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【元CIA要員の極秘証言(下)】「韓国の中国接近は外交的な間違い」「中国は永遠に排他的な国。信じてはならぬ」

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【元CIA要員の極秘証言(下)】
「韓国の中国接近は外交的な間違い」「中国は永遠に排他的な国。信じてはならぬ」

インタビューに答える元CIA北朝鮮担当のマイケル・リー氏(桜井紀雄撮影)

 「中国は同盟国として、依存できる国ではない。安保問題で中国に依存してはならない。信じてもいけない。体質的に中国は永遠に排他的な国だ」

 韓国が最優先すべき国は「米国と日本だ」と重ねて強調し、「日米に嫌悪感を与えるほど、韓国が中国と北朝鮮に接近するのは、外交的にミスを犯すことだ」とも指摘した。

 韓国世論を日米と離間させ、中国や北朝鮮接近の方向に誘導しようとしているのが「親北左派勢力」だとの認識も示す。

安保法制「世界史的な次元で非常によいこと」

 リー氏が中国に比して、対北問題で重要視するのが、北東アジアの安保における「強い日本」の存在だ。

 安倍晋三政権が推し進める安保関連法案の整備も「(中国など)周辺国は嫌がっているが、世界史的な次元で考えると、非常によいこと。日本はとても、よくやっている」と評価する。

 「北東アジアに強力な国家がいて、はじめて中国を牽制できる。米国1国でやるのは難しい。日本がもっと大きくなり、朝鮮半島も統一されれば、秩序は維持される」

 「(日本が)強くなったとしても、他の国を侵害することなど、あり得ない」とも言う。

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