サンデースポーツ 2015.09.13


大混戦のセ・リーグ。
阪神はきのう、再び首位に並んだ。
3.5ゲーム差で追う4位広島。
今シーズン初めて、エースを中4日で先発に抜てきした。
前田健太、今シーズン、阪神には2戦2勝だ。
お願いします。
振り切ったのか。
追い上げたのか。
その前田の立ち上がり。
スライダー。
そして速球。
ともにキレがあり、2三振を奪う上々の滑り出し。
広島は2回、4番エルドレッド。
阪神の先発は岩崎。
自分のスイングで、いい感触で打てたと、2試合連続のホームラン。
前田に先制点をプレゼントする。
ノーヒットに抑えられてきた阪神は5回、5番ゴメス。
ようやくチーム初ヒット。
2アウトとなるが、今成。
2塁1塁と前田を攻める。
阪神は早めの勝負に出た。
そのことばどおり、ここは前田が乗り切った。
一方、広島は6回、2アウト1塁3塁のチャンス。
堂林への5球目に、足で仕掛ける。
キャッチャーはピッチャーへ送球したが、ボールはショートへ。
この間に3塁ランナーが生還した。
前田は3塁を踏ませず、7回を2安打無失点で、リーグトップの13勝目。
首位阪神を圧倒した。
こんばんは。
サンデースポーツです。
9月のマンスリーキャスター、清宮克幸さんです、よろしくお願いします。
お願いします。
清宮さん、きょうのこういう大事なゲームの中で、エースが中4日でも、しっかり結果を出してくる。
監督からしたらね。
もう頼もしい、このひと言ですよね。
そうですよね。
私、登板前の前田投手を取材したんですが、本当に中4日の登板にも、気負った様子が全くなくて、むしろ、ふだんより落ち着いていたんですよね。
堂々としている姿がさすがエースだなぁって、感じさせました。
さあ、中日はきのうの和田一浩選手に続き、同じ19年目の小笠原道大選手が、今シーズン限りで現役を引退する意向を固めました。
日本ハム、巨人、中日の3球団でプレーして、数々のタイトルを獲得した41歳です。
きょうの首位ヤクルトとの試合では、終盤に出番が待っていました。
中日は6回、3番ルナに、チャンスで打席が回ります。
石山のカーブを捉えました。
タイムリー2ベース。
中日が2点を先制します。
先発、若松は、7回まで1失点と好投。
8回も2アウトを取って、4番畠山。
失投だったと、ストレートが甘く入りました。
23号ホームランで追いつかれ、延長戦に入ります。
そして11回、中日はサヨナラのチャンス。
引退の意向を固めた小笠原が、代打で登場。
きのうは決勝タイムリーを打っています。
持ち味のフルスイングからヒットは生まれず、引き分けました。
谷繁監督は、好投手ながら、勝ち投手になれなかった若松について、これまでは1球で勝ちがなくなるという経験がなかったと思う。
最後のアウトをどう取るか、考えてやってほしいと、奮起を促していました。
3位巨人は首位に1ゲーム差。
先発の大竹は、優勝争いの今こそ力を出すと、全力で臨みました。
コントロールがさえ、7回までヒット3本、無失点と好投します。
その裏、大竹の打順で、代打、堂上。
大竹の好投に応えたかったと、2ベースで出塁します。
ランナーが3塁まで進み、坂本。
タイムリーヒットで、貴重な追加点を奪います。
8回、原監督は1塁2塁のピンチで、3人目の山口をマウンドへ。
采配が的中し、ダブルプレーでピンチを切り抜けました。
巨人は3連勝です。
巨人の原監督は、終盤のこの状況で、チームの実力が出ていると思う。
これからも一戦一戦、ベストの状態で全力で戦うと気を引き締めていました。
さあ、気になるセ・リーグの順位なんですが。
ヤクルトが再び単独首位に立ちました。
しかし、上位3チームが0.5ゲーム差の中にひしめく大、大、大混戦。
大、3つきましたね。
本当ですよね、4位の広島も、首位との差が3ゲームですから、本当にどうなるか分からない。
清宮さん、残り20試合を切ってくる、こういうリーグの終盤戦、追う側、追われる側、監督心理ってどういうものなんですか?
