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9月14日

東芝122億円赤字 家電撤退も

東芝は不正会計問題の影響で延期していた、ことし4月から6月の決算を発表しました。最終損益は122億円の赤字。白物家電やパソコン、テレビなどの不振が業績悪化の主な要因です。記者会見した室町正志社長は、海外拠点の集約や新機種の絞り込みなどを打ち出す一方で「国内撤退という判断もあるのかもしれない」と述べ、採算が改善しない場合、撤退する可能性も示しました。また、東京証券取引所は15日付けで東芝を「特設注意市場銘柄」に指定すると発表しました。内部管理体制の報告を義務づけ、改善が見られなければ上場廃止とする厳しい措置です。不正会計でブランド価値が大きく傷ついた東芝。業績回復はまだ見通せません。

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