NHKニュース おはよう日本 2015.09.14


おはようございます。
7時になりました。
記録的豪雨となった関東北部と東北南部。
きのう、新たに栃木県栃木市で男性1人、また、茨城県常総市で男性2人が遺体で見つかり、亡くなった人は合わせて7人となりました。
常総市では、依然として15人の行方が分からなくなっています。
きょうも行方不明者の捜索が行われる常総市の上空から、中継でお伝えします。
茨城県常総市の上空です。
鬼怒川の堤防の決壊から4日。
まだ多くの範囲で田畑や住宅が浸水したままです。
住宅の様子、詳しく見てみます。
こちらの住宅街、まだ水に囲まれたような状態です。
カメラを左に振ってみます。
自衛隊や消防の車両が見えてきました。
自衛隊員の様子も見えます。
現場ではヘリコプターでの上空の捜索のほか、住宅を一軒一軒回り、住民の安否を確認することにしています。
茨城県常総市の上空でした。
広い範囲が水につかった茨城県常総市。
けさの様子です。
依然として、15人の行方が分かっていません。
警察は、夜を徹して捜索を行い、きょうも消防や自衛隊などと共に、捜索活動を行うことにしています。
ヘリコプターを使って、上空から行方不明者を捜索するほか、地域の住宅を一軒一軒訪問し、住民の安否を確認することにしています。
常総市では、きのう新たに男性2人が遺体で見つかり、このうちの1人は、栗田要也さんと確認されました。
警察庁によりますと、今回の豪雨では茨城県と栃木県、それに宮城県で、合わせて7人が死亡、10の県で42人が重軽傷を負いました。
茨城県内で避難している人は、少なくとも4200人。
このうち常総市では、少なくとも2800人が避難しています。
豪雨による浸水被害が出てから4日がたち、被害の状況が明らかになってきました。
住宅などの建物が浸水する被害は、茨城県では1万2000棟余り、栃木県では2200棟余りに上っています。
泥水につかった収穫前の稲穂。
農業の被害も明らかになってきました。
茨城県内では、米が5億円余り、白菜が7500万円余りなど、被害額は少なくともおよそ9億2000万円に上ることが分かりました。
しかし、調査が進んでおらず、被害額は今後、さらに膨らむ見通しです。
ライフラインへの影響です。
茨城県では、常総市を中心に、きょう午前5時現在で、およそ1万世帯が停電しているということです。
また浸水した東部地域のすべて、1万1600世帯余りが断水しています。
市では、ほかの自治体の協力を得て、給水作業を行っています。
断水が解消されるメドは立っていないということで、市民生活への影響は、しばらく続きそうです。
この週末、多くの住民が自宅に戻って、後片づけを始めました。
被災地を支援する動きも広がっています。
大量の泥が流れ込んだ住宅に、ボランティアが集まりました。
泥をかき出しては袋に入れ、敷地の外に運び出す作業を、黙々と続けました。
こちらは常総災害FM放送です。
こちらは、被災した人たちに生活に必要な情報を伝える、臨時のFMラジオ局。
きょうから放送を始めます。
そのお風呂ですが、市内にある研修施設、水海道あすなろの里で、おとといから無料開放されています。
堤防の応急的な復旧工事は、宮城県大崎市の渋井川でも進んでいます。
決壊した3か所を土で塞ぐ作業が、きょうの日中には終わる予定です。
常総市では、停電は徐々に復旧が進み、一部の地域では3日ぶりに明かりがともりました。
ついた。
東京電力では、あさってまでに常総市内の電気を復旧したいとしています。
記録的豪雨による住民生活への影響のニュースは、またのちほど、中継を交えてお伝えします。
今の国会の最大の焦点、安全保障関連法案。