その気にさせたいですよね。
その気にさせたい?
私なら、この試合は、こうやって勝つ、あしたはこう勝つ、そうやって予言をしていく。
具体的な予言?へぇ、そうすることで選手も、その気になるわけですか?
いい結果が出たときは効果倍増なんで。
乗っていくと?
はい。
監督の言うとおりにやればいいという気持ちにさせるわけですね?
そうですね、そういう雰囲気を作りたいですね。
ちょっと清宮流がかいま見えた気がします。
ですね。
さあ、パ・リーグにまいりましょう。
パ・リーグです。
西武の秋山翔吾選手は、史上6人目となるシーズン200本安打に、あと1本と迫って、きょうのロッテ戦に臨みました。
秋山は、5年目の今シーズン、不動の1番バッターに成長しました。
注目の第1打席。
ここは詰まらされ、ファーストゴロに倒れます。
続く打席も凡退し、第3打席は5回、勝ち越しのチャンスでした。
とにかくバットに当てようと食らいつきます。
記録は、ヒット。
シーズン200本安打を達成しました。
しかし、秋山の偉業に、先発の菊池が応えられません。
1点リードの7回のピンチ。
ロッテがセーフティースクイズ。
送球がそれて、2塁ランナーもかえりました。
この回、4点を奪われ、逆転されます。
その直後、1点を返し、チャンスで秋山。
201本目となるヒットがタイムリーとなりました。
試合に敗れましたが、秋山は本拠地での記録達成に満足していました。
西武の田邊監督。
シーズン200本安打を達成した秋山について、ずっと打ち続けているのがすごいと思う。
ヒット数がどこまで伸びるか、楽しみだねと期待していました。
一気に達成しちゃいましたねぇ。
本当に。
ということで、秋山選手が達成した、シーズン200本安打、5年ぶりの記録なんですけれど、清宮さん、いかがでしょうか?
どこにその原因があるのか、打てる要因ですね。
息子とちょっとね、一緒に見たこともありますね。
そうですか?へぇ。
テレビを見ながら?
やはりバットが出てくる角度とか、思いっ切り振ってないんだけど、飛距離が出る打ち方とか、すごく参考になるっていうような話をしていましたね。
確かに、げきかんそんなにないですけど、飛びますよねー。
何か、幸太郎選手、言ってました?
ああいう形が理想だといってましたね。
実はこれまで200本以上、打った選手っていうのは、こちらご覧いただきましょうか。
まだね、5人しかいないんですよ。
青木選手は2回も達成してるんですけどね。
ここまできたら最も多くのヒットを打ったマートン選手を超えてもらいたいなと思うんですが、残り12試合であと13本、1試合に1本打てば、記録に近づきます。
十分いけそうですよね。
楽しみですね。
さあ続いては、6連勝と、勢いに乗る首位ソフトバンク。
1週間前には12あった優勝へのマジックナンバーを一気に4まで減らしました。
さらに優勝に近づいたのか、楽天との対戦です。
ソフトバンクは、ウルフが今シーズン初めて先発しました。
1回、2点を失い、なおもピンチで銀次。
ストレートが甘く入りました。
ウルフがいきなり4点を失い、追う展開となります。
それでも好調の打線がすぐに援護します。
3回、先頭の柳田。
2ベースヒットでチャンスを作ります。
その柳田。
トリプルスリー達成に近づく29個目の盗塁。
ミスも誘ってホームにかえってきました。
1点差に迫ります。
このあと同点として、7回はイ・デホ。
154キロのストレートをはじき返しました。
タイムリーで勝ち越します。
ところが、1点リードの9回、サファテが2アウト2塁のピンチを招きます。
