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■佐藤正久・自民党参院議員(安全保障関連法案を審議した参院特別委員会の与党筆頭理事)

 デモは民主主義のひとつの権利だから、自分の主張を訴える手段として非常に大事だと思っている。反対デモの方が全国各地で起きたことは真摯(しんし)に受け止め、彼らにも法案の中身を説明することを、仮に法案が本会議で成立した後も、しっかりやっていかないといけないと思う。

 一方で、法案成立を応援する方々のデモもあったし、法案が参院に来てから徐々に法案の必要性について「理解する」との数字が上がった調査もある。「理解が不十分」という数字もあったので、反対デモの方々と同様、これから政府・与党一体となって法案の説明を継続していかないといけないと思っている。(特別委の法案採決後、記者団に)