与野党の攻防は今週、最大のヤマ場を迎えます。
自民、公明両党は、参議院の特別委員会で、今週17日までに採決を行い、週内に成立を図る方針です。
これに対し民主党は、安倍内閣に対する不信任決議案を提出するなど、法案の成立を阻止することを目指して、あらゆる手段を講じる方針です。
安全保障関連法案は、参議院に送られて、きのうで60日となりました。
このため、きょうから、参議院で採決しなくても、衆議院の3分の2以上の賛成多数で再可決して成立させることができる、いわゆる60日ルールが使えるようになります。
ただ、自民、公明両党は、60日ルールは使わずに、参議院で可決して法案の成立を図る方針です。
与党側は、今週17日までに委員会で採決を行い、週内に参議院本会議で可決し、成立を図る方針です。
自民党の高村副総裁は昨夜、次のように述べました。
これに対し、民主党の岡田代表は。
民主党は、衆議院での安倍内閣に対する不信任決議案を提出するなど、ほかの野党とも連携して、法案の成立を阻止することを目指しています。
この週末も、法案に賛成・反対、それぞれの立場で、集会やデモなどが行われました。
イエス!安保法案。
おとといの東京・新宿。
法案に賛成する人たちで作るグループが開いた集会には、主催者の発表でおよそ200人が集まりました。
安保法制、絶対止める!そうだ、そうだ、そのとおり。
きのう、札幌市内でデモ行進を行ったのは、法案に反対する母親たちのグループです。
主催者の発表で、およそ400人が参加しました。
参議院でのこれまでの議論のポイントを整理しました。
国民の間に法案への反対意見が根強くある安全保障関連法案。
参議院での審議では、政府側が国民の懸念の払拭に努めていると受け取れる姿勢が見られました。
まず、戦争に巻き込まれるのではないかとの指摘に。
徴兵制が導入されるのではとの声には。
ただ、参議院で審議入りする直前、野党側の反発を呼ぶ発言がありました。
この発言については。
さらに共産党は、防衛省の統合幕僚監部が作成したとする資料を示したうえで、次のように話しました。
政治部の瀧川記者に聞きます。
今週が最大のヤマ場ということですが、具体的な日程はどうなってるんでしょうか?
参議院の特別委員会では、きょう、安倍総理大臣も出席して、午前9時から午後5時ごろまで、集中審議が行われたあと、あすは中央公聴会、あさって16日には午後、横浜で地方公聴会を行うことが、すでに決まっています。
これを受けて与党側は、地方公聴会まで終えれば、審議時間はおよそ100時間となり、採決に向けた環境が整うとして、その日のうちに国会に戻って、締めくくりの質疑を行い、翌17日までには、委員会で採決を行いたいとしています。
そして19日から大型連休が始まることもあり、政府・与党内には、連休に入れば反対集会が活発になって、不測の事態が起きかねないという懸念もあり、遅くとも18日金曜日までに、参議院本会議で可決して、成立させる方針です。
国民の世論も割れていますが、政府・与党はどう臨むんでしょうか。
安倍総理大臣は先週、国民の命と幸せな暮らしを守るため、決めるときは決めていただきたいと述べています。
政府・与党としては、反対意見が根強くあることは認めつつも、今の国会で成立を図る考えに変わりはありません。
きのうの山形市長選挙で、自民、公明両党などが推薦する候補が勝利したものの、法案に反対する候補者と競り合う展開となったことも踏まえ、気を引き締めて終盤国会に臨むとしています。
そして来年の参議院選挙などを念頭に、法案成立後も、引き続き有権者への説明を尽くす必要があるという声が出ています。
そして一方の野党側ですが、具体的にはどのような戦術を取ろうとしているんでしょうか?