ライトの福田が届きませんでした。
頼みの抑えが打たれて同点。
延長戦に入ります。
直後の10回、ソフトバンクは、1塁2塁の勝ち越しのチャンスを作ります。
打席の福田。
9回のまずい守備を取り返したいと、集中していました。
2人をかえす決勝のタイムリー3ベースとなりました。
ソフトバンクは、勝負強さを発揮して7連勝。
リーグ2連覇が近づいてきました。
ソフトバンクの工藤監督。
あすはしっかり休んで、あさっての試合に勝てるよう集中したいねと、優勝へ次の1勝を見据えていました。
日本ハムの先発は有原。
4連敗のチームは、いずれも序盤に先発投手が打ち込まれています。
1点を失い、2回、7番のブランコ。
甘く入ったスライダーを、スタンドの上段まで運ばれました。
有原は3回途中5失点でマウンドを降りました。
打線は4点を追う7回、1アウト満塁のチャンスで近藤。
内野安打となって、3点差とします。
さらに1点を返して、ランナー2人を置いて、代打、大谷。
日本ハムはあと1本が出ず、今シーズン2回目の5連敗です。
日本ハム先発の有原は5敗目。
立ち上がりからしっかりいきたかったが、力が入り過ぎていた。
最後まで修正できず、申し訳ないと話していました。
パ・リーグの順位です。
ソフトバンクの優勝へのマジックナンバーは2。
4位ロッテは3位西武とのゲーム差を2に縮めました。
ということで、ソフトバンクの最短優勝、火曜日となりました。
以上、プロ野球でした。
さあ、次はきょうから始まった、大相撲秋場所です。
スタジオには元横綱・ほくとうみの八角親方にお越しいただきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、清宮さんはきょう、国技館に行ったんですよね?
そうですね、久しぶりに行ってきました。
どんな感じでしたか?
力士とお客さんが一体となっててですね、依然行ったときよりもなんか盛り上がっているような感じがしたんですけど。
おかげさまでたくさんのお客さんに来てもらって、やはり力士がいい相撲、力の込もった相撲を取ると、拍手がもらえる。
そうすると気合いもまた入ってくると、そういう感じだと思いますね、一体感というのは。
今場所も初日から満員御礼。
お客さんも老若男女、特に若い女性の姿も結構目立ちますよね。
そうですね、なかなかなじみのないといいますか、相撲を見たことのない、そういうきっかけ作りをですね、広報部中心に、努力したことが、少しずつ実になってるのかなという思いですね。
それは私も感じましたね。
ああ、そうですか?
もうすてきな女性たちが、たくさんいらしてて。
力士もそしたら、気合い入りますよね?
もちろん入りますね。
男子ですからね。
その秋場所で、36回目の優勝を目指す横綱・白鵬。
初日は八角部屋の小結・隠岐の海との一番でした。
隠岐の海は白鵬に12戦全敗。
それでも隙はあると、策を練っていました。
あっと、はやるか、隠岐の海。
突っかけてしまいますが、作戦は変えません。
踏み込みは隠岐の海、ちょっと引いた白鵬。
左四つだ、上手はどうか、上手はどうか?上手は?巻き替えた、巻き替えて寄り切り。
やはり初日には魔物が住んでいるのか。
隠岐の海がやりました!
ポイントは、白鵬の引き。
分かっていたと、横綱の動きを読んでいた隠岐の海。
前に出て有利な形を作ります。
休まず一気に勝負をかけました。
と言っていましたけれど、親方、褒めたんですか?
ちゃんと褒めました。
本当にきょうは最高の相撲ですね。
解説していいんですか?
