年前よりヨーロッパなどでは言われていたことで様々な研究も進んでおります。ところが液体状のフィナステリドの製造中止によってその数が減少してしまいました。ですがそれ以降にも研究を続けていた機関が発表している内容としては精力減退やEDなどの副作用がやはり塗布をするフィナステリドのほうがないというデータを発表しております。

ミノキシジルでも同じで塗布するよりも服用するほうが手間もかからずより高い効果が期待できるのではないかという考えでミノキシジルタブレットの使用が開始されました。所が様々な副作用の出方が顕著だったので薬自体はまだ製造されていても欧米諸国では使用を控えているのが現在の状態です。

ところが日本ではミノキシジルタブレットとプロペシアという服用薬の併用が現在もっとも効果的な手段であると考えられています。5年ほどまえに欧米で実施された治療方法であったものの塗布用ミノキシジルやヘアーマックスの併用に方針転向がされたのにはそれなりの理由があります。それらが今になって表面化しはじめていると考えます。

以前よりブログを読んでいただいている方たちは過去に書いたフィナステリド関連の書き込で実際には経口タイプのフィナステリドよりも塗布用フィナステリドのほうが成分が毛根内部に直接作用する量も効果が高いことをご説明させていただきましたので御存じだと思います。

経口タイプのフィナステリドが毛根部分に到達するのは28%。塗布用フィナステリドの場合には41%というデータが出ています。単純に比べても塗布用フィナステリドのほうが患部で作用するのですが到達率に差がある理由も違います。

経口タイプですと到達しなかった残り72%のフィナステリド成分は体のどこかで吸収されてしまっています。所が塗布用フィナステリドの場合には頭皮表面から毛乳頭をつなぐ毛根の開き具合や老廃物や皮脂のつまり方。さらに塗布の方法によって毛乳頭まで到達しなかった成分が59%となります。

服用して吸収されてしまう72%を御自身の努力でなんとかするということはできません。ですが塗り方が雑で髪に吸われてしまうフィナステリドや塗りムラ(毎日の塗布の仕方)でのロス。塗布したものがより確実に浸透するような毛根の状態を維持することで無駄になっている59%がより多く到達します。塗布用のフィナステリドであれば御自分の努力でその作用を高めることが可能です。

その中でザンドロックスはとても効率的な商品でした。ミノキシジルとフィナステリドを塗布の方法で使用ができるという点です。それが発売中止になってしまったこと。またプロペシアの副作用が深刻である可能性が高まったこと。

それらを踏まえて、液体状フィナステリドを当方でもご手配しようと思います。

現在経口タイプのフィナステリドを御使用の方であれば副作用の危険性を抑えるだけではなくその効果が高まります。この場合には別途、血行促進効果のあるケアを併用いただいたほうがいいと思います。また、現在低周波やレーザーをお使いの方であれば現在のケアに加えていただくと考えていただければ結構です。

昨年の12月の米メリク社の注意書きの変更や今年に入ってからの様々な訴訟などを見た時点でフィナステリドの液体状の製品を取り寄せて試してみました。ザンドロックスと同様にミノキシジルと同時に併用ができるものをと考えておりましたが現在多くの方が低周波を御利用いただいている事もあり、取りあえずフィナステリド単体でも良いのではないかと考えた次第です。

1回の注文でご用意するのが80ミリが2本同封されているものとなります。基本、こちらで2カ月用とされている商品ではありますがこれまでのザンドロックス同様、進行状態や範囲によって塗布量が少なくて済む場合があります。

現在同製品をお試しいただいている方の中には2カ月用が十分4カ月使用できる方もあります。

経口薬とはことなり、どなたでも一錠飲むというものではありません。

過去にフィナステリドに書いたブログを以下でご覧いただけます。この中からAGAやフィナと書かれているものを読んでみてください。

こちらは輸入代行という形でご手配させていただく商品となります。

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