民主党や維新の党などは、憲法違反の法案を強行採決し、成立させることは認められないとして、法案の成立阻止を目指し、足並みをそろえつつあります。
今後、衆議院での安倍内閣に対する不信任決議案、参議院での安倍総理大臣に対する問責決議案を提出することも含め、あらゆる手段を講じる方針です。
また、今週も国会周辺など各地で、連日、反対集会が予定されていて、こうした動きとも連動して、廃案を求める世論を盛り上げたい考えです。
安全保障関連法案は、歴代内閣が憲法上認められないとしてきた、集団的自衛権の行使を可能にすることなどが盛り込まれ、国会審議でも合憲か違憲かという憲法論争が続いてきました。
戦後日本の安全保障政策の大転換となる法案を巡る与野党の攻防は、今週、重大な局面を迎えます。
政治部の瀧川記者でした。
次は、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る動きです。
沖縄県の翁長知事はきょう記者会見し、名護市辺野古への移設を進める政府の姿勢が改めて明確になったとして、仲井真前知事が行った埋め立て承認を、取り消す方針を正式に表明することにしています。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、政府と沖縄県は、1か月にわたって集中協議を行ったものの、対立は解消されず、移設先とされる名護市辺野古では、おととい、沖縄防衛局が移設に向けた工事を再開しました。
これを受けて沖縄県の翁長知事は、きょう、県庁で記者会見し、名護市辺野古への移設を進める政府の姿勢が、改めて明確になったとして、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認を取り消す方針を、正式に表明することにしています。
この中で翁長知事は、埋め立て承認を取り消す方針を決めた根拠や、今後の手続きなどを説明するものと見られます。
前の知事が行った埋め立て承認を巡って翁長知事は、去年12月に就任後、第三者委員会を設置して、承認の過程などを検証し、承認には法律的なかしがあるとする検証結果を得ていました。
翁長知事は取り消しに向けた手続きを直ちに始めることにしていて、今後、移設計画を巡る政府と沖縄県との対立が、一層深まることも予想されます。
東京電力福島第一原子力発電所では、新たな汚染水対策として、建屋の周辺などからくみ上げられた地下水が、きょう初めて、海に放出されます。
国と東京電力は、新たに発生する汚染水の量を、半分程度に減らせるとしています。
福島第一原発では、地下水が建屋に流れ込んで、毎日300トンもの汚染水が新たに発生しています。
これを抑えるため、建屋の周辺に掘ったサブドレンと呼ばれる井戸などから、地下水をくみ上げて、海に放出する計画で、国と東京電力はきょう午前、初めて放出することにしています。
放出を始めるのは、去年8月以降に試験的にくみ上げ、放射性物質を基準を下回るレベルまで取り除いた4000トンの地下水です。
4日間程度かけて原発の港湾内に放出し、その後も地下水のくみ上げと浄化・放出を繰り返していく計画です。
また、地下水が海に直接流れ出すのを防ぐため、護岸沿いに遮水壁と呼ばれる鉄の壁を打ち込む計画も進めています。
一連の対策によって、新たに発生する汚染水の量を半分程度に減らせるほか、海の汚染も抑えられるとしていて、汚染水対策は大きく動き出すことになります。
一方で、地元からは、トラブルが起きた際の影響などを心配する声が出ていることから、国と東京電力は厳重な監視の下で、放出を行うとしています。
中東などからの難民や移民の流入が続くドイツでは、この週末も、1万人以上が南部の町に到着しました。
政府は、到着する難民の数を抑えるため、国境での検問の導入に急きょ踏み切りました。
ドイツでは、内戦が続くシリアなどからの難民や移民の流入が続いていて、ハンガリーを経由した難民が到着する南部のミュンヘンには、12日だけで1万2000人以上が到着しました。
ミュンヘンでは、体育館などの受け入れ施設が満員となり、この週末は駅で過ごす難民も出るなど、混乱が広がりました。
こうした事態を受けて、ドイツのデメジエール内相は13日、緊急の会見を開き、到着する難民の数を抑えるため、国境での検問の導入に踏み切ったと発表しました。
検問は当面の間、南部のオーストリアとの国境で重点的に行われ、ドイツ鉄道も、現地時間の14日朝までの間、オーストリアを結ぶ列車の運行を停止する措置を取りました。
デメジエール内相は、こうした措置は受け入れ態勢を立て直すまでの一時的なものだとしたうえで、ドイツは今後も難民の保護に関するEUなどの基準を守っていくと述べました。
ドイツでは、難民の急増は各自治体の受け入れ能力を超えているとの声が上がっていて、デメジエール内相は、14日に開かれるEU・ヨーロッパ連合の内相会議で、各国に難民の公平な受け入れを、改めて求める方針です。
一方、EUは、ドイツの対応について13日、声明を発表し、ドイツが置かれている状況は、各国が難民問題への対応で一致することの緊急性を浮き彫りにしているとして、14日の内相会議で、EUが求める難民の受け入れの分担に、各国が合意するよう求めました。
ここからは再び、関東や東北での記録的豪雨についてお伝えします。
大きな浸水被害を受けた茨城県常総市。
市内にある小中学校では、月曜日となったきょうも、授業を行えない所があります。
復旧への動きはどうなっているのか、中学校から中継です。
常総市の北部にある、石下中学校です。
堤防が決壊した現場からは、北4キロの所にあります。
この中学校も大きな被害を受けました。
浸水によって、一時的に孤立した状態になっていたんです。
校舎の中は、浸水の跡が残っています。
そして、水はこちら、この高さまで達しました。
そして浸水時の状況はどんな状況だったのか、職員が撮影していました。
水はあっという間に中学校に押し寄せました。
先週の木曜日、堤防が決壊した昼過ぎには、すでに校舎に水が押し寄せていました。
そして午後4時ごろ、校庭は一面、濁流の川のようになります。
当日は、学校は休校、生徒はいませんでしたが、周囲は完全に水没し、詰めていた教職員ら19人が残され、孤立状態になります。
校舎の中にも水が入り込んできます。
生徒名簿やパソコンのデータなど、重要な資料をなんとか2階に避難させて、一夜を明かしました。
教頭の中澤千佳子先生です。
中澤さん、孤立したときというのは、どんなお気持ちでしたか?