もちろん。
左の押っつけですね。
白鵬に十分、身を差させないということですね。
そしてまた、頭が下がってましたよね。
そうすることによって、白鵬が引いてきますよね。
前に出ながらですと、左に入るんですね。
それよりも、先に動いてますね。
これがやっぱり、ふだんの稽古といいますか、夏巡業でよくやったと聞きますんでね、自分が思ってる以上に、体が動いたってことなんですね。
ですから稽古が大事だってことを言いたいですよね。
隠岐の海自身は、取り組みのあとで、相手が引いてくるのが分かっていたので、前に出ることができたという話だったんですけど。
12回も負けてますんでね、そういう負け方もあったんでしょう。
そういうのを覚えてるってことは、大事なことですね、負けて覚える、相撲からですね。
清宮さんは実際に間近で見ていて、どんなことを感じましたか?
私は、待ったのシーンなんですけど、少し違和感というか、横綱が、悪い、見たいな感じで手を出したように見えたんですけど。
こちらのシーンですよね?
そういうふうに感じたっていうことはやっぱり、強気じゃなかったっていうことが、表れたんじゃないですかね。
私はまだ早いよっていう感じな気がしたんですけどね。
でも、あのあと、お客様が大丈夫だぞ、それでいいんだぞ、みたいなそういう声が。
突っかけた隠岐の海に対して?
隠岐の海に対してありましたね。
やはり、目の肥えたお客さんが増えてますんでね、それぐらいの気持ちでいけということなんじゃないでしょうかね。
横綱・白鵬に対しては、普通の立ち合いじゃ勝てないぞと、そういう、突っかけるくらいの気持ちでいけということなんじゃないでしょうかね。
立ち会いはでも、合わせなきゃだめですね。
これで横綱・白鵬が初日で敗れたことで、取組としてはおもしろくなりましたね。
優勝争いという点では、おもしろくなりましたね、この場所は。
目の肥えたお客さんたちが、このあと14日間ということですか。
さあ、その白鵬と先場所、終盤まで優勝を争った力士といえば、鶴竜と照ノ富士です。
横綱として初優勝を目指す鶴竜は栃ノ心と、そして大関2場所目の照ノ富士は碧山と2番続けて、ご覧ください。
自分のペースをしっかりと守りながら、稽古を積み上げてきた横綱・鶴竜です。
いい踏み込み、鶴竜、万全の前まわし、外掛け。
万全の寄り、横綱・鶴竜、白星スタート。
つっと中に入って、万全の体勢を作りました。
詰めの怠りもありません。
踏み込みは碧山。
しかし組み止めて、寄り切りました、照ノ富士の勝ち。
ちょっと立ち遅れたと思われましたが、そのあと落ち着いていました、まわしが引けました。
親方、私にはもう万全に見えるんですけど、この2人の相撲。
鶴竜は万全ですね。
鶴竜、完璧な立ち合いで、左前みつですね。
そして栃ノ心の力が抜ける体勢にしなかったですね。
上手は取らしたんですけども、深かったですね。
それから完璧に相撲を取ったと思いますね。
ただ照ノ富士は、完全な立ち遅れですね。
へぇー。
もうこのへんが照ノ富士のよさっていいますかね、素質のあるところなんですけれども、完全な立ち遅れだけれども、馬力で持っていくと。
この照ノ富士の、あの底知れぬ力っていいますかね、見たような気がしますね。
小さくまとまらないといいますか?
豪快ですね。
私にはそれがたぶん、横綱相撲というふうに見えたんですね。
逆に照ノ富士は、焦って出ようとしたときに、合わなかったんですね。
でも、立ち合いは合わしたところを、やっぱり踏み込まれたっていうことですね。
それでも負けないっていう、馬力があるっていうことですね。
すごいですね、力強さが。
そしてきょう、清宮さんが印象に残った力士、もう一人いるんですね。
こちら、大関・豪栄道です。
大砂嵐との一番、まずご覧ください。
踏み込みは豪栄道。
よく見ている。
ただ、体が離れた。
右が入った。
大砂嵐は得意の左上手。
すくい投げ、すくい投げ。
大砂嵐、残す。
豪栄道出た、渡し込み。
渡し込んで、豪栄道の勝ち。
豪栄道のこの取組、どんなところが気になったんでしょうか?
