標高およそ700メートルにある様々な野菜を育てている地元の農園でアルバイトをしています。
(男性)そうです。
(福井)すごいツヤツヤ!シワシワしてないんですね。
美味しいんですか?食べますか?よく。
食べよう。
(男性)出した方がいい。
(一同笑い)辛い!辛ーい!間違えた?間違えました。
トマトみたいに食べちゃった。
辛ーい!この日は朝からどこかへお出かけ。
え?やって来たのは以前福井が参加した蕎麦の会の那須野市雄さん。
そしてもう1人…。
今日は一体どんなキノコなんでしょう?それでね今日採るキノコ…。
大体キノコ採りって…。
聞いた事ある?ハナビラタケ…。
えっ!?とてもデリケートで育つ場所が限られており名人でも見つけるのが難しい貴重なキノコ。
栄養価も高く絶品の味なんだそう。
早速クマよけの鈴をつけて出発。
樹木医?木のお医者さん?
実は上村さん木の事ならなんでも知っている樹木医
(笑い)上り続けて30分。
うわー!ええー!すごい!見つけたのはタマゴタケ。
ちょっと危なそうな色ですが実はとっても美味しいキノコ。
地元ではよく食べられているんだそう。
わっ!すごいしっとりしてる!じゃあいいですか?これ。
あっ下まで採れちゃった。
ああ!ゲット!すごーい!ええー!大きい!辺りにはたくさんのタマゴタケが。
美味しいと聞いたら採らずにはいられません。
わっ!結構採れましたね!そこでこれはうまいんだよ。
これ食べられますか?採ります。
見つけたのはアカヤマドリ。
もうちょっとするとさハナビラタケと同じくらい貴重で味も抜群なんですって。
さらにミズという夏の山菜も収穫。
茎がみずみずしく色んな料理に使われるんだそう。
結局幻のキノコは見つかりませんでしたが同じくらい価値のある山の幸が採れました。
採った山の幸は那須野さんのお宅で料理する事に。
出迎えてくれたのは奥さん智代美さん。
早速山菜の下ごしらえをしていると上村さんがあるものを持ってやって来ました。
(上村さん)ああ!そうそうそう。
去年採ったこれは嬉しい!さあいよいよ今日採ったキノコで調理開始。
まずはタマゴタケを湯がくのですがここで注意する事が…。
(上村さん)そうするとだんだんだんだん出てくるから。
水から湯がく事で中の虫が取れるんだそう。
さすがキノコ名人ならではの知恵。
肉や厚揚げと一緒に鍋の中へ。
タマゴタケの煮込みが出来上がりました。
そして偶然見つけたアカヤマドリはバター焼きに。
いい香りがしてきたところで…。
サクッと。
なんかこう…繊維で切れる感じです。
(市雄さん)そうそう。
エリンギみたいな食感だよね。
茎の皮をむいたミズ。
お湯に入れると…。
えっ!?それを豚肉と一緒に炒めます。
それ何味噌ですか?えっ!
(智代美さん)私たちの手作り。
すごーい!長野では信州味噌が有名ですが飯島の多くの家庭は手作りしているんだそう。
那須野家では自家製味噌と山菜のミズを使った料理がお気に入り。
そしていよいよ松茸。
うわっ!ええーっ?こんな…。
これ買ったら大変な事ですよ。
松茸の香りを生かすため味付けはおしょう油とお酒のみ。
これを…。
うわ〜贅沢!すごい量!松茸ご飯ですね確かに。
(市雄さん)これだけの松茸ご飯を。
炊きたてのご飯に混ぜる。
もうたまりません!うわ〜すごいすごい!
(上村さん)これは食べるのにあごが疲れる。
あごが。
こうして贅沢な松茸ご飯と長野の山の幸づくしの家庭料理が完成!一体どんな味?
(上村さん)ご苦労さまでした!ありがとうございます!よし何から食べようかな?どこからいきましょうか?やっぱあれだな。
タマゴタケだな。
(上村さん)タマゴタケね。
これから。
じゃあいただきます。
うん!美味しい!やっぱり食感が生きてますね。
あと香りもいいですね。
いただきます。
続いてはミズの炒め物。
あんなに炒めたのに。
まだシャキシャキですね!そしていよいよ今夜のメイン。
名人が採った松茸をふんだんに使った松茸ご飯。
いやこんなの食べた事ないかも。
いただきます。
(市雄さん)松茸の香り濃いわこれ。
(上村さん)あごが疲れちゃって松茸が…。
松茸ってこんな味するんですか?すごーい!