たくさんの職員が残っておりましたので、全員が無事帰宅できるか、それから周りがすごい状況でしたので、生徒たちが安全に過ごしているかというのが不安でした。
生徒たちを思うと、不安な気持ち、強かったですか?
ものすごく心配でした。
ありがとうございます。
水は次の日には引きました。
それから3日、しかしまだ授業を再開できる状況ではありません。
こちら、ここは校長室です。
汚れたものは外には出されましたが、まだ泥が残っています。
そして隣は職員室です。
職員室は、このような状況です。
このあとしっかりと消毒をしなければ、生徒を迎えられる状態ではありません。
常総市内には19の小中学校があります。
程度の差はありますが、10校が同じような状況で、きょうとあすの休校が決まっています。
そして、およそ2500人の児童・生徒に影響が出ています。
教育委員会では、電気と水の確保、そして登下校時の安全が確立されれば、学校長の判断で授業を再開させていきたいとしています。
石下中学校から中継でした。
今回の豪雨によって、常総市の住民たちには、これまで経験したことがない、数々の苦難が襲いかかりました。
自宅が浸水し、避難を余儀なくされた、ある家族を取材しました。
自宅が浸水した神宮恒夫さんです。
妻の真由美さんと、娘の美空さんと共に、避難生活を続けています。
あの日、恒夫さんは職場にいましたが、真由美さんと美空さんは、決壊した堤防から1キロの自宅にいました。
あっという間に数十センチまで水位が上がり、身動きが取れなくなったといいます。
その後、2人はヘリコプターで助け出され、避難所となっていた常総市役所で、恒夫さんと合流しました。
この避難所で、思いもよらない事態が起きます。
決壊した堤防からおよそ9キロ離れていた市役所が浸水。
避難していたほかの400人と共に、建物に閉じ込められてしまったのです。
ようやく周囲の道路の水が引き、外に出られるようになったのは、避難から2日後。
市役所の駐車場は水につかっていたため、車はすでに使えなくなっていました。
どうしても自宅の状況が気になる神宮さん。
なんとか知り合いを通じて車を借り、見に行くことにしました。
水浸しになっていると思われる自宅の復旧作業をするため、器具をそろえます。
ところが、ひさぶりのじたくは、神宮さんの予想を超える状況になっていました。
ぬかるみを歩き、扉を開けると。
うわぁ。
辺り一面、泥で覆われ、床下深くまで入り込んでいました。
しかし、ほとんどの家財道具が大きな被害を受けている現状を目にした神宮さん。
すぐに復旧してここで生活することは難しいと感じていました。
豪雨災害から、なんとか命を取り留めた住民たち。
その前に、さらなる厳しい現実が立ちはだかっています。
将来の生活を見通せない被災地の人たちを、どう支えていくのか。
今後の大きな課題です。
ここまで、豪雨災害についてお伝えしました。
では次です。
北陸新幹線が開業して、きょうで半年です。
石川県には、開業効果で、大勢の観光客やビジネス客が訪れ、これまでにないにぎわいを見せています。
しかし、専門家が行った最新のアンケート調査では、新幹線離れにつながるかもしれない、意外な結果が明らかになりました。
北陸新幹線が開業して半年。
これまでに利用した人は420万人を超え、去年、在来線の特急を利用した人のおよそ3倍に上っています。
一方、利用客を奪われた地元の小松空港。
羽田便を利用した人の数は、この半年間で、去年の同じ時期より3割から4割減り、明暗が分かれました。
しかし、今月専門家が行ったアンケート調査では、ある意外な結果が明らかになりました。
交通機関と人の往来の関係について研究している、金沢大学の藤生慎助教です。