最後、押し出したところでですね、ラグビーのタックルのような。
こういきましたね?
ひざの裏を引っ掛けたんですけれども、あれってよくあるんですか?
まあ、これが稽古の賜物といいますかね、稽古場でやらないと出てこないんですね。
突き落とし気味にされるときに、足を渡し込みながらもたれていくっていうのは。
これはやはり、稽古場からやっていかないと、なかなか出ないことですね。
ああやることで、自分は残れるし、相手も倒れてくれるんじゃないかっていう、勝利に対する。
執念ですよね。
そうですよね。
先ほどから言うように、稽古場で諦めて、すぐ手をついてしまっては、この本場所ではこれ、出ないんですね。
体に身につけるものですから、稽古場から執念を持って、勝つっていう気持ちで、稽古をやっていくと、本場所の大事なときに出るんですね。
いかに稽古で真剣に、しっかり取り組んでいるか。
そういうことです。
さあ、初日から大きな波乱が起きた場所となりましたけれど、あす以降の戦い、どのように親方は予想していますか?
白鵬がきょう1敗したことで、どうなるかっていうことなんですけど、私はまだまだ横一線だと思いますね。
それだけ白鵬は、精神的にも強いし、やはりこれだけ優勝回数してますんでね、これから立て直してくると思うんです。
そこを鶴竜、日馬富士が横一線でいくと思いますね。
まだまだ、ますますおもしろくなりそうだということですね。
そういうことですね。
親方、きょうはありがとうございました。
失礼しました。
ありがとうございました。
では、中入り後の勝敗です。
新入幕の21歳、大栄翔は黒星スタート。
勢は千代鳳と6回目の対戦で初めて勝ちました。
遠藤は白星スタート。
気持ちの準備が出来ていたと、振り返りました。
妙義龍と栃煌山の関脇2人がそろって勝ちました。
琴奨菊と稀勢の里も勝ち、大関4人は白星スタートです。
さあ、続いてはロード・トゥー・リオ。
まずはこちらです。
バドミントンの国際大会、ジャパンオープン。
女子シングルスの決勝は、18歳、山口茜選手と、20歳、奥原希望選手の日本選手どうしの対決となりました。
世界のトップ選手が顔をそろえたジャパンオープン。
山口は、2年前に、この大会で日本選手初優勝。
奥原は、両ひざのけがから復帰し、3年ぶりの出場で初めての決勝です。
第1ゲーム、山口は今大会好調のネット際に落ちるショットを決めます。
しかし警戒していたと奥原。
しっかり対応し、試合は競り合いとなります。
奥原は、落ち着いて自分のプレーをすると、冷静でした。
連戦の疲れで、持ち味のスピードが落ちた山口を揺さぶります。
第1ゲームは奥原が取ります。
第2ゲームに入っても、奥原は流れを渡しませんでした。
奥原がストレート勝ちで、ジャパンオープン初優勝。
オリンピックまで1年を切り、日本の若手が世界に存在感を示しました。
日本人の選手が表彰台に上るのは、うれしいことですよね。
お客さんも、結構入ってましたもんね。
結構入ってました。
その優勝した奥原選手なんですが、4年前、史上最年少の16歳で全日本選手権を制し、スーパー高校生と呼ばれていたんですよね。
しかし、その後両ひざの半月板を損傷、2度の手術を乗り越えて、つかんだ優勝だったんです。
試合後に話を聞いてきました。
優勝、おめでとうございます。
ありがとうございました。
今、率直な気持ちはどんな気持ちでしょうか?