(上村さん)松茸っちゅうのはね匂い松茸味しめじって言ってさ本当はしめじの方が美味しいんだけどね。
もう噛むと鼻から抜けますね。
美味しい!あと松茸いち早く秋の味覚を楽しみました。
一方地元で人気の海の家でのアルバイトにも慣れてきたところで時給1000円牧場のアルバイトも掛け持ちする事に。
はあ〜大変そう。
するとちょっと頑張りすぎたのか体重100キロの石本ひざを少し痛めた様子。
牧場のアルバイトは想像以上に重労働。
そんなバイトが休みの日石本はあるものを見に大原漁港へ。
実はこの日は全国屈指の漁獲量を誇る伊勢エビはいすみ市の名産。
産卵期の2カ月間は禁漁で8月に解禁されるのですが他ではなかなか見られない豪快な漁が行われるんだとか。
(石本)うわっ来てる来てる来てる来てる。
うわっ来てる来てる来てる…来てる。
その漁に出る船が動き出しました。
どんどん来るよ。
伊勢エビ漁は公平を期すためまずは全ての船が海上に設けられたスタートラインへ向かいます
そのスタートラインで全ての船が待機
午後1時になったら一斉に漁を開始
早い者勝ちで狙ったポイントを取り合います
さあ漁船がスタートラインに勢揃い。
そして…。
1時になったよ。
行った!来た来た来た来た!すごい煙!うわ〜!うわっすげえ!何?この…。
あっ!うーわ!一斉に…。
ボートレースだねホントにね。
速い速い速い速い。
投げてる投げてる。
狙いの漁場へいかに早く網を仕掛けられるかが勝負の決め手。
午後1時に出発して網を仕掛け翌日の深夜から早朝にかけて網を引き上げに行くんです。
せっかくなので早朝その引き上げの見学に行く事に。
おはようございます。
おはようございます。
こうやって…。
今網取ってるんですか?魚取ってるんですか?えー!出来ます?いいんですか?手伝ってくれんのけ?網に付いた海草を取りながら穴が開いていないかなどチェック。
ご近所の方も毎朝手伝いに集まっているんだそう。
その中には…。
ええーっ!?釣りが好きで!なるほど。
ちょうど適してると。
そうですね。
ハハハハ…。
なるほど。
この日は作業もはかどってそこで獲った伊勢エビを見せてもらいました。
わーっ!入ってる!いや〜すごい!うわっ!こんなウジャウジャと伊勢エビ見るの初めてですね。
いますね〜ウジャウジャと。
(男性)そうです。
市場へ持って行きます。
ご飯食べるんですか?
(男性)はい。
いいですか?
(男性)はい。
というわけで石本もごちそうになる事に。
朝のひと仕事を終え船長の奥さん手作りのおにぎりとさらになんと…!うわ〜。
これ嬉しい!
(男性)何を置いてもこれ。
脚が取れるなど形の悪い伊勢エビは豪快に切ってお味噌汁に!手伝いに来てくれた人たちの朝ご飯として毎日振る舞っているんだとか。
うわ〜!フフフフ…伊勢エビ!ヒヒヒヒ…すごい!うん!うわっ美味しい!ああ〜…うまい。
こんなご褒美が頂けるのも港町ならでは。
(男性)おいでよおいでよ。
はい!…と喜んでいる石本の後ろで船長が魚を並べ始めました。
魚屋さんですね魚屋さん。
(雄志さん)この…鯛とこれ。
そうなんですか?そうそうそうそう…。
頂いていいんですか?うんそう。
持っていって。
ありがとうございます!松本船長の船では手伝ってくれた人みんなにお礼として朝ご飯だけじゃなく網に掛かった魚までくれるのだそう。
さらにすごいものを発見!
(とし子さん)そうそう。
これこんなに大きいんですか?