この半年間に、北陸と首都圏を、北陸新幹線や飛行機などで行き来した1000人に、アンケート調査を実施。
このうち、北陸新幹線を利用した人に、次に利用したい交通手段を複数回答で尋ねた結果、次も新幹線と答えた割合は15%に留まる一方、次は航空機と答えた割合は85%に上りました。
新幹線を利用した人が、強い不満として挙げたのが、乗車時間の長さです。
北陸新幹線のうち、かがやきは、東京と金沢を最も速く2時間半で結びます。
しかし、このかがやき、ビジネス客を見込んで、朝と夕方以降の限られた時間しか運行していません。
一方、1時間に1本ペースで運行しているのが、はくたか。
しかし停車駅が多く、東京・金沢間の乗車時間は3時間ほどかかります。
そして、最も不満が強かったのが。
車内で携帯電話やパソコンなどの通信機器がつながりにくいことです。
今、トンネルを通過しています。
タブレット端末は、圏外になっています。
北陸新幹線は、トンネル区間が全体の44%を占め、その間、通信機器が使えません。
東海道新幹線では、すべての区間で通信が可能で、首都圏とを結ぶ新幹線のうち、通信環境の整備は、北陸新幹線が最も遅れています。
一方、利用客を取り返したい航空会社。
この新幹線の弱みをついて、全国の地方空港に先駆けて、新しいシステムを導入しました。
新幹線と比較したときに、機内でWi−Fiが使えるっていうところは、非常に大きな利点だと思ってます。
Wi−Fiの告知というのも、しっかりやっていきましょう。
航空機にアンテナを取り付け、上空の衛星を経由して、地上基地と通信。
離着陸時を除き、飛行中、インターネットやメールのやり取りができるサービスで、ビジネス客などに好評です。
北陸新幹線開業から半年。
飛行機と新幹線の競争が、激しさを増す中で、どのように利用者の利便性を高めていけるかが、注目されます。
北陸新幹線のトンネル区間の通信環境について、JR西日本金沢支社は、具体的な工事計画はありませんが、携帯電話の通信環境の改善に向けては、JR東日本と連携しながら、国や通信会社と検討していきたいとしています。
埼玉県警の巡査部長が、埼玉県朝霞市の住宅で男性を殺害したとして逮捕された事件で、事件が発覚する前日、巡査部長と見られる男が、男性の自宅のインターホンを、繰り返し押していたことが分かりました。
警察は、巡査部長が留守かどうかを確認して住宅に侵入したものの、中に男性がいたことから殺害に至ったのではないかと見て、いきさつを調べています。
浦和警察署地域課の巡査部長、中野翔太容疑者。
殺人などの疑いで逮捕されました。
今月4日、朝霞市の住宅で、元タクシー運転手の寺尾俊治さんが、首を絞められて殺害されているのが見つかりました。
警察の調べによりますと、寺尾さんは今月3日から4日夕方の間に、首を絞められて殺害されたと見られていますが、3日に中野巡査部長と見られる男が、寺尾さんの自宅のインターホンを繰り返し押していたことが、カメラの画像の記録から分かりました。
警察は、中野巡査部長が、留守かどうかを確認して住宅に侵入したものの、中に寺尾さんがいたことから、殺害に至ったのではないかと見て、いきさつを調べています。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
まずは大リーグ、田中将大投手の速報ですね。
地区2位のヤンキースは、首位ブルージェイズとの直接対決。
大事な試合を任された田中投手が、12勝目を挙げました。
田中はチームの5連敗ストップを託され、マウンドに上がりました。
1回、2アウト2塁。
スライダーで三振。
ピンチをしのぎます。
続く2回。
けん制、速い!