楽しみですね。
さあ、そのほかにもオリンピック出場を懸けた戦いが続いています。
きょう行われた競技をどうぞ。
新体操の世界選手権団体決勝。
オリンピックの切符は24チーム中、8位以内です。
最初の種目はフープ・クラブ。
躍動します。
続くリボンでも、華麗に舞いました。
日本は2種目の合計で5位。
3大会連続のオリンピック出場を決めました。
バレーボール男子のワールドカップ。
日本は第1セットを失い、第2セット。
23歳の柳田。
得意のサーブで気を吐きます。
さらにスパイクもさえ、終盤まで接戦に持ち込みます。
しかし、最後は、ロンドンオリンピック銅メダルのイタリアの高さに跳ね返されました。
日本はストレート負けで2敗目です。
シンクロナイズドスイミングの、オリンピック最終予選に出場する日本代表メンバーを選ぶ1次選考会。
世界選手権での日本代表の演技を、1人ずつ泳ぎ、技の高さや正確さ、表現力などを競いました。
上位8人は世界選手権の代表10人を含めた来月の2次選考会に進み、11月に新たなチームの代表10人が決まります。
さあそして、この1週間の話題がこちら。
来月1日に発足するスポーツ庁の初代長官に、ソウルオリンピックの金メダリスト、鈴木大地氏の就任が決定しました。
また、馬場馬術の団体と、新体操では個人でも、それぞれオリンピックの出場枠を獲得しました。
清宮さん、この中で気になるところは?
レスリングですね。
レスリング?メダル取りましたもんね、たくさん。
どんなところが気になりますか?
ヤマハのラグビー部、4年前からですけど、レスリングを1年間、フルにトレーニングを取り入れてるんですよね。
ラグビーの練習に?やっぱりタックルですか?
タックル動作といいますか、寝て起きる動作っていうのは、やっぱりレスリングにすごく、ラグビーと近いものを感じたので。
効果はあるんでしょうか?
うーん、ありますね。
その中でも、吉田選手はじめ、女子レスリングはメダルラッシュとなりましたので、ぜひご覧いただきましょう。
32歳の吉田は決勝で苦しみました。
研究されていたと、得意のタックルがなかなか決まりません。
沙保里、慌てるな!慌てるな!
それでも第2ピリオド。
タックルを続けて決め、2対1と逆転します。
吉田は苦しみながらも競り勝って、13連覇と、個人戦200連勝を達成しました。
こちらもオリンピック3連覇中。
31歳の伊調は、圧倒的な強さを見せました。
5試合で1ポイントも奪われずに、10回目の優勝です。
48キロ級では、22歳の登坂。
2ポイントをリードされ、終了直前。
執念で相手のバックを取りました。
登坂は逆転で3連覇を達成です。
また、69キロ級は20歳の土性が銅メダル。
63キロ級では川井が銀メダル。
この大会でメダルを獲得した選手は、オリンピック出場がほぼ確実となりました。
吉田選手、32歳、苦しんで勝利して涙。
そうですね、どんどん苦しくなってるような気がしますね。
ああ、そうですか?
ただ、その苦しみが大きくなった分、喜びが倍増すると、なんか、そういうふうに見えますね。
それがこうやって練習を重ねていく力になってるのかもしれないですね。
オリンピックでじゃあ、ぜひ。
またね。
見たいですね。
またいわたにぜひレスリングをしに、待ってますので。
ラグビーのコーチとして?