(とし子さん)ブランド。
ブランドですか?「沖のサザエ」。
こんなに大きいんですか?いすみブランドの特産品として認定されている巨大サザエ。
普通サイズのものと比べるとこんなに違いが!沖のサザエは水深およそ20メートルの沖でしか育たない貴重なサザエ。
その身は甘くやわらかな食感なんだとか。
いすみ市沖でしか獲れない絶品サザエ。
果たしてそのお味は…?石本がもらった魚は全部で6匹。
これはメジナ。
ピンクのやつは?うん。
これのね肝和え。
肝和え!いいですか?肝和え。
船長の奥さんにこの地ならではの漁師めしを教えてもらう事に。
早速今日頂いたカワハギで肝和えを作ります。
あっなるほど。
親からね。
漁師さんの家で代々受け継がれてきた地元料理。
まずは頭を落として肝を取り出します。
大丈夫?きれいでしょ?ほら。
うわ〜ホントだ!肝を流水で洗ったら続いてカワハギの皮を剥ぎます。
いいですか?普通に剥げばいいんですか?そうそうそう。
ホントだ。
ね?今度作る時にほら…。
簡単。
そうそうそう。
ちなみに手で簡単に皮が剥げるのでカワハギという名が付いたそう。
皮を剥いだら3枚おろしに。
それをそぎ切りにしておきます。
下準備を済ませたら水気を切り血合いを取った肝を包丁で叩きます。
そう。
そうそう。
そしてこのあとの味付けがいすみ流。
使うのは…。
みじん切りにしたしょうがと…。
味噌を足してさらに叩きます。
味噌としょうがも入れるんですね。
そう。
でまた叩くんですね。
そう。
ああ〜そうね。
叩き料理が多いですよね。
最後にカワハギの身と和えたら完成。
うわ〜!贅沢〜!これがいすみ流一番のおすすめの食べ方は…これ。
もう一番の贅沢ですよこれ。
いただきます!どうぞ。
美味しい!!ああ〜美味しい!肝をご飯に絡めて食べるのが…。
贅沢これは。
魚のうまみというか肝のうまみですねホントに。
魚も歯応えがあってプリプリしてますし。
大絶賛の石本にお母さんから…。
獲れたやつね。
うわ〜!ブランドね。
いすみのブランド。
沖のサザエです。
でかい!すごい角が長いでしょ?この日獲れたいすみ特産サザエまで頂いちゃいました!1個2000円近くするという高級品。
そのお味は…?いただきます。
はい。
うわ〜!美味しい!歯応えもあるけど噛んだらやわらかいですね。
毎日…。
そうそうおかず。
あげるんですか?そうそう。
オホホホ…。
手伝ってくださってね。
この日石本は移住生活でお世話になった方たちにあいさつをするため集会場へ。
お疲れさまです!お疲れです。
どうもお疲れさまです。
皆さん本当ありがとうございました。
それでは
(一同)よーいよい!するとこの地域に伝わる別れの歌でみんなが大合唱。
(男性)いい年して泣くなさ。
(一同笑い)次週千葉県いすみ市の最終回。
地元の絶品料理が大集結。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
2015/09/13(日) 18:30〜18:57
ABCテレビ1
イチから住〜前略、移住しました〜[字]
3ヵ月間の田舎暮らしに完全密着!
タレントが実際に地方へ行き、空家を探して住み込み、働いて生活。
本当に住むからわかる魅力と苦労をたっぷりお届けします!
詳細情報
◇番組内容
長野県飯島町に移住している福井仁美。バイトが休みのこの日、キノコ狩りに誘われた。役場に申請を出さないと入れない山で、幻のハナビラタケを探す。標高1000m以上の山に登ること30分、タマゴタケを発見。大量に収穫するも、結局ハナビラタケは見つからず。帰り際には「ヤマドリタケだ」これはこれで貴重なきのこ。夏の山菜、ミズと一緒に調理します。さらに、昨年のマツタケも奮発!豪華飯島の山の幸を味わいました。
◇番組内容2
一方千葉県いすみ市に移住しているドロンズ石本。今日は解禁となったイセエビ漁の手伝い日、そのお手伝いに行くと…「伊勢えび漁は時間との勝負だからね」噂は本当だった。手伝った後、獲れたての伊勢えびの味噌汁や、網にひっかかった魚など、手伝う以上にお返しをもらった。さらに、カワハギのキモ和えも食べさせてもらい、いすみの海をまた好きになった石本でした。
◇出演者
出演:福井仁美
ドロンズ石本
ナレーター:小倉久寛
◇出演者2
女性ナレーターとして
竹達彩奈、戸松遥、豊崎愛生、日笠陽子
の人気声優4人が週替わりで登場!
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/ichijyu/
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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