すばやいターンと、正確な送球で、タッチアウト。
ピッチングでも、回を重ねるごとに、キレが増しました。
強打のブルージェイズ打線を、7回、ヒット4本無失点で12勝目。
エースの好投が5連敗中のチームを救いました。
ヤンキースはシーズン残り20試合。
逆転での地区優勝には田中投手の力が欠かせません。
さて、続いては大相撲秋場所、初日から波乱がありましたね。
歴代最多の36回目の優勝を目指す横綱・白鵬が、小結の隠岐の海に敗れるスタートとなりました。
白鵬、場所前に部屋の工事で土俵が使えず、出稽古での調整を強いられました。
初日は小結・隠岐の海。
これまで12戦全勝の相手です。
踏み込みは隠岐の海。
ちょっと引いた、白鵬。
左四つだ、上手はどうか、上手はどうか?上手は、巻きかえた、巻きかえた、寄り切り。
白鵬、初日黒星スタート。
首を横に振りました。
隠岐の海がやりました。
白鵬は、巻きかえで体が起き上がっちゃったと、振り返っていました。
4大関はそろって白星。
横綱の鶴竜は小結の栃ノ心を退けました。
次はプロ野球ですね。
大きな記録が生まれましたね。
西武の秋山翔吾選手が、史上6人目となるシーズン200本安打を達成しました。
秋山は5年目の今シーズン、トップバッターに定着し、ヒットを積み重ねてきました。
シーズン200本安打まであと1本に迫った第3打席。
内野安打で、シーズン200本安打を達成しました。
次は、阪神のマートンが持つシーズンの最多安打記録、214本の更新に期待です。
スポーツでした。
続いて気象情報です。
けさの東京・渋谷は、秋の雰囲気ですね、渡辺さん。
そうなんです。
けさはとっても過ごしやすいです。
もう爽やかな、からっとした心地のよい北風が吹き抜けていく感じがします。
涼しい空気が、けさは全国的に流れ込みました。
すっかり秋だなという感じもします。
服装も秋モードで、この時間は、まだ羽織るものが必要ですが、このあと日中も爽やかな秋晴れに恵まれます。
では、天気図からご覧ください。
きょうは日本海から高気圧が移動してきます。
広く高気圧に覆われて、予報はこうなります。
北から南まで晴れマークが並んでいますね。
ただ関東や北日本はやや雲が多く、不安定な所もあります。
沖縄の先島諸島も雨や雷雨でしょう。
では、詳しく時間ごとに見ていきましょう。
特に北海道は午後、急な雨に気をつけてください。
局地的には激しい雷雨のおそれもあります。
そして現在、北海道、日本海側を中心に、竜巻注意情報が出ている所もあります。
落雷や突風にもご注意ください。
そして夜は、関東北部など、東日本の内陸も局地的ではありますが、雨の降る所がありそうです。
続いて日中の気温です。
沖縄から東海地方は30度くらいまで上がる所もありそうです。
関東甲信と北陸、東北は25度前後、北海道は20度前後、朝晩との気温の差が大きいでしょう。
そしてきょうは空気が全国的にからっと乾きます。
きょう午後3時の湿度は各地で40%から50%台の所が多くて、名古屋は34%、爽やかな空気に包まれそうです。
この爽やかな秋晴れ、あすまで続きます。
けさお伝えしているニュースです。
東京電力福島第一原子力発電所の新たな汚染水対策として、建屋の周辺などからくみ上げられた地下水が、きょう午前、初めて海に放出されます。
国と東京電力は、これによって新たに発生する汚染水の量を半分程度に減らせるとしています。
難民や移民の流入が続くドイツ。
国境での検問の導入に急きょ踏み切りました。
ドイツでは、内戦が続くシリアなどからの難民や移民の流入が続いています。
ミュンヘンでは体育館などの受け入れ施設が満員となり、この週末は駅で過ごす難民も出るなど、混乱が広がりました。
こうした事態を受けて、ドイツのデメジエール内相は、到着する難民の数を抑えるため、国境での検問の導入に踏み切ったと発表しました。
検問は当面の間、南部のオーストリアとの国境で重点的に行われ、ドイツ鉄道も現地時間の14日朝までの間、オーストリアを結ぶ列車の運行を停止する措置を取りました。
今週の主な予定です。
2015/09/14(月) 07:00〜07:45
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NHKニュース おはよう日本[字]

▼関東・東北の記録的豪雨、被災地の状況など中継まじえ詳しく▼安全保障関連法案、今週後半が最大のヤマ場に。与野党の攻防は?▼北陸新幹線開業から半年。見えてきた課題

詳細情報
番組内容
▼関東・東北の記録的豪雨で捜索つづく。被害の現状と復旧、支援の動きを現地から中継をまじえ詳しく▼安全保障関連法案、今週後半が最大のヤマ場に。与野党の攻防は?最新の動きを解説▼きょう北陸新幹線の開業から半年。見えてきた課題は・・・。▼まちかど情報室は、お年寄りの生活をサポートする便利なグッズを紹介。ひとりで背中に湿布を貼れるアイデア商品も登場。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭

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