それもいいかもしれないですね、強力な。
さあ、そして今週の予定ですが。
日本時間のあす、テニスの全米オープン。
車いすの部のシングルス決勝で、国枝慎吾選手と上地結衣選手が共に2連覇を目指します。
18日からは水泳飛び込みの日本選手権が開幕します。
5回目のオリンピック出場を、すでに決めている寺内健選手の取材に私が行ってきます。
以上、ロード・トゥー・リオでした。
続いて、特集です。
うれしいです、すごいきもちいいです。
今シーズン序盤、オリックスで4番として活躍したカラバイヨ。
ことしの5月、ヤクルトが獲得したデニング。
2人に共通するバックボーン、それは?日本の独立リーグです。
ことし、独立リーグからプロ野球へ来た外国人選手は6人。
新たな潮流が生まれようとしています。
厳しい環境の中、夢を追う男たちに迫ります。
10年前に生まれた野球の独立リーグ。
現在、四国アイランドリーグプラスと、BCリーグの2つのリーグで、12チームおよそ300人の選手がプレーしています。
その中で、増えているのが外国人選手です。
中南米をはじめ、アメリカ、アジア、アフリカなど、世界各地からおよそ50人がプレーしているんです。
ことし、プロ野球に5人を輩出したBCリーグの選手を取材しました。
新潟県のとある食堂。
試合のあと、なじみの店でくつろぐオーストラリア出身の選手たち。
オマカセとは、選手のために用意された、500円の日替わり定食です。
いただきます。
はい、どうぞ!
所属するリーグの平均月収は15万円。
ぜいたくはできません。
食事の手を止めて見つめるのは、日本のプロ野球です。
独立リーグでスカウトの目に留まり、契約を勝ち取る。
それが、共通する目標です。
外国人選手増加の背景には、BCリーグが3年前に行った改革があります。
リーグ活性化のため、契約人数の制限をなくしたのです。
その結果、外国人選手の数は以前の4倍に増えました。
夢を追いかける選手。
背負う思いはそれぞれです。
34歳のメルチャン選手。
ことし、ベネズエラから来日しました。
幼いころからの憧れは、大リーグ。
18歳でアメリカに渡り、マイナーリーグで14年間を過ごしました。
トリプルAで3割を超える打率を残すなど、あと一歩のところまでいきましたが、夢へは届きませんでした。
大リーグへの挑戦を諦めたとき、代理人から提案されたのが、プロ野球を目指す道だったのです。
メルチャン選手の挑戦の支えとなる存在がいます。
母国、ベネズエラに残してきた息子、ヘススくんです。
日本に家族を呼び寄せ、プロ野球で活躍する姿を見せたい。
それが今追いかける夢です。
現在、打率3割を超える活躍。
しかし、プロ野球からのオファーはまだありません。
慣れない環境に順応することで、夢をつかもうとする選手もいます。
ドミニカ共和国出身のペレス投手、23歳です。
6年間のマイナーリーグを経て、ことし来日しました。
武器は150キロを超えるストレート。
その球威は、スカウトからも高い評価を受けています。
頑張って!ペレス投手が最初に戸惑ったのは、日本とアメリカの野球の違いです。
盗塁からピンチを招くことが多かったペレス投手。
ランナーを想定したクイックモーションの練習に、積極的に取り組みました。
日米両国でプレーした岩村明憲監督。
野球文化の違いを、積極的に受け入れる姿勢に、大きな可能性を感じたといいます。
生活の面でも、日本に溶け込む努力を欠かしません。
スーパーに出かけては、いろいろな食材に挑戦。
この日は、初めて、納豆を買ってみることにしました。
ペレス投手が暮らすのは、家賃4万円のアパート。
身長1メートル89センチのペレス投手には、少し手狭なようです。
それでも、どんなことにも前向きに取り組みます。
空いた時間には、日本語の勉強です。
おはようございます。
こんばんは。
憧れのプロ野球の舞台で、輝く日のために。
この独立リーグで奮闘する外国人選手の姿を見て、いかがですか?清宮さん。
彼らが来ることで、BCリーグ全体のレベルが上がるっていうのが、まず一つありますよね。
彼らのプレーに引っ張られて、ラグビーでも、同じような影響力というか、あるんですよ。
外国人選手?
はい。
でも、これでね、そこからさらにプロ野球・NPBのほうに移っていく選手もいるということで、本当に日本のプロ野球の入り口が広くなったことで、全体的に本当に活性化しそうですよね。
そうですね。
ただ、NPBと契約してる選手が、外国人ばかりというふうに聞こえてくるので、日本人選手もやっぱり頑張ってほしいですね。
そうですね。
切さたく磨して、みんながね、頑張ってほしいですね。
さあ、続いては。
トゥデーズスポーツ。
こちら、41歳のイチローは、3回の最初の打席。
ライト前へ8試合ぶりのヒット。
続く打席も内野安打で、第3打席。
1試合3安打以上はおよそ1か月ぶり。
これで大リーグ通算3000本安打まであと70。
まだまだ記録を伸ばします。
日本女子プロゴルフ選手権。
首位の上田桃子は、国内メジャー初優勝を狙います。
前半で順位を落としますが、15番の第3打。
ピンに寄せてバーディーを奪い、トップと1打差に迫ります。
迎えた最終ホール。
上田はバンカーからの第2打。
グリーンに届かなかった上田。
スコアを伸ばせず、2位でした。
優勝は、台湾のテレサ・ルー。
国内メジャー大会3勝目です。
ボクシング、5階級制覇のメイウェザー。
パッキャオとの世紀の一戦以来の試合。
38歳は現役最後と臨みました。
無敗記録を伸ばして、伝説の王者、マルシアノに並びましたが、改めて、これが最後と強調しました。
サッカー女子のなでしこリーグは、年間優勝をかけた上位6位を巡る争いがしれつ。
7位ベルが、5位レッズに挑みました。
ベルの宮間。
勝てば6位に浮上する試合で、前を意識したと積極的でした。
しかし、前半31分。
レッズの19歳以下の日本代表、清家のゴールで先制されます。
後半も宮間を起点に攻めましたが、追いつくことができませんでした。
残り3試合での逆転を誓います。
このほかの結果です。
2位のベレーザが首位レオネッサとの直接対決を制し、勝ち点差1に迫りました。
サッカードイツ1部リーグでは、ドルトムントの香川。
そしてハノーバーの清武がともに先発。
先に見せたのは清武でした。
前半18分、絶妙のスルーパスで、先制点を演出。
10番の清武、けがから復帰し、今シーズン初出場ながら力を発揮します。
一方の香川は、同点の後半22分、逆サイドへ展開。
勝ち越し点となる、相手のオウンゴールを呼び込みます。
試合は香川のドルトムントが逆転勝利。
開幕4連勝です。
そして、プレミアリーグ、岡崎選手のレスターの試合、このあとBS1で午前0時から中継します。
リーグ2点目なるのか、注目です。
サッカーJ2は10試合。
2位のジュビロは2連勝、トリニータは4連敗で最下位。
J3降格の危機にひんします。
各チーム残り11試合です。
さあ、次回のサタデースポーツも、プロ野球に大相撲、J1と盛りだくさんでお伝えしていきます。
そしてサンデースポーツは、ラグビーワールドカップ日本代表の初戦、南アフリカ戦徹底解説ということで、清宮さん、いよいよです。
そうですね、お祭りが始まります。
本当ですね。
そのお祭りを徹底的に解説して、盛り上げていただきたいと思います。
現地のね、盛り上がりの姿をね、試合以外のところもお伝えしたいですね。
お楽しみに。
2015/09/13(日) 22:30〜23:20
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]

秋場所初日!清宮克幸さんが熱気を体感!▽広島マエケン×阪神▽バド山口茜決勝は?▽独立リーグで夢を追う!プロ野球目指すガイジンたち▽リオ五輪へ!最新情報たっぷり

詳細情報
番組内容
▽広島マエケン×阪神! ▽清宮克幸が秋場所体感 ▽バド山口茜 決勝は? ▽独立リーグから夢を 浦和×湯郷 ▽メイ 【ゲスト】清宮克幸,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】清宮克幸,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之

ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 定時・総合

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音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

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